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2008/12/11

言語そして文化の違いから生じる字幕にない英語タチ
こんな英語の表現がいいよ、なんて書いていると、
日本語すなわち日本を批判しているように思えるかもしれない。
しかし、私自身はとても日本とその文化が好きなヒトだ。

主語をわざわざ言わなくてもわかる=日本の以心伝心、わびさび
OH, JAPANESE BEAUTIFUL!
なんて言っている時点ですでに日本離れをした海外かぶれ、
でも決して日本が嫌いなわけではない。
だから日本が嫌いでアメリカに行ったワケではない。

ならば、何故にアメリカへ行ったのか?

高校2年生の終わり、受験する大学と学部の決定を迫られる。
当時得意とし、好きと言えた科目は数学と体育。
今ここで将来を決断するならば、数学者しかなる道しかないけど、そもそも数学者って何?
なんとなく疑問が湧いた。でも選択肢はそれぐらいしかないみたい。

そんな時に知ったのが、アメリカの大学制度。
入学して最初の2年間は一般教養を受け、3年生・JUNIOR YEARに専門学部を決定すればイイ。

だから渡米した。結果日本を出ることとなった。

ただそれだけ。

人生の岐路なんて、そんなもん。

だから今でも日本は嫌いじゃないし、海外生活は長いけれど、日本が大好き。
だから11年もアメリカにいて、骨をうずめたって良かったのに、日本に戻ってきたのかもしれない。

けれど、アメリカ英語圏での11年間は確実に体得されていて、悪いところもあれば良いところもあり。
そんな良いところを今、大好きな日本に足されて欲しい要素と言いたいワケで。

12:11 | yes/no | 2 Comments
2008/10/17

このブログで、いくつか記事を書いているうちに、私が気になる『字幕にない英語タチ』が
『主語』にまつわるモノが多く、更に人物を特定するモノが多いことに気がついた。

それもそのはずだ。
まず英語において決して主語が抜けることはない。
日本語で『そうしたらいい』と言った時
『You should do it.』と『We should do it.』で随分意味合いが変わる。
前者は『あなたがやれば!(私はやらないよ)』ともなるし
後者は『私たちでやるべきよ!(一緒にやろうよ)』という意味にもなり得る。

英語に限って言うならば、言葉を発する前にまず主語の選択がつきまとうから
必然的に相手に対しての自分の位置を『仮』にでも確定する必要がある。

更に、人物を特定する言葉タチ。
日本に帰りたての頃は、よく『彼が』『彼女が』『彼ら』『それら』とかを入れて会話してみては、
あまりにも響きがくどくて日本語的じゃないなと思った。
月日がたつと主語や人物を限定するような言葉をはしょるようになる。
そしてある日、自分の話の進め方がおかしいことに気がついた。

例えば友人と歩いていたら、嫌いな男性が女性と連れだって前方からやってきた。
友人に言う、『あの人さー、むかつくよね。』
友人が答える、『うん分かる。嫌なやつだよねー。彼氏はすごいいい人なのにね』
あれ?私が言ったの男性の方なのに、でも実際女性の方もちょっと嫌いだったりする。
ここで『違うよ、男の方だよ』と訂正して会話に波風立てるより、
『そうそう、あの女この間さ。。。。でさ、彼氏も実はやな感じなんだよね』
なんて会話で乗り切ってしまう。こればすごく極端な会話だけれど
これに似たような『ちょっとした勘違い』と『会話の修正』が日々行われている。

英語の会話になれば、最初に『I don’t like HIM at all.』と『HIM』に限定してしまうから
『むかつくやつ』は『男の方』となる。
そんな文化だからこそ、女性が2人を指して『I don’t like HER at all.』と言えば
相手は『Which one?(どっち?)』とまずは確認する。

日々の日本語の会話を主語のない会話で進行することには全く支障はなく、
いざと言う時にきちんと意見が言えれば、と思うけれど、
習慣というものは恐ろしいもので、ここぞと言う時でも
『ちょっとした勘違い』と『会話の修正』に慣れていると、
別にここで明確にしなくてもいいかな、と思ってしまうわけで。

そしてそんな積み重ねが時として『無責任』や『無気力』となるのだと、私はそう思う。

01:35 | yes/no | No Comments
2008/09/18

珍しいコトなのか、それとも今では珍しくないのか
アメリカの永住権、いわゆるグリーンカードを保持している

甘えた認識だけれどアメリカで働いていたので、まわりには必然的に
永住権を取得した友人が多く、その貴重さが分かってないだけと思う。

その永住権、6年前に帰国してすっかり生活の基盤を日本に移した今となっては
少しばかり、面倒なことになっている。

永住権を所有している外国人が長く米国を不在にすると、移民局から警告が出る。
しまいには永住権を剥奪される場合もある。
噂話なのか、旅行でアメリカに行ったら入国時に移民局の別室に連れられ
その場で、『君、いらないだろー』と詰め寄られ、諦めちゃった、って話はよく聞く。

アメリカに滞在する理由があるから永住権を取得したんだろう、君、
なのになんで、君は今、アメリカにいないの?
という理屈で、うん、そーだね、と納得もいくが、
所得があれば納税の義務が発生し、その税金がアメリカの目的の1つでもあるらしい。

そんな諸事情で、2年に1度、『国外滞在届け』を申請している。
この場合、国外=日本だ。
今回で3回目、申請時には物理的にアメリカに居なければならない。
更に今年の3月に法律が改定され、提出物に『指紋採取』が追加となった。
書類受理後、出頭日が指定されるのだが、その間1ヶ月なのか3ヶ月なのか皆目見当がつかない。
私の場合は、5月末に申請し8月初旬に『来週来てね』という通達をもらった。

