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2011/09/30

 

みなさま、ご無沙汰です。

 

多忙のため先月以来、投稿できずにブランクがあいてしまいました。

 

映画のコラムを2年半にわたってこのJunkstageに連載させていただきましたが、

諸々の事情で人生をリセットしなければならなくなり、

突然ですが今回でお別れとなります。

 

読者の皆さま、スタッフの皆さまに支えられて

ここまで続けることができました。

この場をお借りしてお礼を申し上げます。

本当にありがとうございました!

 

私は44才で本当なら若い人を導く立場でしょうが、

まだ私の人生は始まっていません。

本当の人生をこれから切り開いていきたい。

 

着ぐるみを身にまとったまま、気がつくと半世紀近く

自分探しの泥沼にはまっていたような気がします。

 

いい年をしてバカかと笑われそうですが、

これが私という人間なのだからしかたがありません。

 

せっかく44年もがいたのだから

最後までバカを貫いて求め続けたい。

 

立ちふさがる壁を突き抜けて青い鳥を捕まえたい。

http://www.youtube.com/watch?v=jwno_iKjMPU&list=FLje-kxjTvnyOghkiH_9II8A&index=1

 

死ぬまで炎をたぎらせた往生際の悪いジジイでいたい。

http://www.youtube.com/watch?v=zJFZ_c4vY2o&feature=BFa&list=FLje-kxjTvnyOghkiH_9II8A&lf=BFa

 

また皆様に笑ってお会いできる日を夢見て。

 

ありがとうございました!

 

 

2011/03/17

11日に東北、関東は未曾有の大震災に見舞われました。

お亡くなりになられた方々に対して
心からお悔やみ申し上げますとともに、
被害を受けられた皆様に謹んでお見舞い申し上げます。

地震発生当時、私は本業の施設管理業務のために地下の居室でPCに向かっていました。
ゆっくりと大きな揺れが1分ほど続いたかと思うと
激しく小刻みな揺れにかわりました。

机の真後ろにあるスチール架台の最上段に収納してあったダンボールが
飛び跳ねて落下しそうになり、咄嗟に手を差しのべました。
居室の外では排気ダクトが頭上でキシキシときしみながら大きくうねっていました。

階段を駆け下りて外へ避難する人を目の当たりにして
これは尋常ではない。
そんな気がかりな思いが頭をよぎりましたが、
施設その周囲で被害はなく、
すぐまた抱えている案件が頭の中を占めていきました。
後で東北、関東地方の被害の状況を目の当たりにするや、
胸をかきむしられるような傷みを覚え、
案件のことはまるで薄らいでしまったのです。

しかし、社会人として大人として
本業も取り組んでいる案件もそのままにしておくわけにはいきません。

今、私にできることを考えました。
引き続きツイッターで少しでも被災された方々、
不安な思いを抱えて毎日過ごされている方々にとって
有益だと思われる情報を見かけたらシェアさせていただく。
心ばかりですが、被災地へ寄付させていただく。

私はえらそうなことをいう資格も何もありません。
時間とやりくりしながら微々たることかもしれませんが、
それを実行していきたいと思います。
痛みをともに感じながら、ともに笑える日がくることを信じて。

2011/02/28

おすすめドキュメンタリー

今回は私のおすすめ映画を紹介したい。
知的障害者の僧侶とプロミュージシャンからなる異色バンド「ギャーテーズ」をおったドキュメンタリー『FREAKOUT』。
日本人住職と韓国人設立者の間に生まれる確執に対して偏らない迫り方が斬新。3月5日より新宿K’scinema、渋谷UPLINKにてロードショー公開、全国順次公開予定。
http://www.freakout-movie.com 
『FREAKOUT フリークアウト』公式サイト

C) TRICKSTER FILM

<ストーリ―>
静岡県富士宮市にたたずむ超教派の寺、弘願寺。二代目住職の角田大龍は元ロッカーでもあり、95年に寺で暮らす3人の清僧(弘願寺で修行する知的障害をもつ僧侶)たちと「ギャーテーズ」というバンドを結成する。高橋ヨーカイ(ex.裸のラリーズ)、石塚俊明(from頭脳警察)ら実力派ミュージシャンたちとともに構成されるその演奏は、インプロビゼーション(即興音楽)を中心に清僧3人がフロントにたつアバンギャルドなスタイルで話題となり、その活動範囲は大きく広がっていった。
02年、大龍の恩師であり弘願寺の創設者でもある韓国人僧侶、釋弘元(和上)がニューヨークから突然帰国。苦境にあえぐ寺の再建の過程で、次第に韓国人の和上と日本人僧侶の大龍との間に違和感と確執が露わになっていく。それは単なる考え方の違いではなく、『日朝日韓問題』という歴史的背景が絡んだあまりに複雑な文化意識の差から生じたものだった。)
監督は鬼才・故石井輝男の愛弟子である矢口将樹。(05年故石井監督の遺作となった『盲獣VS一寸法師』の撮影風景を収めた『石井輝男FAN CLUB』を監督)本作『FREAKOUT フリークアウト』が監督第二作目。新進気鋭の若手監督だ。

