2010/03/08

決まりましたね、今年のオスカーたち。

毎年思うけど、うちから徒歩10分のところで授賞式やってるんだよね。
なんか、不思議な感覚。あんな、名だたる俳優陣、監督やスタッフがうちの近所に総出してるなんて。笑
去年は、「モックンとヒロスエが今近所にいるんだ〜♪」って感じでした。

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今年はレッドカーペットの上に透明のテントが張ってある。
昨日はめずらしく雨で、今日も天気が不安定だったからね。
それにしても毎年華々しいアカデミーアワード。カリフォルニア州はド貧乏だというのに。笑

実は一昨年と昨年(授賞式は翌年だから、つまり去年と今年のアカデミー賞)、手がけた作品を短編ドキュメンタリー部門に出品していて、一昨年は「When I Knew」という、「いつ自分がゲイであることに気がついたか」をテーマにしたインタビュー形式のドキュメンタリーを出品。でも、内容的に今イチ発信力に欠け、自分も期待していなかったこともあって、最終選考まで残らなかったものの、良い思い出となった感じだった。

でも、昨年(つまり今年の授賞式)は、このコラムにも書いた「Ghetto Ballet」という南アフリカのゲットーに住む黒人のクラシックバレリーナの奮闘劇を追った短編ドキュメンタリーを出品していて、これは、昨年末のテレビ放送以来、内外でとても評判が良かったことから、私も大いに「ひょっとして」を期待していたのだけど、結局ダメでした。。。

今日、他の短編ドキュメンタリー部門の最終ノミニーズをチェックしたけど、どのフィルムもトントンな感じで、ここに「Ghetto Ballet」が入っていても何ら不相応ではないのになぁ、とちょっと残念な気持ちになりました。

毎年、大体2本から3本のドキュメンタリーフィルムの音付けをしていて、大体どの作品もいろんな映画祭に出品していて、これまでにサンダンスやスラムダンス、ロサンゼルス、マイアミ、時にはカンヌなんかにも出品しています。でも、ドキュメンタリーが一つの作品として、テレビや映画で枠とポジションを持って放送されるアメリカと違って、「映画とは違うもの」と位置づけされてしまっている日本では、なかなか放送されにくい。

知り合いのプロデューサーが言ってたけど、ドキュメンタリーフィルムを売り込むのが一番難しいのが、実は「日本」だったりするそうな。

私も、今までにアメリカ本国はもちろん、カナダ、イギリス、オランダ、フランスなどのヨーロッパ諸国から南米まで、著作権を持つ音楽が各国で流れた場合、スズメの涙ほどの印税をもらっておりますが、悲しいことに日本は一度も無い。

本当はこのJunk Stageさんの某かの場所と機会を得て、是非ともフィルムを放送してもらいたいのだけど、放送権の都合上放映していいものかどうか、今後ちょっと調べないといけないです。でも、放送できたら嬉しいな。

ま、そんなこんなの思うことが多少ある私ですが、今年の授賞式はテンポも良かったし、それ相応の方々が選ばれて良かったなぁ、、、なんて思っていたら

「The Cove」が長編ドキュメンタリー部門を受賞。

な、な、なんだとぉ、と。怒

私、この作品がサンダンス映画祭で話題になった時から知っていたけど、個人的にこの話は好きになれない。
これが、たとえ題材がノルウェーのイルカ漁でも、観る気がしない。なぜなら、「じゃ、あんたんとこはどーなんさ?」とすぐに思ってしまうから。クジラ漁にしたって、オーストラリアではカンガルーを毎年何万頭と殺害しているし、もちろん世界中どこでも食べるために動物は殺される。それは昨日今日ではなくてキリストが生まれる前からやってることだい。

そもそも、原爆を2つも「そらよっ」と落としたアメリカ人が「何とか愛護」とかよしてくださいよ、と思う。
アフリカで起きてる飢餓はどうなるの?
イラク戦争で現地人に残った傷跡は?
ベトナム戦争後今も生まれる奇形児のケアは?

よその国に勝手に入って勝手に盗撮して現地の人々の意見や反論も無視して作ったフィルムなんかより、もっともっと我々が見つめなきゃいけない「今そこにある危機」はもっともっと身近にあるんじゃないの?

なんか、このフィルムが受賞したのは、最近起きているトヨタのリコール騒ぎを始めとする、一連の日本たたき=ハトヤマ政権弾圧企画の一つのような気もしてきた。ハトヤマ、本当に勘弁してほしい。このお方の考えの無い、アメリカへの無機質な言動、一挙手一投足がこうやってショウビズの世界にまで影響するんですよ。(泣)

こんなフィルムより「Ghetto Ballet」の方がずっとリアリティがあって発信力があるのに!!!!

