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2013/09/30

私の「難病患者さんを支援するボランティア団体の責任者」なんて言う肩書を知っている人は極わずかですが、

私の知らないところで、その情報を入手し、(変な)商売をしたいがため、DMや携帯に電話がたまにあります。

大抵、「医者が匙を投げた末期のがん患者の癌が消えた!」なんていうやつです。

皆さんも、新聞や雑誌などの広告で一度はみたことありますよね?

私の友人が、そのセミナーに参加したいので、一緒に付添って欲しいと言われ、参加してきましたのでご報告します。

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友人はある病気を患っていますので、真剣そのもの。

私は、「そういうので治ったなんて聞いたことないよ」とは忠告したのですが、実は、興味もあったので同行しました。

大阪梅田のとある有名なホテルのホールを貸しきっての説明会です。

大勢の人が参加していますが、どうみても元気そうだ。

受付(偽名)を済ましたあとに、友人と席に座って始まるのを待っていましたが、異様な雰囲気だ。

病気云々というより、「ひと山あてたい」的な人が多くないか?

居心地の悪さに、ちょっと気が引けてきたとき、セミナーは開始された。

「なんでも治る水」ですから、どんな医学的根拠が示されるかとちょっとは期待したのですが、

インチキ商売であることがのっけからばれる始末。

それは、セミナーが開始され、簡単なビデオを見せられたあとにいきなりこの発言です。

「この水が普通に誰にでも飲めるようになったら、製薬会社は困るから、どんな嫌がらせを受けるかわからない。

よって、公に販売することはできない!」とのことです。

おいおい。。。

「そんなに凄い水ならば、厚生省から認可を受けて、誰しもが安価で(保険で)安心して飲めるようにするべきだろ!」と怒りが。

そのあとダラダラと医師と思われる白衣のおじさんが、どうでもいい説明を10分くらいありました。

癌、成人病をはじめ鬱病や水虫まで効くそうです(笑)

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少しの休憩を挟み、いよいよそのインチキ振りに拍車がかかってきました。

二部は、「水の飲み方」です。

皆さん、何にでも効く水ですよ。どんな飲み方をするのか気になりませんか?

私かなり真剣に観ていました。

そしたら、いかにもいい加減そうな背広姿の若者(男性)が、

「皆さん、この水の飲み方の説明を始めます」

「まず、コップとこの水を用意してください」

「コップに思い切り水を注いでください」

「そして、右手を腰にあて、コップに注いだ水を一気に飲んでください!」

場内からは苦笑いの声が少々あっただけで、大した問題は起こらず、

そのスタッフは、「次にいよいよ手数料などの説明です」と大きな声で言ったとたん、

場内の雰囲気は一変し、「おお、待っていました!」っていう空気に支配されました。

私は、腹立たしい気持ちがあふれ、「手数料とはどういうことですか?」と質問しました。

「今から、販売店の方にどうすればこの水で儲けて頂けるかを説明するのです」

私は開いた口がふさがらず、あっけに取られました。

それからは、この水を販売して儲けをだしている販売店の話が数名続き、

料金が、ペットボトル2リットルで2万円で卸ますとか、もう、なんでもアリだな的な話が続き、

いかにも、「人生金でっせ!」という感じのおじさんが、熱心にモラルに反する質問を平気でしていました。

私は立ちくらみを覚えながら友人とホテルをあとにしました。友人の目にも怒りがこみ上げていました。

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こういう記事を読んで、「だまされる奴がわるい」と思っている人がいるでしょうね。

