今日、ご連絡をいただきまして、第70回記念日本画院展で佳作賞を受賞し、併せて準会員に推挙されました.
今年一年先輩方にご指南いただいたり、同輩や生徒さんなどと美術について話し合ったり、様々な場で展示をする機会をいただいたり、色々と研究した成果を出せたことが、まだまだ未熟な作ですが、評価をしていただけたのかと思っております。
いつも応援してくださっている皆様本当にありがとうございますm(_ _)m
今回は、本当に本当にイメージに時間をたくさん費やして、今までと方向性もずいぶん違う作品を出しました。
お近くにお越しの際には是非ご高覧くださいませ。
会期 2010/9/2~2010/9/7
東京では、今年に入り、六本木のオルセー美術館展、丸の内のマネとモダン・パリ展と、印象派付近のよい展示が続いています。
引き続き、このあと、2010/9/18横浜美術館ではじまる、ドガ大回顧展が必見です。
東京藝術大学大学美術館でも、7/3~10/11の夏休み期間中に、シャガール展が行われます。
日本画ですと、泉屋博古館分館でも ~9/26 近代日本画にみる東西画壇—東京・京都・大阪の画家たち—が行われます。涼やかな近代日本画で納涼はいかがでしょう。
改装オープンした根津美術館の祈りのかたち展。~8/8までですが、こちらも是非見に行きたい展覧会。
成城で、日本画教室を新しくスタートしました。
今回は上野に次ぐ二つ目の教室。
落ち着いた閑静な住宅街の中での、昼下がりの教室です。
生徒さんは、クリエーターと御近所の主婦の方が多いです。
初日は、百合や、トルコキキョウをスケッチしました。
お好みで色紙や団扇にも描いてもらいます。
生徒さん募集中。
参加御希望の方はメールにてご連絡ください。
ギャラリーの方のご好意で、急遽上海アートフェア2010に1点ですが、出品させていただくことになりました。
この機会に英語の作品ファイルもつくろうと考えています。
上海芸術博覧会
2010/9/8~9/12 上海世貿商城(SHANGHAI. MART)
地図http://www.mahooshanghai.com/shanghai/shop/data/re/shimao.html
上海は万博期間中でもあり、注目が集まっています。
イベントの充実する一年です。
今年の秋に行われる、ジャンクステージのイベントの下見に、中目黒へ行ってきました。
中目黒の駅を降りると、桜並木の美しい、目黒川が見えます。
周辺には、おしゃれなカフェや、美容室、レストランや雑貨、洋服屋さんなどが立ち並びます。
目指すはサクラギャラリーさん。
10分ほど遅れてしまったので、方向音痴なわたしは、迷いながらも、どうにか周辺まで到着。
優しいJUNK STAGEライター鈴木のあさんと美人代表須藤さんが、探しにきてくださいました(笑)。
今回は、写真画家・松本英樹さん、鈴木のあさんとそのお友達の歌手の方、須藤さんのメンバーで参加しました。
サクラギャラリーのスタッフの方は、なんと、同じく日本画家。
http://www.1000baci.net/taka/index_j.htm
なんだか、親近感が沸きます。
9/11、9/12のイベント、楽しみです、是非お越しください☆
五反田の薬師寺東京別院で、奉納式をおこなっていただきました。
除幕 。
吉祥天は、もとは、麻に描かれますが、さすがに入手困難であったため、絹に描いています。
袖の部分の紫は、本来、絵の具の名前としては“紫土”と記載が見受けられ、染料系統の色には“土”という文字は用いないので、ベンガラではないかと古くより言われておりましたが、吉祥天を写した際、はじめて、ベンガラによる紫色を実現しました。
同じ時期、京都の研究所でも紫土とベンガラの研究発表がなされましたが、画面の中で再現したのは初めてではなかったでしょうか。
数多くのベンガラを集め、中でも、少し、焼け気味の弁柄を使用し、また、紫、という文字からイメージする青紫の固定観念を捨て、赤紫系統で、画面全体の波長のリズムを大切に描きました。
ほか、中世以降に使用され始めた胡粉のかわりに、白土を使用。
緑の発色に岩絵具の緑青と染料を重ねたり、一色一色、一筆一筆、丹念に重色しながら、一年をかけて描きました。
色彩のバランスの感覚を絶対に損ねないように、本物の国宝、吉祥天像を何度も見に通いました。
奈良の薬師寺管主猊下と。
吉祥天を見に集まるお客様。
ありがたいことです。
もうそろそろ、年齢的にも限界と思われる振袖。
せっかくなので着てみました。
大学を卒業してすぐ、糊口をしのぐため友禅を描いていたことがあり、着物はとても好きです。当時四百万円ほどもする着物を作っていましたが、自分では着られなかったので、今になって少しずつ集めています。
こちらは白の正絹のかなりしっかりとした紋綸子にピンクの雲柄に絞りを染めて、すべて手刺繍で、分厚く柄の入った豪華な中振袖です。
現代では、おそらく、もうつくることはできないでしょう。
どこといって特徴のないほどの、とてもスタンダードな作品ですが、きちんと丁寧につくられているため、古臭い感じはあまりありません。