ま、ぐちぐちと書きましたが。

でも、オスカーを毎年観て思うのは、やっぱりあそこは私にとって夢と現実の中間点なんだと。
今回賞を取られた多くの方々が、作品の構想に数年、着手にさらに数年かけて、やっとやっとで陽の目を観ている。
今回、ショートアニメーションでオスカーを取った人は、「16分のこの作品完成までに6年かかった。次回はフューチャーロングフィルムを作りたいけど、この計算で行くと完成は36年か。。。」と言ってみんなを笑わせていましたが、本当に多くの時間と多くの人間が関わって、大作が出来る、夢の世界なんですね。

この数年間で、私も一度はレッドカーペットを歩きたい。素直にそう思うし、またこの一年再出発、再始動します。

2010/03/08 03:28 | 仕事 | No Comments
2010/03/03

さて、1週間ほど経って少し落ち着いたところで。笑

今日、日本のある番組をネットで観ていたら、今回のオリンピック、フィギュアの結果について、コメンテーターのひとりが、

「金(メダル)とか銀とか、そんなもの(議論)はもう良い、浅田真央はトリプルアクセルを飛び続けた、挑戦し続けたその努力だけですでに世界一だ。」

という趣旨のことを言っておられた。

この意見になんと救われたことか。

日本のメディアがどう騒いでいるのか、アメリカに居るので分からないけど、少なくともアメリカはキム・ユナのパーフェクト(と言われる)演技に気持ち悪いほど共鳴している。

日本のメディアもアメリカと同じようなものでしょう。
素直に共鳴、共感するのは良い。でも、真央の演技に対して、トリプルアクセルを軽視して論じるのは止めてもらいたい。演技力があーだ、顔の表情がどーだ、と分かったような口で、真央の演技に対して文句をテレビに出て言っているヤツは、恥を知れ、と言いたい。
アメリカや韓国でそういう風に言われるのならまだしも、日本を代表して行った選手の、しかも歴史に残る演技に対して、自国民はねぎらいの言葉を持って賞賛こそあって然るべきで、テメェがウンチク垂れんじゃねぇ、と言いたくなる。

もっともっと、真央の演技は評価されるべきものだ、と私は思っています。
だから、今日観たテレビのコメンテーターの発言には本当に救われた。
テレビでは、誰もこういうこと言おうとしない。本当は腹の底では思っているのに。なんで自分の国の選手を賞賛することがいけないのか、もう、私、皆目検討つきませんわ。笑

確かに、今回のユナの演技は素敵だったし、いち競技者、選手としてもフィギュアスケート界の誇れる存在だと思う。

真央もユナもこういったメディアの時にはアクドイ報道にも常に平常心で、紳士的に振る舞っているのには脱帽します。まだ19歳なんだよ、彼女達。

ユナには、一度、プレゼントを渡すために競技会前に会って、(というか目を合わせた程度)だけど、とても可愛くて、突然アポなしで渡したプレゼントなのに、笑顔でお礼を言ってくれる子でした。

だから、本当は、女子フィギュアを観て、一通り泣いて(笑)、今回の採点結果には、私だって思うところは沢山あるけど、でも、この素敵な笑顔をもつ、この19歳たちをこれからも応援しよう、と気持ちを入れ替えたわけです。

大体、彼女達の演技云々は置いておいて、以前から疑問に思っていたのだけど、エレメンツのつなぎとか、スケーティングとか、スケートに関する技術云々の採点は分かるけど、採点項目の「曲想の表現」とか「音楽との適合」って何?

課題曲があって、選手みんながその曲で演技するならまだしも、SPもFPも自由曲にした上、コリオグラフも誰が作っても良くて、音楽のジャンルの設定も速度制限も無いのに、曲想の表現って、適合って、じゃぁ、主観的に評価せざるを得ない(だって音楽のプロでもなければダンスのプロでもない、ただのフィギュアスケートの審判なんだから)ジャッジさんたちは選手全員の使う音楽をどこまで知ってんのさ?と言いたくもなる。

主観主義主張はアメリカ合衆国だけで十分です。怒

こんな、音楽の適合性なんて選手一人の能力でまかないきれることじゃない。
そもそも、実際に演奏者側にだって音楽の表現方法、解釈なんぞ何通りもあるのに、その音楽を体現して、適合性や表現力を「評価せぇや」と言っても、もう、その審判員の趣味とか性格とか、まさに主観性に頼るしかないじゃないか?

まぁ、今後を冷静に見つめる材料としましょう。

あぁ、先週は仕事どころじゃなかったなぁ。今週はちょっと頑張らないと!
オリンピックの次はオスカーですか!?

2010/02/26

思えばあっという間に終わってしまった(まだやってるけど)私のオリンピック観戦。

あ〜。今でも思い出すと泣けてくる。

今まで見たことの無い真央ちゃんの気迫に満ちた表情と演技。

SPでオリンピック初のトリプルアクセルを決め、FPではもうひとつ、SPとFP両方でトリプルアクセルを初めて成功させた女子選手となり、その数秒後にはさらにもうひとつ、FPで2つのトリプルアクセルを成功させた、世界初づくしの演技をしてくれました。それでも叶わなかった金メダル。

彼女の演技後の表情から伝わってきた悔しさと、この何年も絶えずやってきた努力を想像すると、涙を流さずにはいられなかったです。

私のフィギュアスケート好きは、身近な人であればご存知のことで、これが不思議な縁になり、ロサンゼルスに来て引き受けた通訳の仕事がフィギュアスケート関連だったこともあって、この数年は趣味という域を超えて、仕事としてもフィギュアスケートが大変身近にありました。

シーズン中は主立った国際大会のほぼ全てをチェックし、結果を見ては翌日仕事仲間とそれについて話す、そんな毎日だった。

去年の暮れ、通訳の仕事で出張した日本で、真央ちゃんのマネージャーさんの一人と出会い、これがきっかけになり、私が通訳をしたロサンゼルスのスケートウェア会社のジャージをプレゼントして、真央ちゃんはそれを着て今回のオリンピックの公式練習を行ってくれてました。(マネージャーさん、そして真央ちゃん、本当にありがとうございます!!!)

