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2011/06/08

bjリーグは浜松・東三河フェニックスがBack to Back(2連覇)を飾ってシーズンを終了。海の向こうアメリカさんではNBAがプレーオフファイナルまっ最中~!!

なんて話を書こうと思ってたら、どエライ知らせが飛び込んできました。

我らが東京アパッチが、2011-2012シーズン、つまり来期のリーグ参戦を断念し、活動を休止すると発表したのだ。理由は、スポンサーが集まらなくてお金がないから、とのこと。

http://www.tokyoapache.com/tokyo-apache-announces-suspension-of-the-2011-2012-basketball-season-ja/#more-9107

おいおいアメリカンジョークはデーブ・スペクターのTwttierで間に合ってるぜ。まったく。
え?あれはアメリカンジョークじゃなくて、駄洒落だって?ああそうね。

ってか、、そんなんどうでもええわーーーーーーー!!!!!

んふー、、、、いかん、おちつけおちつけおちけつ、、、

・・・落ち着いた。

こういうときは、情報をまず整理することで現状を正しく把握し、一息おいて行動すべしとばっちゃんが言ってたので、そうしてみよう。えーと、、つまり、ワシら東京アパッチブースターは、波乱万丈ありながらも6シーズンを過ごしてきた我らが東京アパッチの試合を、もう見る事が出来ない、、と、、、

・・・

・・・

ちょーーーーーーwwwww!!!!!!!
どうすんのこれどうすんのこれどうすんのこれどうすんのこれ!!!!

ってだから、おちつけおちつけおちけつ、、、

・・・落ち着いた。

チーム側の発表によれば、スポンサーが集まらず来期は参戦できない、という以上の情報はない。今の運営会社は、オーナー会社として一社でもチームを運営できてしまう資金力が売りの外資ファンド会社が母体。あくまで推測に過ぎないが、それが「スポンサー不足」による運営継続の休止を発表するということは、やはり震災の影響による本業の急速な悪化があるのだろうね。

オーナーが変わるとか、運営会社が変わるとか、そういうことに関してはもはや何の驚きもない。(ほぼ毎年それを経験してきたから。)。問題は、現運営会社が東京アパッチの運営を引き続き行うのか、それとも手放すのか。もし、今回の発表が後者のいちステップならば、早いとこ全部情報公開して欲しい。そしたら次の動きが早くなる。

繰り返すけど、6月7日の段階では「来期は参戦しない」以上の情報はまだ出ていない。それ以上の判断について、いたずらに情報を拡散するのは控えたい。しかしながら、私自身は最悪の想定はしておかなければいけないと思う。ひとつは、自分自身の心の安定のため。

もう一つは、行動を起こすため。
 
焼け石に水かもしれないけど、やっぱり私は東京にプロバスケチームを残したいのだ。
行動における優先順位は下のとおり。

1.東京にチームを残すこと
2.東京に選手を残すこと
3.東京に「アパッチ」という名前のチームを残すこと

「子供達に夢を与えるチームが無くなってしまう」などと、きれい事は言わない。いろいろと批判をしてる時間はない。「俺が見たい」から動く。出来る範囲だがとにかくやってみよう。震災が発生してまもなく、被災地にいる人にこんな事を言われた。「今頑張らないで、いつ頑張る?今頑張らないで、明日がくるのか?」と。アパッチ馬鹿的には、そんな状況だよね。
 
とは言え、具体的にどう動けばいいかなんて、今のところ全然わかんねー(笑)!!ので、みなんで考えようw(他力本願)。ひとりでバタバタしてもしょうがないしね。まずは、情報だな。記者会見なり、ブースターミーティングなり、情報公開するように働きかけようかね。

ということで、「先生バスケが足りません。」、こんな話がしばらく続くと思いますが、ご理解とご指導ご鞭撻のほど、宜しくお願いいたしマッスル。足りないどころじゃなくなりそうなんで(笑)
 
さあて、こんなときこそ、まずはアレですよ。

東京一丸!
  

2011/03/21

震災の日、あれから10日。

当初では把握できなかった被害の大きさが明らかになるにつれ、本当に大変な事が起きたのだな、と実感しております。 しかし、ここ最近の私の消費が落ち込んでいるのは、震災に対しての自粛などでは決してありません。もっと中期的な危機。つまり、、

2月のイスラエルで調子こいてカネ使いすぎました。。だって物価高いんだもんあの国。

震災前から大ピンチ。フィルコです。こんばんわ。

 

■今季の活動を休止

3月17日、bjリーグより衝撃的な発表がありました。
- 仙台89ERS、埼玉ブロンコス、東京アパッチについては今季の活動を休止する-
まるで背骨を引っこ抜かれたような感覚と、「やはりな」と冷静に受け止める理性が同時に沸き起こり、節電で肌寒い事務所にあって妙な汗をかいた。

89ERSは会場が破損、というよりホームである仙台は今回の震災の中心地のひとつで、それを言ったらあらゆる場所が破損している状況。復興には時間が必要だ。

ブロンコスと、我らがアパッチについては、会場の安全性の問題と、選手・スタッフが国内にいられないという事情があるでしょう。収まらない余震、流通の停滞、原発の問題と、諸外国にとって見れば「帰国勧告」を出すに値する条件がそろっています。普通ならば、きっと暴動が起きたりしても不思議じゃないからね。国によっては事実以上の惨状に報じられ、半ばパニックになっているとか。

外国で災害や戦争が起きたときは、日本も逆の立場で帰国勧告を出すわけですから、これはもうしょうがない。

と、自分の体制を整えるまで、結構な時間が必要でした。
自然を相手にしたとき、我々は「備える」以外の対抗策は持たないというのは、頭では分かっている。しかし、理解できたつもりでも、どうしたことか悔しさが湧き上がって収まらない。

こうなってみると、あんなに問題だ問題だとギャーギャー騒いで過ごしてきた今までの6シーズンが、全て最高に楽しく、最高に美しいものに思える。いや、きっと実際そうだったんだろう。

状況は易しくはない。が、決して負けてはやらないよ!

この6年間、チームやリーグを拠りどころにして、我々は「ブースター」という大切な、そして大きな仲間を得たんだ。みんな、ひとりではないんだ。

 

■bjリーグ再開!!

3月19日(土)、20日(日)の両日。bjリーグは「復興支援ゲーム」と称して、各地で計8試合を実施しました。
大分ヒートデビルズ VS ライジング福岡
京都ハンナリーズ  VS 宮崎シャイニングサンズ
大阪エヴェッサ   VS 滋賀レイクスターズ
島根スサノオマジック VS 琉球ゴールデンキングス

試合結果・詳細はコチラ → bjリーグ公式HP

 

各地でいつもと変わらぬ、いやそれ以上の熱い試合が繰り広げられ、試合の収益金の一部は被災地への義援金として送られました。

しかしそれ以上に嬉しいことは、各チームのブースターの皆さんが、試合前に被災地のチームである89ERSをはじめ、ブロンコスやアパッチの応援コールをしてくれたり、「頑張ろうTOHOKU」「がんばろう日本」の横断幕を掲げて、沢山のメッセージをくれたりしたことです!

リーグを通じて、バスケを通じで繋がっている実感。今まさに被災地で戦っているみんなに大きな力となって届くよ、絶対。

この場をお借りしまして、リーグ続行を決意してくれたbjリーグの皆様、各チームの皆様、そして暖かい気持ちを贈ってくださった全てのブースターの皆様に、厚く御礼を申し上げます。

本当にありがとうございます!!

■決して灯を消さないこと

我々に出来ることはなんでしょう。

チームの先行きは正直どうなるか分かりません。「今はバスケどころじゃ無いだろう」というのも事実。こと仙台においては、まずは生きることが最優先、次に復興です。

埼玉、東京においても、東北の復興を牽引する役割を担わなくてはいけませんから、これから長い戦いを強いられるでしょう。それが現実です。
しかし、そこにバスケは、スポーツは、エンターテイメントは不要なのか!?

そうじゃないだろう!!今だからこそ必要なんだ!!

苦しい日々を元気に笑顔で吹き飛ばすために。そもそもエンターテイメントっていうのは、

そのためのものなんじゃないのか?

事実、この土日で行われたbjリーグの試合に励まされた人がどれだけいることか!!

いまの状況の中で、一番苦しんでいるのは選手、休止せざるを得なかったチームの皆さんです。ブースターは、選手やチームを応援することで自分達が元気になる人種。だから我々は変わらず選手とチームをブーストし続ければいいし、それに加えて弱っている隣の人をブーストすればいいんです。
せっかく出来た大切な仲間を思い、残された灯を決して消さない。

ちいさな事でも全然OK。
自分が出来ることをやり、しっかりと生活を送り、週末には、こう叫ぶ。

いつものように。

Go!Go! ナイナーズ!!

Let’s GO BRONCOS!!

Let’s GO TOKYO!!

そして、

Let’s GO TOHOKU!!

Let’s GO JAPAN!!

ひとりじゃない。みんなで笑って生きようぜ!


 

てことで、とりあえず、ぱ~っとお花見でもしましょう!

4月3日、代々木近辺でアパッチブースター花見を計画しています。

詳細は後ほど本コラムとツイッター、mixiなどで告知させて頂きます。
他にも、ちょこちょこ集まりを企画したいなぁなどと、思っておりますので、

宜しくお願いします。

2010/10/18

もたもたしてたらシーズンが始まっちゃったフィルコです。
あけましておめでとうございます。

ほれ、やっと秋になったから色々と忙しいんですよ。
食べたり、食べたり~、、あと食べたり!は~もう忙しい!!

・・・・今月4kgほどリバウンド。夏の努力が一瞬で無に(笑)。
 
 
■開幕!!bjリーグ2010-2011シーズン
 
bjリーグ 10月16日(土)開幕!!

Photo by bj-league Official HP
 
さあいよいよ開幕しました!!

10月16日(土)17日(日)に全国各地で開幕戦が行われ、各チームの地元テレビやCSで放映されました。毎年着実に放送が増えてますね、アパッチ以外は(笑)

秋田ノーザンハピネッツ、島根スサノオマジック、宮崎シャイニングサンズの新規3チームが加わり16チームで争われる今季のbjリーグ。元日本代表監督のジェリコ・パブリセビッチ氏が島根の監督になったり、その島根に現役日本代表選手の石崎が入団したり、色々と楽しみなニュースが多かったので全国のブースターさんはもうみんな開幕が待ち遠しくてたまらなかったでしょう。

でも、もう始まりましたよ!!もう我慢しなくていいんだー!!
 
アパッチ以外は(泣)
 
 
開幕戦の試合結果は以下のとおり。

10月16日(土)

 秋田NH 65-76 仙台89 秋田県立体育館 
 滋賀LS 79-86 RZ福岡 野洲市総合体育館
 富山GR 76-86 浜松FN 富山県総合体育センター
 埼玉BR 84-72 島根SM 所沢市民体育館
 大阪EV 73-70 宮崎SS 東大阪アリーナ
 琉球GK 82-68 高松FA 那覇市民体育館

10月17(日)

 秋田NH 75-94 仙台89 秋田県立体育館 
 滋賀LS 89-71 RZ福岡 野洲市総合体育館
 富山GR 66-103 浜松FN 富山県総合体育センター
 埼玉BR 64-83 島根SM 所沢市民体育館
 大阪EV 83-63 宮崎SS 東大阪アリーナ
 琉球GK 85-87 高松FA 那覇市民体育館
 
まずフィルコ的注目はやっぱり島根VS埼玉。
ジェリコHCと日本代表・石崎のこともあるけど、アパッチから地元に凱旋した#仲西翔自と、我らが#24仲摩純平の弟、仲摩匠平がいるだよ。

第1戦はやはり埼玉に一日の長があり余裕の勝利。NBA経験があるサターフィールドと、北向の3P、波多野J太郎のSF起用がバッチリ機能してバランスのよいバスケ。

石崎は慣れないスポーツコートとペイントエリアのガチっぷりに苦戦したようで、ほろ苦いbjデビューになりました。それでも13得点するあたりは流石。翔自は得点こそ少なかたったものの、18分近くプレータイムを得ていました。ジェリコにまずまず認められてるみたいで良かった。もうチームを引っ張る立場なんだから、ガンガン積極的にいって欲しいね。

ってか、今その試合見ながら書いてるんだけど、なんかレベル高ぇぞw。

第2戦は島根が雪辱、記念すべきチーム初勝利!!石崎は10点13アシストのダブルダブル。匠平くんもデビューしました!記念すべき2リバウンド1ファール。埼玉は北向が不発だったようですな。年々好不調の波が激しくなって城宝化が著しい(笑)。

ちなみに本家の滋賀・城宝様は第1戦は15点、第2戦では25点の荒稼ぎ(笑)

宮崎シャインニングサンズも善戦。第1戦で敗れはしたものの、あの大阪エヴェッサ相手に一歩も引かず3点差の大接戦。地元宮崎に凱旋移籍した清水タイシロウCAPが強烈なリーダーシップを発揮しており、HCも含めて選手・スタッフ全員20歳代というとんでもなく若いチームが可能性を見せてくれました。

もう一つ、昨季終了を前に一端は運営会社が「倒産」した高松ファイブアローズ。第2戦で見事琉球ゴールデンキングスに勝利!! 昨季アパッチでプレーしたラシードが高松に復帰してるし、なにより高田、竹田、菊池といった苦労をしてる選手が大活躍しての勝利はほんとに嬉しい。

しかし、、色々と問題があるのに開幕するとなんだかんだでフルテンションでワクテカしてしまう。。。
俺をこんな体にした恩師とアパッチを恨むぜホント。

うそです、大好きです。(ツンデレ成功)
 
 
■秋田ノーザンハピネッツ VS 仙台89ERSの開幕戦見てみた
 
 
今シーズンの記念すべき初観戦は、新規参入の秋田ノーザンハピネッツがホームに仙台89ERSを迎えた開幕戦@bjtvでした。

だって開幕節はアパッチ試合ないんだむぉん。。
それに東北人としてはbjリーグ初の「東北ダービー」を見ないわけにはいがねーべっちゃ!

