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2011/05/13

トッツィー
【tootsie】1982年

“ダスティン・ホフマン【Dustin Hoffman】”の映画は『アウトブレイク』と思っているけれど
恐らく彼を初めて知ったのは、年代的にこの映画と思う。

ただ、あまりにも女装姿があっぱれで、途中何度も男の姿に戻っているけれど
記憶の中には男性としてのダスティン・ホフマンのかけらもないから不思議だ。

1993年の映画で、同じようにロビン・ウィリアムズ【Robin Williams】が
女装して話題を呼んだ『ミセス・ダウト【Mrs. Doubtfire】』があるけれど、
こちらの映画は割とロビン・ウィリアムズらしさが感じられ、
そしてやっぱり最後には、“ロビン・ウィリアムズの映画”と記憶に残る。

ところが、このトッツィーは、何度見ても、どう見ても
“ダスティン・ホフマン”という要素が抜け落ちてしまう。
役者としてこの事実を考えれば、その変身ぶりはすごい才能、ってことだろう。

そんなダスティン・ホフマン、映画の中でも俳優役で
NYの売れない役者ドーシー【Dorsey】を演じる。
そのオープニングでは、いかに役者の世界が厳しいかが語られ、
それにも負けないぞ、というドーシーの意気込みが熱気と共に語られる。

+++

You gotta work. You gotta work.
There’s no excuse for not working.
There’s no excuse.
There’s unemployment.
There was unemployment when my friends and I started acting.
And it’s not chaneged.
You got 90-95% unemployment.
It’s never going to change.
You’re an actor.
You’re in New York City.
There is no work.
But you gotta find ways to work.

仕事を探せ
仕事がないのは言い訳にならん
役者には昔から失業がつきものだ
90~95%の役者は常に失業
それがNYの役者だ
なくても仕事を見つけろ

+++

『役者には昔から失業がつきものだ』なのはもちろんだけど
役者じゃなくても『失業』はつきまとい(There’s unemployment.)
それはそうそう変わることがない(And it’s not chaneged.)という厳しい世の中で
90~95%の失業率というから役者の世界は無茶苦茶だ。

とにかく狭い入り口がいくつかあるにすぎないかも知れないけれど
職に辿り着く道を見つけなくちゃならない(But you gotta find ways to work.)

で、その方法がドーシーの場合は女装だった、というわけで。
ダスティン・ホフマンが役作りで究極の女装の男性を演じたのか、
ドーシーが職が欲しくて渾身の女性を演じたのか、すっかりごちゃまぜ。

動機はなんであれ、女装した男が男にプロポーズされることになり、とか
気になる女の子にキスしようとしたらレズと間違えられてみたり、、、と
とにかく楽しい楽しい映画。

***
びっくりしたのは監督のシドニー・ポラック【Sydney Pollack】が
ボビー・フィッシャーを探して』の製作総指揮としてかかわっていること。
好みというモノは、やっぱりどこか深いところでつながっているモノらしい

2011/05/13 11:40 | movies | 1 Comment

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