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2009/11/19

サルサの楽しみ方は、様々。音楽なんだもんCDで聴くだけだって楽しい! そもそもがアツい民族の音楽だから、思い詰めたような切なさも 悲観もセンティミエントも 暴走する明るさにも半端がない。

僕には、暗い曲を聴いて暗い気分を楽しむ趣味が一切ない。人の不幸話しに共鳴して涙する楽しみはない。サルサクラブでは、切ない曲で踊ったりもするが、聴く趣味はない。ライブで暗い曲ばっかり歌われたりすると、不愉快になり 金返せ! と思うか 帰る。

元気なアツい曲を聴くのが楽しいし、気合いの必要な仕事や草野球に出掛ける時なんかはiPodで大音量で楽しむ。出掛けに唐辛子の入ったスープなんかを飲んでいれば、効果はさらにテキメン! 身体の中からエネルギーが放出したがって暴れはじめる!

ドライブの時、大音量で楽しむのも勿論大好きである。

音楽である以上、CDに合わせて口ずさむこともあれば、大熱唱する時もある。演奏してみたい欲求にかられることもあれば、いきなりギターをとって演奏を試みたりもする。
サルサの楽しみ方なんかについて考えたことなんかなかった。 聴くもんだし、歌いたい、演奏したい、踊りたいと思うことは他の音楽と一緒なのだ。ブルース、ソウル、ファンク、レゲエ、ジャズなんかが好きで気分と都合でいろいろ聴いてきたし演奏してきた。ただいろいろ聴いてるうち、やってるうちに心地よさと興味と欲求がラテン音楽に向かいはじめたのである。

他の大衆音楽との違いは、『飲んで聴く』というより『飲む、食う、聴く、喋る、踊る、勝手に参加する』という環境により触れやすいことかもしれない。
沖縄音楽にとっての沖縄レストランの環境に近い。 同じかな。

今住んでる家のすぐ近くに快適なブルースのバーがある。お店の雰囲気も絶妙でやたらと落ち着く。音楽はマスターの気分でブルースはもちろん古いジャズからテックスメックス、キューバの古いアナログ盤まで聴かせてくれる。安過ぎない安いバーボンがあって、バーボンが喉の中でなんとも心地よく暴れてくれる。
夜も更けてくれば傍らのギターで客達による味わい深く酷いセッションがはじまる。素晴らしい店だ!
素晴らしい店だから、月に何度か、知る人ぞ知るその筋のツワモノ達によるライブも入ってる。
大衆音楽のバー、あそこは、素晴らしいバーだ! 

老舗のジャズバーだってこれに、カレーとピザがある程度だと思う。

ブルーノートも最高だけどそれとは、違う。

仕事帰りにいきなりふらっと予約なしで寄れなきゃ大衆音楽バーではない。

対してラテンのバーは、どうかと言えば、ブラジルだろうが、キューバだろうが、サルサクラブだろうが、食事が美味い!!! 充実してる!!! 美味いお酒が置いてある!!!
六本木では老舗のラテンバー=ラテンのナイトクラブ=サルサクラブの『S・・・・・』なんかは、基本的にバーなんだろうけど、料理が滅茶苦茶美味い!!! メキシコ、キューバ、ペルーなんかの料理が楽しめる!!!

この他のサルサに関わる飲食店は、そしてそもそも沖縄バーなんかと同様にライブレストランの形態をとっていることが多い。
スペイン料理、トルコ料理、タイ料理とか様々な国と地域の料理を仲間と連れ立って楽しみに行くことが、皆さんもあるでしょうが、そうゆう友人達との会食に充分過ぎるほど美味しく応えてくれる!
ライブは、といえば、コレも沖縄に非常に近いものがある。ステージ上のミュージシャンがウェルカム体制なのだ。もちろんステージの全編ではないにしても、素人にパーカッションを預けるし、名の通ったレコーディングミュージシャンが『一緒にやろう!』と声をかけてくることもある。『ちょっと弾いてて!俺、飲んでくるから。』と言われたこともある。

ダンスは、ディスコ~クラブでタラタラ踊るよりは、もうちょっとだけルールがあって、飲んで楽しく取り組むには、張り合いもある。

キューバに行った時、天気がイイ! 日差しがアツい! 海がとんでもなく綺麗! 能天気な天気! これゃ、住んでる人達の気質に影響するわな!って思ったもんだけども、音楽や料理を通じてその遺伝子は、レストランのテーブルや集まる人達にも伝染する。自然テーブルを飛び越えて楽しいムードがあふれ出す。