本当に、この数ヶ月間、今までになくフィギュアが身近で、真央ちゃんが身近だった。

それだけに、今までのフィギュアスケート観戦とは全く違う気持ちの入れ込みようで(笑)オリンピックを見てました。本当はいつもの調子で色々書きたいんだけど、、、なんか今はまだ、本当に胸がいっぱいで。もうちょっと時間が必要かも。

真央ちゃん、本当に本当にお疲れさま。堂々と日本に帰ってね。貴女にしか出来ないことを貴女はやったのだから。また思い出して悔しくて涙を流すときは、私も一緒に泣きます。

2010/02/19

何かと波乱含みな今回のオリンピック。

ま、カナダやアメリカの開催するオリンピックなんだから、日本人からしてみたらズサンな面なんて山ほどあるんだろうな。

でも、4年前なんてイタリアで開催できたんだから。笑

よく、日本の報道には偏向があるだのなんだの言うけど、偏向さ加減で言ったらアメリカが一番だと思う。というか思った。

なんせ、スタンダードプランでも90近いチャンネルを持つケーブルテレビなのに、オリンピックに関しては、放送しているチャンネルがわずか6チャンネル、これは酷い、と思ったのは開会式まで録画放送だったこと。

先週末は翌週の月曜日が祝日だったから、やった、オリンピックがリアルタイムで見られる〜、時差もない〜♪みたいなぬか喜びをしていた私は、後に開会式が録画放送であるということをヤホーの「今、日本選手団が入場しました」のオンタイムニュースを見て知った次第。その他殆どの競技も録画。ヤホーのネット実況プラス、オーディエンスの実況コメントの方がはるかに早く、カシコイ解説をしてる。

オリンピック開催直前、たまたまipodでyoutubeを開いたら、トップに山奥から出て来たような無愛想なオトコの顔とタイトルの「うっせーな」とか「反省してまーす」の文字。

・・・なんじゃこりゃ。。。

その後、ヤホーを見たら、なるほどね。究極センセーショナルなオリンピックデビューを飾った国母選手の「オレ流」が話題になっていたようですね。

服装とか態度がどーのこーの、と物議をかもしてるけど、じゃぁいったい競技はどうなのさ。
と、思って普段滅多に見ないスノボハーフパイプを見ようとテレビをつけたけど、やっぱり録画。リアルタイムはムカつくくらい放送枠が無い。おのれ、にっくきNBC(テレビ局)め。国母よりNBCが憎い。

ということで、頼りはやっぱりヤホー。
ネット実況って初めてだけど、見てみたら面白い。
コメントで「カントリーマアム」という文字が多いから、何書いてんの?は?なんでクッキー!?と思ってたら、あ〜!!!「カントリーマアム」means「国母」ね。(気づくのおそっ!)
ナイスセンスですよ、日本の実況コメンテイターの皆様!!(拍手)

結局そのカントリーマアムは入賞どまりだったみたいで。今、こっちの放送ではショーン君がひたすら輝いてます。ま、この青年にゃかなわないでしょ。だって、トリノの時もらった金メダルを友達に見せてるうちにヒモが汚れて、オカンがメダルと一緒にクリーニングに出しちゃうファミリーなんだぞ。やっぱこれくらいファンキーじゃなきゃ。
カッコも若い男の子にとっちゃ大事かもしんないけど、やっぱ愛される人間じゃなきゃね。
他人の全てを分かろうなんて不可能だけど、共感してもらう努力も必要なんだから。

さて、今日はフィギュア男子のメダルが決まりましたね。
ココでもアメ人の偏向報道具合は日本のそれと比較になんない。ひたすらクワド(4回転)を飛ぶロシアのプルシェンコとトリプルでキレイにまとめるエバンの一騎打ちみたいな報道ばっかりしてる。あ、もちろん録画放送です。。。

高橋大ちゃんはどこに行ったーーーーーーー!?!?!?

もちろんアメリカはエバン上げ。究極のアゲアゲ。ちょっと前まで大会の度にアメリカの解説者はクワドクワド連呼しとったのに、3年ぶりにアマチュア復帰してメダル取りに来たプルシェンコを猛バッシングした上、クワドに挑戦すると名言した高橋までエネミー扱い。

実際エバンは素晴らしかったと思う。面識は無いけれど、実際何度かチャリティーのスケートショーを観に行った時も彼はとってもジェントルマンだったし、地元愛が強い。世界チャンピオンなのに、全然そんな振る舞いをしない。人間的にもとってもイケてるオトコだけど、その人の良さがアメリカのマスゴミの餌食となって、ハブとマングースの戦いみたいな構図を作らされているのが可哀想。

だから、エバンの金メダルは素直に拍手だけど、やっぱクワドってすっごく大変なジャンプで技術だと思うんですよ。浅田真央ちゃんがひたむきにトライしているトリプルアクセルも然り。高橋大ちゃんが決してその恐怖から逃げなかったのはエバンの金にも匹敵するし、まぁ失敗しちゃったからしょうがないけど、クワドを飛ぶっていうことは本当にリスキーかつチャレンジなことだと素人ながら思ったりする。

