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2016/06/22

プロレスラーの仕事は“闘うこと”ではなく、“闘いを見せること”であるのは、本コラムで再三強調してきたことではあります。

しかし、時にはプロレスラーは“闘うこと”になる場合もあるのです。
伝統的には、この回で書いたように、プロレスの試合の中で身を守るために闘う技術が必要でしたし、実際に身につけたレスラーもいます。
そして、レスリングや柔道を経験しているレスラーも数多くいるのが現実です。
普段は闘ってはいなくても、いざとなったら闘うことができる、と。
そんな背景もあり、今でもプロレスラーが闘う機会はなくなっていないのです。

個人的には、プロレスラーの“本当の強さ”は、あまり重要とは思っていません。
今もWWEのトップクラスで活躍するあるレスラーが、日本人レスラーと揉めてボコボコにされたなんて話を知っても、日本のレスラーはガチンコの練習してるしなあ、程度の感想しかありません。
プロレスのリングでの価値は、残念ながら、やられた方のレスラーの方が上なのです。
彼は今でもトップスターの1人であり、やった方の日本人レスラーは、この事件とは関係なく解雇されています。

しかし、因果なものだと思うのですが、プロレスラーが他の競技の選手と闘うとなると、プロレスラーを応援せずにいられないのですよ、心から!
来たる7/10、WWEのブロック・レスナーが、UFC200に出場して、マーク・ハントと闘います。
もうね、当然レスナー応援ですよ!

ハッキリ言って、私はレスナーはプロレスラーとしては大根役者だと思ってます。ストーリーでお膳立てされた“無敵キャラ”しかできないし。

一方、UFCでハントが出るときは、だいたいハントを応援しています。
実際、キックしかできなかったハントが、K-1を離れて総合格闘技に挑戦して、歳も若くないのに、剛腕を武器に生き残ってるのは、尊敬に値すると思っています。

……でもね、そんなことは関係ないんだよ!
俺はプロレスが好きなんだよ!
プロレスも総合格闘技も好きだけど、図にするとこんな位置関係なわけですよ、俺の中では!

プロレスと格闘技の個人的序列

そんな俺にとって、ハントがこんなことほざいてるのを読むとね、応援する気には到底なれないんですよ!
真剣勝負じゃないからって無条件に下に見ている、この田舎のヤンキーみたいな感性が許せない!
じゃあてめえ、プロレスやってみろ。絶対できねえから。

レスナーには、キッチリ勝って「プロレスもできるし、MMAでも力を発揮できた。じゃあ俺はWWEに戻るよ。じゃあな」とか、試合後に堂々と語ってもらいたい!

そして、颯爽とサマースラムに現れて、マネジャー役のポール・ヘイマンには、こう言ってほしい!
Ladies and gentlemen, my name is Paul Hayman. I feel so honor to introduce you my client. He beat Mark Hunt comletely in very first round and proved he is one of the best MMA fighter in the world. He is the beast! conqueror of UFC! Brrrroooock Lesnar!!!!!

2016/06/22 06:36 | 見方 | No Comments

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