結果から言えば、いつも開幕戦が苦手な仙台に対し秋田が前半をリードして折り返すものの、キャプテン高橋を中心にしっかり修正した仙台が、4Qで試合をひっくり返して勝利。秋田は手痛い洗礼を受けた形になりました。

いや、でも思ったよりずっと「やるチーム」だと思いましたよ。秋田。

さすがに6シーズン目ともなると、新規参入チームがそう簡単に勝てるものじゃない。まだまだ連携がうまく取れないのは当たり前。これから少しずつ「チーム」になっていくんだよね。その過程を見ていくのもブースターの大きな楽しみなのよ。

 
ただね、、

その秋田のブースターなんですけど、、、
 
 
初っ端からテンション高すぎだからっっ(笑)!!
 

立見席までピンクに染まったブースター。子供達からじいちゃんばあちゃんまであらゆる年齢層が見事にハピネッツピンク。超満員で余裕の3000人オーバーだって。

それが全員、初めての「ディフェンス!」コールに全く躊躇なし(笑)
 
チーム初リバウンドに「うぉおお!」と歓声が上がる。
相手の初フリースローに「BOOOOO!!」っとブーイングが起きる。
 
そして、記念すべきチーム初得点。#43ビュートラックのオフェンスリバウンドからのフックショットに、会場を揺らすような「うぉYHEAAAAAAA!!!!!」という大歓声が起きる。これぞ「ザ・大歓声」というような。あんまり凄いんで最初はSE(効果音)かと思った(笑)。
  
今では沖縄で揺ぎ無い人気を誇る琉球ゴールデンキングスも、最初の試合ではこんなに会場のテンションは高くなかったですよ。いやマジで激しく鳥肌が立ったです。


photo by kahoku-shinpo
(河北新報さん、これまずかったら言ってください、消します。でも、ああなんていい写真。)
 
 
やっぱりね、生まれながらにして知ってるんですよ、秋田人は。
バスケットボールの楽しみ方を。

チーム設立時のテーマ「秋田にはバスケがある」って、本当でした。

小学生の試合がローカル局のゴールデンタイムに放送されるのは沖縄だけじゃない。秋田もだ。じいちゃんばあちゃんが細かいルールまでよく知っている。秋田ゆかりのバスケ選手といえば現JBL栃木ブレックスの田臥が有名だけど、やはり秋田ではバスケヒーローと言えばハピネッツの選手兼GM、#4長谷川誠です。

秋田のバスケと言えば能代工業高校。長谷川は地元の雄物川中学→能代工業高校→日大→JBLと全てのカテゴリで全国制覇を成し遂げた生ける伝説。福岡ユニバーシアードでアイバーソンと得点王を争うとか、誰もマネできんわ(笑)。

能代工業のお家芸は、激しいゾーンディフェンスからの速攻。っていうか、これはもはや「秋田バスケのアイデンティティ」になって県土全体に染み付いている。秋田では子供から大人まで走って走って走りまくるのだ。長谷川誠はまさにその体現者であって、しかもこの秋田ノーザンハピネッツでその「秋田スタイルの最高峰」を作ろうとしている。

第1Q、まさにそのディフェンスからの速攻で先頭を駆けた長谷川がレイアップを決めた。新潟アルビレックス時代でも当たり前に見たプレー。だから普通は歓声もボチボチ。

しかし、ここ秋田ではこのプレーに一番の大歓声が起きた。

会場に集まった老若男女がみんな分っているんです。ハピネッツが誕生した意味、秋田に深く根付いたバスケ文化が、今まさに形を持って現れたんだ、ということを。誰に憚ることもなく最高の誇りをもって「Let’Go! AKITA!」と叫べる素晴らしさを。
 

一昨シーズン、琉球キングスと直にファイナルで向き合ったから分るんですが、今bjリーグで強いチームの条件は「資金力」「コミュニケーション力」そして「地域のバスケット力」。いかに地元でバスケ熱が盛り上るか(または元からバスケ文化が根付いているか)が大きな力の差になって現れる傾向にあります。

ピックアンドロールが綺麗に決まった時点で(シュートが決まる前に)歓声が上がる。新規参入初ゲームにして、ブースターがそこまで成熟したバスケ文化を持つ秋田ノーザンハピネッツというチーム。必ず強くなると思う。
  
今は資金的に厳しいと思うけど、腐らず地道にやっていけば必ずお金もついてくる。

なぜなら「秋田にはバスケがある」は、本当だから。

 
改めまして、秋田のみなさん、

そして、島根のみなさん、宮崎のみなさん、全国のブースターの皆さん。

bjリーグ、あけましておめでとうございます!
 
 
我らが東京アパッチも、「東京にはバスケが(アパッチが)ある」って言われるチームに、、、なれるかな。。
  
 
そして次回コラム、、シリーズの続き、、、かけるかな。。
 
だって来週はいよいよ東京アパッチも開幕しちゃうから(笑)

 

2010/06/09

 
ブースター感謝祭のミニゲームでプロ選手相手に果敢に挑んだのはいいが選手に到達する前に派手にすっ転んで膝が激痛のフィルコです。こんにちわ。

オッサンって、ヤダね。
 

さてさてオフシーズンを迎えておりますbjリーグですが、オフ最初のリーグイベント(?)である、ドラフト会議が行われました。

今回のドラフト会議はJunkStageRadioでもおなじみのインターネット中継サイト、「Ustream」を使用して生中継されるなど、新たな試みがありました。私も目を皿に、耳をダンボにして(昭和の表現)ガッツリと見させていただきましたよ!
 
なぜなら、

 今季(2010-2011シーズン)から3チームがbjリーグに新規参入するのですが、その中の『島根スサノオマジック』が、我らが東京アパッチのとある選手の獲得に動くと前々から噂になっていたから。
 
 
■今季も楽しみな選手がbjリーグ入り

bjリーグのドラフト会議は2部に別れて行われます。

第1部:「エクスパンション・ドラフト」
弟2部:「新人ドラフト」

 
「新人ドラフト」はプロ野球でもお馴染みのいわゆる新人獲得ドラフトです。bjリーグの場合は、1次・2次から最終トライアウトまで、3回のトライアウトを通過した選手を中心に、新規参入チーム、及び前年度順位の低かったチームの順に獲得希望選手を指名していきます。

横尾、伊藤などのJBLからの転籍組や、面白いところではストリートプロ「Legend」で活躍していた鈴木”K2O”正晃がピックされるなど、非常に楽しみな選手が新たにbjリーグの選手となりました。盛岡南高校を卒業したばかりの18歳、澤口誠も注目です。

私的な大注目選手は、なんと言っても『秋田ノーザンハピネッツ』にピックされた信平優希ですね!!アパッチ創世期を支えた信平和也の実弟です!アパッチに来て欲しかったな~!!
  
その他、各チームの指名選手はリーグのHPで確認できます。→ コチラ
 
しか~し!アパッチブースターが最も注目していたのは、その前に行われた「エクスパンション・ドラフト」でしょう。

「エクスパンション・ドラフト」とはなんぞ?と申しますと、毎年参入チームが増えるbjリーグにおいて、新規チームの戦力が既存のチームとかけ離れないように行うドラフトです。新規参入チームは既存のチームにプロテクトされなかった所属選手を自由に指名できます。

各チームのブースターは、毎年この時期を複雑な気持ちでドキドキしながら迎えます。なんせ、普通の新人ドラフトとは違って、愛するチームの選手が連れて行かれちゃうわけですからね~。プロである以上しょうがないことと頭では分っているんですが、やはり切ないものですよね。
 
 
島根スサノオマジックが獲得に動いた選手とは、この人。
 
 
#2 仲西 翔自

sy2.jpg
 
2007年にアーリーエントリーで東京アパッチに所属して以来、3シーズンにわたり東京アパッチでプレーしたフォワードです。
 
 
■迷える大器
 

翔自は島根県の隣、鳥取県の出身。

日本大学で活躍した後、故郷の高校で教師として教鞭をとっていましたが、学生時代のチームメイトであった仙台89ERSのガード、日下の活躍に触発され、一念発起してbjリーグのトライアウトを受験しました。

恵まれた身体能力、そして当時のエース、ジョン”ヘリコプター”ハンフリーを相手にしても怯まず果敢に挑む姿にHCだったジョー・ブライアントが一目惚れ。シーズン明けのドラフトを待たずにアーリーエントリーで獲得したのが彼でした。

身長こそ192cmとプロバスケット選手としては平均的なサイズですが、まあアスリート能力が非常に高い!リーグの日本人選手の中でも屈指でしょうね。昨シーズンのプレシーズンゲームで、綺麗な両手のアリウープダンクを叩き込んだのは記憶に新しい所。

さらには突然3Pシューターとしても開眼。シーズン開幕当初、ルール改正で50cm遠くなったラインに多くの選手が四苦八苦していたのに、彼だけはガンガン決めまくって対戦相手のHCをビビらせてましたね~(笑)。

開幕時はラシード・スパークスもマイケル・シャペールもいなかったので、アパッチの明確な攻撃ポイントはジュリアス・アシュビーと青木康平しかいませんでした。勿論そこは対戦チームも分っているのでガッチリ抑えてきます。その中での「突然シューター開眼」ですから、チームの先行きに不安を抱えていた我々ブースターは随分と勇気付けられましたよホント。
 
ただ、
 
私としては、その3Pシュートは彼にとって諸刃の剣だったのかな~、とも感じていました。フォーメーションで翔自に3Pを打たせる作戦が多用された結果、確かに得点は上がったのですが、運動能力を生かして積極的にインサイドに切れ込む思い切りの良さが影を潜めてしまったからです。

ルーキーの年に経験した膝前十字靭帯断裂という大怪我以来、膝のコンディションが完全になることがあまりない、ということも大きい影響があるかもしれません。実際、よくカンバックできたなと思います。私自身は怪我の瞬間を見ていないのですが、ブースターさんから聞く話では「グシャっと壊れた感じだった」という、かなり重いものだったみたいですから。。
 
 
彼の「迷い」を明確に感じたのは、神奈川県大和市で初開催された対新潟戦。アパッチ自体も一番迷走していた時期。いろいろあって私自身チームに対して相当オカンムリで望んだ試合です。

「いろいろあって」の詳細はコチラ → 「名を継ぐもの」
 
25点もリードしながら大逆転負けを喫した第1戦の次の日、第2戦は最後まで競った試合になりました。終盤、重要な局面で翔自にボールが回ります。その日も3Pが好調だった翔自、ここで決めれば勝利をグッと引き寄せる場面、インサイドからいいタイミングでキックアウトパス(※1)が出ました。ディフェンスは微妙な位置だったけど、翔自の打点の高さなら十分に打てるタイミング。絶好のチャンスです。
 
