Home > おしらせ

2019/06/03

みなさん、ごぶさたしています。

その後の近況をとりあえずお知らせします。

最後の投稿から実に4年半くらい経つのですね…

 

3年半前、オランダに置いてきた息子が自らわたしの元にやってきたので、

石垣島の限界集落にある、全校生徒20人にも満たない小さな小中学校に通わせ、

私自身も育児を楽しみました。

かわいいワンコもやってきました。(柴犬、メス、千代子)

いろいろなことがあり、

病院とは手を切れないような期間で、

今はもう乗り越えましたが、

ほんとうに中身の濃い、3年半でした。

あまりに大変だったので、これはもう繰り返したくないな(笑)

シングルマザーなのに、石垣島を拠点に海外を飛び回る仕事も多く、

もーほんとに大変だった(シッターのアレンジとかね)。

でも、これも乗り越えました。

 

息子は無事、高校に進学し、

私の実家に行ってしまいました。

現在はワンコの千代子と私のふたり暮らしです。

いまこれを書いているのは例の古民家アトリエですが、

千代子が寝ていて、その側で私は仕事していて、

仕事終わったら海に泳ぎにいこうかなんて、話してる(千代子とね)。

絵に描いたような幸せな暮らしをしています。

え? 犬が相手なんて、寂しくないかって?

寂しいもんですかー。犬は従順だし、決して裏切りませんから(笑)

 

現在は、日々コンピューターに向かい、

「嗅覚アートの教科書」を執筆しています。

こちらジャンクステージに寄稿した記事も、なかなかおもしろいのが多いので、

部分的に改訂して掲載しようかと考えてます。

 

それにしてもジャンクステージは、

おもしろい人間が集まっていますね。あらためて。

その後ゆうさんも、桃子さんも、メグさんも、

みーんな石垣島に遊びに来てくださいましたよ!

テレビつけたら音喜多くんが出てて、びっくりしたこともあります。

 

ジャンクステージのことを忘れてはいませんよー、

というわけで久々の投稿でした。

また投稿します。

 

2015/01/24

こんにちは!

前回の記事で、取材を受けたという話を書きましたが、今回はその後の展開についてです。

マガジンハウス系のwebマガジン、コロカルさんが、こんな素敵な写真入りの記事にまとめてくださいました!
http://colocal.jp/topics/think-japan/local-action/20150114_41355.html

石垣島での最近について。

春にいくつかヨーロッパでの展示が予定されており、その準備をしています。

当面は、世界の嗅覚アーティストが一堂に呼ばれるヨーロッパの展覧会が目白押しなので、

その大舞台において、いい新作を展示することが現在の最優先事項。

嗅覚アート界で活躍するのは私以外ほぼ全員西洋人だし、

私も今となっては日本(しかも辺境)に住んでしまっているので、圧倒的に不利なのですが、

それでも地球の裏側まで呼んでくださるのはほんとうに幸せなことで、

その期待におもいっきり応えたいと思ってます。

石垣島でももっとやりたいことはいっぱいあるんですけどね〜

石垣島にみなさんが来島したときに、楽しめるパッケージや、

リトリートツアーなどを用意しておきたいのですが・・・

体はひとつ。

石垣島はなんといっても、私にとっては薬のようなもの。

寒いところに行くとすぐに呼吸器官系を患ってしまうのですが、

戻って来ると、すぐに治ります。

「嗅覚リトリート・アイランド石垣島」、その一番目のお客さんは

他ならぬ私なのであります・・・

2014/09/09

自分のアトリエを持つ夢が、ようやく叶いました。
でもそうしたら、その夢を持たせてくれた人が、病に倒れました。

今日は、そんなお話です。

DSC_1674

いろいろ紆余曲折がありつつも、借りることになりました。
以前ご紹介した、瓦屋根のアトリエです。
http://www.junkstage.com/maki/?p=831

