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2014/04/30

思わない事で とてもイヤな感情を抱え込む…

それは 凄く心の負担になりますし 毎日の暮らし方にも直結します

今回は そういう「気持ち」の話です

 

A. つらい経験が 原因となった時と

B.自分の失敗が元になる場合では

ずいぶん傷つき具合が違う事がわかりました 

 

(自分の場合ですが)

 

A.本当につらい経験の場合 やりきれない感情となって 心の深い部分に蓄積されます

 

B.自分の失敗が原因だと その後の行動自体に直接関係が出てきます

 

間接的には生まれたときから 直接的には芸人として 芸に関わって生きてきましたので そのABが表面的に現れるのは

私の場合 日常の態度の方に出ておりますが

曲独楽の舞台にも 場面構成や演出を考える基礎の部分の骨組みと関係が出ます

 

 

Aは人の生き方の理想に関係するくらい 重たいことなので なかなか変更が利きません

Bの方で調整をする事が日々の生きる糧にもつながって これは どうやら 生きがいというプラスイメージを持つものにチェンジが可能なようです

 

色々な失敗談がどなたにもあり

その失敗は とても心にひびくものです

 

私にも失敗談があります

 

温厚な紋也師(3世)のお怒りを買った事…

本当によくおぼえています

今でもあの時の苦い苦い思いは忘れていません

 

細かい失礼は ものすごくたくさんありますので省略…

 

入門後 初めての海外公演がN.Yという(1993年)ラッキーな私

有頂天状態の私の曲独楽の舞台上での取り扱い方は とてもザクザク荒っぽいものでした

 

その海外公演で ご一緒した方のパーティーがホテルで開催されましたので

紋也師に呼ばれて 曲独楽公演の後見として一緒に出演しました

 

変わらない美しさと気品ある 紋也師の曲独楽の風格と

横に居させていただく 新参者の私では 天地の違いがあり

舞台上ではそれがまた お客様にはお楽しみとなっていましたから

公演も それはそれは楽しくさせて頂く事が出来ました

 

問題は その後です

 

ああ 書いていくのが つらいですねえ

 

連載を休みたいくらいイヤ…

(^^;)失敗とは そういうマイナス効果たっぷりですなあ

 

私の有頂天が なくなったのは この経験が元です

 

お客様である方 仮に iさんとします

 

iさんから 後日 紋也師あてに 郵便物が送られてきました

 

私の所に 師匠から電話があり 「すぐ来られるかい?」

 

紋也師のお宅は 当時 すごく粋な 新宿区納戸町でした

神楽坂と隣り合わせの地域で

裏千家の東京事務所や 勅使河原映画監督のお宅など すぐご近所で

当時の日本ハム上田監督や 女優FじMなみさんや 志ん朝師…お歴々がいらっしゃったのです

 

急いで紋也師宅へ伺うと

 

珍しく 怒られました

「おまえさんは 慌て物なんだよ」

 

今でも よく 口のある部分から この時の事を思うと 苦いものが染み出てくるんですが…

今日も出ました おお 胃にこたえる

 

そう

小道具を 演技終了後 控え室に忘れて

iさんが 公演の感謝の言葉を添えて 私の小道具を送ってくださったのでした

 

本当に 本当に

寝られないほど 苦い感情が生まれて

この時 私は思ったのでした

 

二度とするまい

 

たったこれだけの話ですが

 

曲独楽の小道具は 替えが利きません

個人の身体の特長によって その道具も違うので

忘れたから貸してもらうとか

お店で買ってきて間に合わせる

 

そんな道具では無いからです

 

特に 入門当時 私の為に

紋也師が 直接ご自分の手で 作ってくださった小道具で

とんでもなく貴重な品でしたから

本当に 申し訳なく

 

ものすごく落ち込んだのでした

しかし この経験こそ

道具に対するこだわりを生むきっかけであり

その後の舞台構成の考え方の基礎の基礎となり

どういう風に 曲独楽を取り扱いたいかという 自分の理想をはっきり形にするという 責任の取り方を考える最初の出来事でした

 

貴重な体験でした

 


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