しかし、彼はシュートを打てませんでした。
  
 
■独り立ちの時
 
パスを受けた彼は、中途半端なシュートモーションから、勝負を避けるようにパスを返します。返された選手も、てっきりシュートを打つと思ってリバウンド体勢に入っていたので受けきれず、結果ターンノーバー。

東京82-84新潟で迎えた4Q残り時間3秒。もう一度彼に同点のシュートが託されましたが、それもゴールから逃げるようなシュートになり入らず、そのまま試合終了。大事な初開催地での試合を連敗で終える結果となりました。

ブザーがなった後、翔自は顔をグシャグシャにして泣きました。最後のシュートを外した悔しさもあるでしょうが、私は「打てなかった勝負の3P」からずっと様子がおかしかったのを見ていました。

前年までなら、入らなくても迷わず切れ込んで行ったであろうシチュエーションで、彼は自分の「心の弱さ」に負けたんです。自分に託された勝負所で、3Pシュート放つことも思い切って飛び込んで行く事も出来なかった。それが分っていたから人目も憚らず悔し涙を流したと私は感じていました。 
 
仲西翔自はとても心根の優しい男です。子供が大好きで、のほほ~んとした「いい奴」丸出しの笑顔。筋肉を褒められるととても喜ぶ(笑)。いろんな意味であまり器用とは言えない。それでもひとたびコートに立てば、どんな強敵にも果敢に挑んでいく。思わず魅入られずにはいられない、そんな不思議な力を持つ選手です。

しかし、その優しさが「弱さ」になってしまった昨シーズン。3Pが入るようになったことで自らのプレースタイルに「迷い」が生まれた結果、一番の武器だったアグレッシブさまでが失われ、徐々にプレータイムが減っていきました。チームが調子を上げるにつれ自分の出場時間が減っていく状況は、本人にとってとても苦しいものだったに違いありません。

それでも、シーズン終盤には本来のアグレッシブなスタイルを取り戻しつつあったし、何とかしようと足掻く姿が見られました。少ないチャンスをものにしようと「何でもやってやる」という本来の姿勢が戻っていました。
 
「仲西翔自がボールを持ったら、絶対何かやってくれる。」

 
そんな期待を持たせてくれるプレーが帰ってきつつあったのです。残念ながら完全復活の前にシーズンは終わってしまいましたが、彼が殻を破り、次の段階に進もうとしていることは確実だったと思います。
 
 
彼が移籍する島根スサノオマジックのHCは、クロアチア人のジェリコ・パブリセビッチ。そう、2006年の世界選手権で日本代表を率いて、「あと一歩で決勝リーグ」というところまで引き上げてくれた、誰もが認める世界レベルの名将です。

ジェリコの指導方針は、徹底したフィジカルと基本技術の強化、そしてタフな練習で培われるメンタルの強化です。翔自にとっては、まさにベストな指導者だと思います。

私は、アパッチブースターには怒られるかもしれないけど、翔自の移籍先が島根であることがとても喜ばしいと思っています。非凡な素質を持ちながらその使い方に迷っていた男が、その才能を100%以上に引き出してくれるであろう場所に、やっとめぐり合ったんですから。

『恵まれた素質』+『ジェリコHCの指導』+『地元ブースターの期待』

これ以上に彼を成長させる環境は無いでしょう。

かれは、旅立ち、というよりは「独り立ち」の時を迎えたのだと思います。
 
シーズンが開幕する5ヵ月後、一体どんな選手になっているか本当に楽しみでしょうがない!

翔自よ、3Pシューターとしての才能開花は、君の成長のほんの第1段階に過ぎない。願わくば、次に会うときは120%のブーイングで迎えなければいけない「島根のエース」になっていて欲しい。
 
ってか、絶対なれ。それ以外は認めない(笑)。

 
んじゃ、秋にまたコートで!
 

sy4.jpg
 

※1)一度インサイドに押し込んでディフェンスを引き付け、外側にいる選手にシュートを打たせるパス。
 

2010/05/26

2ヶ月連続で風邪を引いてしまうという失態で、日本バカ協会から問題視され始めました。
フィルコです。こんにちわ。
 
 
■ファイナル終了!
 
先週末の日曜日。5月23日。

東京は有明コロシアムにて、bjリーグ2009-2010シーズン、プレーオフファイナルが開催されました。

5月15日に行われたカンファレンス(地区)セミファイナルから、頂点を決めるファイナルまで、今年も本当に熱い熱い戦いが繰り広げられました。

その激戦を制し栄冠を手にしたのは、
 
浜松・東三河フェニックス!!
 
我らが東京アパッチとカンファレンスセミファイナルで戦ったフェニックスが、見事に初優勝を果たしました!!JBLから転籍して2年目での快挙。本当におめでとうございます!!

「憎たらしい程の強さ」

シーズンを41勝11敗という史上最高勝率で終えたフェニックスは、その強さをそのままにプレーオフを最後まで突っ走りました。
 
 
□イースタンカンファレンス・セミファイナル (リーグ準々決勝)

 GAME1:浜松・東三河フェニックス 96 VS 68 東京アパッチ
 GAME2:浜松・東三河フェニックス 90 VS 80 東京アパッチ

 
□イースタンカンファエレンス・ファイナル (リーグ準決勝)

 浜松・東三河フェニックス 102 VS 75 新潟アルビレックスBB
 
 
□ファイナル (リーグ決勝)

 浜松・東三河フェニックス 84 VS 56 大阪エヴェッサ
 
 
【最終順位】
 
優勝:浜松・東三河フェニックス
2位:大阪エヴェッサ
3位:琉球ゴールデンキングス
4位:新潟アルビレックス

詳細は bjリーグ プレイオフ公式ブログで → http://www.plus-blog.sportsnavi.com/bjstaff/
 
 
我らがアパッチも善戦しましたが、ここ一番の勝負強さ、ディフェンスの集中力、選手層の厚さ、全ての面で上回るフェニックスに力でねじ伏せられましたね。新潟アルビレックスも大阪エヴェッサも、同様にフェニックスのディフェンスを崩すことが出来ませんでした。

場面場面では「崩せるかな!?」というプレーが出るんですが、なにしろ「修正」が早い。これは中村HCを中心としたチームワークが出来上がっているからに他ならず、フェニックスのチーム力の高さを思い知らされたファイナルでしたね~。

実はフェニックスも決して万全だった訳ではなく、シーズンMVPに輝いたエース、ウェンデル・ホワイトがアパッチ戦で捻挫したため十分に力を発揮できない状況でした。しかし、そこをキャプテン大口、ラーカイ、岡田、太田(和)、太田(敦)などベンチプレーヤーを含め全員でフォローしてました。私なんかはむしろ「かえって強くなっちゃったんじゃねーの?」って思いましたよ。
 
特にキャプテン#3大口は、ほんとにヤバかった!

カンファレンスセミファイナル。対新潟戦では35得点 4アシスト 3スティール
なんと3Pは10本成功!!!(リーグ新記録)

ファイナルでも勝利に大きな貢献を見せ、文句なしでプレーオフMVPに輝きました。

173cm、34歳。決して派手な選手では無いけれど、安定感抜群の3Pシュート、腰の低いタイトなディフェンス。全力で走り続けるタフネス。何より中村HCのバスケットを誰よりも理解しているクレバーさで、どのチームからも嫌がられる「お手本のようなガード」プレーヤーです。

うちの康平も、大口にマークされたときはだいぶ苦労してますね。

彼は、実はフェニックスのbj転籍時に引退を考えていたそうです。しかし、相次ぐ主力選手の脱退に強い危機感を感じ、中村HCに「お手伝いさせてください」と引退を撤回して、この2シーズンをキャプテンとしてチームを牽引してきました。

2歳のお嬢さんを抱きかかえながらインタビューを受ける彼の笑顔は、「日本人初のMVP」とかそういうことではなく、「やるべき仕事をやり終えた」という職人の安どの顔に見えました。
 
 
しかし、、最も私を燃えさせてくれたのが優勝後の中村HCのコメント。

『ありがとうございました。3年前bjリーグに入る前にファイナルを見に行った際、ファイナルで優勝したら死んでもいいかと思っていたが、実際優勝してみると「なんでもないな」という感じ。自分の中でこの程度で喜ぶなといっているのだと思う。これからずっと勝ちますよ(笑)』
 
ムキーーーーー!!!マジ憎たらしい!!来季はぜってー勝たせねーーーー!!

燃料投入あざーーーっす!!!


■人づてのファイナル
 

こんな記事を書いてますが、実はワタクシ今回のプレーオフは会場に行けてません。(bjtvで後からチェックはしましたけど)。なもんで、現場の感覚を持たないまま書いていいのかどうか、正直迷ってました。

が、

いろいろな人の話を聞いたり、ブログ記事やmixiやツイッターのコメントを見たり、中には「ファイナルを初めて見てめちゃくちゃ面白くて、バスケにはまっちゃいました!!」とメッセージをくれる方もいらっしゃったりで、

これは書かんわけにはいかんだろうと。
 
会場の雰囲気は去年にまして熱かったようで、相変わらず琉球ブースターはやばかったみたいですね~。キングスカラー金色のブースターでびっちり埋まったチームシート。南国の陽気なテンションとアリーナに響く指笛の音は、昨季のファイナルで対面してましたから今でも脳裏に焼きついています。

金城を欠き、エースのジェフ・ニュートンも万全では無い状態でのファイナルでしたが、それでもキングスは小渕、菅原など新しい力の成長で勝ちあがってきました。テレビの特集でも取り上げられていましたが「ゆいまーる」の心でつながったキングスとキングスブースターの絆は、他にはまねできないものがあります。一度でいいからアウェイブースト(応援)で琉球に乗り込みたいなぁ。求むスポンサー!(笑)
  
もう一つブースターのことでよく耳にするのが「フェニックスブースターの熱さ」。一試合を通して止まらない大きな声援、チームカラーである赤に染まったゴール裏のチームシート。試合後は嬉しさに泣き崩れるブースターも居たほどで、チャンピオンチームにふさわしい一丸ぶりだったという声を沢山見たり聞いたりしています。

昨季、カンファレンスファイナルで対峙したときは、それは感じませんでした。bj1年目のフェニックス、やはり圧倒的な強さでシーズンを通過しましたが、ブースターとチームが一丸になって戦う文化の醸成は間に合わなかったのかな、と感じていました。転籍前の「OSGフェニックス」のファンだった人がだいぶ離れてしまった、という話も聞いてましたしね。

しかし今回のファイナルでは、あの新潟ブースターにも引けを取らない熱さでチームと戦うブースターの姿に、とある東京アパッチのブースターが「危機感を覚えた」というほど凄かったようです。

この優勝をきっかけに、その熱さが広く地元に伝わって、我がアパッチ同様集客に苦戦しているフェニックスの好転材料になってくれればと思います。お互いに頑張らねば!
 