しかし、「よし、今から私はだまされますよ!」なんて言う人はいないです。

病気で苦しみ、余裕がなくなり、藁にもすがる思いなったとき、

こういうインチキ商売や、インチキ宗教が忍び寄ってくるのです。

私はこういう人に会ったことがります。

息子が癌になったのは墓石にヒビがあるからだといわれて、

「100万円かけて、新品にしました!」っていうことを熱心に話す人を。

「もうこれで安心だ!息子は治る」ともおっしゃっていました。

それからすぐに息子さんは天国に召されたのですが・・・

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人の幸せに形はありません。

墓石を新品に交換した人は、大きな幸福に一瞬ですが包まれたでしょう。

これはこれで良かったのかも知れません。

右手を腰に手をあて、水を一気に飲み干し、「これで俺は大丈夫だ!」と、

一瞬でも幸福感に包まれたのなら、インチキとは言えないのかも知れません。

ただ、私はサービスを提供する人が、あきらかにお金を目的にしている時、そして、

患者さんの行く末にまったく責任を持たないのならば、それはあまりにも惨いと思います。

藁にもすがる想いをしたことがない人には、そういう状況の人の苦しみは理解できないでしょう。

でも、そういう惨い行動はいつか必ず形をかえて、その人に災難がふりかかる。

そう、「因果応報」です。

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私の自己紹介や、なぜ社会福祉や市民活動の事に話題にしているのか?と感じた方は、

画面右横にある、「TOP(初めての方は此方へ」)と、「過去記事一覧」もあわせてご覧下さいませ。

 

 

 

 

 

2012/11/30

12月1日は世界エイズデーです。

一足先にコラムを通じて、この病気のことについて考えてみたいと思います。

テーマは、「無知と差別」です。

この病気は、いまさら説明は必要が無いかもしれませんが、簡単に振り返ってみましょう。

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エイズが報告されて今年で30年が経過しました。

HIVに感染しているだけでは、身体に大きな変化は無いそうです。

そのウィルスが発症したら、エイズ(AIDS)となります。

今、良い薬がありますから「エイズ(AIDS)=死」ではなくなってきていますが、

長期の療養が必要な病気であるし、世界的にみてもアフリカ、ロシアなどは患者が増え続けています。

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エイズの治療方法について、ここでお話はしません。

それに、すぐに死に直結する病気ではなくなったのだから、もっと別の病気を取り上げるべきでは?と感じる方もいらっしゃるでしょう。

しかし、この病気には人間の悲しい性(さが)を感じさせる面があるのです。

それは、「無知と差別」です。

以前から、病気と向き合うときに最大の問題は、「無知と貧困」があるとお伝えしてきましたが、

無知から派生する形で、多かれ少なかれ「差別意識」がついてきます。

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エイズ治療の成果をあげる反面、治療は長期に渡っています。

そういう中で困ったことがいくつか起こっています。

それは、エイズ患者への偏見は根強いということです。

職場や、家族にすらエイズ患者であることを言えない人がたくさんいるのです。

そのわけは、エイズ患者であることを告白すると、勤め先を解雇されるかもしれませんし、

人間関係に大きな支障をきたす可能性があるから。

また、一般人が正しい病気の知識を持たないのはある意味仕方が無いとしても、

医療関係者からも間違った知識から、(エイズ治療以外)治療を断られることがあります。

エイズ拠点病院が近くにない場合で、例えば歯などの治療を断られるケースがあるんです。

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差別がもたらす悲劇が、実はその病気そのものより大きな場合があります。

代表的な病気は、「ハンセン病」です。日本では、患者さんの隔離政策が取られていました。

この政策が誤りであったと政府が認めるまでにどれだけの大きな月日が流れたことでしょうか。

エイズが、ハンセン病の様な間違った道を歩み始めていて、その根底に流れているものは、

「無知と差別」であることを、今一度皆で考えて行きたいと思うのです。

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衆議院が解散され、もうすぐ選挙ですね。

エネルギーの問題が大きくクローズアップされています。

原発を再稼動させるのか、大きくその方向性を転換するのか。

大きなテーマです。しかし、医療制度に目新しい政策をどの政党も

打ち出せずにいます。国防も大切ですが、身体と心の防御も、

個人任せでは限界がありますので、政治家の皆さんも頑張ってほしいですね。

 

 

 

2011/11/23

京都は紅葉の最盛期を迎えようとしています。

滅茶苦茶、観光客の方がお越しになられていて、道路はすごい渋滞です。

京都が一番にぎわう季節になってきました。皆さんの地域では、紅葉如何ですか?