荷物置き場も兼ねて、「とりあえず」の作業場所として、お借りしました。

image

トイレがないのが難点で、隣りの友人宅のトイレをお借りしています。

でも実は、なかなか気にいっており、シアワセにお仕事しています。

今日は、宮古島のシンガー・ソングライター、下地勇さんの音を聞きながら。

DSC_1676

ちょうど1週間前から入居し、
じぶんでコツコツと清掃して、荷物を自宅から運んで・・・。
電動ドライバー片手に作業してたら、大家さんが
「あんた女なのにそんなことするなんて。せつないなあ。」
と手伝ってくれたりしました。
私、べつに、そういう作業も好きでやってるんですけどね・・・
だから男にモテないのか〜(笑)

先週の金曜日午後。2014年9月5日。

準備ができたので、あるクライアントからの依頼で作る香水のための下作業を始めました。
アトリエの始動です。
ひと作業終えてから、夕方にひとりで乾杯。

DSC_1684

おもえば、じぶんのアトリエを持つ事は、ずっとずっと夢でした。
これまで持ったことがなかったので。
多くの方は驚かれます(笑)
いままで「その時」がくるのをじっと待っていました。

2年前にもこんな記事を書いていたことを発見(笑)

http://www.junkstage.com/maki/?p=317
夢 〜匂いと嗅覚の学校〜

最近の記事:
http://www.junkstage.com/maki/?p=777
「香りのアトリエ構想」

image-1

幼い頃は、札幌の叔母が持っていたオートクチュール・アトリエ「PEPE & 洋子」に遊びに行くのが楽しみで仕方なかった。
そこは、布の香りと、シャネルの香りに満ちていました。
ほんもののビロードや、シルクシフォンなどの高級布を、リカちゃん人形に巻いて遊んだり・・・。
わざわざシャネルの石鹸で手を洗うために、何回もトイレに行ったりして・・・。
その手触りと香りは、幼少の記憶、いわばわたしの原風景です。
「自分のルーツ」という記事を以前こちらにも書きました。
http://www.junkstage.com/maki/?p=61

このイメージがじぶんの中にあったからこそ、
「自分もアトリエを持ちたい」と思えたのだろうと思います。
叔母のことを思い出しながら、感謝しながら、
ビール片手にひとりで静かに、「40歳にしてようやくか」と祝いました。

 

その時間帯にちょうど彼女は、
くも膜下出血でひとり倒れていたそうです。

 

夜に発見され、4時間半に及ぶ手術の後、現在は集中治療室で昏睡状態だそうです。
70歳の彼女は、いまでも現役でクライアントの服を作っていました。
すすきのの歓楽街の女性たちが主なクライアントでしたので、
今ではその方達の引退もすすみ、
彼女もマイペースにオーダーをとりつつ、
洋裁教室を開いて、洋裁を教えていました。

