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2012/09/25

                            

「生まれ変わったら、どんな魚になりたいか」

ということについて考えてみたい。

いや、生まれ変われるのならば魚になんかなりたくない、という意見もあるだろうがまぁ聞いてくれ。魚ぁ?オレは忙しいんだよっ!という人もいるだろうが、まぁ一緒に考えてみましょうぜ。

                                                       

まず、魚として王道で一番なじみがあるもので「タイ」がある。

生まれ変わったらタイ。どうだろうか。どうだろうかといわれても困るだろうけど。タイつーのはお祝い事や文字通りメデタイときなどに登場するなかなかエライ魚という部類に入ると思われるが、それだけになにかエラぶっているような気がする。オレはタイだ!えらいんだぞ!っと、その少々タラコ化した厚い唇が言っているような気がする。目にも気合がないように思え、その地位に溺れ、ヌルマ湯に浸かっているような顔をしている。結局、向上心がない。

タイにはなりたくない。たぶん政治家とか、中小企業の無意味にエバッっているオヤジとかがタイになって、魚に生まれかわってもなお嫌われればいいのだ。

                                

次にマグロやカツオなどの回遊魚が挙げられる。

生まれ変わったら、こんな窮屈な会社ではなく大洋を泳ぎ回るマグロになりたい!と思う人もいるだろう。しかし、マグロなどの回遊魚は泳いでいないと口の中に水が入ってこなくて息ができなくて死んでしまうという致命的弱点を持っている。毎日泳ぎ回って疲れてしまいそうだ。止まると死ぬし、不便なのでなりたくない。

          

逆に常に泳いでいない根魚と言われる底モノ魚はどうだろうか。具体的にはカサゴやカレイやヒラメなどだ。

カサゴなんてなかなかカワイイし、根拠はないけどモテそうだ。目がクリッとしていて輝いており何かいつも大きな夢を持っていそうな顔をしている。でもボクはどうしても釣りで使うゴカイがウマソウには見えないので釣り針に取り付けられたゴカイへまっしぐらに飛びつくことは出来ない。これはカサゴの生き方としては失格なのかもしれない。あんなものがウマイのだろうか?

一方でカレイやヒラメというのは、あれは子供の頃はちゃんと目が左右に付いているのですね。

「いつかオレもマグロやカツオのように大海を泳ぎまわるぜ!」と闘志に燃えているところ、ある日、自分の意思とは関係ナシに目が一方のほうへ移動してきてしまい、なんだなんだと言っている間に体が平べったくなってしまう。夢、叶わず。だから彼らの眼というのは常に憎悪に満ち溢れ、海の底から水面を泳ぎまわる魚たちを恨めしそうに見ており、たまに近くに泳いできた小魚などをオノレ!などと叫んで飲み込んでしまう。性格が悪そうだ。やはり、これらの魚には人間時代にいい思いをした政治家や高級官僚が生まれ変わり、すこし反省してもらうのが妥当なようである。

                                     

サンゴ礁のキレイな魚はどうか。なんだか意味もなくカラフルでハデハデでハズカシそうだ。大阪のおばちゃん風。品がない気がする。マグロあたりからバカにされそうな気がする。しかし泳いでいるサンゴの世界というのはキモチが良さそうで、この世の楽園なのかもしれない。でも油断しているとサンゴの陰から出てくるウツボなんかに食われて無念の殉職、というパターンも含んでおり危険である。

そうだウツボはどうか?

アレは器用な人でないと長いので自らの体がからまってしまうキケンをはらんでいる。大雑把な人がウツボに生まれ変わると、自分でからまってしまい、ほどけなくなって、やっぱりマグロあたりにバカにされる。

                             

時々、サンゴ礁にも顔を出す、その場を仕切っているサメはどうか。気分が良さそうだが陰では嫌われている存在なのかもしれない。あの人いつもエラそうでムカツクのよね。歯が全部抜けちゃえばいいのに!とかハタの奥さんたちから言われている。でもね、本当は優しいヒトでたまにボクにお菓子をくれるんだぁ。などとハゼの子供たちから尊敬の目で見られたりもするが、基本あんなヒトと関わってはダメです!っとエイのおじさんに言われたりしているのだ。

エイはサメと微妙な関係位置にあり、サメのほうはそうでもないが、エイのほうはかなりサメを意識しており、時にそういう悪口を陰で言うのだ。ジンベエザメは、あいつは優しいやつだけど大きすぎてジャマだ、とみんなに言われている。

                     

水深をさげて、深海魚はいかがですか?