また、プレーオフ直前に発表された「高松ファイブアローズの運営会社破綻」からチームを救おうと、会場では「ファイブアローズ存続を願う署名」が行われたそうです。急なニュースに全国のブースターが凍りつきましたが、その二日後にはカンファレンスセミファイナルの会場で署名運動が始まり、リーグ全てのチームのブースターから自主的に支援の声が集められました。

テーマは「16」

来期のbjリーグを絶対に16チームで開催しよう!ということで、試合中に「16」と書かれたメッセージボードを掲げるキャンペーンも行われました。会場の一番いい場所に急遽署名ブースが設けられ、全国から集まった有志のブースターが観客に署名を呼びかけていたとのこと。bjリーグもこの問題については「全面支援」を公式にうたっており、地元では新たなスポンサー候補の企業と交渉も始まったそうです。
 
 
高松ファイブアローズのチーム存続を求める署名サイト

【PC】 http://www.shomei.tv/project-1541.html

【携帯】http://www.shomei.tv/mobile/project.php?pid=1541
 
 
高松ファイブアローズ応援サイト

【携帯】:http://www.bjl-m.com/

各チームのブースターが集まって行われた「ブースター交流会」の話を聞くにつけても、ファイナルという場は、戦いの場ではあるんだけど、全てのチームがお互いの健闘を讃え合い、絆を確認し合う場でもあるんだなと実感します。

他にもたくさんのいい話がありまして、自分の目では見られなかったけど、変にフィルターがかかった私の目よりも、他の人の目や耳や心を通して感じたことの方が、もしかしたら正確なのかもしれない、と認識を新たにしたファイナルでありました。

ま、なんにせよ、やっぱ当事者としてあの場に立たなきゃね。ってのは変わりませんでしたが(笑)

もっともっと、たくさんの人と話がしたい。

そのためにやらなければいけない事は、なんだろう。

 

2009/08/28

8月24日に、衝撃的なニュースが流れました。

bjリーグ西カンファレンスの強豪、高松ファイブアローズが運営資金不足のため今期のリーグ参戦を見合わせるかもしれない、と公式に発表しました。

大スポンサーである穴吹工務店がこの不況のため経営不振で殆ど全てのスポーツスポンサーを撤退した影響で、運営資金1億9千万のうち、現在8千万が不足しているとのこと。

穴吹工務店はbjリーグのリーグスポンサーで、かつ高松ファイブアローズの実質的な親会社とも言えるビッグスポンサー(月9ドラマで言うJCアークスみたいな構造)で、昔から地域スポーツ支援に熱心な会社。

プロ野球オリックブルーウェーブの2軍「サーパス神戸」のネーミングライツ、サッカーのカマタマーレ讃岐の広告スポンサー、他にも野球(四国IL)、アイスホッケーなど諸々のチームを支えてきたスポーツ界においては神様のような会社です。

勿論広告効果もねらってるでしょうが、その多くは社長さんの地域文化貢献に対する理念によるもので、私の知る限りではかなり理想的なスポンサーだと思っています。将来マンション買うとしたら「あなぶきんちゃんのサーパスマンション」と決めておったほど。買えればだけど。。

しかしながら、この不況で一番割を食った形の建設業界。しかも一般向け住宅大手とくれば本当に地獄のような市場の冷え込み具合ですから、さすがの穴吹さんもコレには勝てませんでした。社員を路頭に迷わすわけにもいかないしね。スポンサー撤退はやむを得ないと思います。bjリーグ全体のスポンサーも今期限りです。

しかし、いくら仕方が無いとは言え、スポンサーを撤退されたら成り立たくなってしまうのがプロスポーツ。中でもファイブアローズは運営も集客も穴吹ネットワークに頼りきっていた面があったようですからダメージが大きすぎます。穴吹城下と言われることも影響するのか、スポンサーになっていた他の企業まで撤退してしまったようです。

一般向けマンションの景気が良かった2シーズン前までは、ファイブアローズはリーグで一番恵まれたチームの一つでした。選手層も厚く客席はいつもほぼ満杯。参戦1年目でプレーオフファイナルまで行ったチームはファイブアローズしかありません。専用の練習スタジアムを作るっていう計画がニュースになったときは、地域の学校を渡り歩いて練習してる東京アパッチの選手と比べて、その充実したサポートぶりが羨ましく、ブースターとして申し訳ない気持ちになりました。

しかし、それもこれも大スポンサーの穴吹工務店の力があってこそだったことが、去年ぐらいから明らかになりました。チームは頑張っているのにお客が全然入らなくなったのです。昨年の平均観客動員数は1600人弱でリーグでも最下位に近く、チームの頑張りと観客数が全然比例しないという異常事態でした。聞くところによると、今まで穴吹が負担していた招待券や、社員、系列企業への観戦斡旋が昨シーズンから殆ど無くなったことが大きいとのこと。

以前の記事、「水と平和とプロスポーツはタダじゃない」でも書きましたが、一度無料観戦が当たり前になってしまうと、なかなかお金を出して応援しようというリピーターが掴めなくなります。とは言え、最初はとにかく見てもらわなければいけないので招待券も必要なのです。
そこが悩ましいところですよね。。

まあ、招待券が少なくても平均1600人は入っているんだから大したもんだと思うんですが、埼玉ブロンコスのような緊縮運営をしているとも言えず、苦しい状況だったんだろうな~というのは安易に想像できます。だっていい選手揃ってるもんな~高松。

とにかく、穴吹の実質子会社としての高松ファイブアローズはもう成り立ちません。歴史のある高松、及び香川の地域経済のしくみついて、私がどうこう言えるものではないのですが、せっかく誕生したバスケチームを潰して欲しくない一人としては、地域全体で支える市民のチームとして再び強い姿を見せて欲しいと思います。ブースターの方たちは既に立ち上がっているようです。

チームも決して諦めたわけではなく、必死でスポンサーを探しています。

同時に、個人スポンサーの募集も始めました。1口1万円です。

私自身も自分経営危機に喘いではおりますが、やはり強いファイブアローズを無くして欲しくないので、1口で申し訳ないのですが、乗らせて頂きました。

殆ど一社提供の体制を許していたbjリーグを批判する向きもあるようですが、リーグ立上げ時おいて穴吹工務店の力添えがなければどうなっていたかを考えると、私は単純な話しではないと思います。

ただ、バスケットの市場価値向上が思うように行ってない現状が影響してることは確かです。好調な業界はあるわけですから、不況とは言え拾う神があってもおかしくない。bjリーグが独立状態であることのデメリットが徐々に大きくなっているような気がします。

だからと言って今のままのJBLに吸収合併されるのは、旧態に戻るだけで話になりません。先日のアジア選手権で明確になったこの国のバスケの遅れっぷりは、もう小手先でどうこうなるものではありませんよね。

ファイブアローズは、野球やホッケーなど他競技のチームとの経営提携や経営統合で総合型スポーツクラブチームになることは出来ないんでしょうか。みんな事情は一緒ですよね。そうすれば行政も支援しやすいでしょうし、スポンサーの取り合いにもならず効率的に運営できると思うんですが、、甘いですかね。土壌は十分にあると思うんですが。。

今は募金でもカンパでも付け焼刃でもなんでもいいので、とにかく石に噛り付いてもチームの火を絶やさないで欲しい。そして同時に、このピンチを機に構造改革を成し遂げて、ぜひ強いファイブアローズを再構築して欲しいです。

たった1万払っただけでどんだけ言うのよって感じですが、プロバスケの火が地域から消えるって、本当に悲しいことなんです。昨季のセミファイナルの日、熱心なファイブアローズブースターの方と飲んで大盛り上がりしました。バスケって共通語があるだけで、東京在住の私と高松の美容師さんが、まるっきり旧知の間柄のように語り合える。チームあってこそなんですよ。これはチームを拠り所にした血の通った地域コミュニティーの広がりなんです。現代社会に必要なのは、こういうことでしょう。

チームがなくなるってことは、これが無くなるってことです。本当に大きな損失です。我が東京アパッチだって経営事情は殆ど変わりません。いつ同じような状態になるか分らないので、決して他人事とは思えない。

悲しいかな私には金も力も時間もなく、できることはここでグダグダと拙い文を書いて訴えることぐらい。とても歯がゆいです。

どうか沢山の人の想いが良い結果につながることを祈ります。
 
頑張れファイブアローズ!!

アパッチもしっかりやってくれ~。

2009/03/14

 
 
ホワイトデーとは!!

 歩我威 渡泥(ほわい とでい)

 広大な底なしの泥濘地を一昼夜休まずに踏破する非常に厳しい修行のこと。
 気温が上がり沼地の泥が適度な固さになる初春の風物詩。

 --民明書房刊「大腿二頭筋にまつわるエトセトラ」より--

 
 
御酢。いや押忍。  男塾普通課卒のフィルコです。
どうせ俺には関係がないものだ。どうせ。

どうせどうせ。
 

想像するのもそら恐ろしいホワイトデーを向かえ、日本バスケ界はクライマックスに突入!
 
いよいよ終盤戦に入ったbjリーグの戦況の前にコチラから

 
 

■WJBL (日本リーグ 女子)

 JOMOがプレーオフファイナルを制し優勝!!

 JOMOサンフラワーズ 3勝 VS 1勝 シャンソン Vマジック 
 
野球で言ったら巨人阪神戦に相当する「伝統の対決」となった今季のWJBLファイナ ル。日本女子バスケ史上最強の男前、大神雄子を怪我で欠くJOMOが不利との見方も あったが、そこで奮起したのが、次代のエース吉田亜沙美(コートネーム:リュウ)

吉田が要所で積極的に引っ張り、得点、アシスト、リバウンドとオールラウンダー振りを発揮すると、プレーオフ絶好調のシューター田中利佳が3Pを量産。192cmの大黒柱 山田も安定感抜群の活躍を見せた。
 
最終戦となった第4戦はオーバータイムに突入する大激戦だったが、残30秒で103-105 から、好調田中の3Pが炸裂しJOMOが逆転に成功。そのまま振り切って2年ぶりの王座を手にした。

いや~、試合は見れなかったんですが、相当熱かったようです。
集客が難しいといわれる女子団体スポーツですが、熱い試合を重ねていくことで、道は絶対開けますよ。これから196センチの渡嘉敷ラムちゃんをはじめとする黄金世代も入ってきます。女子バスケがリードして上手いこと盛り上げていきたいとこです!
 
ところで、WJBL系の記事をいろいろ調査していたら、先月FIBAの会長が来日した際に、昔シャンソンでプレーしていた、現USA女子代表HCのアン・ドノバンさんも一緒に来てはったみたいで、シャンソンンの本拠地静岡で講演とか色々やったらしいです。すっかりでっかい熟女になってしまいしたが、若いころほんと綺麗で好きでした。俺のアン。

っつーかさ、北京オリンピックの優勝監督にして、バスケ殿堂入りの伝説的プレーヤーですよ。なんで全くニュースになってないのだろう。不思議だ。

まとめますと、、、、、シャンソンの藤吉はカワユスなぁ。
 
 
 
■JBL (日本リーグ 男子)

 
 男子JBL1はいよいよ今日からプレーオフ!!!

 JBL1のシーズン最終順位はコチラ。

 1位 アイシンシーホース   (24勝 11敗)
 2位 日立サンロッカーズ   (23勝 12敗)
 3位 パナソニックトライアンズ (22勝 13敗)
 4位 トヨタ自動車アルバルク  (18勝 17敗)

——————–↑プレーオフ進出↑————————

 5位 リンク栃木ブレックス  (16勝 19敗)
 6位 東芝ブレイブサンダース  (15勝 20敗)
 7位 レラカムイ北海道  (14勝 21敗)
 8位 三菱電機ダイヤモンドドルフィンズ(8勝 27敗)

いやいや、今期のJBLは非常に熱いプレーオフ争いを繰り広げました。
シーズン中はずっと王者アイシンとパナソニックが1位争いでリーグを引っ張っていましたが、五十嵐圭、竹内譲次を要する日立が後半グイグイと星を伸ばし、最後の最後で割って入りましたね。

プレーオフ最後の一枠を賭けては、トヨタとリンク栃木が最後の最後までデットヒート。2月末の直接対決2連戦で接戦を制したトヨタがプレーオフ進出を果たしました。
すぽるとでちょっとやってましたが、トヨタのキャンベルはやっぱ凄い選手だね。

今期から日本バスケ界に電撃復帰した栃木の田臥は、残念ながらレギュラーシーズン終了と同時に今シーズンを終えることになりました。今後の動向が気になるところ。
 
今期からコート上の外国人選手を1名にしたJBL、シーズンスタッツ上位を日本人選手が占めるようになり、栃木の若きエース 川村卓也が平均得点20.4点で見事得点王を獲得!(日本人の得点王は NBA解説でおなじみ北原さん以来24年ぶり)

古巣フェニックスのbjリーグ転籍に伴い栃木に移籍した川村が、意地で成果を残しました。彼の移籍については、当初ファンを含めいろいろと複雑な思いもありましたが、困難を跳ね飛ばして最高の成果を残した事はホントに素晴らしい事と思います。

たしかにフェニックスでガーデナーと組んでたら、、20点avgはキツイわね(^^;
パスしないし自分で40点取っちゃうし(笑)。
 
プレーオフセミファイナルは、東京アパッチも試合を行っている代々木第二体育館、及び 札幌のきたえーるで開催されます。

ファイナルは3月20日~26日、東京体育館および代々木第二体育館で開催です。アパッチのホームゲームとも被らないので、私もどっかで見に行こうと思いまする。

プレーオフ詳細はコチラをどんぞ。→ http://www.jbl.or.jp/playoffs/info.html

JBLも公式サイトとか、随分ちゃんとしましたよね!

