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3月11日 金曜日、14時46分
宮城県を中心に大きな地震が発生しました。震度は最大で7。
エネルギーの強さでは、観測史上最大のマグニチュード8.8。
阪神大震災の178倍の大きさだそうです。
被災地には、私の家族、友人、同僚、大切な人が住んでいます。
大きな被害を被った仙台には、bjリーグの仙台89ERSの本拠地であり、選手・スタッフ、沢山のブースターの皆さんが住んでいます。
発生当日はメールも電話もつながらず、交通機能がマヒした都内をさ迷いながら、大切な人々の安否も分からず、津波の映像を見たときは心臓が潰される思いでした。
夜にかけてポツポツとメールが帰ってきて、なんとか無事が確認できましたが、津波、火災、避難生活など、地震災害はこれからが大変なんです。
今すぐ飛んで行きたい気持ちでいっぱいですが、
現地の交通が麻痺した現状ではそれもままなりません。
今はとにかく、被災地以外の人間が出来ることを考え、書きます!
■悲観せず!元気よく!負けてやらない!!
大変なのは、間違いなく被災した人々です。悲しくなるニュースが沢山流れます。身内が被災した方は打ち砕かれるようなニュースもあります。しかし、それで私達がショボンとしてしまったのでは誰も救われない!
何をするにも、悲観せず!元気よく!災害に負けてやらないこと!!
まずはコレが一番大事!!
■節電!!節電!!
今回の地震では、太平洋沿岸の原発、火力発電所が被災しています。はっきり言って電力不足です。これから被災地に徐々に電力が復帰していくにつれ、確実に電力が不足します。全国の発電所は、送電路を開放してカバーしますが、送電元で電力を使いすぎるとそれもままなりません。
全国で節電をお願いします!!
1.エアコンは使用しないで下さい。
2.照明はこまめに消してください。
3.使用していない電気機器は、コンセントを抜いてください。
4.使用していない部屋や設備は、ブレーカを落としてください。
5.店舗の電光看板は最低限にして下さい。
遠いところに住んでる方も、電力網はつながっています。
もし被災地に対してお気持ちを持っていただけるなら、まずは節電を宜しくお願いします。
■自分自身の避難準備!
今回の地震は、大変広い範囲に被害が及んでいます。
使う使わないに関わらず、イザというときのための準備をしておくと、不安が和らぐことで自分が落ち着き、正しい判断が出来るようになります。
最低限でよいので、避難準備を!
■隣の人と声を掛け合うこと!
今回のことで、大きな災害時には携帯、メールは正常に機能しなくなることが実感できたと思います。隣近所の人と声を掛け合って、イザというときには、少しでも自分達のことは自分達でできるようにネットワークを確認しましょう。
■義援金寄付・支援物資の準備
じきにに各地で義援金の募集と被災地への支援物資送付事業がスタートします。少しでもかまわないので、まずは義援金の寄付をお願いします。そして、よかったら支援物資を送りましょう。それぞれの自治体やコミュニティのニュースによく注意して、喜ばれるものを送って下さい。困るものは送らないようにしましょう。
【食料】
喜ばれるもの:飲料水、カップ麺、お湯だけで作れるレトルト食品、乳児用粉ミルク、哺乳瓶
困るもの:野菜や魚などのなまもの、アイス、電子レンジで調理しなければならないもの、消費期限切れ食品
【衛生用品】
喜ばれるもの:おむつ、生理用品、歯磨き、石けん、タオル、トイレットペーパー、ウエットティッシュ、マスク、水を使わないシャンプー、
【その他】
喜ばれるもの:マスク、新品の肌着や衣類、使い捨てカイロ
困るもの:古着(古着は誰も貰いません、ゴミになるだけです)、家でかきあつめたようなこざこざ、趣味で作った装飾品、絵画など。
注)医薬品はダメです。医薬品は医師や薬剤師がいないと配れません。
■大切なひとのために出来ること
私は高層ビルの中層階で地震に遭遇しました。
大きな揺れに生きた心地がしませんでしたが、安全確認ができるまで建物の外にでることは出来ず、電話もメールもまったくつながらず、情報源をシャットアウトされた状態で待たなければいけなかったことが何より辛かった。
いつ来るか分からない余震に戦々恐々とする中、ビルの管理部からアナウンス。
「宮城県で震度7の地震発生。東北各地に甚大な被害が出ている。」
電話もメールもつながらない。部屋からは出られない。
もれ聞こえる「被災地」には、家族、友人、同僚、大切な人が住んでるんだよ!