それにしても、大ちゃん、良かったね〜〜〜〜!!
感動した。いっちばん見栄えがした。コリオグラフも良かったし、正直フリーの点数の低さにはビックリした。アクシデントに見舞われたけど、織田くんも決して悪くなかったし、小塚くんにいたっては、ショートプログラムの時にスコット・ハミルトン(解説者)が「彼の名前は覚えておかなくてはならない」と言わせるくらいの印象を残す素敵な演技を見せてくれました。
大ちゃんのショートプログラムでも、演技後に「Welcome Back!」と言われていた。みんな、大ちゃんの復帰とスバラシイ演技に感動していたようですよ。

しかし、最終の金銀銅のメダルが決まった頃には、ひったすらプルシェンコとエバンの「旧東VS西」みたいな勢いで物議を醸していて、セレモニーのときもメインは二人の顔ばっかり。
いつまでケンカしとんねん。報道もお下品だし、国母くんの服装よりヒドい。

それより大ちゃんはどこだよぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!。(泣)

セレモニーの時くらい公平に顔映せや!

ただ、男子のプログラムを見ていて思ったけど、音楽の構成って本当に大事ですね。
エバンの優勝は、音楽とコリオグラフの勝利といっても過言ではないような。
小塚くんは是非来シーズン、ここんとこに重点置いてもらいたい。

お二人の入賞、そして大ちゃんの銅メダル、本当におめでとう、おつかれさま!

さぁて、次は女子か〜。ま、録画放送だろうから、またも実況コメにすがる予定。
楽しみ楽しみ。

2010/02/19 06:10 | プライベート | No Comments
2010/02/10

私のようにしょっちゅう日本とアメリカを行き来している人間でも、時々理由も無く日本を恋しく思うことがあったりする。

そんなことがあったりで、こっちではわざわざお金を払ってテレビの日本語チャンネルに入っている。

アメリカでは日本より一足早く、デジタル一本化を実施していて、昨年だったかな、地上波が見れなくなった。
とは言っても、アメリカではすでに長いことケーブルテレビは必然のごとく常識となっていて、私がアメリカで生活を始めたときも、まず、最初の大仕事(英語が全く話せなかったから)はケーブルテレビ会社に電話して、加入することだった。

電話一本かければ数日中にはメカニックのおじちゃんが家にやってきて、ケーブル用アンテナを引いてくれる。

こっちに来たばかりの頃は、この電話一本をかけるのが怖くて怖くて。(しみじみ)
今じゃ、テレビの映りが悪い時、ネットのつながりが悪い時、しょっちゅう電話しては電話先の見ず知らずのおねーちゃんおにーちゃんと世間話までするように。(←迷惑カスタマーな私)

話はもどって、この日本語チャンネルがあることを知ったのはここ数年の話で、今住んでいるアパートに越して、しばらくしてから入った。

この日本語チャンネル、NHKがメインで、民放のドラマがいくつか放送される以外はほぼNHKの番組が放送されている。だから、相撲もニュースもリアルタイムで見られたりする。
でも、真夜中の3時とかに「中学生日記」が放送されているのにはやや狼狽もしたけど(笑)、これはアメリカ全土で放送されているから時差があってのこと。

先日、テレビを付けたまま寝てしまい、何時ごろだったかは分からないけど、どうやら「みんなのうた」が放送されていて、その時「北風小僧の寒太郎」が流れていたと記憶しているんだけど、「あぁ〜、なつかしい」と夢見心地でいたら、なんと夢には「コンピューターおばあちゃん」のおばあちゃんが出て来た。

♪コンピュータおばあちゃん コンピューターおばあちゃん
  イェイイェイ 僕は大好きさー♪

という歌詞だけは覚えていて、着物姿のアニメおばあちゃんとその歌が夢の中で流れていた。

記憶とはすごいものです。。。
私がこの歌を知ったのはドラゴンボールがテレビで始まる前だった気がする。
子供心に、かなりの音楽的影響を与えられたんでしょうね。

いや、この歌は「みんなのうた」史上、歴史に残る名曲なのですよ。
(と、勝手に思っている)

こう思っているのは私だけか、と思ってウィキって見たところ、
なんと、この歌の編曲を坂本龍一氏がなさっておいでではないか!!!

ウィキ:コンピューターおばあちゃん

さすが、目の付けどころが違う、というか、なんと言うか。笑
(単に、有名どころの作家が編曲を好んでした、という事実が嬉しい)

久しぶりに聴いてみても、この曲はかなり前衛的というか。
1981年でこんな歌が存在していたとは、かなり未来志向な気がする。
テクノポップと称されているけど、このスタイルは後に出てくる米米クラブの「浪漫飛行」と似ているし、小室ワールドのさきがけとも言える。
現在のコードレスで無機質単純なものも多いJポップに比べると、この楽曲は内容の濃いものだと思える。

これ、今年あたり中学校の合唱コンクールの課題曲とかにしたら良いのに。笑
いや、たしかに歌詞は

「バミューダ 海域 ハワイは ワイキキ」

とか当てつけがましい意味不明な歌詞もあるけど、音楽的には素晴らしい、と、アメリカくんだりまで来て懐メロに浸っておるんですよ。

しかし、、、北風小僧からコンピューターおばあちゃんって。
私、何のために日本語チャンネル入れてるんだろか。。。

みなさんの好きな「みんなのうた」って何でしたか?

