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2014/12/29

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それまであった全ての事象と
自らが尽くせるありったけのもの
そこで導き出された答え
ひとつの結末と果たされたものと.

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それまでに費やされた物心両面と
あらゆる想い.

苦しみ、哀しみ、負荷、負担、
温もり、冷たさ…愛.

それでもなお、胸に残る熱を
未だ燃え尽きずにいる僅かな火種
ただそれだけを頼りに

お前はその先へ
行こうとするのか?
行くことが出来るのか?

人の手の及ばぬ部分へ
手を伸ばすとき
それまでこちらから問いかけていれば
済んでいたものが
こちらに向かって
鋭く問いかけてくるものに変わる.

それでもなお…

2014年最後のコラムになります.
ここで新作からのカットをささっと掲載して
来るべき2015年へ向けて…

と行くべきところだけど
もう一つ、まだ今年果たすべきものが
残っています.

今年の7月、僕は新宿、しかもPlaceMという
夢みたいな場所で写真展することが出来ました.

それは今自分の手が届き得る最大限のところ.
自分が写真やって来たひとつの結果として
区切りを付けられるものになりました.

その辺りのことはたくさん書いて来たので…

実はそこでもう一つ、果たされた約束というか
結実したものがあって.

ここでは仮にS氏と呼ばせていただきますが
きっかけは2008年3月僕の体調が
急変したことから始まります.

一時は最悪の事態も考えられたりしながら
検査検査の毎日と進む症状.

自分の身体が予想も出来ないような
何か別のものへ変わって行く恐怖.

もう一度、再出発をと踏み出したところでの
病気によって身動き出来ない日々.
繰り返される頓挫と挫折.

THE STARCLUBのサイト.
すがるような気持ちで掲示板に書き込みをしました.

活動30年を越える、日本を代表する
パンクバンド…ファンの方々のみならず
メンバーからも言葉を頂きました.

「来る5/25のS☆CのGIGを撮ってもらいたい..ノーギャラですが」

それはTHE STARCLUBのご意見番
多くのロッカーたちから愛されている…
そんなS氏からの一声でした.

2008.5.25 博多DRUM SON
僕はTHE STARCLUB 「FANSのカメラマン」として
そこにいました.

たった一度の人生、生きてく中で
心底から完全燃焼した、もうこれ以上はムリだと

「心震わせる」

瞬間というものが幾度あるだろう
そんなことを考えながら撮影していました.

S氏は僕にこう言いました

「病気してる、そのことへの励ましとか
美談とかそんなんじゃなくて
落ち込んで悲劇の主人公気取ってるくらいなら
もっと他にやることあるでしょ
それを見失っちゃいないんでしょ
じゃあやろうよ..エールじゃないよ
オレはそのための火をつけるだけだから」

そしてこうも言いました

「そんでいつか、それがいつになってもいいから
君が何かを掴んで、そこへたどり着けたとき
今度はオレをそこに呼んでくれよ」と.

それから実際ほんとにすごい時間が
必要になってしまったけれど
たどり着いた場所…
それが2014年の新宿だったわけです.

こうして書くと、まあなんて素敵な話…
と思えてしまうかもしれないけれど
そこまでに至る経緯はもう…見映えとかスタイルとか
カッコとか拘りとか全部捨て去って、なり振り構わず
ただひたすら生きて、写真撮って、創り続ける..そんな日々で.

ただ言えるのは、日々の一日一日を
真正面から受け止めて、言い訳して逃げたり
小賢しい小細工を弄したりしない…

そういう真っ直ぐさというか愚直というか
そんな時間だったことは間違いなくて.

またそんな生き方が現実にあって、
自分にもそれが出来るのだと
今更のように気付けた上で迎えた
昨年から今年にかけての写真展でもあって.

その気持ちをそのまま持って行けた新宿で
S氏に報告が出来て、会場に来てもらえたこと.

それは写真作家としてのステイタスのための
写真展の実現とS氏との邂逅ではなくて
もっと単純で無邪気なもの…

「ほらね、やっぱやれたじゃん」

そう、もうその一言で
全部は語れているような気がして.

あんなにたくさんのことを経て
ここにいるのだけれど、100の言葉よりも
互いに深く届くものがそこにあって.

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僕が勝手に思ってたことだけど
どうにかあのときの約束が果たせたと.

そんな2014年という年を締め括るために
12/30新宿ロフトでのTHE STARCLUBの
イヤーファイナル…
それが一番相応しいだろうと、そう考えました.

心「踊る」よりも「震える」ようなこと.

もうやれることはやり尽くした
もうそろそろいい頃合いだと
妥協したり諦めたりが少しずつ増えて行く中で

それでもなお、あの身を焦がすような場所と
眩しく輝いて見えるものがあるのなら
未だ僅かに残る自分の中の熱源に
身を任せて進もうとするのか…

半端な気持ちで進めば
致命傷にもなり兼ねないどころか
自分が大切にしているものごと
壊してしまうかもしれない危ういバランス.
でも惹き付けて止まないもの.

ちょっと大げさになってしまったですが
2015年は3月、福岡のギャラリーWALDでの
「MONOCHROM SHOW」に完全新作で参加します.

あと7月…どうやら僕は夏に縁があるみたいですが
同じくWALDで写真展開催予定です.

その後のことは…
やっぱりちょっとまだ言えないかな…
というのが本音だったりします.

怖いというのもあるけれど
言ってしまうと抑えきれないものが溢れてしまいそうだから.

次回からもう少し楽に写真やりたいな..と
いつもいつも同じことを思うのだけど
楽だったことなんて一度も無いのになんでだろ…

今年も1年、このコラム読んで頂き
ありがとうございました.

ほんとに文章として拙劣で、
どんどん破綻してるような気がして
恥ずかしい感じですが…

来年、またお逢い出来ればと思っています
約束した場所で.

2014/12/29 10:50 | アート, 未分類 | No Comments

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