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2010/06/02

shaolinking_front_s.jpeg 「少林武王」(2001)
ジェット・リー(=リー・リンチェイ<李連傑>)の後輩(弟弟子)、呉京(ウー・ジン)主演の本格武闘系アクション。1話約45分で全22回。字幕の枚数にすると1万1500枚少しの北京語の連続ドラマでした。これもダブルトランスレーションで、中国語(北京語)→北京語寄りの日本語→日本語→チェック→完了という流れで作業しました。

ストーリーは当時の資料から転載します。物語の時代背景は明朝末期。明(中国)は政治の腐敗、国を売った密使、外民族の侵略などで国は混乱していた。倭寇の領主、大島正雄はワイロなどの卑劣な手段を使い、国家の反逆者で貪欲な童大宝と手を組む。以前から戚家軍の功績を妬んでいた童大宝は、愚かな皇帝をそそのかし、天下の戚家軍は解散させされ、戚継宇は投獄されてしまう。

童大宝の陰険なやり方、そして彼が倭寇と手を組んでいる事を皇帝に訴えるため、戚家軍の将軍8人が自殺する。8人の将軍が血で書いた手紙を童大宝から守ろうと、戚継光の息子、戚少正とその従兄弟達は少林寺に避難した。

北少林を主宰する至一方丈は戚少正を弟子にし、曇志と命名した。しかし、少林寺から追放された僧侶、曇非はそれを童大宝に密告してしまう。童大宝は錦衣衛達と少林寺に乱入し、「曇志を出さなければ少林寺を破滅させる」と脅迫した。主君の後継ぎを守るため、懸命に敵と戦う僧侶達。悪の化身となった童大宝は少林寺に火をつけ、至一禅師は焼死してしまう。死の間際、至一禅師は武術に長けた数人の僧侶に曇志を南少林にある圓照方丈のところへ送り届けるように命じた。

こうして曇志と従兄の三脚は南少林への旅に出る。道中、彼らは幾多の苦難に直面する。迫る童大宝の手の者達。ロマンティックな恋も散りばめられている。山の中で美しい小尼に救われるハンサムな曇志。小尼に恋する曇志だが、戚家軍の重大な任務を負う彼は、小尼への想いを心の底に秘め、南少林へ向かうのだった。

追っ手から逃れた曇志と三脚は、まもなく劇団に迷い込む。そこには愛情深い白荷と紅蓮という姉妹がいた。姉妹に好意を抱く2人。彼らは美女を救い出す英雄の劇まで演じる。優しい劇団の姉妹に助けられつつ、復讐を胸に誓う曇志は離れていくしかない。一方、のんびり屋で怠け者だが心優しい三脚は、毎回、美女達に心を奪われる。

こうして多くの人々に助けられ、守られ、苦難を1つ1つ乗り越えた2人は、ついに南少林寺の圓照のところに辿り着く。
そこで曇志は法名を法正に改名し、素晴らしい仲間達と出会う。その中には男装した日本人、河野華子もいる。曇志は彼女とも親友になる。復讐のために無敵の武術を体得し、仲間達と戚家軍の再建に成功した彼は倭寇を打ち倒し、童大宝を殺し、国や家の恨みを晴らすのだった。

しかし、法正の恋の行方は?

小尼、白荷、紅蓮、そして華子。性格こそ違うが、4人とも可愛い娘達。少林寺に落ち着き、千百年来の仏法を胸に、法正は誰を選ぶのだろうか…。

さらにプロダクションノートからの抜粋ですが…。

少林の武術の歴史は長く、「南拳北腿」(=武術の一種)という言葉を知らない人はいない。少林寺は昔から人の心の聖地で1940年代から少林寺の映画が続々と作られ、国内外を問わず人気を博し、若い世代に影響を与えた。80年半ば、“少林の歌”が復活し、李運傑(リー・リンチェイ<英語名:ジェット・リー>)の“少林寺(82)”が中国全土で人気を呼び、少林寺はさらに伝説化していった。現在も呉京が少林寺の物語を演じ続けている。映画版“少林寺”では主人公が家の復讐のために出家したが、“少林武王”では国の恨み晴らすために少林寺の武僧となる。復讐のために少林寺に入る点は同じだが、法正には戚家軍の重大任務がある。卑劣な大臣に陥れられる人々の悲しみがある一方、庶民の家の出身である主人公が好きな女性と結ばれるという喜ばしい展開もある。この作品には映画“少林寺”の出演者が数多く登場している。

という作品です。ワイヤーアクションは少なく、本物の武闘が随所に登場し、笑い(気の抜けた笑いですが)もふんだんに散りばめられた娯楽編です。

正直言って仕事だから全部見ましたが、全体で15時間以上ありますから、仕事でなければ見なかったでしょう。でも全部見ると、やはりハラハラするし楽しいし、いわゆる生身のアクションっていいよ~。と思いました。ドラマとしては思いっきりゆるいですが、キレのよいアクションは本物です。それから主人公の従兄の名前が三脚というのですが、その名の通り微笑ましいキャラで楽しいです。レンタル店にも並んでいると思うので、よかったら見てみて下さい。

DVD発売日: 2003/12/26

2010/06/02 06:14 | 翻訳作品(テレビ) | No Comments

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