2010/02/10 10:38 | プライベート | No Comments
2010/02/01

先週は身内のゴタゴタがあって、かなり意気消沈(というかもはや憔悴状態)していた。

独り悩んでいるのを胸の内に収めていられなくて、フィンランドに在住している親友に情けないメールをポンと気の向くまま送ってみた。
すると、時差があるにもかかわらず、こちらの昼時間を選んでわざわざ電話をくれた。

嬉しかったのなんの。

心配してくれる友達が世界のどこでも良いから居てくれるっていうのは嬉しいし、気持ちが温かくなりますね。

でも、ごめんよ、電話とチャットを合せて10時間強、話し相手にしてしまいました。。。

こんなに人と連続して話したのは初めてかも。もう、聞いてもらいたいことは全部話したのだし、あとは自分にそれ以上詰問するのは止めて、私は私のできることをしよう、と思った今日このごろ。

私は、何かに捕われて「原点に戻りたい!」と思った時、同じ本を繰り返し読む習慣がある。

何冊もあるのだけど、今日久しぶりに読み直した本は藤原正彦さんの「遥かなるケンブリッジ」。
もう一冊、「若き数学者のアメリカ」という本もあるのだけど、これらの本には共感できるエピソード、また、自分自身が襟を正さなければならない、と思わせてくれる言葉がいくつも散りばめられている。

私の場合、ロサンゼルスでの生活が殆どだから、必ずしも彼の経験した数々のエピソードと私の生活上のハプニングが一致する、ということではないのだけど、いつもこの本を読んで思うのは、「もっと自分の意志を全面に出さなきゃ!」ということ。

ここロサンゼルスでは、複数人と一緒に仕事をしているけど、心底思うのは、何に置いてもアバウト、そして皆が主観的だということ。

そして、自分のミスを認めない、言い訳だけは論文のように理路整然と語るけど、諭されて聞く他人のアドバイスなど聞きもしない。

もちろん、こんな人たちばかりではないし、こういう人たちも「悪人」ではない。親切心は旺盛で、私が病気になったときも一目散で駆けつけてくれるような人たちである。

でも、友達としての親切心とビジネスにおける姿勢は全くもって反比例したりするからこれまた面白い。

例えば、1週間で仕上げなければならない仕事をもらったとする。

これは、ロサンゼルスに住む日本人の友人も同意見だったが、我々日本人は、とにかく与えられた仕事を一日でも早く仕上げられるよう、出来るだけ最短時間で済むよう努力する。しかし、アメリカ人、というかロサンゼルスの(一部の人)たちはそうではない。

一日のノルマを課したとしても、平気で途中でストップ。
定時だから、と言って帰る。忙しい最中でも、奥さんと外食に行ったりする。
土日はもちろん働かない。
顧客にウソの出荷予定日を教え、それを訂正しない。顧客から問い合わせが来るまで放置。

そして、やっぱり謝らない。。。

時々、私の周りで一緒に働いてる人たちに対して、感受性が乏しいんじゃないか?とさえ思ってしまう。

私の場合、職業柄、予定していたスケジュールが大幅変更になったり、小差で時間変更などは毎度のことなので、それは「この業界に入った者の宿命」と思い込んでいたけど、最近は「ひょっとしたらこの人たちだけなのかも・・・!?」と疑問をもつようにもなった。

もっと、しっかりタイムスケージュールをコントロールしてる人だっているだろ、とか。
日本人の大多数がそうであるように、集中して仕事をして、効率よく済ませよう、としている人だっているよね、とか。

そして、一番情けないのは、それら怠慢とも思える相手の行動を糾す、時には仲の良い同僚でも一線を引いて非情になってでも問い質す、という精神的パワーが今の私に一番欠けている、ということ。

アメリカでは、レストランで食事をして店を出る時にチップを出さないと、ウェイターが追いかけてくる。
冗談じゃなくホントに追いかけてくる。「おい、こんなに親切にしてやってんのに、金払えよ」と。

要するに、金とサービスはセットとして考えなければならない。
金にならない仕事はしない。

だから、私がロサンゼルスに来てからずっと一緒に仕事をしている作家も、最初の2年くらい、一緒のスタジオで別の作業をしているときは逐一「お前今何の作業をしているんだ?」と、私が作業をしているパソコンを覗き込みながら聞いてくる。

要は金を払うに値する仕事をしているかどうか、絶え間なくチェックしているのだ。

もし、仕事以外のことをしていたら、「それがたとえ1分でも、給料から差し引くぞ」という意味。

私はハトポッポ首相のように「Trust Me」なんぞというアホ発言はしない。

彼らにとって言葉での約束なんて「無」に等しいから。誰が信用するかっての。

だから、行動で示す。1つのノルマがあれば、それを10倍やってみせる。英語はいまだにヘンテコ発言するけど、他の同僚ができないことを最高の形で表現してみせる。遅刻しない、提出日を守る、「明日の朝までに」と言われれば、前日の夜には必ず出しておく。
こんなことは日本の社会でも言えること。

だから、毎年途切れること無く、ポジションをもらってコンスタントに作品に携われるようになった。

でも、残念ながら、その努力を安い賃金で利用されることもしばしば。

彼らには、日本人の持つ義理人情とか、無償の愛なんてないのだ。全ては有償。

友人のひとりが、「ねぇ、そういう人ってひょっとしたらレイシストなのかもよ」と言う。

そうは思いたくなくても、アメリカで外国人が同等に扱われるには、まだまだ自己主張とハングリー精神が足りない、と考えたりする。

日本という温床地帯であぐらをかいてしまった私には、まだまだ超えなくてはならないハードルが沢山あるのでした。

今日読んだ本は、そんな反省を促してくれる、良い機会になりました。

落ち込むのは今日までにして、明日月曜日からまた再出発だぁぁぁ。

2010/02/01 03:42 | プライベート | No Comments
2010/01/20

先日、日本は阪神淡路大震災から15年を迎えました。

当時私は今現在の実家がある栃木県に在住していて、震災があったことはその日の朝のニュースで知っていたものの、被害の大きさを知ったのは地震がおきてから十何時間も過ぎた時でした。