明かりのない世界でヒッソリとくらす深海魚はあまり楽しみがなさそうで、起伏のない人生なのかもしれない。やることがないのだ。なるなら、読書灯を装備しているチョウチンアンコウになって、深い海の底で読みたい本をジックリ読むのはそれはそれで幸せなのかもしれない。チョウチンアンコウのオスはメスに寄生して最終的にはメスの体の一部になってしまうので、人間時代にAKBの熱狂的ファンだった超オタクな人とかは、これがいいかもしれない。

結局、どんな魚がいいのだろうか。水族館に行ったとき考えながら見ても面白いのかもしれませんね。。。っと問いかけておしまい。

 

2012/08/25

田舎の疎開先のような大学を出て運良く今の職場に勤めることができて、もうすぐ10年が経つ。計算は子供の頃から苦手なので詳しく調べないがざっと10年が経つのだ。10年つうとかなりの年数だなぁと我ながらボンヤリ思う。オリンピックであれば2回できる。桜は10回咲く。0歳で生まれた子は10歳になり九九を覚える。かき氷は何回食うか。オナラは何万発ぶんだろう。そう思うと、思わず10念してしまう。ナムアミダブツ。

10年というのは日数で言うとまぁ単純に3650日ということになる。それくらいはおれでもわかる。よくもまぁ3560日も朝からマジメに起きてせっせと仕事に出かけ生き物のメンドウをしてきたもんだなぁと思う。自分で自分を誉めてあげたい。まぁ休みの日もあるから正確には3650日朝からマジメに起きたわけではないが。

しかしながら実際のところ、勤め初めの頃は夢がかなって楽しくて若かったし毎日朝起きるのが楽しみでマジメに笑顔で出勤していたが、じきにそうでもなくなった。土日休みの友達と金、土曜なんかは夜通し遊んで翌日は半日ズル休みしてしまおう、という悪魔のササヤキに簡単に身を売ってしまう現象も度々あった。

そしてさらにしばらくすると、いろいろ覚えてきて今度は上司のやり方が気に食わず、イライラ反抗期になり体の奥底から燃えたぎる闘志を燃やし、恐怖のデビルマン化して毎日せっせとマジメに起きて働きにでて仕事が終わると家で人生で一番本を読んだり、人に会ったりして勉強した。時に逆上し、時に村八分にされ、時にカベを蹴ったり殴ったりしながら働いて、やがて今日に至る。以上簡単ながら我が水族館勤務人生経過報告であります。本日はおめでとうございます。ご静聴ありがとうございました。おわり。

まぁ10年もして思うのは、10年もマジメに、いやマジメではないかもしれんけど、それなりに朝きちんと起きて夜まで働くという繰り返しのロボットのような活動で、この先もこれが続くのかと思うと、なんだか見えない闇の組織に統率されているようで、オレはバカなんではないだろうか、と思う。中学校のときも朝もはよから起きて部活に行って先公から罵声を浴びながらスポーツに励むのはマゾの行為でバカのやることだと思ってやめてしまったことがある。マジメに部活に行って練習でしくじったりして先公に怒られている友達達を見てエライもんだなぁと感心したことがある。大人になったら、部活みたいにどーでもいいイヤナことをするのはやめよう、やりたい仕事をしよう、とココロに誓ったものだ。その頃から部活をさぼりその時間は生き物に焦点を当てた行動をするようになった。明確なビジョンを持ち、生涯設計のあるとってもマジメな不良だったのだ。

そう思うと、仕事というのは毎日好きなときに起きて好きなときに仕事して好きなときに腹が減ったらイノシシでも捕まえてメシを食うとかいうシステムにならないものかと思う。そういう人をフリーの仕事というのです、と人はいうのだろうが、そういう人はなんだかうらやましい。まぁ実際なってみると、それはそれでかなり大変でしょうが。

人間つうのはいつからマジメに朝きちんと起きて何も思わず出勤してきちんと働きだしたのでしょうか。江戸時代くらいからか?大昔の縄文人とかはたぶん好きなときに起きて好きな暮らしをしていた(確実に今よりかは)はずで、そういう暮らしなら水族館なんていらないだろうし、文明の発達というのはいいこともあればその代償もあるもんだナァ!ばっきゃぁろう!と夕焼けに向かって叫んだりするのだが、おれごときが叫んだところで世界はなにも変わらないね。知ってるよ。

それでも自分の仕事は毎日世界中からいろいろな魚が入ってきたり出て行ったり死んだり生まれたり、アシカがおりこうさんだったり不良化したりと生き物が相手なのでまいにち起伏があって助かっているが、まいにち同じ仕事をする人というのは本当に頭が下がる。なにか厳しい修行を経て悟りをおぼえた僧侶のように見えて、足を向けて寝れない。ご苦労様だと思う。世の中にはそういう人もたくさんいるんだろう。

おそらく、この先も毎日マジメに起きて水族館で働くので、コンチクショウと思う代わりにその怒りとみなぎる力を水族館にそそいで、すこしでもいい水族館にしたい。私の夢は今の水族館を建て替えて、水のキレイな水槽でカバを飼ってカバの飼育員になることである。大きな夢は尽きない。わっはっは。

 

 

2012/07/31

あぢぃ。

ただでさえ灼熱地獄なのに、イベント2日間を含む7連勤地獄の刑になっており、なにもする気力が起こらなかった。刑はまだ続いており、あと2日すると解放されます。

それにしても暑い。いつからこんなに暑いのだろうか。昔はこんなに暑くなかった気がする。

水族館はお客さんのいる観覧エリアはエアコンが効いているが、作業している裏側スペースはエアコンがないのでスーパー暑い。スタッフはみんな唐揚げのような顔で事務所に帰ってきて「暑い」「疲れた」「はぁ~」「もおオレ、カキ氷になりたい」など、思い思いの苦言をホザいてトロケている。