必死でメールを打ってみるが送信できない。たまに送信出来ても反応はない。
不安がるお客様にかろうじて笑顔で応対しながら、押しつぶされるような不安に襲われました。
ビルの安全管理が解け、夜中に電車が動きだして、自宅に帰りに着いたのは朝の5時半。それからやっとニュースを見て、被害の大きさに正直打ちひしがれました。
が、ここでそんな事に自分が負けたら何も始らない!
被災地に大切な人が住んでいる方。ブースター仲間の皆さん。
出来ることは、まずは自分がしっかりとすることです。元気を出すことです。
まずはあなたのエネルギーから送りましょう!
それだけでも、現実に戦っている人の大きな生きる力になるよ!
胸の痛くなるニュースに負けるな!
みんなで戦おう!!災害になんか負けてたまるかよ!!
■エドさんのメッセージ
少しだけ時間が出来てbjリーグ関係のブログを読み漁っていたら、大阪エヴェッサブースターであり論客として有名なWolfyさんが、あるJapanTimesの記事を取り上げていました。
その記事の著者は、日本一のアメリカ人日本バスケ馬鹿。(分かる?)
JapanTimes誌のバスケ担当記者 ED ODEVEN(エド・オデバン)さん。
そのコラム:Time for bj-league to take stock, make necessary changes
http://search.japantimes.co.jp/cgi-bin/sp20090219eo.html
「bjリーグはじっくり考えて、必要な変化をする時です」・・・的な意味だと思う。
多分。。どうでしょう?しばコ○ラさん。え?甘えすぎ?(-▽-;)
エドさんは、長年JapanTimesで、主にNBAと日本国内のバスケ記事を書いている記者さんで、よくアパッチの試合会場にいます。bjリーグの誕生時(つまり今よりもさらに注目度が低かった時代)からずっーと魂のこもった熱い記事を書き続けてくれているド近眼の神様です。彼の記事はいつも頑張って読める分だけ読んでます。4割ぐらい。
唯一、東京アパッチを大きく取り上げてくれる全国紙が英文紙という現実(^^;)。
詳しい内容については、Wolfyさんがバッチリ対訳してまとめてくださってますので、
ぜひぜひそちらを~。
Wolfyさんの記事 http://evess.net/?p=2227
え?無責任?(-▽-;)
エ゛~。。じゃ間違ってる可能性120%な超ニュアンス違訳の概略で。
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□bjリーグは、プロ野球とサッカーに並ぶ地位を得るためにやらなきゃいかんことがある。
アパッチのジョーHC、埼玉のベンワーHC、福岡のニューマンHCコーチという、NBAキャリアのあるスゲー人が3人も監督してて、それって凄いことなのに誰も知らない。ていうか、都内に住む日本人や外国人ですら、世界有数の大都市東京のプロバスケチームが存在することを誰も知らないのだ。
すぐに3人をフューチャーしたテレビCMを作って、主要なチャンネルでリーグのCMを流しまくって欲しい。新聞にも広告出さなきゃ!!っつーかシーズン前にやってくれよ。
bjリーグは野球やサッカーと同じように、もっともっと報われるだけの価値があります。
□各チーム、シーズン半ばで登録選手を動かしすぎ。
浜松・東三河フェニックスのジョシュ・ペッパーズ、アンディ・エリス。彼らは昨季の総得点数1位と2位のリーグを代表的するスター選手だし、大阪のニック・ダヴィッツは、昨季、仙台89ERSの快進撃の原動力となった非常に優れたオールラウンダー。後半戦にきっと良い働きをする選手なはずなのに、彼らはもうリーグにいない。
怪我したからってすぐ切るのはどうにかならないのか。一時的に故障者リスト(予備選手リスト)に載せて、解雇せずに救済するなどの仕組みは出来ないものか。彼らの生活をどうするのか。