 
■bjリーグは終盤戦!!

お待たせしました。bjリーグでございやす!!

bjリーグはただ今東西カンファレンス間でインターリーグの真っ最中。

他カンファレンスのチームとは年間2回しか試合が無いので、相手の手の内を探りながらの試合になります。各チームプレーオフ進出に向け本気を出してくるこの時期、番狂わせが続出する順位が動くとっても熱~いインターリーグなのです!

残す試合は今週末を含めて14試合。ここからは1戦たりとも目が離せません!!!
 
 
現在の順位:

□東カンファレンス

 1位 浜松・東三河フェニックス(27勝 11敗)
 2位 東京アパッチ  (24勝 14敗)3.0差
 3位 仙台89ERS  (20勝 18敗)4.0差
 4位 新潟アルビレックスBB (16勝 22敗)4.0差
 
——————–↑プレーオフ進出ライン↑————————
 
 5位 埼玉ブロンコス  (15勝 23敗)1.0差
 6位 富山グラウジーズ (10勝 28敗)5.0差
 
 
□西カンファレンス

 1位 琉球ゴールデンキングス (29勝  9敗)
 2位 高松ファイブアローズ (26勝 12敗)3.0差
 3位 大阪エヴェッサ  (24勝 14敗)2.0差
 4位 ライジング福岡  (16勝 22敗)8.0差
 
——————–↑プレーオフ進出ライン↑————————
 
 5位 滋賀レイクスターズ (14勝 24敗)2.0差
 6位 大分ヒートデビルズ ( 7勝 31敗)7.0差

東カンファレンスの展望:

東地区は浜松・東三河フェニックスがシーズン後半以降安定した強さで首位に君臨している。終盤戦は各チームとも、いかにフェニックスの牙城を崩し、自チームの順位を上げるかが課題。まさにフェニックス包囲網を形成しつつある。

対抗馬の一番手は勿論我らが東京アパッチ。しかしアパッチはフェニックスにここまで1勝5敗と苦杯をなめさせられ続けている。インターリーグ明けの3月27日、28日の直接対決が、終盤戦最大の山場になることは間違いない。アパッチは「東京一丸プロジェクト」を立上げ、ホームのありとあらゆる力を終結して、最強の新入生フェニックスに対抗する動きをみせています。

ちなみに「東京一丸プロジェクト」はチョビッとだけ私も噛ませて頂いてますよ!

これ読んだらみんなで有明コロシアムに集合!!(興味ある人コメント下さいまし~!)

女子学生さんなら無料でご招待。男子学生さんも500円で見れるセヨ~!
張り切ってデートに誘うセヨ~!!

 → 春のキャンパスデー特設ページ http://apache5.com/cd/
 
 
注目は、3位の仙台89ERS。選手登録期日ギリギリになって、なんと先のクリスマスにフェニックスを解雇になった点取り屋、ジョシュ・ペッパーズと契約。エースのボビー・セントプルーに加え、富山から途中移籍のロドニー・ウェブ、昨季得点リーグ2位ジョシュ・ペッパーズを揃えたフォワード陣は圧巻過ぎる~!!
 
実際、仙台はこのインターリーグ戦の初戦で、西の2位高松ファイブアローズに完璧な試合で2連勝しており、ここに来て対フェニックスに燃えているであろうペッパーズの合流、、、、、、波乱の予感がバリバリですな! 

え?波乱の相手は目下2位の東京アパッチだって!?
知るかそんなもん!どっからでもかかってきんさーーーい!!!
手加減宜しく!!

新潟と埼玉のプレーオフ出場争いも目が離せません。今シーズン、怪我人に泣かされどうにも好不調の波が激しい両チーム。しかしここに来て怪我をした選手が相次いで復帰し、やっと戦力が整ってきました。とくに先日埼玉が西の首位、琉球をたったの66得点に抑えて完勝した試合は、bjリーグファンの度肝を抜きましたね!

と、実力伯仲の東地区。まだまだどうなるか分りま千円!!

富山グラウジーズは、いろいろ頑張れ~!!

 
西カンファレンスの展望:
 
前半戦の主役は間違いなく首位 琉球ゴールデンキングスでした。

しかし、終盤戦の西の注目チームは、高松ファイブアローズ。

シーズン前半は昨季最下位だった琉球が開幕から9連勝でロケットスタート。大量リードで逃げ切るかと思われたが、3連覇中の大阪エヴェッサと高松が付かず離れずで追いかける形となった。

しかし高松はオールスター直前の福岡戦で、インサイドの柱、ジョージ・リーチを膝十字靭帯断裂という大怪我で失ってしまう。リバウンド王のゴードン・ジェームス、日本人フォワード菊池の怪我もなかなか回復せず、戦力ダウンで首位争いから一歩交替かと思われた。

が!!

1月にはアメリカでプロ挑戦中だった#10中川和之が帰国&合流。2月には富山のセンター、ババカ・カマラを獲得と、相次いで戦力を補強。
 
さらに、シーズン前半は裏方に徹していたオッサンプレーヤーの星・マット・ギャリソン38歳が、点取り屋として復帰していきなり平均20点超の大活躍。また、なかなかbjのバスケにフィットできずにいた悩める大器、#41高田がついに覚醒し、連日二桁得点の活躍を見せたりと、チーム一丸でリーチの穴を埋め、奇跡の9連勝で一気に首位の座を脅かすところに着けております!

インターリーグを通して首位との3ゲーム差がどう変わるか、目を離しちゃいけませんですわよ!!

不気味なのは3位につけている3連覇の王者、大阪エヴェッサ。今期は大幅に主力が入れ替わったためなかなかチームオフェンスがかみ合わない試合が続いているが、そこは主将 #44 リン”将軍”ワシントンが鬼のような活躍で引っ張ってプレーオフ圏内にとどまっている。

2月には元仙台のキャプテン、ライアン・ブラックウェルと契約。早速平均20点超の活躍を見せている。まだバランスは取れていないようだが、リンとPGナイル・マーリーに偏っていた攻撃の負担を平均化することが出来れば、昨季並みの強さが戻ってくる可能性もある。天日HCの実力主義采配は相変わらず。プレーオフまではじっくりチームを再構成するつもりなのかな?。土壇場の勝ち方をしってるだけに、やはり怖い存在です。去年のファイナルはツライ思い出。。。

プレーオフ出場争いは、ライジング福岡と新加入の滋賀レイクスターズの争いに絞られそう。ディフェンスの福岡と、高さの滋賀。ここまでの直接対決は3勝3敗と全くの五分です。4月中盤に最後の直接対決があるが、そこまで縺れそうな勢い。最後の一枠をめぐる争いは桜が散る頃になってもまだ行方が分らない状況になりそうです。

大分ヒートデビルズは、いろいろ頑張れ~!!

 
 
さーて。

これから架橋に突入する日本バスケ界。
JBLとbjリーグが2年後に統合か!?なんてニュースも飛び交っており、目が離せないでございます。

「NBAに比べると~、、」なんて野暮なこと言ってないで、bjリーグでもJBLでも、どっちでもかまいません、お近くで試合がありましたら、だまされたと思って一度見に行ってみてください。きっと見方が変わると思います。

バスケを見るにはこれからがいい時期です!!
とくに、東京アパッチは春が見ごろ。やっと会場が寒くなくなるから(笑)
 
3月27日、28日は ぜひ有明コロシアムにいらっしゃいな!!
桜も満開でございますよ!!
 

2009/01/23

さあ、みなさん。
1月25日(日)はbjリーグ ALL STAR GAME in 大分ですよ。

まだまだ知名度の低いbjリーグですが、bjリーグなりにオールスターはいるんです!!我らが東京アパッチからはbjリーグの至宝、 #11青木康平と、ジョー・ブライアントHCが出場します。

だまされたと思って無条件降伏して見てみなっせ。
詳細はコチラの特設ページで!

中継もあるでよ。

PCでの生中継 →  bjtv特設ページ 
BSフジ生中継 →  BSフジ特設ページ

++++++++++++++++++++++++++++++++++++ 
 
こんにちわ。バスケと馬鹿とコレステロールの化合物。フィルコです。

まだまだ正月気分を維持しています。
行けるとこまで行ってみようと思います。男の挑戦に俄然注目!
 
 
本誌JUNKSTAGEのスポーツコーナーがバスケだけでなく、「スポーツコーナー」になりましたね。年明けぐらいから?

といっても、相変わらずスポーツニュースで毎日大々的に取り上げられる類の種目はなく、

タンゴ      「タンゴと東京タワー」タンゴダンサー・荻野華一&五十嵐純子
チアリーディング 「チアフルライフ」  ともこ(チア指導者)
カポエィラ    「カポエィラ使いは何でもやる」カポエィリスタ・須田竜太

の3人のライターさんが新たに加わりました。

世間一般には「ダンス」の範疇に入れられてるジャンルかもしれませんが、いろんなレベルはあるにしろ完全にスポーツですよね。

「レスラーとダンサーとだけはケンカするな。死ぬから。」
我が母校に伝わる生きる知恵の口伝です。

ところで、ご新規3つのコラムの中に、「チアリーディング」がありますよね。これバスケ馬鹿としていじらないわけにはいきません。

なぜなら、バスケほどチアリーダーにお世話になってるスポーツも無いから。
先日それを強く感じたことがあり、ちょうど良かったので今日はそんな話。
 
 
■首都圏ダービー

話はいきなりプロバスケbjリーグに飛びます。いつものことです。気にすんな。
先日の1月17日、18日は「首都圏ダービー」でございました。

「首都圏ダービー」ってのは、我が東京アパッチと埼玉ブロンコスの試合の俗称です。bjリーグは今シーズン12チームで開催されているんですが、チームがうまいこと全国にバラけているので、首都圏にあるチームはこの2チームだけなのです。

簡単に経緯を説明すると、2005年のbjリーグファーストシーズン。アパッチとブロンコスはまったくと言っていいほどメディアに取り上げられず、集客に苦労していました。(今でもあんまり変わらないけど)

それで、折角の隣接チーム同士、お互いにもっと憎しみあって、最終的には外国のニュースとかで紹介されるぐらい酷い有様になればいいよね。と一部のブースター同士で勝手に友好親善敵対条約を結び、相乗効果で盛り上げて行こうという動きが始まりました。その時ののりでなんとなくつけた名前が「首都圏ダービー」って訳です。

それがどうしたって?。はい。

実は17日、18日の対戦からその「首都圏ダービー」がbjリーグの公式なイベントとなりまして、両チームのフロントも参加して大々的に盛り上げよう!という事になったんですね。何でもやってみるもんですねぇ。

bjリーグの通常の試合はホーム&アウェイ方式で、試合会場ではホームチーム側の応援しかやりません。ホームチームは演出とブースター(ファン)の全面的な声援を受け、精神的に絶対的有利な立場で試合ができます。逆にアウェイのチームは、360度を敵ブースターのプレッシャーに囲まれ、ろくに選手紹介さえされない中で戦わなければならないのです。ガチアウェイです。

で、今回の首都圏ダービーで、東京VS埼玉の地域対抗戦を演出するために、フロントサイドが繰り出したアイデアがこれ。

「東京アパッチブースター+チアダンスチーム VS 埼玉ブロンコスブースター+チアダンスチーム」の応援合戦方式

ホーム&アウェイのスタイルを崩し、両チームの応援演出をやるというもの。
(その昔の日本リーグではこっちの方がスタンダードだったりしたけどね)

ブロンコスブースターの会員特典を有効にしたり、グッズ販売ブースを東京ホーム内に設けたり、メインゲストとして埼玉西部ライオンズの渡辺久信監督を招いたり、
サッカーじゃ考えられないであろうほどのアウェイ優遇ぶり(笑)

というか、「中立ぎみの東京ホーム戦」といったニュアンスですかね。
次の対戦では、埼玉ホームでこれの逆バージョンをやるってわけです。
 
 
■球際の強さを支えるもの

  
東京アパッチのチアダンスチームは、

ホリプロ所属ダンサー中心の「アパッチダンスチーム」と、
泣く子も黙る日本一のジュニアダンスグループ「ガムQ」

埼玉ブロンコスのダンスチームは、

チーム専属チアチーム「ブロンコスチアリーダーズ」と、
同じく専属キッズダンスチームの「ポニーズ・グリーン」
 
 
東京はどちらかっていうと、チアというよりは演出部隊としてのダンスチーム、という色合いが濃く、埼玉は観客を盛り立ててチームを鼓舞する、チアリーダー的な色が強いダンスチーム、といった感じ。