彼女がふたたびアトリエに復帰できることを祈っています。
でも後遺症が残る可能性もある。

自分のアトリエを持つ夢が、ようやく叶いました。
そうしたら、彼女が倒れた。
何か意味があるのでしょうか・・・。

私は、彼女に感謝しつつ、
彼女の分もじぶんの仕事に励もうと思います。

DSC_1685
2014.09.09. オモト山の麓のアトリエにて
2014/08/18

石垣島に通うようになり、やがて住むようになり、アトリエ拠点を構えようとする段階になり・・・

私がここで展開していきたいことの敷石として、私が惹かれる石垣島の魅力をぞんぶんにお伝えすべく、ブログを始めました。

いくつかの記事をピックアップしましょう。

■島の薫り

サガリバナ
http://f-ishigaki.blogspot.jp/2014/08/blog-post.html

マーニー
http://f-ishigaki.blogspot.jp/2014/08/arenga-engleri.html

島にんじん
http://f-ishigaki.blogspot.jp/2014/08/local-carrot.html

パパイヤの花
http://f-ishigaki.blogspot.jp/2014/08/blog-post_59.html

■おすすめの宿、カフェ

パワスポ的な宿
http://f-ishigaki.blogspot.jp/2014/08/power-spot-accomodation.html

Lauraさんの台所
http://f-ishigaki.blogspot.jp/2014/08/cafe-laura.html

できるかぎりお洒落に、詩的に! をモットーにしています ^^

近々、「香りのリトリート・ツアー」も、数名様限定で開催したいと思っております。お楽しみに。
IMG_2480

2014/07/21

夏休みに入りましたね。みなさんいかがお過ごしでしょうか。

今日はみなさんに嬉しいご報告があります。

ずっとアトリエ物件を探していたのですが、ご縁がありまして、ある伝統的な瓦屋根の家を、とりあえず、お借りすることになりました。

現状は、とても人が入居できるような状態ではないのですが、掃除すれば、アトリエの荷物を置いたり広げたりスペースにはなるかしら・・・、と。5月末にオランダから届いて以来、自宅が荷物でごったがえしていたので。

使えるようになるまで手を入れるのはか〜な〜り〜大変! でも、コツコツと、お金をかけずに、じぶんで手を入れていくのも、またそれはそれで楽しみ。

そして、ここなら、お金はないけど、私から何か学びたいという志を持った人たちを泊めてあげることができるかもしれない。(興味ある方はご連絡ください ^^!)

そういうインターンの当てが今あるわけではないのですが、これまで世界中から問い合わせがあったのに、断らざるを得なかった悔しさ・・・それが原動力となっています。

とにかくそんな自分に忠実に生き、使命を全うしたい。

ここを、世界中から香りや匂い好きの人たちが集まる「場」にしたいですね! 香りのリトリート、そして嗅覚についての学びの場を作りたい。ゆくゆくは石垣島の「香りの島」としての魅力を引き出し、産業を作り、雇用を生み、この島の役に立てたらいいな、と。

そういう初心を、日常のコトに追われて忘れかけていたのですが、今回とりあえずのアトリエを借りたことで、よいリセットになりました。

じつは4月に、「あなたに投資してもいいわ」というシンガポールの投資家が現れたのですが、夢のような話であるため、期待はほどほどにしていました。穏やかにコンタクトを保ちつつ。

いったん腹をくくってみると、良い運というか、ツキは向こうからやってくるもので・・・いよいよ、8月に来島するとのこと。本格的に、土地探しの始まりです。

では「とりあえず」の瓦屋根の家をご案内しましょう。

IMG_2318

入って左手には、いまとっても甘い香りを漂わせる白い木が生えており、右手には石垣島の香り高い香辛料、ピパーチが自生しています。まるで香りのアトリエのために前の人が植えていてくれたかのよう・・・

IMG_2305

ここに昨年秋まで入っていた入居者は偶然にも、仲の良い友人です。

土間があります。冬なら囲炉裏として使えるらしいです。

IMG_2317

IMG_2314
裏の納屋には釜がありました。あれー、もしかしたら、これで、薪で蒸留とかできちゃうよね??? ガスでやる蒸留より、薪とか炭の方がずっと香りがいいのよね・・・。ひょっとして、私のために作ってくれていたとか・・・? 笑

IMG_2382
贅沢はいいません。屋根はあるし、床はある。(畳とか入れないといけないけどね。)これ以上何を望む? コツコツと手を入れつつ、ゆっくり焦らず、素敵な場を作りましょう。一見大変そうに見えますが、だいじなのは、夢を持って、夢に向かって進んでいくこと・・・この物件はかなり不完全ですが、最初からパーフェクトが良いかというと、そうでもない。足りないからこそ、やりがいがある。一時的に借りている物件ではありますが、だいじにこの夢を育てていきたいと思ってます。
2014/03/18

IMG_0948

いま、石垣島にいます。

3年ほど前、たまたま喘息の療養目的で来た島、石垣島。そこになんと今、住んでいます。ほんとにたまたまですが。

読者の皆様はさぞ驚かれることでしょう。この前までオランダで、いまは石垣島?(笑)いったいどこまで自由なんだ・・・と。けれどもここジャンクステージの読者の方であれば、なるほど、とその流れを納得されるかもしれませんね。過去に石垣島について書いた記事、掘り起こすと3本もありました!(1) (2) (3)