□ペッパーズが解雇の翌日にメールをくれた。(クリスマスの日です。。(泣)。)
「昨夜(チーム)を放出されて今日もまだショックです。コーチやスタッフから不当に扱われた、などとは言わないけど、この判断はいい事ではないと思う。」
「外国人選手が、シーズンを通してプレーするため、組織の一員でありつづけたいと思っても難しい。」
「チームのトップ選手でさえ、何も約束されていない。」
大阪のニック・ダヴィッツも怪我したら速攻で放出され、結局ハンガリーに移籍。
あまりに頻繁な選手の移籍はビジネス的にもよろしくないね。
□選手が途中で入れ替わりすぎてワケが分からん
bjリーグ広報のエジマさんが、選手の登録期限は3月13日までだから規定上は問題ないけど、確かにカオス状態で我々も追っかけるのが大変。開幕のときとロスターが変わりすぎて選手名鑑が役に立たない。と言っていた。
でもソレを追っかけてカオスを最小限に留めるのって、リーグの仕事だ。
□経営が苦しいならば、中心選手を放出したりするのではなく、資金調達をもっと頑張るか、チームをたたむか、どっちかだ。単純なことだ。
富山グラウジーズは大黒柱のババカ・カマラを放出し、彼は高松ファイブアローズと契約した。富山は過去2シーズンとも弱かったんだから、本来は補強しなきゃいけないのに。
□選手登録のシステムを改善しなきゃだめ。今のモデルは失敗です。
bjリーグの首脳陣は、選手登録についてリーグ全体をもっと長い目で注意深く監視しなければいけない。
□選手会(組合)を作るべし。
将来選手にもリーグにも助けになる。何人かの選手は、契約やコンディション、移動について話せるところがないと言っていた。リーグはこれからまだまだ拡大するんだから、選手会があったほうがリーグが良くなる。
□bjリーグのために、今が変わらなきゃいけない時。
全部が全部NBAみたいにって言ってるわけじゃないけど、今の状態はまさに「マイナーリーグ」って呼ばれてた1960年代のNBAみたい。でもNBAは良くなったし、どうして良くなったのか我々は知っている。bjもきっとできる。
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こんな感じ。。。なのか?(^^;
ん~。エドさん、さてはオバマ大統領に感化されたな?(笑)
でも痛烈な苦言ですね。ズバズバ的を得ている。
そして何より、bjリーグに対する愛に満ちているから心に響く。
さすがエドさん。ありがとうエドさん。今一番会って飲みたい人No.1です。
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えー。業務連絡、業務連絡。
JUNK本部、JUNK本部、対談セッティング願います。通訳もよろしく。
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ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、この国のテレビや広告や出版の世界では、バスケ関係は大コケ必死の「タブー」となっていまして、大手ほど相手にしてくれません。
(そして東京のメディアはすべからく大手。)
テレビCMのことや富山グラウジーズの経営環境についてなど、日本バスケ特有の事情をよく知らずに厳しい事を書いてる節もあるようですが、基本的には「仰るとおりでごぜーます」って感じです。(ま、アメリカにおけるバスケの地位の感覚からしたら信じられんだろうな~。ただ、知っててあえて叱咤激励してるような気もしたりする。)
まさに愛情をもっての批判。これがスポーツジャーナリズムか。
よ~く目をひんむいて読みやがれ!提灯エセスポーツ記者ども!!
あ、でも最近はだんだんバスケの扱いよくなってきたね!
その調子でよろしく!うふ。(どっちだよ!)
