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2009/04/14

桜がとても綺麗な日々もそろそろ終わりを迎えようとしていますが、皆さんはお花見を楽しまれましたか? 日々暖かくなって、夢いっぱいの新生活にもそろそろ慣れ始めて来た頃かなとも思います。 近所の小学校の子供達の真新しい黄色い帽子がとても懐かしくも感じる今日この頃です。

 さて、4月になって新生活も始まり心機一転気持ちも新たにスタートしたお仕事が有りましたので、今回はそのお話しをさせて頂ければと思います。

 

 柏がかれこれもう10年近く専属音響としてお付き合いさせて頂いている着ぐるみダンスパフォーマンスをするグループ「Myquee 55」を擁する会社(Go Go Production)が経営するダンススタジオ「STUDIO 55」が新しく吉祥寺にスタジオをオープンしました。

 かつての西荻窪に有ったスタジオでも音響デザインをさせて頂き、機材選定から納入、設置、調整までさせて頂きました。 今回の吉祥寺校でも新たに機材設置及び調整に参加させて頂き、とても素敵なスタジオに仕上がる事が出来たと思います。

 スタジオは生徒さん達もHipHopやPop,Rock,Jazz, などなどストリート系の方々を中心とした若い子達が多いのですが、中にはやはり健康と美容の為にダンスをされているご年配の方もいらっしゃいます。

 意外とダンススタジオというのは悪い意味では無く、音に無頓着なスタジオも多い中で、55の経営者で有る二村さんの拘りで音には拘りたいという要望の元、音響デザインをさせて頂きました。

 元々のお付き合いは、とある遊園地でのレギュラーイベントで着ぐるみがダンスを踊るというパフォーマンスをされていた時に、ダンスの曲の編集や会場での音響として携わらせて頂いたのがきっかけです。

 そのお付き合いの中から、ストリートダンスがまだアンダーグラウンドな<クラブ>などの一部の方々の楽しみだった時期に「ダンス文化をもっと一般に認知して頂きたい」という思いを音響デザインとして何か一緒に創り上げる事が出来ないかという事から現在まで一環してご一緒させて頂いております。

 毎年行われるSTUDIO 55 の発表会の音響デザインもさせて頂いておりますので、それは又別の機会にご紹介させて頂くとして、今回携わらせて頂いた新規スタジオの中身をご紹介します。

 今回のスタジオは地下がレコーディングスタジオを別の会社様が営業されている関係で、音にとっては結構シビアな立地なのですがそこを如何にクリアするかを重点的に考えてスピーカーなどの調整をさせて頂きました。相変わらず技術的な事は脇に置いておこうと思いますが、ここがどうしても今回の調整で必要な点でした。 確かに、防音も有る程度はされていますが、ダンススタジオに行かれた事の有る方は御理解頂けるとは思いますが、結構「音がでかい」んですよ。

 今回も移転前のスタジオから持って来たスピーカーが破損していたりと、そこまで音量だしますか?という事も多々有ります。

l1010049.jpg

 写真を見て頂ければ解るのですが、ちょっと応急処置です。。。勿論ずっとこのままでは気持ち良い音は出ませんので交換修理をします。

 しかし、ダンススタジオに於いてインストラクターの方々が使いやすい機材、そして気持ち良く生徒さんに通って頂く為には「体が動く音」という音量も必要になります。 音が大きいだけで気持ち良い音にはなりませんが、きちんとBeatを感じる事が出来る音がダンサーの目に、そして耳に入って体が動きだす。そんな音をスタジオでは目指しています。

 自身を表現する為にダンスという表現方法を習いにいらっしゃる生徒さん達が、例えば本当にプロを目指されている方、発表会の為に頑張る子供達、美と健康の為に頑張る女性達、等など様々なタイプの方々をお迎えするスタジオだからこそ「気持ち良く踊ってもらいたい」そんな気持ちでいつもスタジオの機材を設置調整する時には考えています。

 代表の二村さんが前に「他のダンススタジオに無いものを創りたい」と仰られていた事が形になった瞬間に立ち会わさせて頂くというのをとても幸せに感じます。

 

 日本を代表する講師陣を擁するスタジオだからこそ出来る事。

 アンダーグラウンドでしか無かった、ストリートダンス文化を一般に広めたいという気持ちとそれを形に出来る行動力は自身の「音響デザイン」にもとても良い刺激をいつも頂いております。

 「見える音」そこにはまた一つ「感じる音」が有ります。ダンススタジオに通う子供達が光り輝くステージに夢を抱き、そしてその夢を実現した時にスタジオで感じた音を思い出してくれるかなという、そんな幸せなお仕事でも有ります。

 ダンサーの方々とお付き合いさせて頂く中で、ご自身が一度踊られた曲というのはどの場に居ても聴こえた瞬間には体が勝手に動く方が多いです。でも、それはやはり音が体にしみ込んでいるからだとも思います。

 そんな音を創りだす編集作業から再生するまでの一貫したスパイラルがダンサーの体に残って貰えたらそれこそ幸せな事は無いと思います。

 そんな「音のスパイラル」子供達の笑顔が、新しい生徒さん達の笑顔が、今年も新しい道を歩き出しています。

 l1010055.jpgこの写真は、設置完了直後のオープン前日のひとこまです。 

2009/04/14 11:12 | 音響デザイン | No Comments

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