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2010/10/29

 もう結構前の話しになってしまっているのが不思議な感じですが、JunkStage Cafe が中目黒で行われた時に USTREAM で配信をしておりまして、ご覧になった方もいらっしゃるとは思いますが、どんな感じでやっていたのかという裏話的な事を書いてみたいと思います。

 今回の JunkStage Cafe では、現地の音響システム及び USTREAM の配信用のセットを持ち込んで本番2日間を行った感じです。

 まず、音響システムですが。

 ギャラリーの合間に行われるイベント用に、マイクを数本、そしてBGM用でCD関係を再生、そして会場への拡声という感じです。 楽器関係も多少有りましたので、楽器用のライン関係機材も多少持ちこんでおりました。

 そしてUSTREAM用での機材ですが、DVカメラ、三脚、配信用のMAC、集音マイク、そして会場でのPA音声を配信する為に、オーディオインターフェイスなども持ち込んでいました。

 実際、当日の配信状況としては、Mobile Wifi が結構途切れるという事態が起っておりまして、何とか後半は復旧させる事が出来ました。 原因は、やはり会場内での電波状況が悪い事と、会場のすぐ裏手に結構強力な電波塔が立っていた事が原因かと思います。

 今回の配信は、JunkStage Radio のアカウントを使用して配信をしておりました。

 実は、生演奏の部分の配信で楽しみにして頂いていた方には申し訳無かったのですが、イベント時点でUSTREAM上での著作権法遵守という観点からも敢えて放送をしていなかった部分が有りました。

 演奏自体が全てオリジナルで有れば放送も可能だったのですが、演奏の曲順などでカバーとオリジナルが混在している状況だった事と、全体のイベント自体の包括的著作権申請が、実際に放送となると内容的に変わって来てしまうという事も有り、JunkStage Radioという公式アカウントを使用している事も有り、残念ながら放送を控えたという事でした。

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 イベントの内容としては、ギャラリーがメインという形態で有りながらもトークショーやミニライブ、そして何よりも立地的に川沿いの心地の良い空間がゆるーい流れの時間を生み出していたのでは無いでしょうか。 それが配信を通じて少しでも視聴者の方に届いたなら幸せです。

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 昨今のイベント事情も考えると、USTREAMを始めとする同時配信の重要性はこれからもどんどんニーズが高まって行くのだと思います。 そんな中で、今回 JunkStage として、その流れを作って行くための初めての試みでしたが、今後もこうして外からお届け出来る形が出来れば良いなと考えています。 

2009/09/14

 

 何か秋らしい日と残暑が交差している今日この頃です。 9月5日JunkStage の舞台公演にはたくさんのお客様にご来場頂き感謝しております。

 空間演出として携わらせて頂いた今回の公演。 至る所にそのエッセンスを鏤めてみましたが如何でしたでしょうか?

 オープニングを飾った「大輔」さんの楽曲や、施行、照明、音響、などのハード面などなど、お客様をあの空間にお招きする事が出来て嬉しく思います。

 各ライターさんも舞台の感想や裏話などを記事としてアップしていらっしゃいますので、そちらも是非ご覧頂ければと思います。

 さて、今回は楽しいだけで終われば良かったのですが、反省点も多々有りました。 そこは自己反省として次回に生かせればと考えております。 勿論、音響としてもそうですが「空間演出」として携わったからには。。という自負が反省の原因でも有ります。

 何はともあれ、大きな事故も無く出演者一同無事に終了出来た事が一番大事な事でも有ります。

 休憩中やお帰りになる際、見に来て頂いていたお客様達の笑顔がとても暖かく、そして柏にとっては、JunkStage というこの舞台「人が創る空間」という事の意味が大きく感じられた公演でした。

 

 本当に有り難う御座いました。

 

2009/09/04

さて、鈴虫が歌い出す秋が足音を立てながらやってきてます。そして、舞台に向けての準備はまさしく佳境です。 毎日のように飛び交う確認メールや、電話の嵐がすぐ本番という緊張感を高めてくれます。

 先日、場当たり確認が一部主要スタッフ達によって行われました。 とても有意義な時間で有ったと思います(準備はとても大事ですから)。

 そして。

 本番が近づくにつれ様々な事が問題点や準備事項として明確になってきております。

 そんな中、先日「シンガーソングライター大輔さん」のレコーディングを行いました。 その様子は立ち会った代表須藤さん、大輔さん共に素敵な記事を書かれております。

 こうして書いて頂いた中、自分が書かないのもおなしな話しなのと、やはり感じる事が有ったので書こうと思います。

 今現在、9月4日AM3:03 もう本番は明日です。

 実は今回のレコーディングの件に関しては書く事をひたすら悩んでおりました。 というのも、特にこれが明確な自分の気持ちなのかそれとも違うのか自分でも計りかねておりますが、同じ年代の大輔さんを羨ましく感じたからかもしれません。