冒頭からいきなりギャーテーズのライブの模様ではじまる。3人の知的障害の清僧さんたちははじけていてとても楽しそうだ。このギャテーズの3人の清僧さんたちがどうも映画の核になっているようだ。
彼らへの接し方は激情型の韓国人和上と温厚でアバウトな日本人の大龍で大きく異なる。3人の清僧さんの感情の動きに注目すると、彼らの希望の行きつく先が見える気がした。                                                                         いったいスタンスとはなんだろう。スタンスというものはどんな善意がくっついていてもそれは差別といういやらしいものを生み出す妖怪なのだろうか。正しさなんてむしろ幸せとは関係ないのかもしれない。
そんな独り言をふともらしてしまう際どさがこの映画にはある。

2010/02/07

出版したい人と出版社の橋渡しをする「企画のたまご屋さん」というNPO法人がある。 
その理事長で出版プロデューサーの吉田 浩さんが主宰する「天才出版パーティー」が
先週末にアルカディア市ヶ谷で行われた。

ライターやデザイナー、イラストレーターといった、この種のパーティーに定番な方から
代筆職人、スイーツ愛好家、ダイエットアドバイザー、セクシャルアカデミー主催者、
そして、「くだらないネタプロデューサー」と名乗るレアメタルな方まで。
なんでもありな総勢350人もの出版関係者?が集うパーティーに2年ぶりに参加した。

 01290002.jpg

会場は、「なんだかわからない」と故岡本太郎氏がつぶやきそうな
アクティブな熱気が渦巻いていて、
巷でいわれている出版不況がうそのような盛り上がりだった。

パーティー主催者の吉田さんは、
たとえるなら東京国際映画祭のレポートで取り上げた
『少年トロツキー』の主人公レオン少年が
竜宮城へ行って帰ってきたような人。(全然、わからないか!)
出版への突き抜けた情熱を永遠に手放さない、アツい人だ。

ブームを巻き起こした「朝バナナダイエット」の仕掛け人、奥本 芳啓さんと
知り合えたことも大きかった。

とにかく、この日にこの場所で吸収した350のパッションを
消さないように、出版という目標を成し遂げたい。

2009/08/30

先週、三重県の実家に帰省していました。

今回はいつもの映画の話題からそれてしまうが、
我が故郷、三重県について書いてみたい。

じつは何を隠そう、いつも実家に帰省する度に奇妙なカオス感におそわれてしまう。
そして、東京から名古屋まで新幹線を使い、名古屋駅で降りて乗り換えの近鉄に向かうとき、
そのカオスのもやは徐々に膨らみつつある。

私は名古屋から実家に向かうのに近鉄を利用するが、
近鉄の正式名称は近畿日本鉄道である。
近畿の鉄道会社だ。
しかし、私が乗るのは名古屋線なのだ。
近畿日本鉄道なのに、名古屋線?
その路線に乗ると同時に、カオスも最大曲線を描くのである。

それは、近鉄がというよりわが故郷の三重県が地理的、文化的に
ゴタゴタした立ち位置にあるからだ。

東海地方と関西地方。
三重はこのどちらにも含まれるのだ。
この2つの地方は地理的にも、文化的にも別物である。

その2つの地方に三重は入って(入れられて?)いる。

三重ちゃんは二股かけて(かけられて?)いるのである。
なんてやつなんだ。(だれだ、こんなひどいことするやつは! 国土交通省のヤローか?)

非難はさておき、
名古屋線の特急の車内に入ると座席のあちこちから関西弁が飛び交っている。

ちょうどお昼時で腹が減っていたので、名古屋駅で買った弁当を開けた。
好物のみそカツ弁当だ。(うまいのでみなさんもぜひどうぞ!)

関西弁の談笑を耳にはさみながら、カオス状態の頭で居心地悪く箸を運んでいると、
「お前、どっちやねん。食わんかい!」
と完全なる関西人、大阪フータローからみそカツの上にお好み焼きをトッピングされる。

それを目にした純粋東海セレブ愛知の名古屋嬢からは、
「なにー、なに食べとるの、あんた! トロくしゃーことしとったらイカンがー」
と味噌煮込みうどんをみそカツお好み弁当の上に流し込まれる。

この二人が争っているうちに、脳内カオス曲線もゆるやかになり、
いつの間にか、みそカツ弁当を平らげてしまっているのだった。

このようにいつも帰省の旅はイコール「カオスと妄想の旅」になってしまうのである。

とほほ。

しかし、手前味噌になるが、
ボーダーレスが生み出す豊饒さが三重ちゃんにはあることにも気づいた。

使用言語は関西弁、プロ野球はドラゴンズ。(サッカーは知らん)
テレビやラジオなどのマスメディアは名古屋から傍受。(一部は関西からも)
食文化は、両方から摂取し、キホンなんでもあり。

二股かけていると、コウモリだと誤解されやすいが、
三重ちゃんちは、ちょうど両文化の緩衝地帯に建っていて、
風通しがよく、カギもかけずに常に開けっぴろげである。

時にはよからぬ闖入者もあるが、
両方から往来するお客さんがいろんな置き土産をしてくれるのだ。

そう。 わが故郷、三重ちゃんはまさにJunKの申し子だったのだ。

これからも妄想の旅を続けます。