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2008/07/26

ボルケーノ
【VOLCANO】

1997年。社会人1年生。
少人数の製版会社制作部だったので新人研修があるわけでもなく気分はそのまま学生。
毎日夜遅くまで働いていたけれど、平日帰りに度々タイムズスクエアで映画を観て帰ったなぁ。

トミリー・ジョーンズ(Tommy Lee Jones)主演、彼の作品の中でこの映画が一番好き。
私の中では彼個人の人格がこの映画のマイク・ローク(Mike Roark)でインプットされているほど。

LA危機監理局(Office of Emergenxy Management)局長マイク、
娘ケリー(Kelly)と休暇をすごそうとした矢先、何度も大きな地震が都市を襲う。
夜間管理局へと呼ばれ、娘を乗せ車でむかう途中、路上でまさかの火山爆発に遭遇。

火傷を負ったケリーは父と一緒にいたいのに、無理矢理安全な場所に向かうからと
通りすがりのドクター(女医)に預けられる。火の玉が飛び交う中病院へと車を飛ばずドクター、
脚から多量に出血する消防士の傷を布で押さえるようケリーに頼む
なんで私が、と嫌がるケリーに、ドクターは懇願する。

+++

『聞いて、ケリー』  『私だって怖いのよ』  『お願い手伝って』  『いいわね?』

『Look, Kelly, I know you’re scared. I’m scared,too.』
『So I’m gonna need your help.』  『Help me, OK?』

+++

原語では 『I know you’re scared.』=『あなたが怖がっているのは分かるわ』の一文がある。

字幕の 『私だって怖いんだからあなたと一緒なのよ、だからやって頂戴』
というのは一見同等に見えて、大人から少女に言うセリフ、と考えると理不尽ともとれる。
なんであなたも怖いからって、私がやらなくちゃならないの、、ってこと。

でも原語はちゃんと大人が子供を気遣う心が入っているセリフ。

まずあなたの状況=怖がっている、のは知っているわ、分かっているわ、と相手を認め
そして私もあなたと一緒で怖いのよ、だからこそあなたの助けが私には必要なのよ、と
理解を求めている。交換条件ではない。頭ごなしにやりなさい、ということでもない。

『I know you’re scared.』の一言は平等にフェアに相手の立ち位置を認めている
日本語にはなかなかない表現だなと思う。
相手を認めているということは、当たり前のことだから声にしてないだけかもしれないが
いろんな人種が入り交じる今の世の中で、日本人も声に出す時代だと思う。

VOLCANO、多分映画館で見ていると思うけれど、
その後何度もビデオで見たので記憶の中ではテレビサイズ。
なのに火山のシーンがものすごい迫力でそこだけ鮮明でスクリーンサイズなのがおもしろい。

2008/07/26 02:00 | movies | 2 Comments

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