7連勤で、イラついているので、「暑い」「疲れた」と言ったらペナルティー罰金の制度を作ろうか考えている。

アシカも暑さには弱い。

ステージ上で伸びてしまう。目が「もぉ勘弁してくれ」と言っている。

台から動かなくなる

アシカのプールは水温調整をしていないので、今日、手を突っ込んでみたら、ぬるま湯のようにボロロンとした気合のない水だったので驚いた。水に入ってもアシカさんは気持ちよくないのだ。逆に気持ちがいいと出てこなくなるのでショーのボイコット率が格段に上がり困るので、プールの水は沸騰寸前くらいで丁度いいのだ。

それくらべて、シロイルカとかラッコとかは水が完全冷え冷えで、熱いと死んでしまう。贅沢なもんだ。アシカが下界で必死に働いて、なお生活豊かにならずジッと手を見つめているのに、ラッコやシロイルカは高台で快適快温の中で紅茶でも飲んでオホホ~とか言って豊かな昼下がりを送っている高級住宅のセレブのようだ。

アシカのほかに担当している熱帯魚も、インドネシアや沖縄のほうの魚には水を冷却する専用クーラーを入れている。これだけ暑いとさすがに南方のトロピカルフィッシュも死んでしまう。イソギンチャクなんか余裕でワタシもぉダメ、とか言って簡単にトロける。

アマゾン方面の川の魚も展示水槽は水を冷却しているが、展示外の裏側にいる魚たちは貧乏水族館ゆえにガマンしてもらっている。今日、水温を見たら32℃だった。推奨温度は26℃なのでかなりキツイ。

春の終わりに気合を入れていろんな魚たちの繁殖ラインを作って、子供たちが生まれ今まさにスクスク育っている最中なのに、暑すぎて死んでしまわないか心配でならない。オマエら!「熱帯」魚の意地を見せろ!っと言いながら「気」を送っている。そんなことをしていると、こっちが暑さで死にそうになり、事務所に逃避して「あぢぃ」「死ぬ」「殺せ、殺してくれ」などとホザいている。

あ、ペナルティーの罰金を取られてしまうではないか。

 

 

2012/05/19

沼津にできた新しい水族館の偵察をかねて、伊豆のほうへ行った。傍らには美女5人をしたがえている。ウソ。

時間があったので、帰りによった「柿田川」という川が感動的に素晴らしく、都合3館行った伊豆と沼津の水族館の記憶をすべて忘れてしまった。それくらいキレイだったし、記憶力は良くないのでしかたがない。どーでもいいけど伊豆はイズで変換、沼津はヌマヅで変換、めんどくさい。

インターのすぐ近くの国道沿いの道をずっと行くと突如都会の中に公園が現われて、公園を進むと、柿田川が現われてくる。

柿田川は長良川、四万十川と並んで日本3大清流だ。

中学生の時、写真で柿田川の水中写真(水草が繁茂した中をなんちゃらマスが泳いでいる風景)を見て「なぬ!?こんなキレイな川が日本にはあるのか!」と思い、いつか行ってみたいなぁとボンヤリ思っていたのだが月日は経ちやっと今、目の前にした。

長良川も四万十川も見たけど、水質とかの具体的なことはわしゃ知らんが、見た目でいうと柿田川がズバヌケトップの美しさだ。公園を抜けて展望台に出てその流れを目にした時は、コーフンし息乱れて奇声を発してしまった。バカなのかもしれない。

これがこんな場所(普通のまちなか)を流れる日本の川か!?と思うような光景で、なんだか異次元おとぎの国空間に迷い込んでしまったような気持ちになる。川底は富士山に降った雨が湧き出ており、そのイキオイでモコモコ砂が踊っている。あそこに足を入れたら底なし沼(沼じゃないけど)でどこまでも吸い込まれるのかな、と思う。

そこかしこでリシマキアのような水草がワサワサ生えており、一掴みむしってきてドレッシングをかけて食ったら何年分になるかなぁ、とか思うけど食える草ではない。

コーフンしたままフンガフンガと次に行った第2展望台は湧き水が吹き出る大きな井戸がある。魚があからさまに嬉しそうに贅沢に泳いでいる。底までバッチリ透き通った水で底からはモコモコ湧き水の大きな井戸なんだからサダコもビックリだ。水中マスクをつけて満面の笑顔でサダコがこの井戸から元気良く出てきたらそれはそれでコワイ。

その後の遊歩橋からは公園内の森や川の全貌が見える。階段の足元にキレイな川にしか住まないサワガニ。通常カニなので赤いが、ここのは全て青タイプ。嬉しくてそのへんのオヤジとかを蹴りたくなる。

柿田川にはミシマバイカモという金魚藻も生えており、これも侘びさび感がありいいんだな。そのへんを歩いている猫も嬉しくて終始にゃあにゃあほざいている。

川の水はとうとうと流れて、気を抜くと視界のハジのほうにカッパが見えそうな雰囲気および美しさ。パッと見た感じ、たぶん流域に58匹くらいカッパが住んでいると感じる。ここの魚はみんな笑っており我が物顔で泳いでいる。豊かな生活空間だ。