ここ石垣島の、とくに島の裏側・米原エリアの神秘的な海と山に惹かれ、取り憑かれてしまった・・・としか言いようがない。いや、今はそうとしか言えません。

療養の時は1ヶ月滞在しました。屋久島から石垣島までの広いエリアで療養地を探していたのですが、たまたま梅雨明していたのが石垣島だったのです。

アレルギーと呼吸器疾患に悩むじぶんの健康にも理想的な土地です。ちょっと喘息気味でも、海で数日泳げば、治ってしまうのですから・・・。(ここはウェットスーツさえあれば、通年シュノーケリングができます。とはいっても、冬場に実際泳いでるのはじぶんひとりだけですが 笑)

そんなこんなでその後も何度か通ううちに、この石垣島のような、海の近くの自然豊かな土地に、アトリエを作る・・・という夢を持つようになりました。

なので、コツコツと貯金もしてきました。しかし、当時は石垣島、アクセスが非常に悪かったのです。フライト代も正規料金だと東京との往復で12万かかった。つまり東京と行ったり来たりする場所としては不適でした。

なので、沖縄本島を含む、他のさまざまな地方も視野に入れました。東京では実家のある千葉を拠点にしていたので、房総半島の古民家も幾つも見に行きました・・・。でも、いまいちご縁のある場所はなかった。

そんな中、ちょうど1年くらい前に石垣島の空港が新しくなり、格安航空会社が参入し、東京や大阪からのアクセスが抜群に良くなった。(正規料金で5万。)実家の両親も健全なので、いまは多少の冒険も可能。

そしてこの土地の方との様々なご縁ができた。

そこで、思いきって部屋を借りてしまいました。3年前、療養で来た時に滞在した部屋です。その時はたまたまここしか空いてなくて、仕方なく来たものでしたが、水が合ったのでしょう。人生何がどうなるかわからないものです。格安物件なので、非常に不便な田舎にあります。しかもヤシ林のジャングルの中にあるので、夜になると周りは真っ暗で、ちょっとコワい。しかし、目の前は蒼い海、後ろは野性味溢れる山。畑も借りられます。

1年中花が咲き乱れ、すべてが香り立つ島なのです。つまり、香りの素材もそこココにたくさん・・・。今週は試しに、畑に雑草として自生するヨモギを蒸留して精油を抽出してみようと思ってます。

じぶんの人生にとって、かなりリスクの大きい変化です。東京と石垣は言わば同じ日本国内、アメリカやヨーロッパに住んだことのある私にしてみれば、ほとんど差はないはずなのですが・・・。

決して楽ではないのです。石垣島は東京から飛行機で3時間半かかります。仕事上、またプライベート上、常に海外と往復せざるをえない私にとっては、体力的にきついものがあります。旅費もバカにならず、生活費を極力抑えて捻出するほどです。

それにここには刺激がありません! 千葉や東京は、さすが大都市だけあって、わたしの文化的欲求を満たす刺激に溢れていました。個性的な人たちとの出会いも多く、クラブで一晩中踊ったりもできるし、週末は飲み会やイベントなどで昼も夜も忙しかった。文化的刺激に満ちたヨーロッパ暮らしが長かった私でも満足できるものでした。しかしココには海と山しかない・・・。

もう、引きこもるしかない、といった場所です(笑)。常にじぶんひとり。じぶんと向き合わざるを得ない。千葉には地縁があったので、二十年ぶりに戻っても何となくじぶんの居場所があった。そんなふうにずっと都会に生き、人に囲まれてきた私にとっては、ちょっとした変化です。でもこの孤独な世界にも、少しずつ慣れてきましたよ。