■フィルコの本音
いい機会なので本音で書いちゃおう。
他チームを貶めるつもりで書くのではありませんので、冷静に読んでいただきたいのですが、、
実は、浜松・東三河フェニックスのジョシュ、アンディ、(あとアダム・ザーン)の突然の解雇には、ワタクシ、ものゴッツイ違和感を持っていました。bjtvで中村和雄HCご本人が仰ってるとおり、これはbjリーグの実力を軽視していたことを改め、すぐさま体制を建て直すために選手入れ替えを断行した結果である、ということは承知しています。だって俺カズさん尊敬してますし。
でもね。この処置はどーしても好きになれない。
アンディー・エリス、マイケル・ガーデナー(現エース)、中村HCの3人は、いずれもクセが強過ぎて1対1対1でぶつかるのは容易に想像がつきます(笑)。236cmだけど動きは微妙なスン・ミンミンを、無理やり中心選手にしようとした件もあるし。ジョシュも確かに彼自信の飛びぬけたオフェンス能力に比べれば、ディフェンスが弱すぎるってのもわかります。
でも、ディフェンスを重視した局面では陳や堀田と交代すればフォローできる事だし、そうやって日本人選手もシーズンの中で強化されていくわけでしょう?代表経験のある太田が普通に出場できるようになったのも、ほんの最近のこと。
先日のbjtv中村語録で、堀田が3Pシュートを決めた瞬間「彼の子供の顔が浮かんで、結果が出て良かった。と思った。」と仰ってますが、じゃあアンディやジョシュはいいのか?彼らはアメリカの超名門大学出身で、どこの国でもやってけるからOKという理屈なのかな。確かにそうかもしれないけど、でもやっぱりスッキリせんのよ。
ライジング福岡のニューマンHCみたいに「戦力にならんからカット」という鬼のようなやり方とも違う。これはある意味「ふるい落とす機関としての下部リーグ」のチーム運営に徹しているので、一つの方針として筋は通っていて腑には落ちるんです。
フェニックスの件は、どうも外国人選手の人格が軽視される、日本バスケ界の風潮が反映されているように感じて、なんともいたたまれないのです。
■アパッチはぶつかり合って成長してきたので
私は、東京アパッチがチームとしてバラバラだった状態から、少しずつ少しずつお互いの信頼関係を築きあげ、やっとの思いでチームになった経緯を見てきました。
エースのヘリコプターは、合流当初はコート上の日本人選手を全く信頼してなかったし、ジョーHCも(今思えば)無理難題を選手に押し付けて、自分は試合を投げっぱなしにすることも沢山あったし、日本人選手には「プロ」がなかなか分からない選手もいたし、外国人選手とのコミュニケーションも取れない選手も多かったし、ホームシックに悩んだ外国人選手もいたし、マジで日本バスケを舐めている選手もいたし、ベーカーは「バスケが下手な黒人もいるんだなァ」と感心してしまう程ヘタだったし、フロントは毎年入れ替わって一貫性ないし、ホームのブースターはシーンと静まり返って寒かったし、MCは空回りしてたし。
でもチームが好きだから、選手もフロントもMCもブースターも、皆それぞれにぶつかり会いながら、根気強く話し合う中で少しずつ信頼を築いて、3シーズンかかってやっと「チーム」になった。それを実感してきました。だからこのチームが益々好きになったし、こんなおかしなチームが存在できるbjリーグがとても好きで、発足してくれたことにとても感謝しているのです。
なので、チームの方針転換だからと簡単に主力の首をすげ替えて、はい最強チームで何連勝でございますと言われても、ビジネスとしては正解かもしれないが、正直に言って私は何のシンパシーも感じることが出来ない。
「どんな手を使ってでもファイナルに行く」というbj参戦時の言葉の結果がこれならば、プロチームの運営のキモ履き違えているのかと思ってしまいます。「スポーツこそ、感動を与え、社会を変え、地域を元気をする素晴らしいものだ。」という氏の信念の言葉まで、私にはすこし軽く聞こえてしまいます。(実際は何十年という氏の経験からの重い言葉であり、そんな事は決してないのは分っているのですが。)
プロリーグを整備して行く上で、選手の権利を守る選手会や、セカンドキャリアを支援する仕組みは整備されるでしょう。実際チームによってはすでに動き始めています。(資金が無いので目だってないですが。。)
