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2008/09/30

この「JunkStageのつくりかた」コーナーは、
文字通りJunkStageがどのようにしてつくられているのかをちらっとお見せするコーナーです。
毎月1回のオールスタッフミーティングの模様を、毎回変わる書記がリポートしていきます。

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<<JunkStageのつくりかた その1>>

JunkStage 月例オールスタッフミーティング
9月23日 新宿某所にて

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■須藤(代表)「えーみなさん、舞台お疲れ様でした。ってわけでJunkStageがいつの間にか“ウェブマガジン”でなくなってしまったので、今後方向性を決めるにあたり、今日はみなさんのJunkへの思いとか動機とか希望とか、そういうものをフリートークしたいなーと思いまして。じゃあ目が合ったから桃生さんから、反時計回りで。」

■桃生(編集部部長)「あたしは、Junkを100年続くものにしたい。今のままだと、優ちゃん(注・代表須藤)死んだらどうなるかわかんないし、少なくともこのメンバーみんな死んだら絶対なくなっちゃうから」
■整(デザイン・システム担当)「いや、ゆうさんはあと100年くらいなら生きると思うよ。」
■桃生「(無視)だから、もっと組織化して、もっとスタッフもプロフェッショナルになっていきたいし、あたしが面白いと思ったものをもっともっと広くJunkStageを通じて世の中に紹介していきたいし、面白いものを探すのもすごく楽しい。
あとね、JunkStage Storeやりたい。クラモチさんの手作り石鹸売ったりするの。」
■須藤「はい、じゃあ引き続きスカウトをがんばるということで。
じゃあ次、整さんね。あの話してよ、ダーウィン。」
■整「またそういう事情知らない人には意味わからん振り方をする。
まあ振られたので話しますが、俺、先週夏休みを取ってヨルダンに行って、死海に浮かんできたんすよ。で、死海に浮かびながらJunkって何なんだろう、ってずっと考えてたんすけど。
こりゃ答えが出ないな、と思ってたときにたまたまダーウィンの『進化論』が頭に浮かんで。
別に何かを目指して進化する必要なんか無くて、JunkStageという生態系のなかで、あらゆる存在がそこにあって、そのなかから自然淘汰的にいま残るべきものが残っていく。
“ここからはこういうものが生まれる”っていうのがないかわりに、“ここからはこういうものは生まれない”っていうものもない、と。
Junkってそれでいいんじゃないかと思うんですよね。そこで結果的に存在しているものがJunkStageなのであって、規定する必要なんかないと思うワケです。」
■須藤「う、っと・・・ちょっと、2人目で結論っぽくすんのやめてよ。」
■整「結論じゃないって、だからなんでもアリなのがいいって言ってんじゃん。はい、次。」

■粕谷(プログラミング担当)「あ、報告で、インド人のプラシャントさんが今度からプログラミング部隊に入りますー。」
■桃生「インド人っ!」
■須藤「確認したところ、ビザは少なくともあと1年あるようです。」
■整「抜かりないな…そこかよ。」
■粕谷「俺は単純に、プログラミングして、それを使ってもらえたら嬉しいです。」
■須藤「そういうもんなの?!」
■粕谷「そういうもんです。あ、で、スッゲーって言われたら嬉しい。」
■(一同)「スッゲー! スッゲー!!」
(しばし、話は粕谷が最近プログラミングした更新管理ツール及び週刊JunkStage更新ツールに)

■酒井(ブレーン担当)「僕はずっと、日本発の文化というものの提唱をしていきたいということを考えていて、それがJunkにぴったしハマっていたから、今後も文化としてのJunkStageというものの構築をしていきたいですね。」
■須藤「ディスカバリー・ジャパンだよ。」
■酒井「(笑顔で黙殺)…オープンソースって一時期すごく注目されていたけれども、人的コスト的にも犠牲が生まれると僕は思っているから、それを補うための法人化なども考えていいんじゃないかと。桃生さんも言っていたけれど、100年“続ける”ことによって出てくるJunkのカラーというものもあると思いますからね。」
■リツ(Web企画担当)「俺は単純に、いろんな人と出会えるJunkが面白い。普通に生きてたら出会わないでしょ、一夫多妻してる人とかさ。」
■須藤「いや、丸太彫ってる人にもなかなか出会わないと思うけどね。(注・リツは丸太作家としてライターとしても参加)」
■黒田(イベント担当)「俺もそうだなあ。だから、直接会えるイベント担当っていうポジションも自分には合ってると思ってる。実際に自分がいろんな人に会えるのも楽しいし、出会いを提供するのも楽しいよね。Junkの一番の特徴は、なんでもやっちゃう自由度にあると思うから、みんなが好きなことをやりつつ“JunkStageはJunkStageです”って言えるといいかなあ。」