何より、使命とか天命、運命のようなものに突き動かされている気がしてなりません。じぶんでは抗えない何らかの力が働いている。言葉で説明するのは難しいのですが、引き寄せられてしまった感じなのです。

 夢は、広がります。森の中のアトリエでじぶんの作品制作をしつつ、ちょっとしたギャラリースペースを持って、さらに嗅覚教育的なワークショップもやって・・・香る植物の観光農園みたいのもやりたい。わたしの授業やワークショップを受けたいという人は、世界中にたくさんいます。たまーにですが、インターンで働きたい、という人もちらほら。そんな要望に応える場所がずっと欲しかったのです。

人生久々の賭け事です。より楽しく充実した明日を夢見て・・・おやすみなさい。

2013/08/29


9月の渋谷における展示のお知らせです。今年は豊作の年なのでしょうか、また新作です。「嗅覚のための迷路 vol.1」を作っております。ずーっと「匂いの迷路作りたいなあ」と思っていたのですが、今回ようやくvol.1 を作る機会を得ました。迷路といったときに、それこそ建築的に作ったり、屋外でやったりと、いろんな作り方があると思うんですが、まずは低コストで屋内で、フレキシブルな実験装置として試作してみます。

余談ですが、あのホーミーの山川冬樹さんもご一緒します。じつは昔からのファンなので(女子なら誰でもそうかもしれませんが 笑)とても楽しみ。

————————————–

「シェアリング・バイブス|共振する場、そして私」展(9/11-29@アツコバルー arts drinks talk)

今回は、不可視や非物質的なもの、そしてアツコバルーの特異なロケーションおよび空間特性を生かした、センシティヴなアプローチの展覧会です。

アツコバルーの渋谷における境界領域的ロケーション(駅に近い喧噪、文化村、松濤、円山町の境界線に位置)、渋谷という文脈、アツコバル—の空間(9の可動壁、光がはいり時間や天候によりつねに変容しつづける)などを、ぜひ3名のアーティストの作品に加え、味わっていただきたいと思います。

光、匂い、音‥見えないものや知覚しにくいものも含め、世界にはさまざまな情報が溢れています。アツコバルーの空間を開かれたエネルギーの交差点と見なすこの展覧会では、空気を媒介するものや繊細な現象をとらえた各作品が相互に関係することで生まれる新たな胎動を、自らその一部として体感いただくことになるでしょう。

アツコバルー(渋谷Bunkamura隣)

http://www.atsukobarouh.com/
*現在仮サイト。スクロールダウンいただくと、展覧会の情報をご覧いただけます。

2013年9月11日(水)~29日(日)
水–日 14:00~21:00 / 月祝 12:00~18:00(火曜休)
¥500(1drink付)

アーティスト:Maki UEDA/新津保建秀/山川冬樹
キュレーター:四方幸子

[Event]

9/11(水)19:00~21:00
レセプション・パーティ *終日エントランスフリー

9/14(土)17:00~19:00
Maki UEDAワークショップ「犬のように空間を探る」vol.2
15名限定(¥1,500/メールにて要予約: ab@l-amusee.com )

犬のように空間を探る vol.2
〜嗅覚と空間認識〜

人間の鼻には意味なくふたつの穴があるわけではありません。右に左に移動しながらクンクンすると、意外に空間内の「匂いのモト」を探知することができるんです。このWSではこのような「嗅覚のステレオ体験」をしていただきます。
*香水はつけてこないで下さいね!
*満腹の状態でのご参加はご遠慮ください。(嗅覚が働きません)

9/21(土)17:00~19:00
トーク:山川冬樹+港千尋(写真家)(¥1,000)

9/28(土)17:00~19:00
トーク:新津保建秀+瀬戸なつき(映画監督)(¥1,000)

 

2013/07/14

この夏は赤坂にて新作のインスタレーション(建築家さんとのコラボレーションで作る「パヴィリオン形式」)を発表します。

展示詳細は以下をご参照ください。
http://iwhite.nu

ほぼ初めての東京での展示となります。皆様お誘いあわせの上、お越し下さいませ。

上田麻希

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
オカムラデザインスペースR
第11回企画展
タイトル: 「白い闇」