普段、地元のヘドロコケにまみれた高濃度生活廃水配合の川を見ているので、その格差がすごい。地元の川では絶滅危惧種の「川ガキ(川で遊んだり魚を採って楽しむ子ども)」の姿が休日や夏休みには多く見られるが、この子たちを柿田川に連れて行ったらきっと同じ日本の川だと思わないだろうし、そのショックで何もかもイヤになって不良になってしまうかもしれない。

行ったのが夕方で、少し暗くなっていたのと一眼を持っていなかったのがクヤシイ。また行きたい。

 

2012/03/23

イキドオリ立って伊勢・志摩方面へ突入した。しかしイキドオリ立つ、という状況は何なのかわからず、たいして意味もないので、安全運転で伊勢自動車道を進んだ。

道中は、同行者と「生き物の鳴き声しりとり」をしてみた。つまり「ニャー」と言えば「ネコ」なので次は「コンドル」で「ピーヒョロロ」と言う。つまり動物の名前を言わず、泣き声で判断してしりとりをする。やってみると、以外に人というのは動物の鳴き声を知らず、ウサギやシマウマは鳴くのか、キリンは「キリン!キリーン!ビール!」と鳴きます。とか強引に言って進めることが多かった。ちなみにヒマな時しりとりをするけど、ボクはこの同行者(元美容師・一般の方)に「魚の名前だけでしりとり」で負けている。

伊勢志摩ではなく、本当は、どこぞにできた新しい水族館に行く予定だったけど、それなら二条城も行きたい、清水寺も行きたい。八橋も食べたい。しかし、その水族館は入館に2時間の列を作っているらしく、まだ寒さの残るこの時期にそれはイヤだ。なんだかどこかで見た展示の寄せ集めが多い、というウワサも耳にしているので、もう少し様子を伺ってから、そうだ、京都に行こう、と思うことにした。

伊勢志摩では2つの水族館行った。結果的には、伊勢神宮は最近行ったし、イチゴ狩りは見当たらないし、志摩スペイン村はジェットコースターが怖くて、観光で行くところがなくなってしまって鳥羽水族館さんに大変お世話になった。あとは岬の灯台に行って海を見つめ、ついでに今後のオノレの人生も見つめ迷走して後悔したりして、そうしているうちに辺りは暗くなって犬のウンコを踏みそうになってタヌキ2匹に笑われたので鉄砲で撃って煮て焼いて食って、、、

何を言っているんだ。

三重県と言うのは愛知県と一緒で水族館が密集していて、激戦区。まぁ日本そのものが水族館が多くて激戦国です。わが愛知県は某ジャンボ水族館が白黒のパンダみたいなのの公開が始まるので、我々は策を練らねば困ってしまう。町の総合デパートがさらに大きな事をした、と言う感じで、我々弱小商店街の雑貨屋的水族館は重い年貢と家計のやりくり、財政状況に苦しみ、病床のおとっつぁんの薬さえ買えやしない。この世の中が憎い。裕福な人が憎い。我が暮らしぶりが情けない。金さん、助けて。

何を言っているんだ。

昨日、テレビでマクドナルドのボスみたいな方が、自社の成績の悪さを周りの状況や景気のせいにしてはいけない、ということを言っていた。まさにその通りだナァと思う。とてもタメになった。今日の昼はマックで食べた。

                                                           

ビジネス書をたくさん読んでいる。最近は魚や生き物の本は立ち読みで済ませ、寝る前に読む本は全部ビジネス書だ。スゴイ人というのは世の中にたくさんいるもので、みんな強い志を持って奮闘している。

ウチの周りでは小さな本屋しかないので、最近はアマゾンで頼んでいる。仕事でもアマゾンの魚を扱い、本もアマゾン。まぁこの意味は違う。いつかアマゾンに行ってヘンテコ魚をつかんでみたいとも思っている。豊橋アマゾン、という熱帯魚屋さんにもいつもお世話になっている。ライダーアマゾン世代ではない。

何を言っているんだ。

本のアマゾンから頼んだ本がいっぱい来た。3冊ビジネス書。ビジネス書を読んだところで、我が頭脳ではたちまちスゴイ水族館が作れて、カンブリア宮殿にゲストで出演する、ということはできないがそれでも参考にはなる。モチベーションは上がる。犬は喜び庭駆け回る。ネコはコタツで丸くなる。

何を言っているんだ。

                              

 

頼んだ本のうちの1冊は唯一魚の本だ。

「AQUA LOG」という熱帯性淡水魚のスーパー図鑑だ。前述の豊橋アマゾンのN君に教えてもらって入手した。洋書。

このアクア・ログは、いろんなジャンルごとに作成された図鑑で、種類ごとに魚を集めた傑作版図鑑である。ボクが入手したのは、熱帯性の卵ではなく直接子供を生むメダカだけがズラリと載っている大変マニアックで、知らない人にとっては3年前の少年ジャンプよりも興味関心購読意欲がゼロの本である。

洋書なので入手した本人も何が書いてあるのだかわからないし、辞書を片手に読破する根気も持ち合わせていないのですが、ペラペラめくって写真だけ見ていても日本の観賞魚図鑑には載っていない珍種がバンバン載っていて、この世は面白い魅力魚で溢れているんだナァ、と感心してしまう。英語はまったくわからない宇宙語というわけではないし、魚の学名(世界共通名)は少しはわかるので見ていて少しは理解できる。正確には理解したフリをしている。