その辺はチームによってかなり色合いは違います。

まー、またポニーズ・グリーンがほんとにチビッ子ばっかりで和むんだこれが。
首都圏ダービー1戦目は、オーバータイムまで行って試合終了が21時近くになっちゃったんだけど、眠くてぐらぐらしながら一生懸命声援を送ってたらしいです(笑)

という感じで試合は2試合とも終盤までもつれる熱戦で、非常に盛り上がりました。
っつーか俺も疲れた。(1戦目はネット観戦だったのに。)

 試合の詳細はコチラ(私の個人ブログ)でどぞー。暇なら。

  1戦目:http://plaza.rakuten.co.jp/apacheboost/diary/200901190000/
  2戦目:http://plaza.rakuten.co.jp/apacheboost/diary/200901200000/

東京アパッチは、今期好調でずっと東地区の首位を爆走しています。怪我人も殆どなく戦力も充実。誰がコートに出ても遜色なく活躍する選手層の厚さはリーグ1です。手前味噌ですが、間違いなく優勝候補です。

対する埼玉は、シーズンで出しこそ良かったものの、中盤に入ってからは負け越して現在4位。守備はリーグTOPクラスですが、攻撃陣の層が薄くエースのレジーウォーレン頼み。しかもフォワードのダリル・ヘップバーンを放出したばかりでさらに不安がありました。

私は密かに、「首都圏ダービー」とか言っても実力的には東京の圧勝だから、多少の中立的な演出を許したところで勝敗に影響なんか無いんじゃね?とタカをくくってました。

が。

1戦目の蓋をあけたら埼玉の強いこと強いこと。一人一人の気合が尋常でなく、しばらく不調だった寺下や北向といった若手日本人がガンガン攻め込んでくるわ、司令塔の清水タイシローは緩急をつけた嫌~な攻撃してくるわ、エースのレジーはまた上手くなってるし。

ずーっとリードされっぱなしで、最後の最後に城宝神が降りてきてくれたので何とか追いつけましたが、非常にやばかった。

2戦目は2戦目で、出だしから城宝神とヘリコプターが大暴れで一時20点差リードの爆勝ペースだったにも関わらず、4Qで怒涛の追い上げを喰らい、ラスト20秒で3点差まで詰め寄られるという全くの辛勝でした。

東京の調子は、年明けからの4戦と比べてもかなり良かったので、まさに埼玉の力が強かったといえるわけで。

「球際(たまぎわ)に強いor弱い」、という表現を、球技ではたまに使うのですが、この2戦の埼玉は、今シーズンのここまでとくらべて俄然「球際に強い」感じがしました。

支配権がどちらにあるか曖昧な状況のボール(分かりやすいのはルーズボールやリバウンドボールとか)に対して、アタックが強かったり、獲得確率が高かったりすることを「球際に強い」と表現します。どちらかといえばその辺は東京アパッチの専売特許で、そういうとこで遅れをとった試合は、ここ2シーズンはあまり記憶にありません。埼玉は伝統的に「球際に弱い」ところがあり、私はそこがイマイチ突き抜けない原因だと思っていたのですが、今回の埼玉戦、とくに1戦目はやられてしまいました。

この「球際の強さ」どこから来るのかといえば、多分に精神的な強さ、俗に言う「気合い」や「集中力」によるとこが大きいです。競り合いになったとき「あと一歩の踏み出しの速さ」「あと1cmのジャンプ」が出来るかどうかは、レベルが拮抗してる場合なんかとくに「気合い」の有無で決まります。疲労がたまる試合終盤はとくにそうですね。

2戦目終盤の追い上げ時なんかはとくに凄くて、もちろん選手自体の能力もありますが、安直な表現かもしれないですが、やはりブースターとチアの声援が間違いなく「球際の強さ」を選手に与えていたと感じました。

憶測ではありますが、埼玉チアが入らない通常の東京ホームゲームなら、東京アパッチももう少し楽に勝っていたんじゃないかと思います。
 
■チアの存在感
 

スポーツにおいて「華を添える」ぐらいの存在に捉えられがちなチアですが、現場で見ているとその存在の大きさに気付くことが多いです。

これは私が感じてるところですがね、

観客の、チームに対してのスタンスは様々です。コアなブースターのように人生かけてる人もいれば、招待券をもらったんで試しに来てみたという人もいます。当然コアブースターは最初からテンション振り切っちゃってますし、初見のお客さんはおっかなびっくり見始めたりするわけで、温度差は相当あります。

でも、じゃあ試合を通してその入れ込み具合がずっと平行線かというと、やっぱり素晴らしいプレーに心を動かされたり、どっちかのチームに共感して思い入れが生まれたりする瞬間というのが必ず出てきます。
 
そのときに、その感動を投影する対象として、または汲み取って増幅し、選手達に伝えるメッセンジャーとして、チアリーダーがリードするのとしないのとでは、会場全体の「空気感」に天と地ほどの差が出来るんですよね。

チアリーダーがビシっとその辺をコントロールできるチームは、やっぱり客の食いつき、一体感が違いますね。たまーにチアリーダーの方に食いついちゃうお客もいますが(笑)
(オ、オラはやってねーだよ。ほ、ほんとだよ。ちょっとしか。)

「チアフルライフ」のともこさんがご自身のコラムで書いてますが、

「日本では、まだまだダンサーの一部としての認識ですが、アメリカでチアリーダーといえば、学校や地域の代表です。技術を磨くだけではなく、知的で、美しく、明るく、礼儀正しく、ユーモアがあることがチアリーダーである条件なのです。」

って、まさにその通りですね。現場をリードする立場ですからね。

その辺を一番ちゃんと感じてるのは、会場にいるチビッ子たちかもしれません。
どこの会場にも、チアリーダーを羨望の眼差しで見つめて、いちいち振り付けを真似している子供が必ずいます。やっぱり女の子が多いですね。

選手同様チアリーダーも華やかな場で活躍する、子供達の憧れの存在です。
プロスポーツの現場は、選手だけでなくチアリーダーやダンスチームに憧れる子供達の晴れ舞台でもあるんですね。バスケの会場はとくにそうだと思います。

「子供達に夢を与える場を」なんてよく聞く言葉ですが、自分が見ているものがまさにその現場なんだなぁ。と思ったのでした。

ん、やっぱりプロバスケ、無くしちゃいかんな。
ワシも頑張らねば!!
 
 
ところで、アパッチチアの皆さん。

紫アフロを被って大騒ぎしている俺と目が合ったときに、

速攻で顔を伏せるのはなぜですか?
 

2008/11/10

 
 
ブッ

 
 
・・・・あ、失礼(#^-^#)
 
 
本コラムももう1年半書かせて頂いておりますが、屁始まりは初の試み。
 
 
新しいことにチャレンジ!!

CHANGE!! Yes! We Can!!
 
 
ほら、ここんとこ堅い話が続いたからね、リラックスリラックス。

・・・・あいすみません。。。
 

え~。シリーズ「日本バスケとガイジンと~」はひと休みして。
bjリーグ2008-2009の序盤のお話などを(^0^)/
  
開幕で一月弱になるbjリーグ2008-2009シーズンですが、4節8試合(東京・富山は6試合)を終えて、各チームの様子が見えてきました。
 
■東地区は、随分と混沌としたスタートになっておりますの話
 
開幕前は、新規参入(JBLからの転籍)ながら巨大戦力のH2M(浜松・東三河ね。)フェニックスがブッチギリで独走するのでは?と言われていましたが、蓋を開けてみたら、確かに強いのですが勝敗結果で言えば「独走」とまでは行っていないようです。

カオス状態の開幕を迎えた東地区をH2Mフェニックスを軸に書いてみますよ。
 
 
仙台89ERS:
 H2Mに五分、富山にも五分。H2Mにボコられた東京には連敗。しかしH2Mに五分の埼玉には連勝。

新潟アルビレックスBB: 
 東京には五分も埼玉にはボコられ、富山には辛勝も、H2Mには五分。

富山グラウジーズ:
 H2Mに五分の埼玉に惜敗も、仙台に五分。しかし新潟に惜敗。全部接戦。

埼玉ブロンコス:
 
富山に辛勝した後、新潟をボコってH2Mに五分。しかし仙台には連敗。
 
東京アパッチ:
 
新潟に5分、H2Mにはボコられるも仙台には連勝。
 
浜松・東三河フェニックス:
 
仙台に五分、東京をボコるも、埼玉、新潟に五分
 
 
11月10日現在の順位:

1位:H2M 5勝3敗
2位:埼玉  5勝3敗
3位:仙台  4勝4敗
4位:東京  3勝3敗
5位:新潟  4勝4敗
6位:富山  1勝5敗

ま~、今の時期の順位なんて当てになりませんけどね。
 
 
富山がなかなか勝ちを拾えず5敗している他は、六分の星が2チームに、五分の星が3チーム。しかしその富山も10点差以上で負けた試合は1試合のみで、あとは全て接戦です。

独走を期待されたH2Mは、東京をボコった他は勝ったり負けたり。

各チーム「236cmのミンミンがコートにいる間はトランジションゲーム(攻守切替を早くする)をすれば良い。」という、開幕2戦目仙台のファイアーHCの作戦を踏襲して、苦しみながらも五分に持込んでいますね。中村カズHCもいきなり対策されてしまって思うようにミンミンを出せないので、なんだか歯がゆそうです。

オリジナリティ命の我がアパッチは、フェニックス戦に独自の長距離砲特化型チームで挑み、見事に火ダルマになりましたが(^^;

好調なのは埼玉。もともとバランスのいいチームでしたが、今期はいよいよいい感じです。#1タイシローの成長、ルーキー北向の好調、守備・攻撃力とも高いレジー、プロキシーの獲得でベンちゃんの理想とするバスケにかなり近づき結果もついてきてますね。お客さんの入りも好調です。
 
 
さて今期、東地区の中心的存在である新加入のH2M(浜松・東三河)ですが、メンバーはやっぱマジでヤバイです。いやむしろパネェです。

っつーか、パネェ!

OSGフェニックス(JBL1)→浜松・東三河フェニックス(bj)のチーム転籍の過程で、確かに日本代表級の川村、朝山、北郷(引退)など、主力選手を放出せざるを得なかったのですが、では彼らが現主力のガーデナー、ジョシュ、エリス、ザーンに匹敵するかというと、それは流石に現主力に軍配が上がるわけで。去年のホーキンス、エスティルのケンタッキー大コンビも凄かったですけどね(^^;

チームに残った太田、大口は存在感十分ですし、ハイモっち、ホッティーも長いシーズンの中で必ずフィットしてくることでしょう。
 
一番厄介な存在は、中村和雄HCです。はい。

共同石油(現JOMO)の女子部監督として黄金時代を築き(bjtvでもおなじみの原田裕花さんのお師匠)、日本代表監督を経てOSGフェニックス監督に就任。地域リーグから数年で旧JBLスーパーリーグ準優勝にまで導いた伝説の監督。

我が東京アパッチも、先だってのアウェイ戦ではだいぶやられたみたいです。

私は直接見れていないので詳細は分かりませんが、現地に行った方の話を聞く限りでは、選手交代・タイムアウト・指示内容、どれも的確で合理的かつ「ビシッ」と空気を締める、いわゆる名監督のソレだったみたいですね。

bjtvで見てもジョーHCの思いつき大作戦(失礼?)はビシビシ手を打たれてるように見えました(^^;

■みんなで育てるみんなのミンミン

 
今期のbjリーグを象徴する選手は、間違いなくフェニックスのスン・ミンミン(孫明明)でしょう。

play79.jpg
手前の黄色ヘアバンドは我らがニック・デービス205cm

身長236Cm、世界で3番目に背の高い人間にして、世界最大のアスリート。注目度は抜群で、テレビにもガシガシ出まくってますね!
そのたびに新幹線で上京じゃ窮屈でしょうに。お疲れ様です。

動きが遅いのはしょうが無いとしても、やはり236cmってのは脅威です。
高さも確かに凄いのですが、幅と重さで物理的にスペースを占有しまうのが一番の強みですね。まさに壁です。単純な高さだけならアパッチのヘリコ(ジョン・ハンフリー188cm)が跳んだ方がはるかに高いでしょう。

bjリーグにも7フッター(213センチ以上の大型選手)が結構いますが、彼らは普段自分よりあんなにデカイ選手とやることはないので、いい練習になっているんではないでしょうか?(^^)彼らにとってもいい経験です。
映画「ラッシュアワー3」に出演するなどアメリカでも有名人でしたしね。

さて、カズHCは「フェニックスはミンミンのチーム」と言って、ミンミンを中心に攻めるチームを作っています。しかし、実際に試合を見た方は分かると思いますが、お世辞にも中心になるレベルの選手ではないのは明らかです。

実質はマイケル・ガーデーナー&ジョシュ・ペッパーズの元ライジング福岡コンビのチームです。
しかしなぜカズさんは「ミンミンのチーム」と言い張るのか。

私はこんな感じだろうと推測しています。

1.ミンミンを自分の手で、「日本バスケ」の手で育ててNBAに送り込みたい。
2.プロバスケットを多くの人に見てもらうために、注目の的になる選手を中心にしたい。

って、どっかのインタビューで言っていることそのままなんですけどね!
まあ、ホントにそうなんだと思います。

実はカズさん、国際派指導者としても知られていて、高松の初年度にドラフトピックされたヌロ君など、セネガル人留学生が日本でプレーするための道を作ったのは、他でもないカズさんと言われています。

セネガルはアフリカ各国のなかでも特に日本とつながりの深い国で、多くのセネガル人が日本で生活しています。大学時代のチームによく留学生が遊びに来てくれたのですが、身体能力の高さ(というか多彩さ)には呆れる他ないですね。シェイク元気か~?