来週来てね、、って言われても、私、日本なので無理デスってのは理由にならない。
もちろん、再予約はできるのだけれど、それがいつになるか、やっぱりワカラナイのは一緒。
再予約を申請しても、その時の方がいいともワカラナイ。
幸い都合がついて、えいやと行ってきた。

当日、移民局に出頭、指定の時間は午後3時。迷って遅れちゃいけないと思い
場所の確認の為2時間前にオフィスに行ったら、そのまま入れてくれた。
こういうトコロはアメリカってとってもアバウトで素敵。

中は同じような外国人が数人、すぐ指紋採取へ。 約20分ほど終了。
この為にはるばる15時間かけて日本からやってきたかと思うと
つくづく自分の人生ムダだらけだなーと思う。 これはまた別の話で。

そして全てが終わり、係の人に『Thank you』とお礼を言ったら
『Good Luck』と返答された。

そこで改めてシビアな現実が押し寄せる。
この指紋採取は申請書類の一部なので、
最終的に『国外滞在』が許可されるかはまだわからないんだった。
無理してスケジュールを調整し、お金も時間もかけてこの指紋採取にやって来てたので、
すっかり終了した気になっていたけれど、 まだ だったっっ。

しかも『Good Luck』は第3者の公平な立場からの発言となると
許可がおりなくても私の責任じゃないから逆恨みしないでね、、とも取れる。
うまい言葉だ。

そして今だその返事は来ておらず、あの時の『Good luck』がおまじないのように頭を巡ってる
ところでこの永住権、いつ活躍するのだろう? それもまた別の話、かな。

02:14 | yes/no | 1 Comment
2008/07/30

大学留学でアメリカに渡ったので、毎日毎日英語の授業を受けているのと同じ状態
さすがに半年もすると、会話ができなくても、なんと答えて良いか言葉に詰まっても、
とりあえず相手が何を言っているか、聞き取れるようになる。

周りは同じ年ぐらいの女の子達(女子大だったので)ばかりだったので、
そんなに難しい言葉を使っているわけではない
多分日本でも同じ。高校生がいきなり大学入って、学者のような会話をするわけない。
授業で難しい単語が出てくれば、やっぱりアメリカ人も良く分かってないわけで。

それでもなかなか慣れなかったのが買い物で、いくらです、、って言われる時。

特に ty と teen 、、、、例えば 15 と 50 とか。

フィフティーン、なのかフィフティなのか

日本で習った英語は
フィフティーーーーン、とフィフティだから 長さ違いね、ぐらいに思っていたけれど
現実は、短いからと言って50、とは限らなかった。

例えば1ドル15セント、
『ワン・フィフティン』と短めに言い切られると、うっかり1ドル50セントを出しちゃう。
でもOK、多いだけだからお釣りがやってきて、15セントだったのね、と思うだけ。
確かに『ン』が入っていたかも、、でも誰も間違えたの気づいてないし、ぐらい。

逆がやばい。

『ワン・フィフティィ↑』と語尾を上げ目のばし目に言われて
うっかり1ドル15セント出しちゃうと、『ワン・フィフティィ↑』って連呼された挙げ句
広げた財布から、クォーター(25セント)2個を勝手にとられ、
ダイム(10セント)とニッケル(5セント)が戻ってくる

コインランドリー用に溜めておいたクォーターだったのに~、涙。
(寮のランドリー1回が1~2ドルなのだけれど、
洗濯機がクォーターしか受け付けないので常にクォーターを溜めていたっけ。)

長いからと言って、15ってわけでもなかった。

しかし、なんでこんな紛らわしい発音になったんだろう、とつくづく思う。

01:14 | yes/no | No Comments
2008/07/16

『英語、ペラペラなんだ?!』
アメリカに11年いた、と言うと必ずと言っていいほど聞かれる。

一体ペラペラってどのレベルなんだろ。
日常会話ができればいいのだろうか。 それならペラペラだ。
買い物だって大丈夫、ガスも電気もひけるし、何しろ11年問題なくアメリカに住んでいた。
でも英語で本格的なビジネスはできない、と言うか、したくないから試したこともない。

で、答えるのが『ペラペラ、、っていうか、まぁ、ヘラヘラぐらいかなー』

ヘラヘラねぇ。 別に冗談言おうと思っているワケではなく、
なんとなく、○減らして『ぺ』から『へ』にしてみただけで
『ペラぐらいかなー』と答える時もある。

で、実際どうかというと、会話や文章の中で
アノ単語が分からないからナンテ言っているかワカラナイ、と分かるぐらい。
だからその単語の意味を聞いて教えてもらえば理解する。
時にそれは名詞で、時にそれは動詞で。

何がワカラナイって分かることって言葉に限らず大事なコト。

過信せず過小せず、自分の立ち位置を知っている。
そしてワカラナイと分かるからワカロウと努力し分かってくるワケで。

帰国してから毎日が母国語の日本語会話だけれど、
分からない単語が出てくればその場でちゃんと聞くし、聞けなければすぐに調べる。

仕事でプロジェクトのブレスト会について話し合っている時に言われた。
会では理紀みたいにざっくばらんに質問を声に出せば、言いんだ、と。
多々場を読まない質問の仕方をするので普段は文句を言われるが、
ここは褒められた、と受けとることにした。

アメリカに行かなかったら、『ワカラナイ』言葉に出会っても
恥ずかしくて素直に分からないって言えなかったかもしれない。
それ以上に、分からないワケが見つけられないでいたかもしれない。

これって、インドの『0』の発見と同じはず、と信じているがこれはまた別の話で。

つまり率直に、素直に。

11年アメリカにいたって、今だ英語は分からないことだらけだ。

10:04 | yes/no | No Comments