そんなこんなで今日に至る。

2012/03/07

仕事をするようになってから、1年の区切りが1月からスタート→12月が最後、から小学生のように4月の桜でドキドキスタート→3月で終わり、という周期が強くなった。ということで、あと少しで、ボクの中のこの1年が終わる。ゆく年くる年。なんとなく雑煮でも食べてコタツで丸くならねばならん。

今年度はムリだと言われながら(ウチの水族館にとって)大きな入館者目標を立てて達成できなかったらボーズになる、と腕力主義・陰の番長スタイルで公約を掲げてきたけど、1月の初旬で難なくクリア、今月末<年度末>までの年間入館者は目標値よりも4万人近く多い記録になった。

今年度は、魚の本は本屋で月刊誌をパラパラ立ち読みするだけでほとんど読まず、圧倒的にビジネス書・自己啓発書を読みまくった。もぉ魚好き人間は卒業した。

本屋で有名凄腕ビジネスマンの本を見つけるとすかさず近寄り、ハイエナ眼をして買い、メラメラして寝る前にいつも読んだ。30冊くらい読んだ。そんなに読んだのは少年のころのエロ本以来だ。いや、ウソだ!!

しかしながら残念なことに、寝る前、布団に入って読んでいると光の速さで眠くなり、気絶睡眠してしまうので、多くのスバラシイ本の内容はほとんど覚えていない、という悲しい自体が多い。

それでも、カンブリア宮殿シリーズの本や、社長の金言、ユニクロ社長系、ソフトバンクの社長系、トヨタ流改善実行系、ドトールの社長の本、その他いろいろ。ソフトバンクの孫正義さんについての本はたくさん読んで、そこから坂本龍馬に派生して、龍馬ファンになった。

スゴイ社長や坂本龍馬に共通することは、みんな「オレはゼッタイやってやるゼ」という強い意思と「こんなことをしてこんな風にしたい!」という強い志、「みんなが良くなるように」という私利私欲に走らないスタイル。すごいなぁ、と思うと同時に、オレもそうしなきゃいかん!っと立ち上がることが多かった。

ま、立ち上がったところでなにもできず、また布団に入って寝てしまうのだが。

これからは簡単に寝てしまわずに、立ち上がったまま、オノレが何をすべきか、そのためにどうすればいいか、世のため人のためにどうすればいいか、とかいろいろ考えて、支えてくれる人や水族館に来てくれる人を笑顔にして、みんなが幸せになれるような仕事の内容や志をしっかり持たねばいかん!と強く思いながら、布団に入って寝る次第であります。

                                                  

さて、公約入館者数をはるかに上回り、周りの人の期待を裏切ってボーズを回避する起爆となったたぶん全国初の「深海魚のタッチングプール」に続いて、水面下では新たなニュープロジェクトが動きだしている。深海タッチングプールに続く「2つ目の爆弾」が来年度に投下される予定で、今日は昼からずっと建築業者や電気屋や配管業者とアレコレ作戦会議をしていた。

深海タッチプールは子供の要望からの実現化だったので、次は大人のためのものを作る予定。しかしお金はないので、やることは小さい事。しかし内容は大きな事。小さいけど大きい。大きいけど小さい。これがテーマ。まぁ、すぐに寝てしまわずに、真剣に考えます。みんなを幸せにできる水族館を目指して!わしゃもっともっとやったるけん。

 

2012/01/19

今の仕事がクビになったらお好み焼き屋をやろうと思いたち、スキを見て広島へ行ってきた。

しっかし、今では何も知らずに行ってしまうというのは、かなりオロカな行為なのですね、ネットで検索すれば格安プランがいくらでも見つかり安くいける。全てにおいて「知らないと損」な時代なのだなぁ。

のぞみで行った。早かった。

         

                                            

広島駅から路電などに乗ってガイドブックなどに載っていた有名っぽいお好み焼き屋にホイホイ入っていき、2つのお店で1日1回お好み焼きを食べた。路電は我が愛知県の豊橋にもあり、子供頃は部活の練習試合などで他校へ行く時に乗ったりしていたが、広島の路面電車は4両編成ぐらいで少しの風ではビクともせず長くて立派だった。

本場の店でうどんの敷いてあるお好み焼きを始めて食った。モチ入り。デカイ。いろいろ食いたいが、1皿で腹いっぱい。2店ともお客さんが満員で、サラリーマンなどは、いつものおねがい、的オーダーで食いなれた顔や手つきでワシワシ食っており、外人もはしゃぎながらウマイデス、ウマイデス、と言って(英語だからわからんが)集団笑顔で食い漁っていた。

2つめに行った店では、威勢のいい広島のおっかさんたち約5名が営む熟女好きにはたまらない店で、ベテランオババ集団が手際よく焼いた、ソバ敷きのモヤシ猛烈お好み焼きは感動的にうまく、腹がいっぱいになったのを忘れて食べ死にした。

            

                    

