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2010/01/20

 寒い日が一転、昨日は中々暖かくて現場でこの時期に半袖で動き回っておりました。 このまま暖かい日が続くと良いのですけどそうもいかないのでしょうね。 そういえば、ここ暫くうちの事務所ではガスヒーターが大活躍なのですが、ちゃんと換気してやらないと危ないというのを、事務所のデスクで、深夜にいつの間にか寝てしまった時に感じました。 暖房はちゃんと皆さん換気した方が身の為です。

 さて、昨日は今週末公開になる映画のジャパンプレミアでした。 題名は伏せさせて頂きますが、中々情感が激しくも素敵な映画です。

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 今までも何度か映画の舞台挨拶に付いては書いてみましたが、今回は舞台挨拶の裏側を少しご紹介したいなと思います。

 「舞台挨拶」そして、今回のように先行上映を行って出演者や主題歌を歌うアーティストを交えて行う「~プレミア」と呼ばれる特別な上映、これらは映画のプロモーション活動の一環ですが、プレミアチケットをやっとの想いで取る事の出来たお客様にもそうですし、そこは配給会社さんや出演者にとっても特別な日です。 今回のように、「舞台挨拶」+「主題歌ライブ」+「上映」というのは、実は中々少なくて「舞台挨拶」だけという映画も多いですし、それらが無い場合も多数あります。

 今回は「ジャパンプレミア」と呼ばれるだけあって、多数の出演者、映画関係者、マスコミ関係者、、、いったいどれだけいるんだとうという位の人数でした。

 実は、芸能ニュースなどで流れる映画の舞台挨拶などを撮影しているスチールやムービーカメラマンさん達は、毎回撮影しやすい位置を取れるかという所(これは受付時に抽選が多いのです)で場所取りをするのですが、その時間帯の会場内は戦々恐々としております。 勿論くじ引きとはいえ「良い絵」を撮影する為に彼らも必死です。

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 そして場所取りが一段落すると、段取り説明が行われます。 これは、どこから出演者が登壇してどう動きますよ、という事や、音響から送っている音声の確認やムービーさんのカメラの調整時間でも有る訳です。 この送りの音声が実は舞台挨拶の音響では一番大事な所でもある訳です。

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 勿論、会場音響も大事なのですが、このラインの音声がキチンとした音で送られているかどうかが、翌日や当日のニュースなどのマスメディアにどれだけ放送されるかという所にも関わって来ます。 配給会社にとっても一大事です。

 そしてそれら説明、調整が一段落すると一般のお客様の入場となる訳です。

 ここから先はどう出演者の良いコメントを引き出そうと素敵な質問や会話で引っ張ってくれるMCさんの腕の見せ所でも有りますし、出演者の方々が直接見に来て下さったお客様に映画撮影中の出来事や裏話し、そして、公開を迎えた気持ちなどなど、「気持ち」をお客様に届ける為の時間が素敵なのです。

 感極まって泣き出してしまう出演者の方を見たり、その映画に対する想いや出演者の存在の為のその「気持ち」を人々に届ける為に、こうして言葉を音に変換している自分が只単に音を出す為だけの存在ではいけないと感じるのです。

 そんな「気持ち」を必死の想いでチケットを取られたお客様、そして、その舞台挨拶がマスメディアに載る事によって「見に行きたい」と思って頂ける様な「音」を魅せる事が出来たら何より嬉しい事は有りません。

 主題歌が流れた瞬間に泣き出したくなる事、有りませんか?

 今回、主題歌を歌うアーティストのライブをじっと見つめながら涙を堪え、そして拭っていた主役の方のその「気持ち」が皆さんの心にも響きますように。

2010/01/20 01:40 | 音響デザイン | No Comments

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