 ギターをここまで愛してそして音にする。

 他者に決して迎合せず自分のポジションを俯瞰で見る事が出来る。

 音楽を愛する身として、そしてアコースティックギターに特別な想いを抱く者同士としてしか解り合えない何かがそこにありました。

 そんな事を考えながら「南青山」にオープニングで流れる彼の「音」を彼がレコーディングを終えて帰った後にその「南青山」に迎合するようなアレンジを考えている自分に嫌気がさしたのは事実です。

 そして第1弾のアレンジはボツにしました。

 第2弾はMACのフリーズによって消去されました。

 そんな紆余曲折を経て完成した「オープニング」は彼が大事にする。「フォークソング」「ブルース」です。

 その共通点は「人の気持ち」です。

 「フォークソング」は自分の気持ちをストレートに歌にします。 恋愛で有ったり、身内への想いで有ったり、「世界を自分で回せる歌」だと思います。

 その一方、「ブルース」は黒人文化から来た「鎮魂歌」です。 様々な政治的圧迫で有ったり亡き友や遠い故郷を思う気持ちだったりを歌っています。

 そのような事を考えた時に、大輔さんの今回の1分32秒のオープニングをどのようにアレンジをして「南青山」という土地に流すか。

 彼の気持ちをどう昇華するか。

 それが全員に届かなくても良い。 彼はそう考えるでしょう。 しかし、その彼の気持ちを昇華する事によってお客様全てに届くオープニングにしたい。

 結果的に「フォークソング」「ブルース」には一聴してそう聴こえないアレンジにしました。

 しかし。

 そこに「人の気持ち」が入っているからこそ、このオープニングは「フォークソング」で有り、「ブルース」で有るのです。

 南青山に流れる大輔さんの「気持ち」

 レコーディング翌日に須藤さんと「なんか身体がだるいんですよね」なんて言っている場合では有りません。

 1回しか流れないオープニング、様々なジャンルの方々が織りなす舞台のたった1分32秒。

 製作日数:レコーディング1日、アレンジ4日、の1分32秒。

 そこには「音の魂」が凝縮されています。

 

2009/07/14

最近、舞台の準備がちゃくちゃくと進んでおります。

 が。

 その中で、JUNK STAGE ライターである「シンガーソングライター・大輔」さんが楽曲を提供する事になり、そのアレンジを代表S女史から仰せつかりました。

 「音響」ってそこまでするの?という方。正しいです。

 通常はしませんよ。

 ええしませんとも。

 それは、<音効>さんのお仕事、もっと正確に言えば楽曲のアレンジとはアレンジャーの仕事です。 じゃぁ何でやるのか。

 選曲を任されている上で、どうしてもトータルでの音の空間演出に欠かせないからです。と、自分に言い聞かせるのは別としてですね。

 柏は「音効」の経験も有ります。某国営放送の番組のお仕事をさせて頂いてた事も有ります。 アーティストの「楽曲アレンジ」も映画に「楽曲提供」もお仕事としていた事が有ります。

 そんな経験値を自分の知らない所でリサーチされ、そして勅命を出す。

 JUNK STAGE 代表S女史、恐るべしです。

 本人も忘れていた事を掘り当ててくる、まるでトレジャーハンターのようです。

 そして、柏の事務所にはいわゆるレコーディング用のソフトも楽器もそれなりに完備してあります。というのも、イベントなどでも場合によっては楽曲制作やアレンジ、リミックスというお仕事は発生するからです。そんな事が出来るってのも、事務所で打ち合わせした時に見られております。

 とはいえ、代表がいくらやれと言っても作曲の「大輔」さんがそれは嫌だと言えば終わりな話しなのですが。

<そして某日>

 S女史「柏さん、大輔さんものすごく乗り気なので宜しくお願いします。追加で数曲作ってみるそうなのでそちらもお願いしますね。」

 大輔さん??(注:この記事を書いている今日現在、柏は大輔さんとは直接の面識は御座いません。) 