■企画主旨:
オカムラデザインスペース(ODS-R)は、毎年1回の企画展として「建築家と建築以外の領域の表現者との協働」を基本コンセプトに、一人の建築家を選び、「いま最も関心があって、挑戦してみたい空間・風景の創出」をお願いしてきました。但し目指すのは、建築家の個展ではなく、建築家ともう一人の表現者が協働することで初めて可能になる新しい空間・風景づくりです。
そのODS-Rも今年で11年目になり、建築家のヨコミゾマコト氏、そして協働者にMaki Ueda氏を迎えます。昨年の12月から毎月1回の打ち合わせを重ねて、タイトルは「白い闇」と決まりました。
通常、建築家の仕事は空間をつくることですが、それは同時に空間の境界をつくることでもあります。境界が存在することによって、その内側のモノや状況がある状態に保たれ、他と区別され、守られます。空間を扱う職業である建築家は日々、その境界のあり様を考え続けていると言えます。あるいはまた、境界ができれば、閉じられた有限な領域が発生しますから、建築家は、有限な領域をつくり続けているとも言えます。
ODS-Rで試みられるのは、建築家にとっても、おそらく一般の人々にとっても、このような日常とは真逆に位置する、「無限に広がる境界のない空間」の創出です。広大な宇宙のように無限に広がる空間をつくってみたい。たとえ、物理的には不可能であっても、人の感性と想像力によってそれを可能にしたい。この不可能を可能にするために、ヨコミゾ氏と、嗅覚のアーティストUeda氏が協働します。ヨコミゾ氏の説明によれば、「形によって空間と時間をデザインする建築家と、形がないもので空間と時間をデザインする嗅覚のアーティストとのコラボレーション」です。
白いだけのまったく何もない空間。静かで豊かな空間ですが、そこは、視覚によって意味を読み取れるものが何も存在せず、それがゆえに自ずと嗅覚と聴覚が研ぎ澄まされます。嗅覚がかすかに捉える何か。匂いは日常世界に溢れていますが、私たちは、「ああ、これは何々の匂いだ」と単純に理解して済ませる傾向があります。実は、未解明の部分が多い領域であって、嗅覚は視覚や聴覚に比べると原始的かつ直感的で、記憶に直結する感覚だとも言われています。その嗅覚に刺激を与えて、人のもつ無限の感性と想像力を活性化させることが、今回の企画展の狙いです。(企画実行委員長/川向正人)

■企画建築家:ヨコミゾマコト氏(建築家)

■協働者:MAKI UEDA氏(嗅覚のアーティスト)

■開催期間: 2013年7月23日(火)~8月9日(金)10:00~18:00 (7月28日、8月3、4日は休館)

■会場: オカムラ ガーデンコートショールーム
〒102-0094東京都千代田区紀尾井町4-1
ニューオータニ・ガーデンコート3F   Tel : 03-5276-2001

■シンポジウム: 「知覚と空間」
2013年7月27日(土)15:30~17:30 (定員80名)
パネラー:ヨコミゾマコト + MAKI UEDA、 アンカーマン=川向正人

■ワークショップ: 「嗅覚と空間認識〜犬のように空間を探る〜」
2013年7月27日(土)13:00〜15:00(事前予約制:先着15名)

■ギャラリートーク:アーティスト達と匂いや建築、空間や知覚について語らう場。
2013年7月24日(水)、8月2日(金)、5日(月)、8日(木)19:00〜21:00

■参加申込・お問い合わせ先:
株式会社 岡村製作所 [お客様サービスセンター] フリーダイヤル0120-81-906

■入場料: 無料(展示、シンポジウム共)

■主催: 株式会社 岡村製作所

■後援: 日本建築家協会、日本建築美術工芸協会、東京インテリアプランナー協会/協力: 株式会社山本香料

■WEB: http://iwhite.nu(イベント等の最新情報や予約情報の配信を行う)

