« | Home | »

2009/11/03

 木枯らし一号が都内を吹き抜けて行きました。 これから本格的に冬の到来という感じになるのでしょうか? でも、数日前までは半袖で現場をする位に暑かったんですけどね。

 さて、前回のケーブル編を書いて代表須藤さんに「あれだけケーブルの事を書いて、次回は電源ケーブルです。ってギャグですか。。。」と突っ込まれましたが、今回は電源ケーブルです。

 いや。前回のケーブル編に続きでは有るのですが、電源ケーブルにも「超高級品」は存在してます。 でも、果たしてそれを変える事で「音」は変わるのでしょうか?

 これも前回同様の見解ですが、「気のせい」で有ると考えてます。

 一つ、間違いの無いように追記しておくならば「太い(電流量が太い)ケーブル」の方が音が良くなる(音が太くなる、輪郭がはっきりする)のは事実です。

 しかし、「音響専用電源」が有るスタジオやホールなどの現場ならいざ知らず、自宅や専門設備の整いにくいライブハウスなどでの環境で機器側の電源変換ケーブルで音が変わるかと言われれば疑問です。

 良く、電源ケーブルでは「ホスピタルグレード」と呼ばれる電源口やケーブルが存在します。 しかし、これを変えただけでは「大差無し」です。

 「ホスピタルグレード」本当の意味とは、電力会社から施設に機器専用の電源を電線から「高圧電流」で引き込み、トランスと呼ばれる電源変換機を通し、無停電設備を兼ね備えた機器専用の電源を挿します。

 果たして、「雑電」と通称呼ばれる自宅電源や共有ビルで電源トランスも備えていない電源を使っているライブハウスなどでは、この「ホスピタルグレード」は意味を持たないのではないでしょうか? 元の電源に既にノイズが乗っている可能性は高く、ケーブルでそのノイズを取り去る事は出来ないのですから。

 それこそ、自宅の電源などエアコンやPC、冷蔵庫などなど。。ノイズが乗りまくっている訳です。

 勿論、専用電源を自宅に引いている方もいらっしゃいますし、ライブハウスでも音響電源を持つ会場も多く有ります。

 そこまでして初めて電源ケーブルは本当の実力を発揮出来る訳です。

 しかし、この値段の高いケーブル。 これを、あたかも「機器電源ケーブルを変えれば音が良くなりますよ」と謳って1m数万円もするケーブルが売られているのは事実です。

 そう。自宅などで交換しても音が良くなるのは多少の変化は有るかもしれませんが、費用対効果を考えると「気のせい」の範疇です。

 さて。

 色々とこの2回、ケーブル関係について書いて来ましたが。 柏は完全に否定している訳では有りません。 只、そこまで拘るので有れば一般の方の費用負担はとんでも無い事に成るという事を御理解頂きたいのです。

 音は目に見えないからこそ、「気のせい」「Placebo」に陥りやすのです。

2009/11/03 01:29 | 音まめ知識, 音響<道草>デザイン | No Comments

Trackback URL
Comment & Trackback
Comments are closed.
No comments.