お好み焼きを食べた後、日本人として必ず行っておきたかったのは、原爆ドームと資料館。ボクのおじいちゃんも戦争に行っていたし、おばあちゃんは、夫を戦地に送り出した。戦争のおろかさや、苦しさは子供の頃から聞くと悲しい顔でよく話してくれた。日本は初めて核による爆撃をうけ、悲しい歴史がある。日本人としては行かねばならんところだと思う。

悲惨だった。苦しいなんてものではなかっただろうと思った。しかし、翌日からすぐに生存者は町の復興を始めたらしい。その力はスゴイ。戦時の精神力、生きる力、太い思いや希望は時代や立場が違えど今の人にあるのだろうか、と思った。

             

                          

2日目は宮島へ行った。平清盛的エリアで、今なかなかホットな場所なのだ。といっても、大河ドラマは最近やっと龍馬伝を最近DVDで見て燃えていたばかりだし、はらたいらは知っているが、たいらのきよもりは良く知らない。

振り返ってみると、授業で縄文や弥生の平和的暮らしは面白かったが、平清盛あたりでその信憑性に疑いを持ち、ほんとうに昔こんなことが起きていたのか?だれかのデッチアゲの昔話ではないか?そもそも過去より未来だろ、とかホザいて、覚えるのを放棄してしまったので、宮島に来たからといって、松山ケンイチを探したり、小雪を探したりはしない。

シカがいて、馴れ馴れしかった。さわっても平気。うちのオタリアも見習ってもらいたいものだ。

厳島神社の景観や建物は芸術的で、勉強になった。なんとなく何か仕事やその後の人生に役立ちそうなことが吸収できた。何かは自分でもわからんが。

それより、宮島はウマイものが多く、ずっと歩きながら食べてばかりいた。牡蠣は有名でそこらじゅうにあるし、もみじ饅頭の揚げたヤツとか、焼き芋とか、なんやらかんやら美味くて感動して海上の赤い鳥居に向かって走って行き、ウマイコンチクショウ!とか無意味に大声で叫びたくなった。特に焼き芋は美味くて、2回食った。うまくて思わずそのあたりの立て看板などを感激のあまり全力で蹴り上げてしまいたくなる。

     

        

そのあと、リニューアルしたという、宮島水族館・ミヤジマリンに行ってきた。魚がいっぱいでキレイだった。

2011/12/10

どぉも。こんばんは。

しかし12月ですな。シワスですな。シワスって言うのは漢字で書くと「師走」と書くらしく、この師というのは師匠とか先生ではなくて、ボーズのことらしい。年末でボーズは忙しくて走り回ってお経を読むぞ、ということらしい、というのをどこかで読んだ。ボーズ丸儲けである。

まぁ、わぁわぁ言うとりますけんどもね、師走の前に「クリスマス」があるですわ。恋人達の年に100回以上あるとかないとか言われるラブラブ・アヘアヘDayですがな。

ウチの水族館はクリスマスということでも特にお客さんが多くなるわけでもなく、いつもとそんなに来館者数は変わらないけど、閉館時間になってもいつまでもネットリ2人でまとわりついてヌタヌタ水槽を見ているカッポーはよく出現する。

女子A「きゃぁ、この魚カワイイ~♪」

ブタ男1号「ウフフ、キミのその笑顔のほうがカワイイよ。」

女子A「やだぁ!何いってんのぉ、ベタなこと言わないでヨォ」

2人として「ウフフフ…(誰も見ていないことを確認して接吻~)」

…いや、おれ、見てるんですけども。気づけよ。なかなか「閉館ですよ~」とか言いにくいぢゃんかよ。無言でイカゲソでもぶつけてやればいいのでしょうか。

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クリスマスということで水族館でもクリスマスツリーを出した。3年前にホームセンターで現品限り1980円!を調達したのだ。

全国の水族館では、クリスマスにちなんだ展示がいっせいに始まる。多いのはサンタさんの格好をした飼育員がアシカショーをしたり、エサを持って大きな水槽に現れて餌付けショーなどをします。生き物では赤い色に白い点の入ったエビをサンタエビと言って展示したり、角の生えたフグをトナカイフグといって展示したりする水槽を作ります。

デンキウナギでツリーを点燈!とかもやります。

これはドコの水族館でも考えることらしく、水族館へ魚を供給している業者からは今年もいっぱい入荷しまっせ!たくさん買ってね!予約受付中!とかいうメールが来たりする。

ウチの水族館では(というかワタクシは)、へそ曲がりなのでクリスマス展は今年はやらない。

よくプレゼントを願う子供の前で、お母さんが言う言葉「うちは仏教徒だからクリスマスはありません」

去年もへそを曲げて、ベタークリスマス生物をやめて、変わったエビを展示したナァ。。。結構ウケた。

どこの水族館も一緒じゃつまらんじゃない。ということで、今年は「年末年始忘年会新年会・飲みすぎ注意展!」を始めた。

猛烈なクリスマス展示シーズンに、飲みすぎ注意!などとやっている水族館はおそらく宇宙中でウチの水族館しか、ない。わけのわからん自慢でスマンね。

忘年会・新年会シーズンだし、最近は飲酒運転もキビシイし、悲しい事故も多い。ボクが住んでいる愛知県は交通事故死ナンバーワンな県だとかいっていた。それに、ボクはまったくお酒が飲めない。

