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2012/05/10

mimasumiyakyokugoma1

これは 私 三増 巳也の持っている 曲独楽の中でも

最大クラスの もので

だいたい直径が 40数センチあります

重さも800g近いので

結構気を使います

 

製作していただく先生から

貴重な物なので くれぐれも慎重に扱う事を

約束している曲独楽です…

 

さて最近の 曲独楽というのは

実に いろいろな 色形が 増えて

ずいぶん 鮮やかになってきました

 

三増 紋也師が テレビ出演の機会に もっと 回転する様子を

わかりやすく お客様に 目で楽しめる方法をと

新しく考案した 柄が この 渦巻き柄だったのですが

 

江戸時代から 曲独楽の柄は

中国伝来の 陰陽五行説に基づく 五色と

色柄とも 決まっていました

 

うちの師匠を含め 各芸人諸先輩が昭和の戦争敗戦の後

アメリカ進駐軍との共存を求められて

特に

日本特有の 江戸期からの芸は

みんな 変更を迫られる事になった時期があります

 

GHQ アメリカ進駐軍の キャンプ

横田基地や横須賀など

今でも雰囲気が残っている場所もありますが

 

今では想像もつかない 場所

私がいつも 父 源氏太郎から聞くのは

 

目黒 雅叙園です

 

ここは かつて 「昭和の竜宮城」と 称して

憧れの 宴会と結婚式場でしたが

 

戦後すぐに アメリカ軍の事務所として 接収され

美しかった回廊も 軍靴のまま 出入りできるようにと

すべて はがされて

飾ってあった 美術品もめぼしいものは 持ち出されたという事でした

 

ううむ

 

返還されてからの 復旧が とても美しく仕上がっていて

今では 昔話として 聞く事も 稀となりました

 

やがて90周年を迎える 目黒雅叙園…

ここの階段は昭和10年当時の もとのまま 残っているので

 東京都有形文化財に指定されているとのことです

 

ああ 東京

 

私は 出てきたから 思うのだけれど

 

文化の 親しみやすさ

これは 東京の 最も 誇るべき 姿であります

 

世界にも 自慢していい事です

 

アメリカ ニュージャージーのコマ製造会社The Toy Crafter 社長の Donさんが

日本のそういうところを すごく褒めていた事が

今ようやく しみじみ 理解できるようになっています

 

Donさんも高齢になられて 今ではコマの回し方を

幼稚園などへ 実演に行かれることを ライフワークにされていますが

 

人生の先輩の

いろいろな 思いを受けて

私も少し 形にしていくことを 始めました

 

10年前 愛媛県の内子町に引っ越したから

私も ここで 地域にシミコム活動を 開始します

 

今までは あちこち伺って

局地的に 心の交流をしてまいりましたけれど

 

この内子町に タネを植えたいと思います

 

こども の ための 心地よい 場所と そのかたわらに 愛らしい 品と 安らぎを…

2012/05/10 09:36 | 巳也芸談, 生き方 | No Comments

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