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村上龍著の「あの金で何が買えたか」風に、今マスコミが取り上げている事件を題材に、

ちょっと面白いことを考えてみましたので、気楽にお読みください。

ボランティアの世界で運営上かならず付きまとうのがお金です。

例えば、私が運営しているサポートハウスは、1部屋あたり年間約50万円の経費がかかります。

主に、家賃に36万、水光熱費で14万で50万円となります。

50万円を収益事業で捻出するとなると、Amazonでの書籍販売では、

およそ、1000冊を販売せねばなりません。(1冊あたり500円が純利益)

1000冊って、結構な冊数です。どうしても数ヶ月かかります。

今の収益事業の到達点では、3~4部屋を維持するのに精一杯となるわけです。

(サポートハウス、収益事業のことについては、画面右横「TOP」をクリックしてください)

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私がいま注目している事件がこれです。

「大王製紙前会長の井川意高(もとたか)容疑者逮捕」

彼は、昨年の5月から今年9月までに、子会社7社から無担保で約107億円を借り入れていました。

大部分はマカオなどでカジノに使っていたとみられます。

会社の金をギャンブルに使う経営者としての道義的な問題はさておき、

今日はこの100億円について考えてみたいと思います。

100億円あれば、どんなことができるのでしょうか。

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まず、サポートハウスならば、100部屋を200年間運営できます(笑)

皆さんも良くご存知の、盲導犬の募金箱。

盲導犬協会の資料では1頭にかかる費用は270万円だそうです。

100億÷270万≒3703頭

日本で盲導犬を必要としてる方は、およそ7800名。

その約半数の方に盲導犬を贈ることができます。

ポリオから子ども達を守る、「ポリオワクチン」は、一人分はおよそ20円です。

100億÷20=50億人分!!

おなじ20円でいきますと、アラブ諸国の中でも戦火などで教育が十分に受けられていない国の、

教科書代だそうです。これも、50億冊の教科書が配布できます。

ひとり5冊(算数や国語・・・等々)を10億人分配布できる金額なんです、100億って。

カンボジアなら小学校が、500万円で建設できるようなので、200校は新設できます。

国内に話を限定すれば、こんな感じになります。

(子どもへのDVなどが原因で)自宅に居られない子どもが増えてきています。

彼らが1ヶ月安全な場所を確保するのにはおよそ12万円かかるそうです。

100億÷12万円≒83,333人分の経費を賄うことができます。

福島原発事故から注目されている、風力発電。

単純計算ですが、20基で計4万kWの発電能力を有する風力発電用風車と変電所の建設総費用は、約100億円です。

私が普段向き合っている難病患者さんのすべてを救うことはできませんが、

100億円を難病治療薬の開発費として使ってくれていたらと思います。

もうこのあたりで止めておきます(苦笑)

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アメリカの株式市場では、社会貢献度が高い企業には、優良な株主がつくそうです。

儲けを出せばいい。配当が高ければいい。そんな時代は過去のものです。

大王製紙にとっては、この先の運営が大変でしょうが、失った信用を取り戻すには、

利益をどうやって出すかではなく、利益をどう使うのかを、真剣に考えて欲しいところです。

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私の事や、なぜボランティアの世界のことを話しているの?と、お感じになった方は、

画面右側の「TOP」をクリックしてください。

 

2010/12/28

こんばんは。

寒い寒い京都です。

だけど、そんなことを言ってると、

「寒いといっても、マイナス2,3度でしょ?大したことない」と言う声が聞こえてきそうです。

私には、冬季はマイナス20度くらいになるカナダで暮らしている従妹がいます。

彼女が、京都に来てカナダより寒いと言っていたのを思い出します。

その原因は、京都の家の造りが猛暑をしのぐためのものであって、

冬用には造っていないからでしょうね。

ああ、早く春にならんかな。。。

☆ ☆ ☆ ☆ ☆

12月6日、日本経団連は『サンライズ・レポート』と題された文書を発表した。

読んだ感想として、人口の減少が続く日本で、企業がどうやって生き延びてゆくのかと言うことを、

まとめあげたものと言えると思います。

ただ、そのレポートの中身を詳しく話すコーナーにするつもりは無くって、

人口減少が医療の世界に与える影響を考えてみたいと思います。

2回にわけて記事をアップする予定です。

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人口問題を専門とする土居英二・静岡大学名誉教授が作成した、

2050年までの各都道府県の人口予測を見てみると面白い。

(許可を得ていないので掲載できないのが残念)

20年後の2030年も、相変わらず人口は減少し続けます。

東京都、神奈川県、沖縄県の3つは例外的に2000年より人口は増えますが、

他の道府県で人口の減少が見られる。

ただ、びっくりする程の減少の地域はない。

これが、2050年になると(2000年から見て)大幅な人口の減少となる。

たとえば、私の実家の和歌山県では、107万人から50万人に現象する。(半分以下!!)