日本は地震も含め、自然災害の多くある国。それでなくても、私が物心ついてから、日航ジャンボ墜落事故や地下鉄サリン事件、近年では無差別殺傷事件など、直接関係せずとも心の痛む事件や事故、災害を多く目の当たりにし、その度に胸が締め付けられます。

こんなこと二度と起きて欲しくない、とその度思うと同時に、沢山の命が失われている中に私たちの安穏な生活があるという現実をしばしば考えます。人とふれ合い、つながり、共存し、そして命の誕生と死を見つめる、それが人生なんだ、と。

と、感情移入はそこまでにしまして。

前回のバーバーのアダジオ「なぜかベトナム風」。謎が解けました。

わずか1分足らずの楽曲制作なのですが、これは、来月CNNというチャンネルで放送されるドキュメンタリーで振り返るヒストリー特集のごく一部に使われる、という設定でした。

バーバー自体は作曲家としてあまりネームバリューが日本には無いのに、このアダジオは一度聞いたことのある方も割といらっしゃるのでは?と思うのは、この曲、映画「プラトーン」のテーマとして使われたからではないか、と推測してます。

この映画はベトナム戦争の米兵の生き様をかなり忠実に再現していて、映像もかなりリアリティーのあるものに仕上がっているのだけど、

picture-1.png

↑あ、これですよ、これ。

実は、今回私が担当したシーンもまさにベトナム戦争中に米軍が枯れ葉剤を撒くシーンでした。

だからって、最初音楽チームのボスから言われた設定では「ベトナムに作れ」って言われたけど、一体なぜ、、、!?
おまけにベトナムの楽器を調べろ、とまで言われ、そのせいでこのバーバーのアダジオがどこに向かってくのか方向性が皆目検討も付かなかったけど、ベトナムの楽器云々は置いといて、ストリングス(弦楽器)オンリーで作ったら即オッケーをもらったので、良かったです。

ま、こういうこともしばしばなのですよ、少なくとも私の周りでは。

楽曲制作の進行として、一番大切、重要なことは1にも2にも「曲の長さ」。

我々は、フィルムに載せる音楽のひとつひとつを「Cue」とお呼びしてるんですけど、ドキュメンタリーの世界だと、このCueひとつの長さが2分以上のものは、「大曲(作るのがいろんな意味で大変だぞー、という意味)」扱いになります。

そんな、たかが2分で〜!?と思われても当然なのですが、私もこの世界に入って結構おどろいたけど、2分間おなじ曲調をキープするっていうことは案外難しいもんなんですよ、これが。

この「曲の長さ」を把握すると同時に、作る曲のテンポや調性、楽器編成を前回のコラムで紹介した「Temp Music」をもとに土台作りをします。
この1曲(cue)の中にはシーンのカットでディレクターから「このシーンの変わり目は絶対ヒット(アクセント)を入れやがれ」みたいなことを言われたりすることも度々あります。アクセントだけではなく、「ココにこの楽器入れて!」とか、酷い時には映像班のエディターがTempMusicを(無理矢理)切り貼りしたとおり作れ、など、制作進行中もそういった注文←→応対が何度も繰り返されます。

前回も書いたように、あまり音楽に執着がない、というか、作曲家に一任してくれるディレクターもいれば、とことん地獄の果てまで追いかけて来そうなくらい一音一音に執着するディレクターもいます。音楽班はこういう時、上手い具合に折り合いをつけ、リズムや拍子がおかしくならないように、こういったディレクターのリクエスト(という名の無理難題)に答えていく、という、ま、私はこの時点で大抵泣きます、泣かされます。

かのアカデミー作曲賞を受賞したことのある作家さんでも、フルオケ(オーケストラ)で作るフィルムのメインテーマを6回も書き直した(というか、ディレクターによって書き直させられた)、という話を聞いたことがある。かたや、スピルバーグとジョン・ウィリアムスの神コンビになると、撮影が始まっていないうちに、ジョンが即興でピアノを弾いてファーストミーティングでスピルバーグはOKサインを出しちゃう。で、モメない。泣かない。(笑)しかもいつも大作。

話はプラトーンにちょっくら戻りますが、このプラトーンの音楽を担当したのがフランス人のジョージ・デレリュー氏。1992年に他界されているので、私はもちろん面識は無いのだけれど、実はこの方、私が留学したバークリー音楽大学時代、私のあしながおじさんになってくれました。
彼の死後、音楽の版権管理と慈善事業を始められた彼の奥様、コレッテさんという方がバークリーのフィルムを専攻する生徒に毎年奨学金を無償で与えてくださっているのです。私はその温かくも貴重な親切を受けた一人だったりするわけです。

彼がプラトーンの音楽を担当したことはもちろん知っていたけど、彼がこの映画でバーバーのアダジオを引き出し、そして制作した彼の楽曲が資金となり、私が援助を受け、今、プラトーンのワンシーンと似たような映像にバーバーのアダジオ風オリジナル楽曲を制作してる。デレリュー氏があの世で笑ってくれるかな。