■twitter: @invisiblewhite 

■facebook: facebook.com/invisiblewhite

■企画建築家・協働者 プロフィール

□ヨコミゾ マコト(日本)
建築家

1962年  神奈川県生まれ
1984年  東京藝術大学美術学部建築科卒業
1986年  東京藝術大学美術学部建築科大学院修了
1988年  伊東豊雄建築設計事務所入所
2001年  一級建築士事務所
aat+ヨコミゾマコト建築設計事務所開設
2009年〜 東京藝術大学美術学部建築科准教授

受賞歴:
東京建築士会住宅建築賞金賞(2005年)
日本建築学会賞作品賞(2006年)
日本建築家協会賞(2006年)
International Architecture Award(2006年)
日本産業デザイン振興会グッドデザイン賞金賞(2007年)

代表作:富弘美術館、NYH、GSH、TEM、STYIM、MOH、新発田市庁舎(設計中)など。ウェブサイト: www.aatplus.com

□MAKI UEDA(日本/オランダ)
嗅覚のアーティスト

1974年 東京生まれ。アートと嗅覚の融合を試みる「嗅覚のアーティスト」。世界的に流行の兆しを見せている「嗅覚のアート」のリーディング・アーティストのひとり。2000年よりオランダに移住、現在は日本とオランダに拠点を置く。
視覚的な要素を排除した、匂いだけによる嗅覚体験を提供する作品を発表する。目には見えない匂いが、想像を膨らませたり、知覚の混乱を誘う役割を担う。こうして幼少の思い出の匂い、アイデンティティの匂い、感情の匂い、歴史の匂いなどを作り出し、インスタレーションやワークショップなどの形で作品を発表している。
食べ物や体臭など、ありのままの匂いを素材から抽出し、「香水化」する手法を独自に編み出すなど、素材レベルでの試行錯誤を得意としている。匂いを展示するためのインターフェースなども独自に制作する。特に嗅覚の知覚的な側面、錯覚や方向感覚に興味を持つ。
慶應義塾大学環境情報学部(学部1997卒、修士1999卒)にて、藤幡正樹氏に師事、メディア・アートを学ぶ。2000年文化庁派遣若手芸術家として、2007年ポーラ財団派遣若手芸術家として、オランダ&ベルギーに滞在。2009年、ワールド・テクノロジー・アワード(カテゴリー:アート)にノミネートされる。オランダ王立美術学校&音楽院の学部間学科Art Science や、ロッテルダム美大ウィレム・デ・コーニングアカデミーにて教鞭をとる。

代表作:OLFACTOSCAPE -シャネル5番の分解-(2012) オランダ・V2_にて展示。AROMASCAPE OF SINGAPORE (2011) シンガポール国立美術館にて展示。SMELL x ILLUSION -匂 x 幻 – (2010) オランダ・Urban Explorers Festivalなどがある。
ウェブサイト: www.ueda.nl

■OKAMURA Design Space R
それは、ニューオータニ・ガーデンコートのスペーシャスなオカムラ・ショールームの一画に、年に1度、全く斬新な企画で創出される展示とトークのための空間です。
毎回異なるジャンルの複数のアーティストが、アートの枠組みを超えサイエンスとインダストリーの新領域にまで踏み込む意欲的なコラボレーションを展開し、その知と美の新たな形式によって多領域に向けて確かなインパルスを発信します。

2011/10/05

投稿もほんとうにしばらくぶりになってしまいました。

私事なのですが、体調があまり優れないため、

しばらくこちらの方をお休みさせていただきます。

私のコラムを楽しみにしてくださっていた方々には、大変申し訳ありません。

 

オランダで煩っているアレルギーのため、

体力がどんどん落ちてしまい、

生活を根本的に見直さなければいけなくなっています。

 

来年頭あたりには、復帰する計画でいます。

ではまた!

 

上田麻希