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2014/03/18

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いま、石垣島にいます。

3年ほど前、たまたま喘息の療養目的で来た島、石垣島。そこになんと今、住んでいます。ほんとにたまたまですが。

読者の皆様はさぞ驚かれることでしょう。この前までオランダで、いまは石垣島?(笑)いったいどこまで自由なんだ・・・と。けれどもここジャンクステージの読者の方であれば、なるほど、とその流れを納得されるかもしれませんね。過去に石垣島について書いた記事、掘り起こすと3本もありました!(1) (2) (3)

ここ石垣島の、とくに島の裏側・米原エリアの神秘的な海と山に惹かれ、取り憑かれてしまった・・・としか言いようがない。いや、今はそうとしか言えません。

療養の時は1ヶ月滞在しました。屋久島から石垣島までの広いエリアで療養地を探していたのですが、たまたま梅雨明していたのが石垣島だったのです。

アレルギーと呼吸器疾患に悩むじぶんの健康にも理想的な土地です。ちょっと喘息気味でも、海で数日泳げば、治ってしまうのですから・・・。(ここはウェットスーツさえあれば、通年シュノーケリングができます。とはいっても、冬場に実際泳いでるのはじぶんひとりだけですが 笑)

そんなこんなでその後も何度か通ううちに、この石垣島のような、海の近くの自然豊かな土地に、アトリエを作る・・・という夢を持つようになりました。

なので、コツコツと貯金もしてきました。しかし、当時は石垣島、アクセスが非常に悪かったのです。フライト代も正規料金だと東京との往復で12万かかった。つまり東京と行ったり来たりする場所としては不適でした。

なので、沖縄本島を含む、他のさまざまな地方も視野に入れました。東京では実家のある千葉を拠点にしていたので、房総半島の古民家も幾つも見に行きました・・・。でも、いまいちご縁のある場所はなかった。

そんな中、ちょうど1年くらい前に石垣島の空港が新しくなり、格安航空会社が参入し、東京や大阪からのアクセスが抜群に良くなった。(正規料金で5万。)実家の両親も健全なので、いまは多少の冒険も可能。

そしてこの土地の方との様々なご縁ができた。

そこで、思いきって部屋を借りてしまいました。3年前、療養で来た時に滞在した部屋です。その時はたまたまここしか空いてなくて、仕方なく来たものでしたが、水が合ったのでしょう。人生何がどうなるかわからないものです。格安物件なので、非常に不便な田舎にあります。しかもヤシ林のジャングルの中にあるので、夜になると周りは真っ暗で、ちょっとコワい。しかし、目の前は蒼い海、後ろは野性味溢れる山。畑も借りられます。

1年中花が咲き乱れ、すべてが香り立つ島なのです。つまり、香りの素材もそこココにたくさん・・・。今週は試しに、畑に雑草として自生するヨモギを蒸留して精油を抽出してみようと思ってます。

じぶんの人生にとって、かなりリスクの大きい変化です。東京と石垣は言わば同じ日本国内、アメリカやヨーロッパに住んだことのある私にしてみれば、ほとんど差はないはずなのですが・・・。

決して楽ではないのです。石垣島は東京から飛行機で3時間半かかります。仕事上、またプライベート上、常に海外と往復せざるをえない私にとっては、体力的にきついものがあります。旅費もバカにならず、生活費を極力抑えて捻出するほどです。

それにここには刺激がありません! 千葉や東京は、さすが大都市だけあって、わたしの文化的欲求を満たす刺激に溢れていました。個性的な人たちとの出会いも多く、クラブで一晩中踊ったりもできるし、週末は飲み会やイベントなどで昼も夜も忙しかった。文化的刺激に満ちたヨーロッパ暮らしが長かった私でも満足できるものでした。しかしココには海と山しかない・・・。

もう、引きこもるしかない、といった場所です(笑)。常にじぶんひとり。じぶんと向き合わざるを得ない。千葉には地縁があったので、二十年ぶりに戻っても何となくじぶんの居場所があった。そんなふうにずっと都会に生き、人に囲まれてきた私にとっては、ちょっとした変化です。でもこの孤独な世界にも、少しずつ慣れてきましたよ。

何より、使命とか天命、運命のようなものに突き動かされている気がしてなりません。じぶんでは抗えない何らかの力が働いている。言葉で説明するのは難しいのですが、引き寄せられてしまった感じなのです。

 夢は、広がります。森の中のアトリエでじぶんの作品制作をしつつ、ちょっとしたギャラリースペースを持って、さらに嗅覚教育的なワークショップもやって・・・香る植物の観光農園みたいのもやりたい。わたしの授業やワークショップを受けたいという人は、世界中にたくさんいます。たまーにですが、インターンで働きたい、という人もちらほら。そんな要望に応える場所がずっと欲しかったのです。

人生久々の賭け事です。より楽しく充実した明日を夢見て・・・おやすみなさい。


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