アンゴラに次ぐアフリカ地区の万年2位ではあるのですが、日本よりははるかに強く、また西アフリカ特有の陽気な国民性がバスケにも生きていて、2006年の世界選手権では予選敗退ながら大変な人気を得ていました。(昨季まで仙台や埼玉でプレーしたママドゥが入ってましたね。)

さてここからは100%推測の話ですよ。

もし私がカズさんだったらこう思うかもしれない。
日本人をNBAに送り出すのは、出来なくはないがとても時間がかかるし、何しろしがらみが邪魔だ。純粋に指導者としてNBA選手を育てるとすれば、素質ある外国人を自分の手で指導して送り込むならば現実的に実行可能なのではないか、と。セネガル人の若い選手を連れてきたのは、もしかしたらそんな思いがあったんでは無かろうかと。

まあ、そうこうしてるうちにbj転籍になり、後のアメリカトライアウトでミンミンと出会ったわけです。
 
言い方は悪いのですが、ミンミンはおそらく中国に半ば捨てられた選手だと思われます。
 
現在中国はバスケットボールを「最も重要な国策スポーツ」として位置づけていて、もう15年以上国を挙げて強化しています。北京オリンピックでは、男子バスケの決勝が大会を通じての大トリ(紅白歌合戦における小林幸子VS美川憲一の位置)になっていた事はご存知でしょうか?

その結果アジアではもう敵なし。すでに3人のNBA選手を輩出しています。国内リーグは大ブームを巻き起こし、ヨーロッパや各国のリーグに派遣されて活躍する選手も数知れずです。

ではミンミンは?といえば2004年を最後に大慶市のCBAチームを出て渡米、NBAのキャンプ、ワークアウトに参加しましたが、健康面の不安もあって良い結果は得られず、2005年以降USBL,ABA,IBLなどの米国内マイナーリーグやメキシコリーグのチームを転々としています。中国代表などナショナルチームでの活動をしてる様子はありません。

バスケを国策として定めている中国が、世界最高身長のバスケ選手(現存の人類でも3番目)であるミンミンを国内に呼び戻すこともせず、流れるままにしているのは、中国の体育局がミンミンを見限ったと考えられるんじゃないでしょうかね。確かなところは分かりませんが。

そんなわけで、川に洗濯に行ったカズ爺さんは、どんぶらこと流されてきた大きな孫(スン)を拾って帰ってきたわけです(笑)。割ったらやっぱり何かでてくるのかな。

動きは遅いものの、アシストパスなども出せるし、戦術理解度やバスケIQは低くないと思います。カズさんは自分の培ってきたノウハウで彼を鍛えなおして「日本発」のNBA選手を作りだそうとしているのかもしれません。

「日本発」のNBA選手輩出となれば、話は浜松・東三河地区におさまりません。日本バスケ界の問題です。いわばミンミンは我々みんなの宝です。
大事に育てて、ぜひ夢のコートに立ってもらいたいですね。

だからカズさん、もっとジョシュやアンディーの出場時間を減らして、
ミンミンの出場時間を増やして下さいね。アンディーなんか生かさず殺さずでストレスを溜めさせるのが一番いいですよ!ガーデナーもボール持ちすぎで疲れるから休ませなきゃ。

さー、各チーム速攻の練習しをしとこうか!

カズさん、ミンミンは皆で育てるけど、試合は簡単に勝てると思っちゃいけませんぜ。この前のプレーオフで、東京のディフェンス重視作戦をこき下ろしてくれた事は忘れてないぞー!!(根に持っている(笑))

新参者に舐められちゃプロじゃやってけないのれす!
 

東地区はフェニックス包囲網で行きますので宜しく。(勝手に。)
 

ちなみに、

   
我らが東京アパッチは先週末の試合がオヤスミで、選手達は座間の米軍でミニキャンプを張りました!

なんだかんだ英語率の高いアパッチなので(チーム公用語は英語ね)、米軍でのキャンプは、日本人選手にとっては追い込める環境だし、アメリカ人選手やアメリカ生活が長いアシュビー(トリニダード・トバコ出身)にとっては、リラックスして練習できる環境なんでしょうね~!

#11青木康平も「日本食が恋しい。」とのコメント。

まだ2日目でしたが(笑)!!

2008/10/22

男には、書かねばならぬことがある。
今日はとてもとても難しい問題に取り組みたいと思います。
 
 
それでは、吟じます。
 
 
 ニュースでbjリーグの特集を見たらしい同僚の女の子から~~~

 別に親しくないけど知り合いでバスケ馬鹿は俺しかいないので連れて行けと言われ~~

 会場で選手やらルールやら一生懸命解説してるのにガン無視されて~~

 イケメン選手にキャ-キャー言っているのでそんなもんかと思っていたら
 帰りの電車で「将来子供にはバスケさせたいな~」とか俺に言ってきたとき~~~
 
 
 なんだか今晩いけそうな気がするぅ~~~~~

 アルと思います (-△-)
 
 
 
 
・・・・えー、、本題です。
 
bjリーグは今期開幕の直前に大きなルール改正を行いました。

「選手の国籍に一切の制限なし」というルールが大きな特徴であったこのリーグですが、開幕の一週間前に下記が発表されました。
 
 
□公式戦ルール変更のお知らせ

 bjリーグでは、2008-2009シーズン 公式戦の開幕にあたり、ルールの変更を行いまし たのでお知らせします。 2008-2009シーズンのルール変更に関しましては、ロンドンオ リンピックを見据えたFIBA(国際バスケットボール連盟)のルール変更をいち早く取り 入れており、また、bjリーグ宣言でもうたっている外国籍選手に関する考え方におい て、現状のレギュラーシーズンでの 選手起用状況を踏まえ、今シーズンより外国籍選 手のコート上のプレイに関し制限を設けます。

 1.アジア地域を除く、外国籍選手はコート上で同時に3人までプレイできることとする
 2.アジア地域を含めた外国籍選手は、コート上で同時に4人までプレイできることとする
  →日本国籍選手が必ず1名はコート上にいることとする

 
 
はい。

俗に言う「オン・ザ・コート~(人)」という外国人選手の出場枠ルールですが、これはもう何十年も前から常にスポーツ界で議論されているネバーエンディング議題ですね。

この問題について、bjリーグでは「競争激化による日本人選手の育成」「高レベルでエンターテイメント性の高い試合の実現」「国際的に開かれたリーグ」を標榜し、「制限なし」という明快な姿勢を打ち出しておったのですが、4シーズン目を数えた今期、満を持して(?)変更に漕ぎ出したワケです。
 
出場枠についていろいろと問題視する声が多いのは確か。
私が目にしたところだとこんな感じです。

「外国人ばかりのチームでは共感できず、地域密着運営にならない。」

「日本のリーグなのに活躍するのは出稼ぎ外人だけ。日本人の活躍が見たい。」

「外国人ばかりだとチームワークがなく、一見派手だがバスケのレベルは低い。」

「日本人選手(特に長身選手)が出場できないので、育成にならない。」

確かに3連覇を成し遂げた大阪エヴェッサは、試合時間の多くが外国人選手4人体制でしたし、昨季のプレーオフでは、ライジング福岡がコート上の5人を全員外国人選手にしたこともなどあり、内外から危惧の声が少なからず起きていました。

またリーグの経営戦略としてアジア圏への進出を推進しているので、やはりより共感を得やすいアジア系選手に多くのチャンスを与えたい、という思惑もあるようです。

以上のような疑問や要望に応える形で今回の変更になったとワタクシはこのプリンのようなつるつる脳みそで推測します。
 
でね、ワタクシとしてプリン脳で思うに、
 
 
制限をかける前にもっとやることがあったんでないの?
と。
 
 
その辺についての私なりの考えを、通常の記事も挟みつつ。
何度かにわけてじっくりと。書こうかなと。

それでは、吟じます。
 
 
「ガイジン」選手に観客が共感できないのは、チーム・リーグ・メディアの怠慢。
  
常々疑問に思っていることがあります。

なんで私達は、外国人選手を「ガイジン」でひとくくりにしてしまうんでしょ。それぞれ違う人格で名前もあって、それぞれの夢や目標、事情や思想を抱え、バスケ選手としての人生を全うすべく、日本で暮らしながらプレーをしているのです。言葉や文化的な背景の違いはあるにせよ、バスケをやる・見る上では、それこそ「人それぞれ」で、これには日本人もアジア人も外国人もへったくれも無いわけですよ。
 
色々異論はあると思いますが、これは「見る側が成熟していない」のが主な原因なんだろ~な~、と私は思うんです。でもこれは今はしょうがないんですよ。なんせ、そういう文化がなかったんだから。

プロ野球もJリーグでも、外国人選手はあくまで「助っ人」で、誤解を恐れずに言うなら、便利に使い分けるオプションパーツのような扱いです。もちろんプロ選手である以上、当たり前っちゃぁ当たり前なのですが、なんていうか「気持ちの繋がり」的なものはどうしても薄いですよね。

しかしながら、例外も多くいるのも確か。

私が思う浮かぶところでは、野球ならバース、クロマティ、ブライアント、ローズ、ペタジーニ、ラミレス、バレンタイン。サッカーならジーコ、リティ、ラモス、アマラオ、ドゥンガ、ブッフバルト、ベンゲル、オシムなどなど、人によってはもっと沢山出るでしょ?

格闘技の世界はもっと成功してます。故アンディ・フグなどは日本人以上に武道人としての共感を得てましたよね。

彼らのように、日本を愛しファンのために尽力してくれた選手や監督として、親しみと尊敬をもって語られる外国人も沢山いるわけです。これはもちろん本人の努力によるところが大きいと思いますが、チームやメディアが積極的にその功績や人となりを伝えた事による成果、という面は無視できないと思います。
動機はともかく、伝える努力なくして彼らがこれほど私達の心に残ることはなかったでしょう。
 
 
翻って、bjリーグにおける外国人選手のばやい~。
 
これまで3シーズン、東京アパッチをはじめbjでプレーや指導をする外国人選手たちを見てきました。中にはホントにナメてて「腰掛け程度に考えてんなコイツ」という選手もいないではありませんでしたが、そんなのは極々少数。言葉が通じなくても雰囲気で分かるし、結局はチームになじめず、実力を出せないまま日本を去ることになるケースが多かったように思います。

多くの選手達は、プロ選手としての生活、つとめをとても大事にしていますし、ブースター(ファン)や地域の人々との良好な関係を築こうと、日本人選手以上に積極的にファンサービスやコミュニケーションに努めてくれます。それは、bjリーグの試合会場やイベント会場、クリニックや地域訪問などの活動で外国人選手達と実際に触れ合えば、たとえ言葉が通じなくても態度や表情ではっきりと伝わってきます。

一度でもそういう触れ合いを経験した人は、外国人選手を「腰掛けの助っ人ガイジン」とは感じられなくなります。ちなみにガッツリ実体験です。
ね、ディーン大好きのOOさん!