■千映(企画・編集担当)「あたしは、優ちゃんが好き。」
■須藤「それはもう538回ぐらい聞いたよ。」
■千映「あと、字が好き。」
■黒田「字って?活字?」
■千映「うーん、活字っていうと活版印刷みたいだから、なんていうのかな、」
■黒田「紙に印刷されたものってこと?それとも文字ならなんでも?」
■須藤「いや、それ、そこまで突っ込むことじゃなくね?」
■千映「とにかくJunkStageっていう中で、みんなが自分の夢を叶えられるところであってほしいの!」
■桃生「話が飛んだな・・・」
■整「そうかな。俺はそんな大それたものじゃなくて、“なんもしないJunk”でいいと思うけど」
■須藤「・・・って、一番“いろいろなんかしてる”人が言ってますけど・・・」

■桃生「っていうか、優ちゃんはどうしたいの?Junkを。」
■須藤「うーん、Googleになりたい」
■リツ「ホエッ?!世界の全てをインデックス化したいってこと?!」
■須藤「うーん、世界中のおもしろい人は全員JunkStageにいてほしいっていうのはあるけど・・・」
■整「世界の全ての“おもしろいヒト”をインデックス化したいんですよ、きっと。」
■須藤「Googleになりたいっていうのはそこの部分っていうよりも、『Googleって何?』って聞かれたら、『うーん。・・・検索サイト?』とか答えるのって、ちょっと無理あるじゃん。『GoogleはGoogleだよ!』って思うでしょ。
そういうものになりたいの。『JunkStageはJunkStageだよ!』っていう。」
■酒井「JunkStageを、文化に、概念にしていきたいっていうことですよね。」
■須藤「それだよ。」
■桃生「さすが翻訳機・・・。酒井さんは、優ちゃんの宇宙語を人間語に直す係なんだもんね。」
■酒井「そんなことないです。優さんが僕に向かって喋って、それをもう一回僕が優さんに伝えているだけですよ。」
■桃生「なんだそれ!」

■須藤「だから今度、JunkStageはライブドアニュースに載るから!」
■一同「はぁっ?!?!?!」
■桃生「酒井さん、翻訳して、翻訳!!」
■酒井「えと・・・」

コトの真偽とその後はお知らせにてご報告予定。
本日の書記担当:須藤

2007/08/26

JunkStageをご覧の皆様、こんばんは。
ここでは、JunkStageの生い立ちや活動についてご紹介します。

■JunkStageの生い立ち
JunkStageは、2006年12月「世の中に埋もれているものを発掘したい」
との理念から構想始動しました。
ブログやSNSの流行によって、多くの人が自分の言葉で発信するようになり、
また同時に質の高いものが、そうでないものや広告のようなものに紛れ、情報の多さによって埋没してしまっているのは勿体無いことです。
そのような考えから2007年1月、「SNSのようにクローズドなコミュニティ」でもなく、「いきなり世界に発信するHP」のようなものでもなく、その中間の「サロン」としての場をつくり
個性豊かなライターだけを集めて「読み物サイト」をつくることになりました。
2007年5月には「WEBクリエーションアワード」への出品、
8月には大幅リニューアルを終え、今後も規模と質の向上を目指していきます。

■JunkStageの構造
JunkStageでは、21人のライターが日々のコラムを発信しています。
クラシック、ヘビメタ、バスケ、スポーツ論、海外、料理、写真、小説、演劇など
ジャンルは様々ですが、皆、「趣味」の範疇を越えライフワークになってしまうほど、好きなものを持ったライター達です。
その道のプロの語る、リアルなレポートを、JunkStageは広く発信していきます。

サイトの使い方については、「■JunkStageのあるきかた」をご覧下さい。

■JunkStageの目指すもの
JunkStageの一番の財産は、「人」です。
ライターひとりひとりの個性をより生かし、他ジャンル同士の新たな発見が生まれることを目指しています。
ライターだけでなく、「編集」制度によって、単なる記事の羅列ではなく、エディターも個性を前面に出していきます。
また、WEBという媒体のもつ特異な性格である、「旬な更新」も「過去のもの」も同時に見られるという特長を最大限に利用する、インターフェイスを追求していきます。