2013/09/26

日本を飛び出し、世界トップクラスのチームで研鑽を積む
日本人シンクロスケータがいます。順番に紹介していきましょう。

今回は、アメリカ・ボストンで活躍する小川 真理恵(おがわ まりえ)選手。

OgawaMarie

アメリカはシンクロナイズドスケーティング発祥の地であり、長い歴史を持つチームが多くあります。
(シンクロ自体が1956年から始まったとされているので、長くても60年程なわけですが。)
小川選手が所属するのはヘディネッツ(Haydenettes)という、全米選手権で21回優勝(1984年から)してきた強豪チームです。

Wikipedia(英語)

世界選手権では。ここ数年ブロンズメダルを連取。これからますます注目したいチームです。

小川選手は、日本の神宮IceMessengersGraceのチームでシンクロを始め、2011ー2013の2シーズン世界選手権に出場。
シンクロにのめり込んだ小川選手は、ヘディネッツチームのオーディションを受け、見事合格。
まだまだレギュラー争いもありますが、今後の活躍が楽しみです。

★チームサイト 小川選手紹介

★小川選手出演 Xperia CM

2013/09/25

こんにちは、シンクロのみわです。
今日は滋賀県のシンクロ教室の紹介です。
コーチは東京シンクロ(元東京女子体育大学クラブ)チームから世界選手権に出場し、
その後、2007年に開催されたアイスガールズからシンクロコーチを始めた岩崎美佐さん。

■発表会
日時:2013年10月20日 (日) 18時45分~19時45分
場所:大阪 守口スポーツプラザビバスケート
   観覧場所はリンクサイドのみ。

※入場無料

出場予定はなんと4チーム!!!
守口エンジョイシンクロ・関西シンクロLovrsOG・関西シンクロLoversびわこ・関西シンクロLovers守口の4チームです。

この発表会の問い合わせはリンクではなく、
info@kansai-synchro.com
にお願いします、とのことです。

守口スポーツプラザ

2013/09/22

シンクロスケートのみわです。ご無沙汰しておりました。
9月1日に東京で行われた大会の結果報告です。
神宮シンクロナイズドスケーティングチームのジュベナイルとジュニアのチームが出場しました。

競技結果
(大会結果>Figure Skating>地方競技会>東京)

2013夏季ジュニア 神宮チーム

神宮チームのサイト

2013/09/22 07:36 | 大会情報 | No Comments
2013/08/28

2013 World Synchronized Skating FS-7 Team Sweden 1

日本を飛び出し、世界トップクラスのチームで研鑽を積む
日本人シンクロスケータがいます。順番に紹介していきましょう。

今回は、スウェーデンで活躍する木内 千彩子(きうち ちさこ)選手。

スウェーデンには、「Team Surprise」という、シンクロでは世界的に有名なチームがあります。
これまで2000年から開催されている世界選手権では、6回優勝、4回準優勝。 名前の通り、どのシーズンも観客を驚かせる演技をみせてくれます。

木内選手は、日本の神宮IceMessengersGraceのチームで1シーズンを終えたのち、単身でスウェーデンに飛び、
今シーズンで3シーズン目に入ります。言葉にも慣れ、スウェーデン流のシンクロも板につきつつある彼女の
今シーズンが楽しみです。

★2013年 世界選手権 Team Surprise フリー
演技の構成変化の素早さ、フォーメーションの複雑さが見どころです。
そしてこの演技は特に衣装に注目!!!!

http://www.youtube.com/watch?v=U2ZULxTWnmg

★Team Surpriseのホームページ

http://www.landvetterkk.com/surprise/

★木内選手の過去取材記事など

http://www.japanskates.com/interviews/Depth/Chisako_Interview_jp.htm

https://m.facebook.com/note.php?note_id=206167062885828

2013/08/22

シンクロスケートは、なかなか生で観る機会がありませんが、
近くで見ると、一層の迫力があります。
16人もの大人数が同時に同じ方向に滑ることから、リンクサイドで観戦すると
風を感じることができます。
くるくると変わるフォーメーションは、万華鏡のようだという人もいれば、
隊列を組む鳥のようだとも、魚の群れが大海原を泳ぎ回るようだとも表現されます。

選手としても、第六感に近いセンスを磨いて、ターンのわずか一瞬に確認できる他のメンバーの
位置やスピード感、滑っている具合を感じ取って、ユニゾンを生み出すわけで、
鳥や魚のような一体感を目指しているといっても、間違いではないかもしれませんね。

さて、近々大会に出場するのは、ジュベナイルとジュニアチームです。
夏休みに仕上げた新シーズン向けプログラムの初のお披露目です。
夏季ジュニアという、東京で夏に毎年開催されるフィギュアスケートの大会に、
2チームが出場します。

