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2016/03/31

WWEの番組は、J sportsの日本語字幕版(10日後くらいに放送)にしても、WWEネットワークで見られる番組にせよ、番組中に聞こえてくる言葉は基本オール英語です。

※レッスルマニア32は日本語実況もあります。

私自身は、推定2歳児レベルの英会話力しかないので、WWEネットワークを見る時には、基本的に英語字幕をオンにして、それでも時々一時停止して辞書を引くレベルです。

※英語の字幕はあるので、“読めるけど聞こえない”あなたも安心ですよ。

そんなレベルの私でも、

  • 日本のプロレス的な和製英語と違う言葉
  • 一般的な言葉だけど、プロレス的文脈では意味が異なる言葉
  • ビジネス会話ではまず出てきそうにない言葉

がいくつかあることに気づきます。

このシリーズでは、そんな言葉をプロレス的“出る単として少しずつご紹介したいと思います(出る単だって。トシがバレバレですね)。
まあ、レッスルマニア32も近いし、いいタイミングなのではないかと!

ただし、英語力2歳児なので少しずつのご紹介となりますが、ご容赦いただければ幸いです。10年前は犬と同じくらいだったので、これでも進歩しているのです。
あ、なお、日本語でも音訳された同じ言葉(例:top rope→トップロープ)の場合は取り上げません。

基本用語

まず、日本人が番組を楽しむ上で、押さえておくべき言葉から紹介して参りましょう。

tag

タッグマッチで、リング内のレスラーがコーナーに待機する相棒と手をパチンと合わせて交代するシーンは、プロレスに縁のない方でも一度は見たことがあるでしょう。
あれ、日本では「タッチ」と言いますが、あちらでは「tag」と言います。「trying to tag」とか「Tagged!!」とか「Make a tag」とかいう形で使われてます。

promo

日本でいう“マイクアピール”は、あちらでは“promo”といいます。“宣伝”の意味のようですね。何というか、素直な用語ですね。

chant

「イノキ!イノキ!」という“猪木コール”はご存知だと思います。ああいうのを日本では“コール”と言いますが、英語だと“chant”です。
当たり前っちゃ当たり前なんですが、リズムの取り方も違ってます。
たとえばホーガンに声援を送る時、日本では「ホ・ー・ガン!(4分休符)ホ・ー・ガン!(4分休符)」となりますが、あちらでは「ホー・ガン!ホー・ガン!」と連続します。
レスラーの名前を呼ぶ以外にも、さまざまなチャントがあります。
例えば……

You suck!

悪役に対するチャントです。「おまえ最低!」の意味です。J Sportsの字幕では「最低野郎!」と当てられていますが、カート・アングルだけ「へなちょこ!」という表記です。何でだ。

This is awesome!

主にリングの上で秀逸な攻防が披露された場合に、称賛のチャントが発生します。
直訳すると「これはすごい」ですが、J Sportsの字幕では「これぞ名勝負!」「これぞ名場面!」など、状況に応じて字幕が当てられます。意訳しすぎの気もしますが。

Holy shit!

打って変わって、主に凶器や備品を使って凄いことをやっちゃった時——例えば相手を実況席(なぜか基本的にスペイン語実況席)に叩きつけて破壊したり、2mクラスのハシゴからダイブして攻撃したりと、“エクストリーム”な攻防が凄かった時に起きる称賛チャントです。
直訳すると「聖なるクソ」ですが、字幕では「クソすげえ!」となかなか趣のある訳し方です。

Let’s go xxxx

試合中に(主に)ベビーフェイス(善玉レスラー)を応援する時、単なる連呼では語呂が悪いような場合にLet’s goが付きます。一度チャントしてから、手拍子を“チャッチャッチャチャチャ”と入れるのが通常です。

Let’s go Cena! Cena sucks!

で、ジョン・シナという当代ナンバー1人気のレスラー(何でも年間13億稼ぐとか)は子供と女性に応援され、モテない感じの若い男性に嫌われています。
なので、上記のチャントの前半が黄色い声で、後半が野太い声になります。
会場では「Cena sucks!」と叫ぶ男を子供のファンが睨みつける場面もよく見られ、なかなか楽しめます。なお「Cena sucks」は前述の「You suck」と同意ですが、三人称単数なので「s」が付きます(蛇足)。

ロック様用語

レッスルマニア32では、ザ・ロックことドウェイン・ジョンソンの出番があるそうです。
彼のpromoは最低10分以上カンペなしでしゃべるのが当たり前なのですが、スラングを多用する上に造語を使います。
英語に堪能な方だと却ってわからない言葉があると思うので、ご紹介しましょう。上から目線ですが。

jabroni

元々は、プロレス業界の隠語だとのこと。ロック自身が「この隠語を堂々と番組で使ったのは俺が初めてだ」と語っています。
負け役を演じることをjobといい、負け役ばっかりのレスラーをjobberというのからイタリア語風(?)に転訛した言葉で、“ダメな奴”的な意味のようです。

smackdown

“お仕置き”の意味で、「lay the smackdown hotel!」という用法がもっとも多いです。
これはロックの造語で、その後番組名に採用され、今では辞書にも収録されるようになったという言葉なのです。

arse

assが放送禁止のようなので、代わりに使われる言葉です。
ロックだけが使う言葉ではありませんが、使用頻度は恐らく彼が一番です。

まだまだプロレス的な文脈で出てくる独自の英語はたくさんあります。
が、あんまり一気に紹介しちゃうとネタが切れてしまうので、このへんで。

2016/03/31 10:36 | プロレス英語, 全般, 見方 | No Comments

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