大事なのは、チームとファンがバスケで共感して一つになることで、チームが地域のアイデンティティや「誇り」の寄りシロになること。そうなるように努力すること。それが地域密着の大原則だと私は思います。ただ勝てばいいのだったらそれこそ一時期の巨人戦だけ見てればいいじゃない、となる。bjリーグの理念とは真逆だし、少なくとも私はそういうのは御免です。(元近鉄の石井が飼い殺しにされたのでアンチ巨人。)
■デミオン・ベーカーという選手
東京アパッチは首都のチームのくせにいろいろとアホではありますが、幸せなことに、少なくとも情の無い事だけはしていません。
髭ボーズや、タトゥーや、ロン毛の選手だらけでガラは良くないし、そもそも順当な「バスケエリート」は一人もいません。しかしながら、去年のファイナルに進出し、負けはしましたが米NCAAエリートぞろいの大阪エヴェッサと堂々と渡り合い、今年も主力の怪我で連敗があった他はしっかり強くて、現在東地区2位です。(首位、浜松とは1ゲーム差)
日本人、外国人関係なく、選手一人一人が成長することで苦労して手に入れた強さだから、いつ何時も胸を張って「ウチは強い」と言えます。試合に共感できるなら、たとえ負けたって応援できるし十二分に感動もできる。それに文句だって遠慮なくつけられるというものです。
キャプテンが試合中にベンチ裏で寝っころがってても、大黒柱ニックが「肉」って書いたハチマキをしたままTIP-OFFに飛ぼうとして審判に咎められても、ティッゾ・ジュニアとティッゾ・ワイフが神聖な選手ベンチに座っていても、エースがケーブルテレビ番組リポーターのさっこ嬢と写真を撮るときには必ず肩か腰に手を回しても、、、信頼があるからオールOKなのです。
っつーか、むしろそのぐらいのネタをやってくれないと満足できない体になってしまった(笑)。
とはいえ、アパッチもオールスター後に一人選手を獲得しました。
でも新戦力であって、新戦力ではない。デミオン・ベーカーは再々再々合流なのです。
彼は東京アパッチの象徴のような選手。
オフシーズンはケーキ職人という顔を持っているベーカー。今までの4シーズン全て所属はしてはいるものの、仕事の都合やチームの台所事情もあって、3年目以外は全てリーグ戦後半からの合流です。
最初の年は「リーグ1のヘボ外人」と呼ばれていて、実際、冗談抜きで下手でした。おまけに身長193cmとインサイドの選手としては小さな体(2M越えが当たり前)。それでも鍛えに鍛えた鋼の上半身と、不屈の精神力で、俗に「ゴミひろい」と呼ばれるリバウンドやルーズボール、スクリーンプレーの壁役など、体を張ったプレーを愚直に頑張ってくれるのです。
小さな体をカバーするため、時にダーティーな技も使うので他のチームや審判からは結構嫌われます。そういう意味で、彼もまた決して真っ当なヒーローではないのでしょう。
しかし、彼は必死で努力して年々上達し、昨季にはついにフィールドゴール成功率リーグ1位のタイトルを獲得。エドさんのJapanTimes誌が選ぶ「最も上達した選手」にも選出されるなど、ファイナル進出の、まさに屋台骨になってくれました。
いつでも明るくて、負けると暗くなりがちなベンチをいつも盛り上げています。エースのヘリコプターとは大の仲良しで、2人を一緒にするとずっと子供みたいにキャイキャイはしゃぐので非常にウルサイ(笑)。
地域の学校訪問では、言葉もよく分らんくせに積極的に子供達に触れ合い、何故か給食係を買って出たり。割烹着が異常に似合うのはさすがケーキ職人か(笑)
今シーズンは、先日の富山戦からの参戦となったが、全くブランクを感じさせない大活躍でチームの連勝の大いに貢献してくれました。チームに呼ばれることを信じて、ずっと走りこみを続けていたそうです。何より明るくチーム鼓舞するムードメーカーの復帰に、会場中のブースターが「お帰り!!ドレー!!」と湧き上がりました。 (※ドレー = ベーカーの愛称)
富山戦2戦目のあと、有明コロシアム近くのホテルで、ブースタークラブ会員限定のパーティーが開かれました。俺は行けなかったけどね(T△T)。。
その場所で、超ご機嫌で下手なラップを歌い続け、仲良しのヘリコにまでウザがられていたらしいベーカーが、パーティーの帰りに青木康平選手に言った言葉です。
#11 青木康平ブログより抜粋
「今シーズンは絶対に優勝するぞ!絶対にだ!昨シーズンはお前も痛い思いをしただろ。俺も、みんな一緒だ。そのためには、お前が必要なんだ。みんなが必要なんだ。絶対に優勝するぞ!!」
