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JunkStageをご覧の皆様、今晩は。
JunkStageプロデューサーの須藤優です。
今日は皆様に朗報があります。
JunkStageの小説家、桃生苑子の作品が、「文学界」最終選考にノミネートされたのです。
今日は、桃生の話をしようと思います。
勝手にプロデューサーコラム vol.4
Junkな人々~桃生苑子の場合
私が桃生に会ったのは、これまた18歳のときだった。
しかしそれから2~3年、私と彼女は通りすがるだけの関係だった。
「名前は知っているけど、話したことはない」そんなどこにでもある関係だった。
が、桃生のことは、「名前」以上に知っていたと思う。
歌舞伎町の女王であったこと。
家がちょっとしたビルみたいな豪邸であること。
うーん、その先はちょっと18禁。
JunkStageの初動メンバー、チエの友人だったのが、桃生だった。
才能ある小説家がいるからJunkStageで書いて欲しいと思っている、そう言ってチエが一番最初に連れて来たのが、桃生だった。
小説って、どんな小説なのかな、私が何気なく聞くと、
チエのケータイに帰ってきた桃生の返信メールはこうだった。
「得意分野は、風俗、やおい、BL(筆者注、ボーイズラブ、わかる人だけわかればよろし)、性産業、バイセク、などです」
小心者なわたしは慌て、「まずは青少年も読めるものからはじめてください」と言い、スタッフには「優さんカタイからなあ」なんて疎まれたおぼえがある。
そうやって始まったのが、あのキレイな連載、「Flora World」だ。
JunkStageに参加をしたころ、桃生はちょうど転機にいた。
自身のホームページをネーミングからしてリニューアルしていたし、
桃生苑子の名前にペンネームを変更統一したのも、あの頃だった。
だからなんだか、桃生苑子とJunkStageがいっしょに生まれたような気がして、
わたしはそんな幸せな勘違いをいまでも奇跡のように信じている。
それはきっと、着物が趣味の桃生が下駄をぺたぺた言わせて「優さまー(はぁと)」とミーティングのたびにわたしに手を振ってくれる、そのときのわたしの「萌え」と同じ種類の勘違いで。
だから彼女は、ヒトを惑わす天才なのだ。










