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2008/10/27

今日は、ショパンのバラードの2番、というものを私的に紐解いてみたいと思います。
この曲は、昔大雨か洪水か呪いかで沈んだお城の物語を水の精がうたうだかなんだか、そんな内容で、テクニックはそんなに(って言うには難しいけど…)なんですが、なんとも精神面で難しい曲です。

バラードってのは物語性がある曲のことなので、それゆえ暗黒面が漂う曲が多いんですが、ショパンのバラ2はクラシック界に数あるバラードの中でも最も諦めの境地的なダークさが際立った曲だと思います。私としては、水の精オンディーヌのうたう悲しい城の物語よりも、空を歩く人アナキン(*1)が、ダースベイダーになるまでの物語、エピソード2と3あたりが浮かびます。曲の中に穏やかな部分と激しくとげとげしい部分が有るのですが、穏やかな部分もダーク。棘トゲしいところもずっとダーク。弾き手も自分の暗黒面を見つめなおし、それを曲に込めて表に出さないと、なかなか感動的な演奏になりません。現代日本社会に揉まれながら生きるオトナであれば、誰でも多かれ少なかれ暗黒面はお持ちだと思うのですが、それを最大限に極端化して精神的露出狂にならなければならないのです。
感情を振り切って狂ったような感じ、というともうダースベイダー化が完了しててちょっとシューマン入ってきてしまうので(シューマンのソナタ2番は、私的にクラシック界ナンバー1の狂気の沙汰の曲です)、あくまで、普通の状態で、でも普通の状態だからこそ耐えられないくらいの深い悲しみやら妬みやら羨望やら、それら全てを諦めたり、はーもーどーでもええわ疲れたわ…的な絶望の境地とか、諦めたときに出てくる妙な安心感など、とにかく暗黒面。小品とはいえなかなかに壮大な曲があっけなく終焉を迎える最後のフレーズでは、アナキン…辛かったね苦しかったね…これでやっと暗黒面に身を委ねられるね、たとえそれが一時のそして間違った形の安息だとしても…と涙してしまうのです(…)。

ちなみにルークたん(*2)な曲は、まだピンと来たことがありません。ルークたんは、映画では真の英雄、フォースの世界に新たな秩序と安定を与えた伝説のジェダイとして終わっていますが、原作?小説の続きでは結局暗黒面に落ちたり妹に最強ジェダイの座を奪われたり幽霊とかスパイとか変な人ばっか好きになってなかなか結婚出来なかったりいろいろ踏んだり蹴ったりなので、なんだかあまりに情けなくていやまたそのヘタレさが最高に受け受けしくて好いんだけど!

そんな踏んだり蹴ったりな曲には今のところ出会っておりませんで。。。

今週の萌

*1 空を歩く人アナキン

ご存じSW史上もっとも愛し合った(お互いに叫びあってたからな)師弟の弟子の方の人。

*2 ルークたん

SW史上最強最大(いや最少か)の受。EP5でソロ船長と見つめあったあの数秒間は伝説。ビバ公認CP!公式身長170センチらしい。スピルバーグ監督の構想段階では女性だったらしい。ぜひ女体化(女性化では無く)も見てみた(強制終了)

2008/10/27 04:07 | 腐女子的音楽解釈 | No Comments

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