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2015/10/29

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Model/KIKO.

10月2度目の更新..

夏の写真展閉幕以来、このところずっと
ふらりと旅に出てのスナップ撮りから
ちょっと気が抜けて体調下降とかあって
なんとか2度目の更新に間に合ったかな…
という感じです.

このタイミングでようやく新作へ
向けての新しい展開を始めることが
出来ました.

今回は自分が「人を撮る」ことの
その向こうに、何を見ようと爪先立って
いるのか…少し書こうかなと思います.

今回から共に作品制作に取り組んで
もらっている被写体さんはKIKOさん
この撮影が初めてのファーストショットです.

撮影経験もある程度豊富で
ちょっとこちらが臆するような雰囲気を纏っていて.

僕の個展へ来場していただいて
「自分がただデジタルで消費されてくだけではなくて
『カタチ』として残るものを残したい」
そう言っていただけて作品制作を
共にすることになりました.

彼女を見て、撮りたいと思う「カメラマン」は
たくさんおられることだろうし、
逆に僕ではもったいないような…

またまたそんな気持ちも湧いてこなくはないけれど
僕の作品を直に観てもらって、そう言っていただけことと
その熱意が気まぐれでなく本気だったということに
作家としてこれは本気で応えなければと
今回の撮影になりました.

kiko_colum

kiko_bw03

kiko_bw011

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・・・そんなちょっとこちらが臆してしまうような
容姿や、雰囲気を纏う被写体さん、モデルさんと対峙したとき
そこでどうしても「人」を撮ろうとしてしまいがちで
当たり障り無い撮影になってしまうことは
写真展「化身」でのkeiさんの時にもあって.

それが良い方に振れるときは良いのだけれど
そうでないときは単に人だけにフォーカスを当てたものに
なってしまうことがあります.

僕自身としてはそこに在る、人を撮ってることは
確かなのだけれども、ただそれのみで完結させようとは
思ってなくて、人と場所と時間、季節…
そこに流れる空気から起ち上がってくる「何か」を
いつも捉えようとしています.

だから、今回のKIKOさんとの撮影では
あらためて「距離感」とか「遠近」
寄れるんだけども離れること
逆にそうでないときに寄れる気持ち…
そんな原点的なことをちょっと強調してみようかと
考えています.
このことは旅の先々で教えられたことでもありました.

だから「作品として残してみたい」
そう想ってもらえたことに対して
僕の今出来ることで応えたいと想うし
僕もまた、そこで何が見えてくるのかを
ファインダー越しに、そしてプリントとして
カタチになったときにどう感じるのか
その一点に向けて、全ての作業をやっていきたい…

そこはやっぱり被写体さんの想いありき…
ではあるけれど、今までと同じに
そこに依りすぎるのではなくて
このところの旅先での撮り歩きでも
感じたのと同じ、そこからの風景、光景から
何を感じ取るのか、何に感じてそこにカメラを向けたのか…

やっぱり僕の写真はそこにあるのかな..と旅先でも
今回のKIKOさんとの初撮影でも感じたことでした.

「人物を撮ること」=「ポートレート」….
単にそこに括られる写真ではなくて
そこに人が在って、想いがあって、
その場所、時間だからこそ産まれ得るもの
結局そのことが、誰かの心を震わせるようなものに
繋がっていくのかな..って考えています.

それが夏が終わってのこの数ヶ月、旅先で
いろんなものに触れたり、撮ったりしたことから
学ばせてもらえたことなのかな..と思ったりしています.

当面は来年3月の2度目の「モノクロームショウ」へ向けての
KIKOさんとの作品撮りとなっていくことと思いますが
彼女の熱意や想いに応えつつ
昨年よりも一歩でも半歩でも進めたこと
ほんの少しでも掘り下げられたことを
感じてもらえるような作品に繋げたいと思っています.

昨年のモノクロームショウ…その作品の完成型..
そこまで行けたらと…

まずは僕自身が作品創りをコントロール出来るとこは
しっかりと把握しながら彼女を撮って出た「色」「彩」
というものに囚われないようにしながら
僕がずっと追いかけている
「モノクローム」を目指したいと思っています.

そこから先に、またあの夏が、
きっと見えてくると思うから.
どうあれこうしてまた、胸の高鳴りを
感じることは悪くはないかな..と
思ったりしています.

2015/10/29 07:47 | アート, 写真, 未分類 | No Comments

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