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2014/02/15

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この町のシンボルである大きな時計を見にやって来た。

私がここに着いたと同時に、時計は11時11分になった。

こういうのって何だか嬉しいものだ。
特に何かあるわけではないのだけどね。
私は少し時計を見つめていた。
すると後ろからおじさんが声をかけてきた。
 『やはり、11時11分は何時見ても美しいね〜。何かこうシャキッとするでしょ?』

たしかに美しい。
私はそうですね〜っと適当な返事をした。

 『おっと、私は大谷と申します。ここで一時間ごとに笛を吹いて、町の人達に時をつげる仕事をしています。
時計の事なら何でも聞いてくださいよ!』

正直、時計の何を聞いていいのかが解らないが、このまま立ち去るのも申し訳ない。
私は見て嬉しい気持ちになるオススメの時間を尋ねた。

 『皆さん、それを聞きたがるんですよ〜何せ私一日中この時計を見てますからね。じゃあベスト10を発表しましょうか?』

私はベスト3で良いと伝えた。

 『えっ?じゃあお急ぎのようですし、3位から発表します!』

すると大谷さんは口でドラムロールを奏で始めた。

 『第3位は!12時34分です。これは単純に1234と数字が並ぶと、おっ!!ってなりますからね〜。
意外と見落としがちな時間で通の間では人気です。』
 
どうだろう・・

 『続いて第2位は、今見てもらった11時11分。4つ同じ数字が揃うのはこの時間だけ!貴重な時間です!』

まぁたしかに・・

 『そして1位は・・・あなた誕生日はいつ?』

9月25日ですが・・
 
 『1位は!!9時25分です!!やはり自分の誕生日と同じ数字が並ぶと嬉しさも倍増!!
ちなみに私は3月3日生まれなので、3時03分が一位です!!』

・・・
 
『次ワースト3聞きます?』

2014/02/15 10:07 | 小さい人シリーズ | No Comments

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