彼らは「プロフェッショナル」として大事な事を日本人選手に教えてくれます。多くの若い日本人選手は「体育・教練」としてのバスケ環境で育っています。「プレーを見てもらうことで対価をもらって生きる」という事が、最初はよく理解できていなかったように思います。私自身もそうでしたし。そういう選手達の意識を変えたのも多くは外国人選手たちでした。

たとえば大阪のリン・ワシントンCAP、滋賀のマット・ギャリソン、東京のニック・デービスなどはチームの精神的支柱と言われ、チームの中心として公私にわたってチームをリードし、出身国籍を問わず選手達に慕われる存在です。
 
また、野心ある若い外国人選手たちは、プロとしての将来を掛けていろいろな選択肢からbjリーグを選んで来日しています。少しでも良い成績で注目を集め、(他国のリーグも含め)良い条件でキャリア・アップを図ろうと毎日必死です。
実際、大卒で大阪エヴェッサ入団。3年間プレーし、コートリーダーとしての頭角を現したマット・ロティックは、非常にいい条件でドイツの名門チームに迎えられました。
これはbjリーグや日本バスケ界の国際的評価をぐーーっと高める慶事なのですが、その話は別の章で。

若い日本人選手達は、たとえ出場機会は少なくても、彼らのような熱い外国人選手と共に研鑽を重ねるなかで、大きく意識を変えて信頼関係を築き、結果、心技体とも段違いに成長しています。国籍無制限制での大きな成果は、そういうメンタル面だと思うのですが、その辺もまた別の章で。

問題なのは、そういう実情や、一選手としての外国人選手のことを何も伝えようとしないチーム、リーグ、メディアの姿勢です。
 
マーケティングの世界でも「顧客の親近感=情報発信量」といえば、もう飽きが来るほど言われていることなのに、自チームのHPでさえ彼らの声を満足に伝えているところは殆どありません。機会損失も甚だしい。金額にしてナンボ損してるんでしょ。

勝ち馬にしか乗れない多くの(へぼ)スポーツメディアは、まあ、しょうがないとしても、当のチームやリーグが外国人選手の人となりについて、なぜもっと情報発信しないのか、まったく疑問です。エージェントとの契約に何か制限でも付いてるのでしょうか。これでは宝の持ち腐れが一周回って倍率ドン!さらに倍!

まさか今の状況で「bjリーグは成功した」とでも考えてるんじゃなかろうなぁ。。

日本人スターを育てたい思惑はあるでしょうが、それならそれで、外国人選手にあえてその日本人選手について語らせるとか、いろいろ手法はあるでしょうがホントにもーーーー!!(海外から評価される事に弱い僕達の特性ね。)

広報担当者やその管理者は、JAPAN TIMESの日本バスケ大好き記者、ED ODEVEN氏のツメの垢をせんじて1リットル以上飲め!!
 
いや、もう面倒くさいからツメになれ!!

 
 
「よりよいスポーツ文化の醸成」っぽい事をリーグも、チームも謳っています。
100年ちょっと前にアメリカで生まれ、瞬く間に世界中に広がり今では4億5千万人がプレーしているこのバスケットボールというスポーツ。その世界性を体言している選手達を全く軽視したプロモーションをしといて何が「グローカル」かと、スポーツ文化かと、もうアホかと。
 
 
あ、なんか腹立ってきた。

やだ!!もう言っちゃう!!言っちゃうよ~~!!!
 
 
 
なかでも酷いと思うのは、埼玉ブロンコスのデビット・ベンワーHCの扱いです。

ベンワーHCは、現在日本バスケ界で活動するバスケ関係者の中で、ダントツというべき輝かしい経歴を持つ、素晴らしいバスケットマンです。

1991-1996 NBA ユタ・ジャズのスタメンSFとして活躍
1997-1998 NBA ニュージャージー・ネッツ,オーランド・マジック
1998-1999 イスラエル マッカビ・テルアビブ(ユーロリーグの超強豪)
2000-2001 NBA ユタ・ジャズ
2002-2003 CBA(中国) 上海シャークスで優勝(現NBAのヤオ・ミンと一緒)
2003-2004 JBL 日立サン・ロッカーズ

2005-2007 BJ 埼玉ブロンコス
2007-現在 BJ 埼玉ブロンコスHC

1991-1996のNBAといえば、マイケル・ジョーダンの全盛期にあたり、超人的なガード選手が勢ぞろいだった時代。そんな激戦区のSFとして6シーズンに渡りスタメンを張り続け、その全シーズンでプレーオフに出場、1992年には地区優勝を果たしています。
(2000年にジャズに復帰した年も地区優勝をしていますが、そのときはスタメンではありませんでした。)

私はその頃LAレイカーズ大好きっ子ちゃん。シカゴ・ブルズがあまり好きではなく、どちらかと言えばプレーの参考になるユタ・ジャズ寄り(キャップもTシャツも持ってた)だったので、いつもジョーダンとマッチアップするベンちゃんを応援してました。けっこう互角にやってたと思います。

当時のチームメイト、ジョン=ストックトンカール・マローンは、共にバスケ殿堂に名を連ねている伝説的な名選手。少し前のNBAファンにとっては、神の位置にいる選手です。1992年のバルセロナ五輪で初代ドリームチームのメンバーでしたから、バスケファンならずとも名前を聞いたことがあるという方は多いと思います。

その後ユーロリーグの超強豪、マッカビ・テルアビブや、中国の上海シャークスでチームを優勝に導き、1年間のNBA復帰後、JBLの日立入団で初来日。

翌シーズンより、新たに誕生したbjリーグの埼玉ブロンコスに選手として入団して初期のブロンコスを牽引、アキレス腱を断裂し一時は選手生命が危ぶまれたが、AC兼任として見事に選手復帰。2006-2007シーズンを最後に現役を引退。

2007-2008シーズンより同埼玉ブロンコスのHCに就任。シーズン後半にユタ・ジャズの戦術をベースにしたベンワースタイルが確立すると、東地区の台風の目として次々と上位陣を撃破。結果として我が東京アパッチのシーズン2位上昇の援護射撃になったこともあって、本当にありがとうベンちゃん。

まあ凄い経歴です。匹敵するのはウチのジョーHCぐらいです。
時代がちょっと上ですがね。

しかし私はベンワーHCの経歴が凄いから素晴らしい、と言っているのではありません。彼が凄いのは、これだけの経歴を持ちながら「日本に(埼玉に、もしくは所沢に)バスケ文化を定着させる」という使命感を持って自ら率先して活動しているところです。

2005年、シーズン開始まもなくアキレス腱を断裂し、ベンワーはそのシーズンの活動を断念せざるを得なくなりました。しかしチームは彼を解雇せず、また彼も即日手術を強行して、なんと次の試合からベンチに座っていたのです。

外国人選手の場合、大きな怪我をしたときは母国に帰ってゆっくり治療するのが普通なんですが、彼は帰りませんでした。ホームもアウェイもずっと帯同してベンチに座り、自分の怪我で窮状に立たされたチームを鼓舞し続けました。

そしてなんと、彼はそのシーズンオフも殆ど母国に帰らず日本に留まったのです!
小さな地域イベントにも(松葉杖で!)顔を出してチームやリーグの周知活動に尽力していました。地元の人々と交流を続け(いつだか日記見たら畑仕事手伝ってたな~)、地元でクリニックを開催したり。バスケ人として、世話になったチームや地域に貢献する姿に感動しました。

今オフも、6月末~7月頭のラスベガストライアウトで選手のスカウティングを終えるとすぐに来日。7月に長野で行われたbj主催のバスケットボールキャンプでHCを勤め、地元の小学生からプロ選手までの指導に当たっていました。
 
こんな素晴らしい人なのです。ベンワーHCという人は。
 
有明や他のバスケイベントでもしょっちゅう見かけます。(でかいし、いつも特徴あるアフリカ風のジャケット?を着ているので目立つ。)声をかけると気さくに応えてくれます。

他にも、滋賀のピアスHCはアメリカ人ながら日本バスケのために長く尽力してくれている方ですし、日本代表歴も長い元アイシン・シーホースの帰化選手マッカーサー・エリックや、ワイス団も日本のバスケに多大な恩恵を与えてくれました。

しかし、ベンワーHCのように、NBAで栄華を極めた選手がここまでチームや日本のバスケ、この国そのものを愛し、力を尽くしてくれているなんて、考えられますか?

埼玉の人はベンワーHCを「ベンちゃん」と呼びます。ブロンコスに入団して最初の試合、選手紹介のときに、球団代表を通して、自分から「ベンちゃん」と気軽に呼んでほしい。と観客に言ったそうです。

こんな凄い経歴を持ち、人格的にも貢献度的にもこれ以上ないほど素晴らしい選手が、2007年に埼玉で選手生活を終え、埼玉で指導者になりました。

それについて、ブロンコスならびにbjリーグは、何かしらのアナウンスをしたのでしょうか。ささやかでもいいからセレモニーの一つもやったのでしょうか。ブースター個人個人だけではなく、リーグとして感謝の言葉を伝えたのでしょうか。

日本人選手の扱いが低い?ガイジンにばかり高い給料を払っている?

私の心情から暴言させてもらえば、バスケット選手として、一人の人間として、最大の尊敬に値する選手を正当に評価ができないような、貧相な文化しか持たないリーグやファンが、日本人選手に対して、いったいどれだけ正当な評価を与えられられるというのでしょうか。

まずはそういった文化を身につけ、フェアな目で選手全体を見ることができて、初めて日本人だ外国人だという区別の話が始まると思うんです。

実際に会場で選手達と触れ合う機会が多い積極的なブースターの間では、そういうフェアな文化が生まれつつありました。日本人だろうが外国人だろうが、地元人だろうが県外人だろうが、自分の愛する地域やチームのために、目標を一つにして一緒に闘い、一緒に楽しい時間を共有する仲間である、という認識が生まれつつあったのです。

まだその観点が「ごく一部に芽生えた」という段階で制限に踏み切ったというのは、非常に残念で勿体無いことです。っていうかリーグの目指す方向について自ら進路を崩したようなもんでしょう。

これは「極論」ですが、この段階で制限を加えたってことは、外国人選手を一般選手ではなく「外様の助っ人」、日本人選手を「保護対象」として正式に規定した、ということをブースターや世間に宣言したに等しく、チームごと(地域ごと)の思想による多様なチーム作りを否定し、今後はリーグ主導の画一的な体制を押し付ける、と受取ることもできます。

もちろんそこまでの事を言うつもりは無いんでしょうけど、もしそうだとしたら、ベンちゃんや、ウチのジョーHCや新潟の廣瀬HCが、リーグの理念に沿って、それぞれに苦心して、「日本人選手を育成しつつ魅せて勝つ」という新しい「プロ」の日本のバスケを作りつつあるのに、、、それを当のリーグが否定したというわけですよ。
 
 
「バスケ選手」ではなく「日本人選手」としか共感できないバスケファンが集まる会場って、、、。

河内さんホントにそんなリーグの姿を望んでるんですか?
 
「ファンを育てる」って、自分で言ってませんでしたか?

それとも、しょせん我々には無理って思ったんですか?

 
 
次回は、

■チームは規定ではなく思想で作るべき。ベッキーは割と好き。
 
でお送りしまっ酢。
 
<追記:上記の記事内容に関するお詫び 08年11月8日>

本エントリーで、埼玉ブロンコスのデビット・ベンワーHCの現役引退に際し、
チーム、リーグからセレモニー等で敬意を表したのかYO!!と強く疑問を投げかけたのですが、心ある方から情報を頂きまして「bjリーグ及び埼玉ブロンコスは引退セレニーを企画したが、ベンワーHCご本人が固辞した。」のが真相だそうです。

誤った認識で批判的な記事を書き、bjリーグ、埼玉ブロンコス殿ならびに関係者の皆様・埼玉ブースターの心象を害しましたことを、深くお詫び致します。

また、記事内容に付きましては、本謝罪文を掲示することで謝意を表することとし、内容の修正は致しません。(己のアホさ加減を晒すの意です。)

そして、改めてベンワーHCの人柄に敬意を表すものであります。
カッコいいぜベンちゃん。。
 

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