東京アパッチが優勝するための、最後のワンピースが揃いました。
敵からは誰よりも嫌われ、味方からは誰よりも愛されるベーカー一流でもヒーローでもないけど、チームもブースターも彼を愛し、彼もまたチームやブースターを愛し、天性の明るさと愚直な努力でチームを一つにする男。
我がチームが、そういう選手を大事にするチームであることを、とても誇らしく思います。
シーズンではフェニックスに勝つのは難しいかもしれない。
しかしプレーオフでは、どこよりも一丸になったチームが頂点に立つんです。
そのチームこそ、東京アパッチ。
東京一丸。
えっへん。
ところでエドさん。記事の中でほんとによくアパッチを褒めてくれるんですが、、
本当は足立区あたり出身の「江戸さん」なんじゃないかと、
最近疑っている。
北半球のお正月は冬です。南半球のお正月は夏です。不思議です。
そんな地球のお正月、皆様いかがお過ごしになりましたでしょうか?
新年あけましておめでとうございます。
本年も宜しくお願い致します。
やっと始動です。 bjリーグも正月休暇を終えて再開しました!
我らが東京アパッチは早速1月5日(土)、6日(日)と2連戦を新潟で戦ってきましてね、
「新潟アルビレックスBB」と。。ええ、はい。見事な連敗でした。
GAME1: 新潟 100 VS 85 東京
新潟のベテラン勢にウマ~くコントロールされ、カッカしちゃって自滅敗戦。 ジョーHCが審判への執拗な抗議で退場するという、テレビ的にはオイシイおまけ付き。 そんなんイランのじゃぁ!!
GAME2: 新潟 89 VS 80 東京
167cmの青木康平が31得点の大奮闘を見せるも、 絶対的エース、ジョン”ヘリコプター”ハンフリーが大ブレーキで機能せず。 息詰まる接戦だったが、第4Qでまたも新潟ベテラン勢にヒネられ突き放される。 惜しかったけど、完全なヘタレ負けじゃブビビビビビー!
はぁーい!JUNKSTAGEファンの良い子はもう分かったかな~!?
本誌の人気ライター、後援会員さんのコラム「FROM新潟」でも、鋭く、それでいて愛のあるレポートでお送りされている一戦のお話でございます。
いや~、氏のコラムはいつ読んでもホントに勉強になりますけれど悔しいぃぃぃ。。
かつて氏は、アルビBBファンを中心に絶大な人気を誇ったバスケブログを書かれていて、かく言う私もbjリーグ創立当初から愛読させて頂いておりまして、JUNKでも如何なく発揮されているその的確かつ気さくな文章に、私はいつもいつも感嘆するばかりなのですけれど悔しいぃぃぃ。。
なにげにアパッチに少し気を使って書かれていているようにも感じ、(たぶん考え過ぎですが)なんだかワケの分からん焦燥感に駆られておる33歳の冬であります。
とにかくこれで東京と新潟はゲーム差なしの東カンファレンス2位と3位。優勝を決めるプレーオフには、1位のチームは無条件で出場。2位と3位のチームはワイルドカードゲームで出場権を争います。
はい。完全にデッドヒートに突入です。
東京アパッチは、何が飛び出るか分からない「お祭りビックリバスケ」が身上。
新潟アルビBBは、実直に守り、実直に攻める「質実剛健バスケ」が身上。
バスケ文化が水と油のようにかけ離れた両チーム。プレーオフ出場をかけて血で血を洗う争いになりそうな予感がビンビン物語です。ちなみに血で血を洗っても落ちません。無論、油も落ちませんので、血のご利用方法には十分注意して下さい。
ところで、そんな両チームの強烈ブースターを同じ屋根の下で飼っているこのJUNKSTAGE。
いったい私たちをどうするつもりなのか。
俺は、俺は、、試合の度にこうやってたまらずイジッてしまいそうです。
彼は私の事どう思ってるのかしら、、ってか読んでくれてるのかしら。
「バスケ馬鹿」という確かな絆で繋がっているのに、応援するチームが違うばかりに素直になれないワ・タ・シ。
アルビBBのことは、bj創設ばかりか、日本バスケの未来を築いた奇跡のチームとして、心から尊敬しているのに、「広瀬(監督)がウルせぇ。」とかひどいことを言っちゃいそうなワ・タ・シ。
お互いの存在に気を使いつつ、シーズンが佳境になればなるほど激しくなるこの両チームの争いに、だんだん理性の押さえが効かなくなってしまう可能性、
ハッキリ言って∞(無限大)!イエイ!