下戸がやる展示ではないが、やってしまうのである!昨日から始まった。

8種類やく90匹の魚を展示した。おそらくどこの水族館でも展示していない意味不明のバカげた魚を2種類展示している。今回は捨て身で体もはった。

水槽に近所の酒屋でもらってきた酒瓶が入れてある。酒屋のオヤジに展示に使うから瓶をくれ、と言うと「はぁ?」と言われ、理解してもらえずに瓶をもらってきた。

昔は、神聖なる水族展示に酒瓶など人工物を入れて飾るなんて何事だ!しっかり環境再現展示をやりなさい!と許してもらえない職場体質だったが、そういった勢力に対して反抗の末、今では好き放題やれる。出る杭は打たれるが、出すぎた杭は打つほうが疲れてしまって打たれないのである。

内容については、次回教えてあ・げ・る。

2011/11/23

秋ですね。秋といえば思いつくのは、あき竹城。

いや違う。収穫の秋。食欲の秋。読書の秋。芸術の秋。

と、いうことでいろいろやっている。

「芸術の秋」方面では、現在職場ではみんなで絵を書いている。狂乱化した最若手のSちゃん(唯一の♀飼育・展示係)がみんなに自分が担当する企画展で使う絵を描け!と強制配当を行ったのだ。兵隊男性職員達は、逆らわずに (逆らえずに???) これを引き受け、用事がない時はみんなして事務所で黙って生き物の絵を描いている。この絵は来月から館内のソコラジュウに貼りだされる。

なんの絵かというと、最近、歌手?のAKBがやっている人気投票の総選挙のパロディでTKS(竹島水族館)選抜総選挙、というのをやってお客さんに好きな生き物の投票をしてもらう企画をやったのだ。その結果発表にために絵を使う。発表は来月。

「読書の秋」はいっぱいしている。寝る前に本を読むとすぐ眠くなるのはナゼか!?読んでいると気絶睡眠するので、内容を良く覚えていない。そのため同じ本が新鮮な感覚で何度も読める。経済的なのだ。あ、アンタ今、コイツバカだな、と思ったろ? うるせぇやい。

「食欲の秋」誰にも行っていないが、結構前からヒソカに「ナン」の研究をしていて機会があるとよ、すかさずナンを食べている。食べ物研究は、これまで皿うどん(揚げソバ)、杏仁豆腐、プリン、カツ丼、コロッケなどなど、いろいろ追求してきたが、最近は忙しいので停滞気味でそれでも撤退はせずにココロの中で「ナン」を追求している。

研究、といっても別に何をするでもなく、どこかの店で食って、うめぇうめぇ、と言ってひっくり返っているだけだけどね。だから研究結果とかはない。バカだからどこの店がウマくて安いのかとかも覚えていない。あ、アンタ今また、コイツバカだな、と思ったろ? うるせぇやい。

ナンはウマイ。ナンて最高なウマさ。ナンでこんなにうまいのか。ナンちゃって。ナンぼのもんじゃい。

よくナンを食うので、いつも行くインド料理屋のポイントがたまった。次回500円引きなのよ、うふふ。

ウマイと言えば、先日名古屋でご馳走してもらった「ひつまぶし」が最強に美味かった。美味くて思わず3秒くらい死んだ。名鉄百貨店の中にある行列の出来る有名な高級ひつまぶしで、道で大金でも拾わない限り、今後出会うことはないかもしれない。ヒトというのはウマイものを口にすると満足して黙り込んで黙々と食ってしまうようで、もともと緊張性で口下手なのに美味さが便乗してますます喋らなくなり、沈黙になってしまった。

その後行った、夜景のきれいなお店のオレンジジュース<1000円>も感動的に美味くて、強盗でもしない限り、今後出会うことはない味だった。あんな美味いオレンジジュースは初めて飲んだ。コーラより高いんだからっ。たまげた。さらにその日は、その日結婚式を挙げた同業者のラブラブ仲良し夫妻にも会って感動して思わず終電を逃した。

収穫の秋。昨日はオジィの菜園でダイコンができたので、引っこ抜きに行った。ダイコンというのは引っ張れば抜けるので簡単なもんだ。7本抜いて、キャベツと白菜と一緒に、お知り合いにあげた。味は知らなかったが、今日、凄く美味しい!とメールが来た。

その後、地元で有名なランチの店へ行った。再び食欲の秋。蒲郡市の「山女魚」というお店。やまめ、と読む。山女魚は渓流魚だ。しかし蒲郡に山女魚はいない。駐車場の「軽」と書いてあるスペースはあきらかに軽自動車でも止まれないスペースの狭さなので、だまされてはいけない。

んで、この店は接客は悪いが味は確かでボリュームがある、ということで有名らしく店内は賑わっていて、店主はランチタイムだけで疲れてしまうので、夜は営業していないそうだ。テレビでも何度も紹介されて、市内の人にはお馴染みのお店なのだ。

