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2016/01/04

復活一発目の投稿をしてから、ずいぶん月日が経ってしまいましたすみません。。みなさまどのようなお正月をお過ごしでしょうか。
私は今一時的に住んでいるヨーロッパの西の果てにて、まったくお正月ムードが無いので普段は進んでは観ない紅白が無性に観たくなり実家の両親にFaceTimeでテレビ画面を映してもらってパソコンで鑑賞しながら(画質悪くてアKBとか誰が誰かわからへん)おせち作りの大晦日に、生後4週間の赤ちゃんのいる友人宅に子連れで上がり込んでカウントダウンの年越しでございました。

さて、たいそうにネガティブな話題が続きそうな終わり方をした前回(数ヶ月前。汗)でしたが、とりあえず今回は”スポーツに比べてクラシック音楽への注目度が低すぎる”という事に嘆いてみたいと思います。

昨年の秋、ピアノの世界のオリンピックのようなコンクールが開催されました。5年に一度なのでオリンピック以上かもしれません。
その名も、ショパンコンクール。

近頃は、世界規模で注目度の大きなコンクールは一次審査からネットでLIVE配信され、youtubeなどを通じてどこでも見る事ができます。世界の最高峰規模のコンクールでは、一次審査とは言っても、その時点で世界中から我こそはと応募してくる若者たちから音源審査(DVD審査)を通過した上に現地で行われる予備審査を通過した人達ですから、レベルは高いです。 幽白の暗黒武術会が日本音コン(日本国内のコンクールとして最高峰の権威を誇り登竜門的な存在)ならショパンコンクール級のコンクールは魔界トーナメントみたいなもんです。戸愚呂弟すごすぎみたいに思ってたらB級妖怪やったみたいな感じで、世界中の国々の屈指の芸大やら音楽院やらで、こいつはダンっっトツ弾けるッ!みたいな人がウワア〜っと百何十人も集まって、一番ショパン上手いのは誰だ!?とか一番ロシア物うまいのは誰だ!?って決めるんです。
10月は、このライブ配信を最大音量でつけっぱなしにして、キッチンの換気扇にも洗濯機のスピンのガタガタにも子供の雄叫びやテレビの音にも負けず耳をそばだてて家事をしておりました。

ショパンコンクールほどの歴史と規模と注目度を持ったコンクールは世界中にいくつかあり、それぞれのコンクールは3〜5年に一回程度ですので、毎年ひとつずつぐらいはヨーロッパとアジアのどこかで大きなコンクールがある、みたいな感じです。昨年はピアノでは、第17回ショパンコンクールがポーランドのワルシャワ交響楽団コンサートホールにて、第9回浜松国際ピアノコンクールが浜松のアクトシティ浜松にて行われていました。

ここで、思うのが、
この規模で!このレベルで!このコンテスタント達の命の賭け具合でっ!!

テレビ中継ぐらい無いんかいっ!?

という事です。前述のようにLIVEネット配信はあります。けど、そんなんここ10年くらい?やっとです。スポーツでいうなら、世界選手権とかワールドカップに相当するイベントが、まったくテレビ中継とかされず、もし日本人が優勝しても、ちょろっと夕方のニュースで流れる程度です。 スポーツなら特番が組まれて夜のニュースの後のゴールデンまったりタイムに大々的に生中継されたり専門の評論家が解説したりですが、ショパンコンクール特番なんて有り得ません。クラシカルなジャンルで、かろうじてテレビ中継があるのは私の知る限りではローザンヌ国際バレエ・コンクールぐらいです。
金メダルを取ったら国や各スポーツの連盟や団体からも報奨金が出るらしいですが、コンクールで優勝して帰国しても誰もそんなんくれません。

原因は、なんなんでしょうね。。スポーツも芸術も、やっている人は命をかけてやってるんですが、観聴衆からは娯楽であるという事は一緒だと思います。 スポーツのように勝ち負けのはっきりしているもの(個人的にフィギュアスケートは少し芸術的な要素が入るので、あまりはっきりとは見えない場合もあると思いますが)に対して、芸術は、判りにくい、大衆に理解してもらいにくい(=見てて楽しく無い…んでしょうなあ。涙)というのも勿論あるでしょう、それと同等に、クラシック音楽が企業や世の中の資本主義さと密接では無いという事も原因かと思います。それだけ付随して動くものの範囲が小さいんしょうね。
クラシックの音楽家が企業に就職してコマーシャルなどに出演し生活を保障されながら日々練習しレッスンを受けてコンクールを受けるなんて事は、私の知る限り有りえません。外見やタレント性重視で活動している極々一部の演奏家で、事務所に籍を置き芸能人と同じように活動している方もいますが、日々切磋琢磨してコンクールを受けたりはしないし、実力は二の次なのが現状です(さらりとやっかんでみる)。

アジアは西洋クラシック音楽が自国の文化では無いので、馴染みの薄い人が大半、国が保護に積極的で無いのも仕方の無いことなのかもしれませんが、ヨーロッパでもクラシック音楽離れが加速しているといいます。 嘆く〜〜嘆きたい〜〜嘆かざるを得ませんっ!! でも何ができるかって?子持ち主婦には親子コンサートをして少しでも小さい頃から生演奏に親しんでもらう、、ぐらいしかできない。。

2016/01/04 06:11 | 未分類 | No Comments

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