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2012/06/25

6月におすすめの日本画5点をご紹介。

まずは、紫陽花。

●桃山時代 狩野永徳 松と紫陽花図 京都 南禅寺所蔵
調べてみてわかったのですが、意外にも、梅雨や雨を題材にした日本画は少ないです。
梅雨が日本に独特のもの、といった意識もなかったからでしょうか。
紫陽花の絵画への登場も、桃山時代ごろから、と言われています。

●江戸時代 伊藤若冲 紫陽花双鶏図 プライスコレクション
近年とても注目されている、伊藤若冲。
堂々たる紫陽花です。
他に、カエルを描いた、池辺群虫図などもあります。

最後に、山種美術館が所蔵する、近代の日本画作品を三点ご紹介。

●上村松園 新蛍 山種美術館
日本画の画材の扱いが、秀逸です。
その発色、絹の上での画材量の調整など、技術的な部分での高さで、現代にいたるまで、だれもかなわない作家であると思います。
作品の格調の高さも他の追随を許さない、独自の世界を極めた方です。

●福田平八郎 花菖蒲 山種美術館
福田平八郎は、モダンで平明な作風で、自然をモチーフに大胆に装飾的表現をした作家です。他にも、水や雨をテーマにした作品がたくさんあります。

●高山辰雄 緑の影 山種美術館
とても繊細で、霊性を感じさせる独特の作品です。自己の内省の世界を静かに描いているように思います。

2012/06/25 11:56 | 未分類 | No Comments

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