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2010/10/31

TOMMY & Quadrophenia 1989 & 1996

2010/11/9(火)深夜1:00 @wowow

ザ・フーのコンセプト・アルバムの代表作2作のダイジェスト的な番組です。本タイトルはDVDでも“ライヴ・コレクション:四重人格&トミー”としてリリースされていて、そちらは7時間近く映像が収録されています。今回のOAは1時間弱ですから、どこを取っても残念ながら中途半端としか言えません。ザ・フーの事を知っている人が、「ああ、やってるから見てみるか」くらいの気楽な気持ちでBGMとして流す程度に見るのが正しいかもしれません。

少なくとも“ピンボールの魔術師”を熱唱するエルトン・ジョンは見られます。彼らを知らない人が見た場合、コンセプトアルバム2作のごく一部だけですから、何が何だかストーリーは全然分からないかもしれません。僕自身は2作とも好きだし、「トミー」に関しては映画版本編と怒涛のてんこ盛り特典全体を訳したので、一部だろうと何だろうと頭の中に音と映像が立体的に浮かんできますが。

という消化不良のプログラムですが、いわゆるロックオペラのさきがけでもある彼らに触れた事がない人でも、1時間ですから、見ても悪くないかと思います。

映画はさきほど書いたようにTOMMYは「トミー/TOMMY」。Quadropheniaはアルバムの邦題は“四重人格”で、映画は「さらば青春の光」です。

ザ・フーというバンドは知らない人には入りずらいバンドという印象があるかもしれません。でも、そういう場合、どういう事が多いかというと…。奥が深い。「一見さんお断り」(漢字合ってるかな?というより、ここで使うのが違うか…。まあいいや。)的な面がある気がします。要するに彼らの懐に入ってしまうと、とても心地よく、幻想の世界を旅する事ができる。と、僕は思います。知らない人にぜひ知ってほしいバンドの1つ。できれば、のめり込むほどに聴いてほしいバンドです。

彼らの作品では↓なども字幕を付けています。
ライヴ・イン・ボストン
DVD発売日: 2004/09/23

★↓それからWOWOWでの過去作のリピート情報↓★
ニーナ・シモン ライブ イン ’65 & ’68
2010/11/1(月)深夜2:10

マーヴィン・ゲイ ライブ・アット・モントルー 1980
2010/11/2(火)午前7:00

ロックン・ロール・ホール・オブ・フェイム25周年記念コンサート
ロックの創造者たちの音楽祭
2010/11/2(火)午後4:45

リチャード・マークス ライブ・イン LA 1987
2010/11/2(火)夜11:50

ライオネル・ハンプトン ライブ・イン ’58
2010/11/4(木)午前9:40

リック・スプリングフィールド ライブ・イン LA 1982
2010/11/4(木)午前10:55

ティナ・ターナー ライブ・イン・リオ 1988
2010/11/8(月)午前9:20

ジェームズ・ブラウン ライブ・フロム・ハウス・オブ・ブルース 1999
2010/11/8(月)午前10:40

クインシー・ジョーンズ 75歳記念コンサート
2010/11/9(火)午後4:50

エレクトリック・ライト・オーケストラ ライブ・アット・ウェンブリー 1978
2010/11/10(水)午後4:40

R.E.M. レトロスペクティブ 1984-2004 at BBC
2010/11/12(金)午後0:50

ビヨンセ ライブ・イン・ヴェガス
2010/11/18(木)午前6:10

シン・リジィ Live and Dangerous 1978
2010/11/20(土)深夜2:20

ブライアン・アダムス ライブ・アット・スレイン・キャッスル 2000
2010/11/26(金)午前11:35

2010/10/31 07:47 | 翻訳作品(音楽) | No Comments

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