今住んでいる京都府でも、263万人から191万人に減少。

2000年から人口が増えていると思われるのは、東京都と沖縄だけです。

あとは、2000年の9割から6割あたりまで減少しています。

それに、(これは世界的な傾向でもあるんですが)都市部はまだ健闘していますが、

先にあげた和歌山県の様な、今でも過疎地域を多くかかえる地域は、

わずか50年で半分程度の人口になってしまう見込みです。

——

「人口が減ると何か問題でも?」とおっしゃる方は、ある意味幸せです。

今の社会保障は、すべて一定の労働者数が存在することが絶対的条件です。

少子高齢化の今は、このバランスが崩れてきています。(高齢者が多くて、逆三角形)

労働者減少は、食料、年金、医療、福祉、教育、治安の予算を直撃していきます。

以前は国家予算の半分は公共事業でした。

もちろん公共事業は大切な基幹産業ですが、命に直結する問題となると

食料、年金、医療、福祉、教育、治安>公共事業となるでしょう。

労働者減は、税収の減少をまねき、命が危険にさらされるということになります。

—–

話は、医療の現場にしぼりますと、

医師の不足からはじめり、看護師なども(今でも不足しているのに)同様です。

人手不足から、救急車を呼んでもなかなか到着しないかもしれません。

(そもそも、過疎地域には救急車が来ない可能性もあります)

ドクターヘリなど医療の技術やその周辺の装備は進歩はするでしょうが、

所詮、人間が操作することが前提(医療現場のロボット化が難しいから)ですから、

肝心の人間が居ないのでは、宝の持ち腐れになりかねませんね。

年金は減り、一方、医療費の自己負担は増えるでしょうから、

「お金の切れ目は命の切れ目」と言う事で、

モラルの低下や、自死の確率が高くなります。

高齢者で構成されたギャング組織ができるかもしれません。

私がサラリーマンだとして、現在、44歳の私はあと16年でいわゆる定年を迎えます。

そこから、平均寿命まで生きたとして約20年(すなわち80歳で死ぬとして)は、大した収入はないのに、

医療費や、社会保障の後退による支出増加で、過酷な20年間を過ごすことになります。

—–

「この年末に暗い話をするな!」と、ヤジが飛んできそうですね。

そう、私も明るい話で一年を締めくくりたかった。

だけど皆さん、少子高齢化の先にある世の中って、こういうことなんですよ。

30数兆円しかない税収にたいして、90兆円を超える予算を組み、

月まで届く一万円札の橋ができるだけの借金を抱え、

少子高齢化の日本は、まさに、破綻寸前の徳川幕府です。

変わらないといけない時期に来ています。

「忘年会」でイヤなことを忘れるのもいいでしょうが、

できれば、「望年会」として希望が持てる良い新年を迎えたいですね。

その為にも、皆さんが60歳を超えてからの日本や、あなた自身の生活を

考えて欲しいなと思います。もちろん、私も考えて行きます。

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さて、この続きは次回へ。

年内、あと1回記事をアップする予定ですが、

簡単なご挨拶で終わります。

2010/09/05

しばらく帰省をしていました、実家の和歌山でも暑い。

今日の京都は、なんと39.9度で、今夏最高です!