ジャンボエビフライ定食。メシおかわり自由。

エビ

頭付きエビ3匹。ボクは魚は450人くらい友達がいるが、エビには知り合いはいないので、このエビが何と言う種類のエビが知らんのだが、大きい。コロモでごまかしていると思いきや、重量感があり身が太くてプリプリだった。ウマイ。しかも3匹。エビが気の毒に思えてくるウマサであった。

えび

エビフライのほかにエビの刺身・サケの刺身・ハマチの刺身も付いてくる。お新香、煮物もある。茶碗蒸しだってあるんだから。さらにデザートには、すっぱいパイナップル2切れ。

ジャンボエビフライ定食のさらにワンランク上にスーパージャンボエビフライ定食、というのもあって、スーパージャンボだから宝くじ級で、コレは未知の世界。もしかしたらエビではなく宇宙的巨大ザリガニのフライかもしれない。お腹がすいてお金がある方はぜひ挑戦していただきたい。

2011/10/26

お台場の超人気スペシャルトークライブ「中村元の超水族館ナイト」に行くため、仕事を投げ出して東京に飛んで行った。今回は後輩のSちゃんも誘って仕事を投げ出させて連れて行った。

それは夜からの話で、今回の東京行きの内容は絞りたての牛乳よりも、掘り当てた石油よりも濃い。東京に行くならということで、いろいろな場所を田舎者オーラを出してワッシワシと徘徊してきた。

朝の6時に地元を出発して、第一目的地の「江戸川自然動物園」に向かった。

ここは、ウチと同時期に輸入された「オタリア」がいるのだ。ウチの凶悪娘は江戸川自然動物園にいる1頭のカワイ子ちゃんとともに2頭で日本にやってきたのだ。同時期に受け入れて、その時点からメールでお互い情報交換をしていたので、では東京に行くし、会いに行きます!!という次第になったのだ。

公園の中に動物園があり、無料。地域の憩いの場のようで、子供たちがワー!と言って笑顔で、ふれあいコーナーでウサギとかニワトリとかヤギとかを、コネクリまわしていた。みんな楽しそうだ。ウサギやヤギはまり楽しそうではないが。でも親子でみんな笑顔で動物に触れ合えて、楽しい動物園なのだ。

案内してくれたのはKさん。ボクもコバヤシなのでKさんだが。ダブルKさん。ベテラン肌らしく、気さくで優しくて、何でも教えてくれた。姉さん!っ呼ばせてください。

こちらのオタリアちゃんは、導入当初噛み付いてきたが、一度しっかり怒ってやったらそれ以降は全く噛み付かなくなったそうで、非常におりこうさん。オリから出てきて、ボクのほうまで来て、興味シンシンでニオイをかいだりして来た。おりこうさんなのだ。ウチのオタちゃんは、怒ってもさらに激しく噛み付こうとしてくる。好戦的なのだ。

そんな話をしたら「やったぁ~!それじゃぁウチの子は当たりですねぇっ♪」ですって。「交換しましょうよ♪」「イヤです♪」

すでに体をペタペタ触ることもできて、おとなしくておりこうさんなのだ。ウチの子は触ったら噛み付くぞ。サインを出して、お口ア~ン、もできる。ウチの子はサインを口の前でしたら噛み付くぞ。この違いはトレーニングのしかたよりも、どうやらもともとの個体の性格らしい。「やったぁ~ウチはやっぱり当たり♪」「そぉですよ!だから交換しましょうよ!」「イヤです。」

その他、いおいろなお話をして情報交換が出来た。動物園の方とお話しするのは久々だったので新鮮だった。バックヤードの見せてもらって、ときめいた。

昼に動物園にサイナラして、さぁ、昼からどないしまひょか、とアイフォンで調べたら劇団四季の「ライオンキング」の当日券がまだ残っていて売ってひるではなひかっ! 急いでゆりかもめに乗って竹芝の劇団四季の会場に行った。ゆりかもめは運転手がいないのでコワイ。

2階席で、舞台を見下ろす感じ。ライオンキングは、わしゃぁよぉ話の内容は知らんけど、ライオンが出てくるのだろう、と思ってワクワクして観たが、オペラ座の怪人のほうが12倍くらい良かった。上はライオンお面、下は本当の人間の顔、という雪だるま式2重頭人間の役者がやっている様子はハイクオリティの学芸会を見ているようで、なんだか困った。フグの帽子をかぶって奇声で飛び跳ねているおさかなくんのような感じがしてしまった。

話の内容も子供でもわかりやすく、なるほど、見に来ている客にも親子連れが多いし、オメェみたいなもんは見てもわからんだろ?というようなガキまでいて、そーゆー子は劇中もムダ口をたたいて声がうるさかった。小僧の親は決まって注意しないし、そういうヒトはライオンに食われてしまえばいいのだ。

オペラ座の怪人のほうが内容も演出も役作りも個人的には好きだナァ。オペラ座の~は、子供ほぼいなくてうるさくなかったし。

ライオンキングを見てから、なんだか予想と違って個人的にはイマイチだったなぁと思いながら、またゆりかもめの運転手不在自動運転に不信感を抱きながら、お台場にむかった。6時半から超水族館ナイトである。お台場はデートスポットなのでカッポーが多い。平和で良いね。ライオンに食われてしまえばいいのに。

つづく。