着付けてくださった方は、京都で手に入れた総絞りの帯揚げを、非常に欲しがっていました。安価でしたが、こちらも物自体はかなりよくつくられていてます。
遷都祭に関連したイベントとして、ゴールデンウイークに奈良県明日香村の画廊飛鳥さんで企画個展をしていただきました。
その際にご縁を得て、かつて、修行時代に模写した『薬師寺所蔵 国宝 吉祥天画像』をもとの作品のある、薬師寺様へ奉納することとなりました。
まだ、実感がわきませんが、とても嬉しいです。
2010/6/12 薬師寺東京別院にて、奉納式をおこなっていただくこととなりました。
模写してから、ずいぶん時間が経ちましたが、その間の自分の成長など、考えると感慨深いです。
作品が、いろいろの場で、社会に役立つこと、とても楽しみに思っています。
美学研究②
ポール・ヴァレリーの芸術論が充実していることに気づいたので、少しずつ読み進めています。
『レオナルド・ダ・ヴィンチの方法 序説』
『ヴァリエテ』
また、小林秀雄の批評も興味深く読み始めました。
『モオツァルト』
『ゴッホの手紙』
『近代絵画』
ほか
ドナルド・キーン 金関寿夫訳『日本人の美意識』1990 中央公論社
矢島新ほか『日本美術の発見者たち』2003 東京大学出版会
四方田犬彦『「かわいい」論』2006 筑摩書房 ちくま新書
などを新たに読みました。
多角的に芸術をとらえ、多く思考し、言語によっても表現することで、より、創作が深まるように思えます。
最近、美学や芸術論についてよく本を読んでいます。
20世紀初頭からのちに生まれたコンテンポラリーアートとよばれる作品の多くは、思想や芸術運動の理解なしには、何を表現しているのかを読み解くことも難しいです。かといって、表現者として、現代芸術理解から距離を置くことは得策ではないと考えています。
特に、上京して以降、首都の多くの情報にふれることで、芸術界の最新の研究を自分自身の作品に生かすということを、考えるようになりました。
基本的かつ古典的な本ではありますが、美学関係の研究をしている方は、国内でも案外少なく、読むべき本の一覧のようなものがほとんどないので、読んで興味深かった本を上げておきます。
絵画以外の芸術分野の方が読んでも興味深く、芸術理解の一助になるかと思います。
佐々木健一氏『美学への招待』中公新書 2004
ルソー『学問芸術論』岩波文庫 S43
ボードレール『ボードレール芸術論』角川文庫 H1
ポール・ヴァレリー『ドガダンスデッサン』筑摩書房 2006
アラン『芸術論集』岩波書店 s17
昨年11月からはじめた日本画教室。
順調に生徒さんの数も増え、現在、予定も含めて、会員数9名。
先週は、絹に日本画を描くことをはじめました。
絵絹というと、非常に扱いが困難で専門性を有すると思われますが、少しコツはいりますが、知っている人間に教われば、紙に描くよりも便利なことも多いです。
●用意するもの
絹枠
絵絹(2丁樋もしくは3丁樋 日本画画材店にある)
でんぷん糊
画鋲
●手順
まず、はじめに、初めて使う絹枠には捨て糊といって、糊を塗ります。
(しっかり塗りこみます)
絹枠の寸法に絵絹をきります。
糊を塗った部分に絹をおきます。
縦を絹目がまっすぐに通るようにあわせて、画鋲でとめます。
横をしっかりとのばして画鋲でとめます。
(横のほうが伸び縮みがないので伸ばします)
絹枠の上を絹の上からさらに糊をのせます。
空気の入らないよう、しっかりと糊をします。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
教室の詳細
『チャリティー日本画教室』
絵画初心者から、日本画が材を用いて、日本画を創作していく教室です。
生徒さんのそれぞれの段階と状況にあわせて創作指導を行っていきたいと思います。
月3回 土曜日 夜間(18:00~21:00)
入会費 5000円
月会費 5000円
一日体験3000円(お1人一回のみ)
場所: アカデミー湯島
最寄り駅 千代田線湯島 徒歩7分
丸の内線・都営大江戸線本郷三丁目 徒歩10分
5月は 5/15、5/22、5/29
6月は 6/12、6/19、6/26
初回の持ち物:紙、鉛筆、消しゴム、あれば練りゴム、水彩絵の具、顔彩
そのほか、日本画経験者は画材や作品などお持ちいただいてもけっこうです。
初心者向けカリキュラムは、写生から行います。
モチーフは教室にご用意いたしますが、描きたいものがあればお持ちください。
チャリティーにしたのは、以前、one day教室を行っていたときに、予想外に生徒さんに好評だったので継続いたします。
会費の10パーセントはユネスコ寺子屋基金へ。
たとえ、微力ではあっても、子どもたちの教育の機会均等を願っています。
生徒さんに教えることで、多くのことを教わりながら、自身もともに成長していけたら…と思います。たくさん生徒さんがいらしていただける、あたたかい教室にしたいと思います。
参加ご希望の方は、メールにて。
ikegami_hiroko@yahoo.co.jp