もう、9月なんですけどね。。。

さて、今回は、貧困シリーズ?の最終回です。

極端な貧困を無くすにはどうすればよいのか、ここしばらく記事を

アップしてまいりましたが、今回の記事はある意味究極の解決策です。

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「働かざる者、食うべからず」

これが常識の世の中で、働かなくても、一定の給付を国から得られる。

それが、ベーシックインカム(以下BI)です。

みなさんがよく耳にされる、「生活保護」とは条件的には違いますが、

生活するに最低限度のお金を国が用意すると言う点では一緒です。

BIを一度の記事で説明には無理があります。

ですから、大枠でBIを説明し、その考えが、

医療の現場(患者サイド)から見て、どういう風な影響があるのかをお話できればと思います。

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70年代からヨーロッパで始まったこの考えは、貧困で悩む日本でも様々な視点から

議論をされるようになってきました。

人それぞれ色々な考え方がありますが、私の思うBIは次の通りです。

*日本に住む人には無条件で支給される。

*憲法で保障されている「生存権」に照らし合わし、その理念に沿う金額を支給する。

*生活保護、年金、各優遇(手当て・免除・減免含む)制度、お祝い金等は原則廃止とする

一般的には、こういう風な考えになるのではないと思います。

これだけを見ますと、社会保障や公共事業、軍事費を縮小し、

それを、個々に支給しようと言う事になりますね。

付随するものとしては、労働した際の賃金はどうなるのか?

そもそもその財源等、問題はいくつもありますが、

極端な貧困は無くなるのではないかと私は考えています。

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例えば、1.2億人に、毎月8万円支給した場合、120兆円の財源(税金)が必要です。

現在の税収が、約37兆円程度ですから、単純計算で、約3.5倍は税率(税収)をアップさせねばなりません。

消費税は20%近くにはなるし、法人税も大幅にアップせねばなりません。

一方、収入が増えた分、使う金額も増えるし、少子化対策にもなると考えられています。

平行して、企業は納税するために、賃金をカットしたり、

流動的な雇用システムが今以上に進むのではないかと考える方もいます。

4人家族で、毎月32万円が継続して無条件で支給されるわけですが、

まだ人類が一度も実践したことがないシステムですから、

きっと、経済だけでなく、生き方を大きく変えることになるでしょうね。

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ところで、BIを手に入れる代わりに、社会保障が削減されるわけですが、

医療費はどうなるのでしょうか。

医療費負担は、現行以下にならないと、結局「お金の切れ目は命の切れ目」となりますね。

BIが導入されるにあたり、私は一緒に次の考え方も付け加えたいと思っています。

*医療を受ける権利は何人にも保障され、その負担額は、

収入に応じて安価な自己負担を前提とする。(BIの支給金額と調整しながら)

無償とまではいかなくても、収入に応じてその人が負担できる最低限度の金額なら、

大きな問題はないと考えています。

現状の医療現場で患者サイドから見れば、BIのメリットはこんな感じかな?

*働かなくても、最低限度の生活はできるので、定期的な検診や治療を受けやすくなる。

*(企業と労働者の関係に大きな変化が起こるはずなので)体調の悪いときや、看病、介護に安心して休暇を取れる。

*早期発見、早期治療を受けることができるので、かえって医療費の削減に繋がる。

*時間的にも精神的にも余裕ができるので、病気の発症(特に心の病)が抑えられる。

*安心して暮らせるという保障が、モラルの向上につながり、犯罪が減り、コミュニティーの再構築ができる。

ワーカーホリック(仕事依存)の今の日本では、(医療費の無償制度が出来たとしても)

働き方や生き方も変えてゆかねば、本当の意味で安心して暮らせる世の中にはならないでしょう。

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アメリカは、先進国で唯一、国民全員が加入できる保険制度が無い国ですそのアメリカで、 今、国民皆健康保険制度が成立するかもしれません。

これは、もうBIが成立する時代の、一歩手前に来ているのではないかと思うのです。

いつか、日本でもBIの理念が取り入れられ、安心して暮らせる世の中なるはずです。

現状の日本には夢がないと仰る方が多くいらっしゃいます。

でも、システムを変えれば、大きな問題から小さな問題へと変わるものもあるはずです。

「万事は経済の上に成り立つ」が、もし真理ならばお金は人間が作ったものです。

きっと、もっと人間らしく暮らせるための、経済システムが登場するはずです。

その1つの選択肢が、「ベーシックインカム(basic income)」ではないでしょうか。

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次回からは、医療の話に戻してゆきたいと思います。

新しい臓器移植法ができて移植の件数が増えてきています。

この事についてお話をすすめてゆきたいと思います。