出場日時や詳細は、下記サイトでご確認ください。
http://www.jsfresults.com/

日 時:2013年 9月1日(日) 10:30 – 10:45
場 所:東伏見ダイドードリンコ 
入場料:大人 1000円、小学生 500円

※棄権等により、時間帯が多少ずれることがあります。

2013/08/22 09:26 | 大会情報 | No Comments
2013/07/26

こんにちは!元シンクロスケータのみわです。
前回に引き続き、競技者としてのシンクロのおもしろさを解説しましょう!
(※もちろん、個人の体験に基づくので人により異なります。)

■16人の一体感
カップル競技(アイスダンスやペア)では、「ユニゾン」という表現で
ふたりの一体感や同調具合を評価することがありますが、
シンクロはその8倍のユニゾンをみせるというのをお題目に頑張っているわけです。
速度や歩幅はもちろん、膝や足首の使い方一つ、ダウンアップの呼吸、
踏み込みの速度、といったことも気を遣います。
各自シングル選手としての癖もあるわけで、チームで意識しないと、なかなか揃いません。
シーズン初旬は、新たなメンバーが加わったり古株が抜けたりで、
チームの一体感は、まだまだ。1シーズンかけて醸成していきます。
全日本に挑む頃には、例えばブロック(ビデオクリップ参照)の最初の踏み込みで、
16人の息があっていることを滑りながら感じることができるようになります。

■競技紹介
シンクロナイズドスケーティング PART3 by 神宮シンクロナイズドスケーティングチーム  「ブロックとサークル」

2013/07/26 08:02 | 競技解説 | No Comments
2013/07/15

先月末で現役引退したので、選手目線でのおもしろさは、日が経つにつれ忘れてしまいそうです。

ちょっと寂しいですが、10年続けてきた今だから書ける競技のおもしろさをお伝えしたいと思います。

 

今日はまず1点目、「思いがけず頭を使う競技」というのを説明します。

泳ぐシンクロに比べ、体すべてが見えてしまうので、すべてのボディーパーツの動きがシンクロする必要があります。

踏むステップ、腕のつなぎ方はもちろん、手の平や腕の上げ下ろしのニュアンス、顔の向き、表情、肩や腰の向き、

歩幅、フリーレッグの使い方といったものが、曲の細かいテンポまで定められた上、

16人の隊形の中での自分の位置、リンクの中における隊形のあるべき位置・速度、といったものを

演技の理想を皆と共有しながら、常に同じではない16人の滑り・氷の具合を意識した上で、

対応しながら滑るという、なかなか頭を使う競技なのです。

■予測力

他人の滑る方向やスピードを予測する力も必要です。何せ足元は滑っていますから、足前の上手さが

コントロール可能範囲を決めるとはいえ、限界があります。

例えば、スピードを落とすことなく、スムーズな隊形変化を実現するには、

3列の先頭のずれがどうであって、リンクに対してどういう角度で、どの曲のタイミングで

リンクのどこら辺にいなければいけない、といった調整をして、全員がまず理解に努めます。

さらに、あっと思った瞬間には次の隊形になっている、というスムーズさを見せつけたいのです。

隊形変化の瞬間には、難しいステップや回転動作が加わるため、「次はあの子の隣ー!」と

ずっと「あの子」を見つめているわけにも、いかないのです。「理想の動作を考えると、あの子は

これぐらいのスピードでこう動いてくるはずだから、私はこれぐらいのスピードでこの辺を狙って

入り込もう」、とか考えながら滑っているわけです。

■数学や物理のセンスも。。。

風車のように回転するウィール(Wheel)という技では、すべての羽(列)が均等な幅で滑っている必要があります。

隊形の中にいて、外から綺麗に均等に並べているかというのは、結構分かりにくいものです。

この辺は訓練と俯瞰力が問われます。

もう一つのキーワードは、遠心力。上手な遠心力の利用が、一番外周を滑る人のスピードを助け、スムーズな滑りを実現します。

この「張り」を習得するには、言語に尽くせぬ経験が必要です。

そして、ウィールには「移動する」という技があります。隊形を崩さず回転しながら、移動します。

移動の法則は、やもすると数学と物理の授業です。これも理屈を習得して体現できるようになるには、

結構時間がかかります。でも、一人が理解しただけではできないので、チームとしてできるようになるには、

年単位での取り組みが必要です。練習中は、思わぬ遠心力で転んでフェンスまで吹っ飛ぶということも

時折見かけます。。。

 

■競技紹介ビデオ 誰か一人になったつもりでビデオを追いかけるなんてイメトレもあります。

シンクロナイズドスケーティング 予告編

シンクロナイズドスケーティング PART1 by 神宮シンクロナイズドスケーティングチーム

シンクロナイズドスケーティング PART2 by 神宮シンクロナイズドスケーティングチーム

 

