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2009/07/31

バニラ・スカイ
【VANILLA SKY】2001

以前 アザーズ【the Others】 についてのブログを書いた時、
その監督アレハンドロ・アメナーバルが、バニラ・スカイの原作となるスペイン映画の監督だった、
なんてひょうんなツナガリを知って、すごく見てみたくなった。

もともと劇場公開時から興味があったのだけれど、
“トム・クルーズ主演”っていうだけで一方的さ感がぬぐいきれず
“トム・クルーズってかっこいい、すごい” か “トム・クルーズって意外と演技派じゃん”
なんて言わせたい映画に違いない!だから見るとがっかりするに違いない、
という固定概念で見損ねていた。

かなり前半、トム・クルーズ演じるハンサムでお金持ちの若き実業家デービッドDavidと
その彼のノリに乗った人生を変えることとなる、ジュリーJulie(キャメロン・ディアス)とのシーン。
もちろんジュリーとは男女関係はあるものの、たくさんある“お手軽な”関係のひとつにすぎない。

ある日デービッドはパーティーで出会った女性に一目惚れ。
彼女と一晩語り空かし、朝方家を出て来ると、ジュリーが待ちかまえていた。

+++

ジュリー 『あなたって“友達”を粗末にするのね』
デービッド 『そんな気は。ただ少し独りになりたいんだ。』
       『いろいろ頭の痛い問題があってね。』
       『友達なら-ー分かってくれるはずだ』

Julie 『You never seem to be there for your friends until they’ve given up on you.』
David 『I’m not blowing you off. I just– I wanna be alone.』
      『I have a lot of things I have to take care of.』
      『And if we’re friends, which we are,,, okay, then you’ll understand that.』

+++

字幕では 『友達なら分かってくれるはずだ』 と暗黙に僕らは友達だろう、と言っている。
けれど実際のセリフは 『And if we’re friends, which we are,,, 』
なんと、『友達なら、そして僕らは友達だろ、』 と歯に衣を着させるどころか
有無を言わせないほどの断言ぶり。どこまで嫌な奴なんだろう!

後半、デービッドはこの時の自分をすごく悔やむ。自分はなんて嫌なやつだったんだろうって。
だからこそ字幕にはないけれど、『which we are,,, 』 というセリフは
結構重要なんじゃないかなと、そう思う。

この映画の感想と言えば、
やっぱりトム・クルーズが“悔やんでいる”姿が“悔やんでいる”風に思えなくて
ますます原作 『オープン・ユア・アイズAbre los Ojos』 なら
それを表現し切っているんじゃないかと期待が高まる。

しかし随分前からネットレンタルで予約してるのだけれど、一向に送られて来る気配がない。

2009/07/31 04:34 | movies | No Comments

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