 。。。。

 。。。。。。。

 こうなったら、やるしかありませんね。

 勿論、大輔さんご本人の意思を尊重しつつ、とはいえ JUNK STAGE の舞台に見合う楽曲に仕立て上げる作業をするのですが、方向性を決める為に有る程度の簡易的な音を増やしてプリプロアレンジをしてみた訳です。

 そして、後日。

 仮の段階でのほぼほぼ大輔さんの楽曲のまま、先日の会議で関係スタッフ皆さんに聞いて頂いたら出てきますね、色んな意見が。 その会議のお陰も有って、その後の方針が見えて来ましたので、これから色々詰めて考えて、そして大輔さんとのやり取りの上でレコーディングなどに望みたいと思っております。

 そうなんです。

 そんな訳で、トレジャーハンター S女史に勅命を受けた柏は動き出しております。

 舞台の時に全てが「大輔」さんの曲では無いとは思います、しかし、彼の創り上げる曲が舞台の合間合間や休憩時、エンディングに溢れ出しているのは間違いないと思います。

 それを如何にして今回の舞台に素敵に昇華させる事が出来るのか、それはこれからの1ヶ月に掛かって来ます。

 是非、舞台を見にいらっしゃった時には会場に流れる楽曲にも耳を傾けて下さい。

 目には見えない所にも JUNK STAGE のコラボレーションが溢れてますから。

 

2009/05/17

今回から舞台の本番へ向けて、不定期になるかとは思いますが、 JUNK STAGE の第2回公演に関する事を書いて行こうかと思います。

 「時は9月5日、場所は東京・芝浦」代表須藤さんから来たメールの抜粋です。なんか言い回しが寅さんみたいです。というのはさておき。

 ふとした事からこうしてコラムを担当させて頂き、又、舞台をお手伝いをさせて頂く事と相成りました。 様々な出演者達の拘りの舞台内容は勿論の事、普段コラムにて書かせて頂いている「音響デザイン」とは何ぞや、というのを体感して頂く良い機会でも有ると思いますので、是非足を運んで頂きたいなと思います。

 先日、第1回目の打ち合わせが有りました。その模様は代表須藤さんの記事にて書かれておりますが正に「試行錯誤」。 しかし、その「試行錯誤」が無ければ絶対に良い舞台にはならないのでとても前向きな会議で有ったと思います。

 そして、まさにここ数日で会場の下見にも行って参りました。 詳しい情報はオフィシャルの公開を待つと致しまして、中々に良い会場では無いかと思います。

 下見の様子などは多分この先どなたかが書かれると思いますので、割愛しますが当日自分は車にて移動しておりました。 事務所から会場までが車の方が10分程度で着いてしまうので、待ち合わせ時間ピッタリに到着すると既に全員勢揃いでした。お待たせして申し訳無い。 でも揃ってみると下見に来ているだけでこの多種多様な人種。。。いったい本番はどんな事になってしまうんでしょうか?

 さて、本題ですが。 音響的見地から言いますと、内容がまだ見えていない段階でのプランニングはあまり致しませんが、使い方次第では面白い演出なども出来るのでは無いかなと。 しかし、これだけの様々なジャンルの出演者が集う舞台というのも珍しいものなので、自分自身も試行錯誤中です。機材的問題よりも(機材は持ち込めばどうにでもなるので)全体演出プランをさらに素敵な演出にする事が出来る「音響デザイン」をどう出して行くかです。

 そんな「試行錯誤」の全ては見に来て頂ける<お客様>の為のもので有り、決してひとりよがりの舞台を立ち上げる訳では無いというのを自分は勿論の事、JUNK スタッフ も考えて動いているなと感じております。

 9月の舞台で、ここまで早く動き出すというのも「気合い」の現れなのかとも思っておりますが、実は通常舞台の会場(ホール)などは、1年前には翌年のスケジュールが出ている事も珍しくありません。 前回に書きましたが、1年に一度の舞台で「又、来年」と言うのは実は既にスケジュールが押さえられているなどの事情もちょっと有ったりします。

 現在のこの時間が有るようで無い(9月公演ですから、残り3ヶ月半程度なものです)状況の中で、決めて行かなければいけない事が山積みだとは思いますが JUNK スタッフの意気込みを感じている限り、とても素敵な舞台になるんじゃないかと思っております。

 かくゆう自分も多少の選曲からやりそうな気配ですが、現場のプランニングも同時進行で進めて行こうと思います。

 様々な人達が創り上げる 「JUNK STAGE 第2回公演」乞うご期待です。