 

 

 

2013/07/15 11:18 | 競技解説 | No Comments
2013/04/27

シンクロナイズド・スケーティングという、日本ではまだまだマイナーな競技があります。

氷上のチアリーディングやアイスダンスが8ペア同時に滑るようなのをイメージしていただければ。
隊列変化の美しさやフィギュアスケートとして滑りの美しさを競います。

浅田真央ちゃんや高橋大輔さんたちは競技カテゴリとしては、シングルと呼ばれるわけですが、
シンクロは同じスケート連盟が束ねる競技の一つ、シンクロナイズドスケーティングとして、 カテゴリが確立されています。

アメリカでは競技人口9000人・600チーム、フィンランドではヘルシンキ市内の子供たちが
日本人がピアノをおけいこ事として習うぐらいの頻度でシンクロ教室に入るようです。
カナダ、ロシア、スウェーデン、ドイツが強豪国です。

世界選手権は2000年から開催され、世界ジュニアが2012年から2年に1回開催される運びとなり、
ユニバーシアードは2007年公開競技、2009年から正式競技となりました。
残念ながらオリンピック競技ではありませんが、多くのシンクロ関係者が実現に向けて活動している最中です。

日本チームは世界選手権第1回目から先日ボストンで開催された13回目まで、
出場し続けてきています。成績は10位から17位を行ったり来たり。
日本には世界で活躍するチームが東京に2チームあります。

■神宮シンクロナイズドスケーティングチーム
https://ja-jp.facebook.com/JINGUSYNCHRO

■東京シンクロナイズドスケーティングクラブ
http://ameblo.jp/sys/

神宮チーム 2013 世界選手権 フリー

2010/12/11

フィギュアはグランプリシリーズで湧いていますね。赤坂サカスや横浜赤レンガの屋外リンクもそろそろオープンする頃でしょうか。
シンクロナイズドスケーティングも、国際試合の始まる日が近づいてきました。
12月初旬と言えば、アメリカでは最も歴史の古い由緒あるシンクロナイズドスケーティングの試合が先日アナーバーで開催されました。
参加チームはトータルで優に100を超える規模。留学時代に見に行きましたが、とても活気があって、親子二代で試合に出てたりで、
うらやましさで一杯になった覚えがあります。そして、この8000人の競技人口のうち、世界選手権に出れるのはわずか40人。
アメリカでは、結構コンペティティブな競技なんです。

■参加チーム一覧
http://www.portersynchroclassic.com/teams.htm

■参加チームの写真はこちら。フェイスブックで公開してるんですね。とんでもない数ですよ。
http://www.facebook.com/photo_search.php?oid=127660023275&view=all

また、観に行きたいなと時折思う今日この頃です。

2010/10/16

NHK杯に沸いた週末でしたが、皆さんはごらんになられましたか?
スケート場はいつもよりお客さんが多くて、テレビの力はすごいなと改めて思わされましたが。
あのスピード感と優雅さが一体になったアスリートたちのしなやかな動きに、見とれちゃいますよね。

シンクロでは、16人が息を合わせて滑ります。ちょうどアイスダンスみたいな感じです。
泳ぐシンクロと違って力の加減の融通が利きにくいので、ぴたりとあわせるには、さまざまなテクニックが必要です。
スケーティングの力はもちろん、シンクロナイズドスケーティングならではの、滑りの方向を読む力や動きを把握する
空間把握能力のようなもの、物理的な力学関係などを理解している必要があります。
スケートは、皆さんもご経験あるかと思いますが、とまろうと思ってもすぐにとまれなかったり、思うような方向に動けなかったり、
陸で動くよりもはるかに動きの質に制限がかかります。その状態で、シンクロしようというのですから、高度な技術が要求されます。

そんなシンクロスケート、見所のひとつとしては、隊形変化の素早さがあります。シングルのファイブコンポーネント(芸術点)のひとつに
トランジションというものがありますが、シンクロでは、特に、ブロックやサークル、ラインといった要素としての隊形同士をつなぐ動作をさします。
これが以下に早くスムーズにできるかというのが、ひとつの課題なのです。そして、上位チームであればあるほど、隊形を変える動作がとても
滑らかで素早いんです。これは、コーチのアイディアと、それを理解する選手の力と、実現するフットワークがないとできないことなので、
一筋縄ではできない神業!?です。16人とコーチの思いが一致すると、素敵なトランジションができるんです。
これって、なかなか大変なんですよ。
会社でも、16人ほどの大勢の思いが一致団結するなんて、納期前ぐらいじゃないですかね、などと思う今日この頃です。

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