サルサっていうか、サルサ系というか、ブラジルも沖縄もひっくるめてだけど、大衆音楽の飲食店という人が集まるスペースの中に『飲む、食う、聴く、喋る、踊る、勝手に参加する』みたいなものが普通にびっしり入ってる。
僕にとってのお気に入りの『飲み』は、ブルースやソウルやジャズとかの音楽があるバーに飲みにいくことだったんだけど、その延長線上に今の『サルサ好き』もあると思う。基本は、『夜遊び好き』ってことだ。
そもそもは、『サルサ啓蒙活動』とも考えてなかったし、実は、今も考えてはいないんだけど、ご縁で、サルサ・イベントの企画をご依頼いただいたり、この『Junk Stage』のような機会を頂戴すると、さすがに考える。『自分だったら、こうゆうイベントに遊びに行ったほうが楽しい!』『いろんな楽しみ方があるんだから、いろんな楽しみ方を紹介しなくちゃならない』ってとこから出発していろいろ考えてみる。お客様にとってなにが本当に楽しいのかを考えてみたりもする。自己を正当化するいろんな言い訳も考えてみたりもする。

『Junk Stage』のボスの須藤さんが書いてくれたコレ↓なんかもなかなか嬉しくて参考にさせていただいている。
http://www.junkstage.com/sudo/?p=27

『サルサをやってる人。』←ってのも妙な言い方なんだけど、そういう人が皆さんの身近にもチラホラいらっしゃると思う。ただ多くの場合この『サルサをやってる人』ってのは、『サルサクラブに通って踊ってる人』か『サルサ・ダンス・レッスンに通って踊ってる人』なんだと思う。人口的にもそういった方が多いのだと思う。

どうしても啓蒙という立場でサルサを紹介している立場の皆さんがダンスパフォーマンスを紹介したり ダンスレッスンを紹介したりということを中心にせざるを得ないからだと思う。
実際『サルサ・ダンス・レッスンに熱心に通う。』『サルサ・ダンス・パフォーマンスを目指す!』『レッスンで覚えてサルサ・クラブで踊る』というのは、非常に楽しい!!! 夢中になれる!!! 

しかしやっぱりお稽古事のサルサってのは、ひとつの楽しみ方でしかないし、踊ることの上達に特化して夢中になれる人達向けの楽しみ方だと思うんだよなぁ。
だから、サルサ=サルサ・ダンス・レッスンや=サルサ・クラブじゃない。

もうちょっと広くあいまいになるけれどもサルサ=『キューバ料理レストランに食事をしに行くこと。』のようなもので、ブラジル料理のレストランや沖縄料理のレストランに出かけることと同じようなものじゃないかなぁ。
『こないだは、みんなでスペイン料理を食べに行って楽しかったから、今度は、キューバ料理を食べに行こう!!!』みたいなもんじゃないかなぁ~。

よくある妙な話で、子供が大人になる過程でジャズやブルースに興味を持ち始めて、マニアック面してる連中も多くいるわけだけど、実際のところジャズもブルースも非常にポピュラーな音楽で、それこそロックやヒップホップよりも当たり前の大衆音楽。ラテン音楽も同様に非常にポピュラーな音楽です。アメリカ映画を観て流れないことはないですし、TVを観ててブルースやジャズ以上に頻繁に流れる音楽なんです。
ほんと特別ではないんです。とってもポピュラーなんです。

 最近の僕は、サルサについて語るにしろ、イベントの企画や告知をするにしろ『飲む、食う、聴く、喋る、踊る、勝手に参加する』に類似する表現をやたらと使うようになってしまった。この表現にも特別な動詞は、一切ない。普通のことばかり。

よくね、『出会いがない。』っておっしゃる方がいらっしゃるでしょ? 日々の過ごし方が不自然なんじゃないかな?って思っちゃう。『特別なことは、なにもしてないけど。普通に生活している。』ではなく『特別に偏った狭い生活されてません?』って思っちゃう。 僕なんか特別広い生活圏を持ってるわけじゃないし、以前のように動き回ってるわけじゃないけど、それでも知人・友人増える一方です。

サルサの楽しみ方は、様々!様々というか、むしろなんでもない普通のことばかり!

『サルサ』踊ることにばかり特化してみえちゃうかもしれないけど、たぶん違う。

サルサ=『人が立ち寄って、集まって、飲んで、食って、喋って、笑って、歌って、踊って過ごすレストランやバーで流れる種類の音楽。その一種。キューバ生まれ、北中南米育ちの世界中どこにでもある大衆音楽。』 もちろん踊る音楽!べつに特別なものではない。

2009/11/19 05:08 | サルサの楽しみ方あれこれ | No Comments

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