今回の日記の冒頭でも書いたけど、人と人とのつながりって、面白いもんです。

さ〜て来週のサザエさん、、、じゃなくてコラムは!?
録音編でも書きますかね〜〜。

2010/01/20 05:44 | 仕事 | No Comments
2010/01/15

今日、ハリウッドの街中を運転していたら、前の車の運転手が窓から腕を出して後ろの車に向かって話しかけてる。しかもかなり乱暴な運転で。すると、後方からこれまたかなりヤバい運転でベンツがやってきて、割り込むかたちで、前方の車のすぐ後ろへ。
それだけでも「あ、めんどくさいこと起きそー」な予感だったけど、どうやらこの運転手二人は知り合いらしく、後方のベンツはさらに隣車線へ無理矢理割り込んで前方にあった車の隣へ。そして、運転しながらお互いの車の窓を明けて「仲良く」ドツきあってる。

「あーこいつらめんどくさい」と思っていたら、これまた乱暴に左折専用レーンに二台とも並び、左方向へ。

こんなヤツら、捕まっちゃえーぃ。とぼやいた直後、パァオォォォォンというパトの「停まんなさーい」の合図音。
マジでとっ捕まっておりました。良いこのみなさんは、くれぐれもこんなこと、しちゃだめですよ。

日本でも、やれ飲酒検問だとかスピード違反だとか路駐罰金だとかめんどくさいことが多いですが、ロサンゼルスでもかなりめんどくさい捕まり方はしょちゅう事後談で聞きます。

例1:停止線を数センチオーバーしただけで捕まった。
例2:路上駐車で路肩への車の寄せ具合が悪い(つまり、路肩から距離がある)、という理由で罰金。
例3:ハイウェイで運転中くしゃみをして右路線を瞬間的にオーバーしたら、ハイウェイを降ろされた上、もはや罰金ではなく直裁判所行きを命じられた。

などなど、「あれ、これって嫌がらせ!?」と半笑いするような捕まり方もしばしばです。

でも、こっちの警察官は良く言えばユーモアもあったりして面白い面もある。日本の警官のようにたかが公務員なのにいかにも権力者ですといわんばかりに無表情に上からものを言うのとはちょっと違う。

実際、私なんぞはロサンゼルスの免許を取るとき、ボロボロのどうしようもない実地試験を受けたけど、警察官でもある試験管のおっちゃんは「コインの裏か表当てたら合格させちゃる」と言ってくれ、見事50%の確立を言い当て、合格したり。

ガスストでトイレを使おうと思ったら警官が来て、笑顔で「今、捕まえた犯罪者がトイレ使ってるからちょっと待っててね♪」と言われたり。こっちでは日本みたいに手錠に布被せたり、犯罪者をジャンバーで隠したり、なんて犯罪者保護はしないので、手錠もジャラジャラ、顔もそのままで出て来た。

良い意味でも悪い意味でも統率生が無くて面白いです。

話は変わって、今週はバーバー(Barber、アメリカの作曲家)ウィークとなりました。
聞けば多分どなたでも、「あ、この曲聞いたことがある」と言う、有名なAdagio for Stringsを模倣作曲中。
今やっているCNNの新しいドキュメンタリーに使うもので、私はまだ全容すらつかめていないのですが、新年の初仕事は、このバーバーのストリングスアダジオをなんとかしてベトナム風にしておくれ、というボスからのお達しです。

Barber: Adagio for Strings

なんでベトナム風なのかも、まだインフォがない。でも言われたことはやんないと!ってことで、大まかなベースサウンドはストリングスにしてどろーんどろーんって感じの音楽を作ってます。

これから、後々フィルムと音楽の制作過程をすこしずつ説明していきます。
今日は、この音楽を書き始めるところ編。

まずはクライアント(作曲家)がプロジェクト(フィルム)をもらってくることから始まります。
フィルムを持っているプロダクション、いわゆる制作会社では、作曲家にフィルムを渡す時点で大体の予算(音楽制作に使える諸費用)の限度額を提示してきます。まぁ、ネゴシエイトできないわけでもないけど、ドキュメンタリーの場合はいつも低予算です。

そして、フィルムの概要を知り、決められた予算で、どういった楽器編成にするか、何日までにリアルレコーディングをするか、可能な提出日はいつか、などを音楽班で考えます。

そして、制作活動を開始するわけですが、どんなフィルムの種類でも大体用意されるのが「Temporary Music」と言われる、ディレクターやPが用意した、音楽を付けたいシーンに既存の音楽を載っけた「Rough Cut」という、まだまとまりきってない、ゴダゴダの編集ムービーファイルを渡されます。

そして、我々はTempMusicに合わせて、どこまでディレクターとPの希望に添った音楽を作れるかどうか、やいのやいの言いながら制作を進めます。

今、私のバーバーのアダジオ in ベトナム編はこの段階で試行錯誤しているわけです。しかもRough Cutもまだ見てない!

