Home > 9月, 2010

2010/09/21

本日21日にエイ出版社から発売された
女の子のためのカメラ雑誌『写ガール』創刊号にて、
わたくし中村美鶴と「写真と人」をご紹介いただきました!

index_img04.jpg

雑誌でご紹介いただくのは照れくさいですが、とてもうれしいです!

自分がしていることを誰かに面白いと思っていただけるのは
本当にうれしいです。
やってきてよかったなぁ、と思います。

「写真と人」は、今年に入ってから、ほんとうにたくさんの方に
見ていただけるようになった気がします。
Twitter効果もありますし、配布場所が増えたことや、
毎号素敵な方に出ていただけていることで、
いろんな方に目にしていただく機会が本当に増えました。

それを改めて実感したとき、泣きそうになるくらいうれしくて。
これからも、気持ちの入った写真を撮って、
気持ちの入った作品をつくっていこうと思います。
そうすることで、返せるんじゃないかと。

気づけば来年の春で5周年。
せっかくなので記念に、と、いろいろと考えています。
次号VOL.21も制作中で、盛りだくさんです。

他にも、最近は何かとお声をかけていただけることが増えて。
何かしら、伝わっているのかなぁと思います。

世界中には、いろんな写真を撮る人がいて
いろんな写真があるけれど
わたしは、
恋をするようにシャッターを切り続けようと思います。

雑誌、ぜひ見てみてください!
「恋するカメラ」の意味が、少しわかるかもです。
よろしくお願いします☆

2010/09/12

先日、雑誌の取材を受けてきました!

今月創刊される、カメラ初心者の女性向けの写真雑誌だそうです。
ありがたいことに「写真と人」をご紹介いただくのですが、
撮影&取材時に持っていく七つ道具的なものも一緒に紹介されます。
カメラ、フィルムなどのカメラ周りのものや、ノートなど。
スタジオでちゃんと撮られるなんて初めてで、なんだか恥ずかしかったです…
わたし自身も、ストロボをたかれて撮影していただきました!
ただでさえ撮られることが少ないのに、
ストロボたかれるなんて専門学校時代のスタジオの授業以来で
面白くなって笑ってしまいました。

お話もさせていただいたのですが、その中で
「撮影のときのコツはありますか?」という質問がありました。

うーん、難しい質問です。
わたしの場合、特に難しい撮影はしていないので、
なんと答えたらよいのかと思いました。

技術的なことを言うとすれば
○露出をオーバーめにする
(必要な光の量よりも多めに光を入れる、ということ)
○絞りを開放に近い値で撮る
この2点です。

ちょっと専門的な部分なので、説明が難しいのですが
露出というのは、簡単に言うと、写真を撮るときの光の量です。

適正露出と言って、撮りたい被写体が明るすぎず暗すぎず、
きれいな色で撮れる光の量があるわけです。
その光の量を取り入れるときに関係するのが
○シャッタースピード(シャッターを開けている時間)
○絞り(光を入れる穴の大きさの値)
この2つです。
(正確に言うと感度、というのも関係しますが…)

お風呂にお湯をためるときを例にするとわかりやすいです。
お湯を100Lためるとします。
1分間に10Lたまるように蛇口をひねると、10分。
1分間に5Lたまるように蛇口をひねると、20分で溜まります。
この、蛇口からのお湯の出具合=絞り、と考えてください。
(1分間に入る光の量、とかではないです)

光の入る穴が大きければ、短い時間で必要な光を取り入れられ、
逆に穴が小さければ、長い時間かけないと必要量が取り入れられません。
室内など暗い場所では、もともとの光の量が少ないので
光の入る穴を大きくして、屋外より長い時間かけないと
光が足りなくて暗く写ってしまうわけです。

シャッタースピード、絞りが調整できないカメラは、
あらかじめ設定されていたりカメラが自動で設定するので、
この説明を読んでもわかりづらいかもしれませんが
わたしのカメラは自分で目盛りを調節します。

100912_2247_00011.jpg
↑シャッタースピード
1/(目盛りの数字)秒、てな感じ。1/60秒くらいまでなら手ブレしない。

100912_2248_0001.jpg
↑絞り
f1.8が一番穴が大きく、f22が一番穴が小さい状態。

必要な光の量を取り入れられれば、値は何でもいいんじゃないの?と
思うかもしれません。
この、シャッタースピード、絞りの値で何が変わるかというと。

シャッタースピードは、シャッターを開けている時間ですから
動くものを撮る場合など、シャッタースピードを速くしないとぶれてしまいます。
逆に動きをつけるために、わざと遅くしたりもできるわけです。

絞りは、ピントの合う範囲が変わります。
光の入る穴が大きいほど(数値としては小さいのでややこしいのですが)、
ピントの合う範囲(前後の奥行き)が狭くなります。
つまり、背景がぼけやすくなるのです。

わたしのいう「開放」というのは、そのレンズで、
最も絞りの数値(F値)が小さい状態。
最も穴が大きい状態です。例えば、わたしのカメラだとF1.8です。
人を撮るときに、背景がぼけてその人だけに(目だけ、とか)
ピントが合う写真がすきなので
開放に近い状態にして撮影することが多いです。

coc81.jpg
↑こういう感じ。たぶんf4くらいで撮影。
人物にだけピントが合った状態です。

集合写真などでは、広い範囲にピントを合わせたいので
できるだけ(その撮影条件の中で)絞ります。
わたしのカメラで一番絞った状態はF22。
こうすると、人も背景もピントが合う写真が撮れます。
(そのぶんシャッタースピードは遅くなります)
屋外で光量が多い場合じゃないと、あまり絞れなかったりしますが・・・。

オーバー、というのは適正露出よりも光を多めに入れる状態。
なので、適正よりもシャッタースピードを遅くしたり、
絞りを開けたりするわけなのです。
そうすると、ちょっと白っぽいというか、明るい写真になります。

最近はコンパクトカメラやデジカメにもいろいろなモードがついているので、
似たような調整ができると思います。

Pはプログラムモード、完全オートで露出を決めてくれます。
Mというのはマニュアルなので、露出計がないと厳しいかも。
Tv、はシャッタースピード優先。シャッタースピードを自分で設定すると、
絞りはカメラがやってくれます。
Avは絞り優先。絞りを設定すると、シャッタースピードは決めてくれます。

カメラ、レンズによって開放の値が違うので
もしかしたら、背景ぼけないよーって場合もあるかもしれませんが…。

オーバーめにするのは、露出補正を使います。
+1、とか-1、とか、携帯のカメラでも設定できたりします。
+にすると適正より明るめ(オーバー)に、-にすると適正より暗め(アンダー)に
撮ることができます。

ちなみに感度というのは、ISOと言って、
フィルムに書いてある100とか400、800、1600という数字です。
デジカメでも設定できますよね。
これは、感度が低い(数字が小さい)ほど光を感じにくく(明るくないと撮れない)
感度が高い(数字が大きい)ほど光を感じやすい、ということです。
感度が高いほど粒子が荒れます。デジカメでもノイズが出やすくなります。
でもモノクロフィルムは、感度が高いほうが粒子がきれいなんですよ。
カラーとモノクロの違い、不思議ですよね~。

って、コツとか言って、カメラのあれこれを詳しく説明しちゃいました…
文章にするのは難しいですね。わかりづらいかな??
もしかしたら「それ違う」と思われる方もいらっしゃるかも。。。
でも、自分では理解してるつもりです。

写真の仕組みやカメラの仕組みを知ると、
写真を撮るのがもっと面白くなりますので、
ためしにちょっと、さわってみてくださいね~!

雑誌に関しては、またお知らせします!