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2011/05/26

皆様、大変にご無沙汰しておりました。
百姓になりたい、川口巽次郎です。

この度、改めまして、JunkStage レギュラーライターとして継続して記事を書かせて頂ける事となりました。
私の百姓を目指す日々のつれづれを、今後も末永く皆様に愉しんでお読み頂けるならば、それに優る歓びはありません。
今後とも、ぜひ、よろしくお願い致します。

先ずは、ようやく春の気配が漂い始めた3月初旬のあの午下がり、東北を襲った大震災の猛威、そして、その後の深刻な原子力発電所の状態によって、被災地の皆様方が今もお心を休めることの出来ない日々をお暮しになっていらっしゃる事に、心からのお見舞いを申し上げます。

それにしても、放射能汚染によって、何代にも亘って慣れ親しんで来た土地、家、田畑を離れなければならない方々が居らっしゃる、そのことを想うと、本当に言葉もありません。どんなにか辛いことでしょうか!

翻って、この谷間には、あらゆる生命が巡る場所、田畑、山、川、海、空があり、私たちもそこに身を置く場所を頂き、こうして生きて在る。この一事が、こんなにも奇跡的なことなのだ、と改めて覚らされずには居られません。

今、田の一角の苗代では田植えに備えて稲の苗がすくすくと育ちつつあります。

すくすく育つイネの苗たち

畑では、紅い苺、緑のエンドウ、空豆が輝き、夏野菜達が芽吹き、育ち始めています。

エンドウの花

麦の穂も色づき始めて風に揺られています。

葡萄や柿、桃、梅の青々とした若葉が日々茂ってゆきます。

初夏は、田畑で、山で生命が躍動し輝く季節です。

朝日に輝く苺

そんな生命溢れるこの谷間で、わたしたちの生命も、今ここで、生きる場を与えられています。

この、掛け替えのない奇跡、幸せに、深く感謝いたします。

そんな幸せを噛みしめながら、今年も、田でお米を育てます。

私にとっては、「三度目の正直」のお米作りになります。

いつの間にか、お百姓を目指してのこの谷間での暮らしも4年目の夏を迎えます。
夫婦での田舎暮らしは2年目。

今日、中国地方は平年より10日以上早く梅雨入りしました。
次の新月にはそろそろ蛍が舞うことでしょう。

今年の田植えはいよいよ、6月の半ばから始まります。

2011/05/26 07:32 | お米作り, 暮らし | 2 Comments

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[…] 私にとっては3度目のお米作りになりますが、それでも、ついこの間までは苗代であんな幼い姿で揺れていた命が、このように立派に育ってくれている姿に接すると、奇跡を目の当りにし […]

[…] 自家採取の種籾を田の一角の苗代に降ろした5月以来、草刈り、水管理、稲刈りを経て、一ヶ月稲木で天日に干した米を脱穀、唐箕掛けして袋詰めするまで、長いようで短い半年と少し […]