まぁ、こんなこともしばしばです。

ディレクターの中には、あまり多くを言わず、「こんな感じで」という風にしか言わない人もいれば、「出来る限りTemp.Musicを忠実に再現してほしい」というキッツーイ要望もあったりする。どちらにしても音楽はワンクリックで出来上がる代物ではないので、アシさんの力を借り、エディターとも相談しながら制作をすすめます。

そう、最近お仕事関係で「映像に簡単で良いから音をつけて欲しい」というご要望を下さる方もいるけど、簡単だろうが複雑だろうが、アプローチの仕方は一緒な訳で、ワンクリックツークリックで出来上がるものじゃーござんせん。ジミーに大変だったりすのですよね、この仕事。

それでは、次回は本格的な制作編へ。

2010/01/15 03:55 | 仕事 | No Comments
2010/01/12

新年が始まり、今年の目標をごにょごにょと考えつつも、変化のある1年にしようと思っている毎日。

先日はネットで私という存在を見つけてくださった同じ業界人の方が日本から出張でいらして、友人と共に短いながら楽しい時間を過ごすことができました。

話をしてみて思ったけど、自分は本当に出不精の引きこもり人間だなぁ、と。
アメリカと言えど、沢山の日本人が同じような仕事をしていて、切磋琢磨できればもっと面白い世界が見えるんだろうなー、と思いました。だから、今年はもう一歩踏み出して人脈をどかどかっと増やしたいですね。

その先日の同業者(厳密に言えば同業界人)さん達との会合で話題に上がったのが、映画「Avatar」。

この映画が今アメリカでも日本でも売れに売れている、とのことなんだけど、私はまだ観に行っていない。
話題に上がったのはストーリーより何より、これまでの2D映像から3Dへと進化する「映画変革期」に関してだったのだけど、さぁ、これから近い将来、3D映画の世の中になるか否か。

純粋に私の想像する3Dって「目が疲れる」印象しかなくて、肯定的なイメージを持ったことが無い。
基本、私が「この映画を見たい!」と思うラインって、まず画がキレイかどうか、そしてストーリーが良いかどうか。

だから、話がつまんなくても「画がキレイ」という前評判を聞けば、映画館まで足を運んででも観に行くし、「話は良いけど、どうにもカメラワークが、、」とか、編集とか、はたまた音楽に悪評が付いているものなんかは、興行収入がどんなに良くても、「まぁいっか」でDVDが出るまで待ったり、いつの間にか観るのを忘れてしまったりする。

最近よく聞くのが「UP」(邦題:カールじいさん〜)の賛否両論。
実はこれもまだ観てないんだな、私。といのも、あの泣けるコマーシャルを観て、全て満足してしまった、という。。。
友達の話によると、最初の15分であのコマーシャルの内容を制覇し、その後の1時間強はめっちゃ強いおじいちゃんの武勇伝風になっている、とのことですが、ご覧になった方、いかがでしょう?笑

話は戻って、この映画もまた、3D版なのですね。

アメリカではもう「カールじいさん」は上映していないから、アバターを観に行こうかなぁ。
でも、やっぱり眼が疲れそう。

アメリカ版の予告を観ると、んまぁ、アメリカ人が好きそうなアクのつおい(注:強い)キャラてんこ盛りで、キャメロン監督のお気に入り大集合といった印象。まさに、エイリアンのあの強靭な主人公キャラ、プラス、タイタニックのラブロマンスをくっ付け〜の、これでシュワちゃん出て来たら完璧な感じです。

アバターyoutube

でも、ここまで映像のワザを駆使してしまうと、もはや映画、というよりはゲーム映像のような気がしてくる。
映像の進化って大切は大切だけど、映画の良さってどこにあるのかな?とふと考えたりもする。

みなさんも、純粋に映画を楽しむ傍ら、感想ついでに考えてみてはいかがでしょう?

2010/01/12 03:17 | プライベート | No Comments
2010/01/04

昨年は本当に色々あった1年。

昨年末中に総括ができなかったので、年は明けてしまったけど、今回想。笑

前回の日記では初手術ネタを書きましたが、仕事では旅番組の音楽編集をしたり、初の自分企画レコーディングセッションを日本で行ったり、短編ドキュメンタリーでピアノ弾いたり、なんだかんだ言いつつも充実していたのかも。初の日本でのレコーディングは本当に楽しい思い出になり、今でも思い出すたびに聴き直してます。

手伝ってくれた高校時代のクラスメイト、KさんとAさんに改めて感謝です。

この、日本でのレコーディングで録った作品を3つほどMySpaceにアップしてみたので、お時間のある方、是非試聴してみてくださいね。私の作品の内容はともかく、ピアニストとヴァイオリニストが本当に素敵に弾いてくれました!

http://www.myspace.com/maitamura

この、MySpaceに載せた楽曲の一部は、今現在サンダンスチャンネル(Sundance Channel)で放送されているMan Shops Globeという旅番組に使われています。

↓これ。

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このブログもまだ初めたばかりで、内容も統一感が無いのだけど、昨年こうして自分の作品を素晴らしく演奏してくださった方々がいるわけだし、今年はもっともっと自分の仕事のことや、映像音楽に関して、思うところを正直に書いていけたらな、と豊富を述べてみたりして。ホームページやマイスペースも、もっと充実させていかないと、ね。(ほんと味が無くてすみません。頑張ります。。。)

先日お知らせした「Ghetto Ballet」がオンエアされ、音楽も近々公開解禁になるので、続々とアップさせていきたいと思います。是非ご試聴いただいて、ご意見なぞありましたら感想も含めてお聞かせくださいまし。

それでは、本年、2010年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

2010/01/04 04:29 | 仕事 | No Comments

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