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2009/05/24

すごいタイトルです。こんなタイトルのコラムを書くとは数年前には夢にも思っていませんでした。

活字離れ。その結果、洋画の字幕版も敬遠されがちという論調があります。あると思います。では、それをどうするか。(1)放置。(2)活字離れを防ぐ対策を考える。

字幕演出家としては(2)を選びます。そうしないと仕事がなくなっちゃいますからね。

では考えます。えっと、まず前回のコラムの終わりに書いた事も対策の1つです。言葉選びを慎重にする事。そして、それを吟味する楽しみを世間に伝える事です。

人類が以心伝心の超能力を備え会話が無用にでもなれば別ですが、会話は文明社会において不可欠です。同様に活字も不可欠です。いくら活字離れが進んでも、活字(というか文字)自体が消滅することはあり得ないでしょう。文語は口語の分身のようなものです。

言葉を吟味しすぎると「理屈っぽい」とか「揚げ足とり」と言われる危険もありますが、言葉を無造作に使いすぎると「無能」と言われる危険があります。どちらの危険も避けたいもので、さりげなく知性を隠し、バカになったふりをするのがベストでしょうか。

とにかく総合芸術とも呼ばれる映画を吹替版だけで鑑賞してしまっては、やはりもったいないです。こういう僕も吹替版で映画を見る事はあります。子供の頃はテレビで放映される吹替版を夢中で見ていました。吹替版も好きです。セリフの情報の集約度も字幕版より高いと思います。でも、総合芸術の要素にはキャストのセリフも含まれます。画面の演技は俳優、音の演技は声優で鑑賞するのとは、やはり違います。字幕版と吹替版の両方を鑑賞するのが理想かもしれません。でもそのためには2倍の時間が必要になりますし、映画館で見る場合は入場料も2倍になってしまいます。結局、総合芸術としての映画鑑賞には字幕版が向いているということになるでしょう。(って、単純化しすぎていて強引かな?)

次に考えるのが字幕の弱点である情報の目減りを減らす方法です。ここからは長いので、今後、追い追い書いていきます。

2009/05/24 02:46 | 字幕.com | No Comments

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