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2010/09/10

The Stones In The Park @IMDB
ザ・ローリング・ストーンズ ハイド・パーク・コンサート 1969

2010/9/14(火)深夜0:35 @WOWOW
2月に書いたストーンズのライブがWOWOWでOAされます。素材は新たにリマスターされたもので、字幕は日本コロムビア版のもの。僕が作ったバージョンの字幕です。

ミック・ジャガーはブライアン・ジョーンズの死を悼みシェリーの詩を朗読しました。

僕は22歳の時、中学時代の友達を亡くしました。僕は年末の生まれで、その日は僕の誕生日でした。中学卒業以来、初めての同窓会(兼忘年会)をやろうという事になって、その幹事をやったのが彼でした。彼の父親はベトナムで戦死したアメリカ兵。母親が日本人のハーフでした。彼は父親に会った事がなかったか、あっても記憶にはなかったでしょう。英語は話せず、当然、僕達は日本語で話しました。教室の両端にいて、目で会話するような友達でした。

その彼が幹事をした同窓会は無事行なわれ、無事終わったそうです。無事終わった後、徒歩で帰宅していた面々が激突音を聞きました。彼が乗ったバイクが電柱に激突した音でした。その電柱は僕の家の横のもの。彼はまさに僕の家の前、僕の部屋の下で死にました。僕の22歳の誕生日に。

この日、僕は内定をくれた会社でアルバイトをしていて、その同窓会には出られませんでした。12月の初めに「次にやる時は必ず行くよ」「本当に久しぶりに会いたいね」と話したのが、彼との最後でした。

彼の事故を聞かされた時、僕の頭からは“Dirge Without Music”(音楽のない葬送曲)というエドナ・ヴィンセント・ミレイの詩がずっと離れませんでした。悔しくて悲しくて、涙が止まりませんでした。

ミックが朗読している詩の字幕を作っている時も、僕の頭の中にはエドナの詩がありました。

Dirge Without Music(エドナ・ヴィンセント・ミレイ作)

I am not resigned to the shutting away of loving hearts in the hard ground.
So it is, and so it will be,
for so it has been,
time out of mind:

Into the darkness they go,
the wise and the lovely.

Crowned with lilies and with laurel they go,

But I am not resigned.

Lovers and thinkers, into the earth with you.
Be one with the dull, the indiscriminate dust.
A fragment of what you felt, of what you knew,
A formula, a phrase remains,

But the best is lost.

The answers quick and keen,
The honest look, the laughter, the love,

They are gone.

They are gone to feed the roses.
Elegant and curled
Is the blossom.
Fragrant is the blossom.
I know.  But I do not approve.
More precious was the light in your eyes than all the roses in the world.

Down, down, down into the darkness of the grave
Gently they go, the beautiful, the tender, the kind,
Quietly they go, the intelligent, the witty, the brave.
I know. But I do not approve. And I am not resigned.

stones_in_the_park.jpg ハイド・パーク・コンサート
このパッケージのソフトが僕の字幕版です。
DVD発売日: 2002/12/11

2010/09/10 09:54 | 翻訳作品(音楽) | No Comments

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