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2010/09/04

■ルールを読み解くのは大変なのです。
シンクロナイズドスケーティングは、新しい競技なので仕方がないのですが、とても頻繁にルールが、それも大量に変更されます。しかも英語で。毎年毎年ちょっとずつルールが変わっていくので、しっかり読み込んで、理解して、演技に反映させていかなくてはなりません。難しいのは、読んで理解したと思っても、世界のトレンドにはその先があるというところです。特にシンクロナイズドスケーティングは16人もの人間が同時に滑って形作る隊形やステップについて言及するので、そもそものパターンの数が多い上に、人によって解釈もまちまちになってしまうことがあります。ジャッジングシステムが変更されてから、とてつもなく複雑なルールとなったシンクロですが、そんな思い込み解釈が試合になってどうしようもない後悔に変わることもある怖さを常にはらんでいます。思い込みって自分では気づくのが難しいですよね。

■世界の潮流を感じる。
そんなこんななので、世界の強豪チームは国内で開催される世界選手権出場チーム選抜大会のような重要な試合の前には、世界各国(主にヨーロッパ圏)で開催されるISU(国際スケート連盟)主催の国際試合にエントリーします。そうやって、国際ジャッジらが集まりジャッジング基準が明らかとなるその試合での出来栄えを元に、さらに演技の完成度を高めて国内試合にもっていくわけです。話はすっ飛びますが、IFRS(国際財務報告基準)や他様々な国際スタンダードと呼ばれるものが定められているこのご時勢、基準改正時にどれだけイニシアチブを握れるか、今のトレンドをいかにすばやくキャッチするか、どれだけコミュニケーション能力があるかが、勝ち組になれるかどうかを分かつ、ひとつの基準かもしれないと感じます。

■世界を率いるコーチ陣は女性。
シンクロナイズドスケーティングの強豪チームのコーチは皆さん女性。60代近い方から20代のコーチまで様々ですが、世界選手権で見かけるコーチは圧倒的に女性。スタッフに男性が入っていることも、選手に男性が混じっていることももちろんあるのですが、なにやら女性の強いチーム競技のようです。バレーボールなんかは女性チームでも男性コーチだったりしますよね。出産もし、子育てしながら、パワフルにコーチを務める姿を世界選手権で見かけると、「素敵だなあ、かっこいいなあ」とここ数年憧れるようになりました。さらに、きっとそれを支える環境があるのでしょうね。

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