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2009/03/29

素敵なダンス公演を観てきました。

鈴木レイ子先生構成・振り付け・演出 「Assemblage  Ⅲ ~風の鞄・椅子通り~」

私は昔前田清実先生のカンパニーにいました。清実先生とレイ子先生はかの有名な名倉加代子先生の名倉ジャズダンススタジオの2トップでした。その後清実先生は自分の世界を確立し、レイ子先生は自分の世界を持ちつつも、名倉スタジオの看板になってます。

さて今回の公演、1部は竹邑類さんの原作を舞踊で表現しています。とても難しく、理解はなかなかできないですが(出ている人たちも難しかったといってましたが・・)、でもなんかとてもいいものが私の心の中に残りました。竹邑先生のコメントを見ると、「いつも坐る椅子、坐っては考える、長く短い人生。彼らはカバンの中に忘れた、いいえ生まれた美しい出来事を踊ります。」と書いてあります。舞台には黒い天使、白い天使も出てくるので、もしかしたら死もテーマに入っているのかなと思いましたが・・。

こういう作品は(いわゆるコンテンポラリーですが)私も清実先生や他のモダンダンスの先生の時にやりましたが、ちゃんとテーマがあって、想いがあって、流れているものはあるけど、ストーリーではなく、もちろんセリフなどの説明するものがあるわけではないので、舞台で表現したものがどれだけ客席に伝わるかはほんとうにわかりません。たぶん全部わかるのは絶対無理だと思いますが、でも一人一人のお客様がそれぞれの何かを感じてくれたら・・・という気持ちで踊ってます。

ダンスというと最近はヒップホップやベリーダンスなどが流行ってますが、私がずっとやってきたダンスは心を表現する、踊りを通じて何かを伝えるものです。人間の、女性の悩み、苦しみ、不安、喜び、希望・・・いろいろなものを表現してきました。こういう踊りが好きなのはやはり元が役者だからかもしれません。

もちろん普通のJAZZDANCEでかっこいい振りを踊るのも大好きです。思い切り踊ると心も体もスカッとします。

今回も2部は「Jazz in Jazz」と素敵なjazzダンスのオンパレードでした。

最近は少し目立たなくなりましたが、こういうコンテンポラリーダンスやJazzダンス、まだまだ続いてほしいし、復活してほしいです。

芸術的なダンスの作品、みなさんにも機会があったら是非観てほしいです。

私も昔のようには踊らなくなりましたが、踊りを通じてたくさんのものと、人と、出会ってきました。そしてたくさんのことを教わりました。

歌、芝居と同様、踊りも自分の一部としてずっと関わっていきたいと思います。