bjリーグがプレーオフを終える春。JUNKのINDEXページは真っ赤な鮮血に染まってしまうのか!?それとも・・・!!ライバルブースター同士が織り成す複雑な人間模様から、あなたはもう目が離せない!当事者が言ってるんだから間違いない!!ていうか見て!もっと見てぇぇ!!
ま、そんな楽しみ方もあるJUNKSTAGEを、2008年も宜しくお願いしますね。
しかし新年早々、ま~た凄いライターが増えたな~。
どっから連れて来るんだろう。(^^;
待ってくれ。行かないでくれ。
どうしてそんなに冷たく去ろうとするんだい?
まだ一緒にやりたいことが沢山あるんだ、もっと君と一緒にいたいんだ。
怒ってるのかい?
出逢ったばかりの頃、2006年とちょっと間違えちゃったのは謝るよ。
でも365日、君の事を一日たりとも考えなかった事は無いんだ。本当さ。。
だからもう一度、、、、そうか、、ダメなんだね。
君を止める事は誰にも出来ないんだね。
信じたくなかったが、いつかこんな日が来る事は分かっていたさ。
こんなに早くその時がやってくるなんて。
ここは男らしく、笑顔で送り出すことにするよ。
それでは、さようなら。お元気で。
ああ、行ってしまう。
私の、私の愛しい2007年が行ってしまう。
っつーか、早ぇよ一年。全然やりたいこと終わってない~。
というわけで、そんな感じで2007年も今日で終わりです。
いやはや個人的にはなかなかに激動の一年でありました。
大きな仕事が一段落したり、
順調に増えた体重がとうとう80キロを超えて、立派な力士体型になったり。
あんなに暑い夏だったのに。。
と、いろいろあるなかで、これまでの三十余年間の人生と一番激動したのが、
週末の過ごし方。週末の私は忙しかった。
バスケにバンドにネタ作り(記事のね)。
器用な人間ではないので、それでほとんどの時間を使ってしまいます。
でも、それがとても嬉しい。
もともと平日も休日もあまり関係ないような仕事をしているのですが、
2007年になって、自分を形作るひとつひとつについて具体的に動くようになり、
週末の予定からガンガン埋まってしまうようになったのであります。
自分を形作るもの。バスケ、音楽、ロボット(ロボットアート)この3つ。
全て10歳の時に出会って、いまだに一緒に歩き続けている人生の柱です。
すっかりいい年になったくせに、どれ一つモノになってないのが致命傷ですが。
仕事をするようになってからしばらくは、上記の三つと離れて、ほとんど接触せずに過ごしました。仕事覚えにゃいかんかったしね。
それなりに張り合いもあったし、周囲の人にも恵まれておそらく幸せな日々を送っていたとは思うんですが、
人生の柱と離れた日々を送っているうちに、
自分でも気付かないまま段々と自分自身の芯がなくなっていたようで、
ちょっとした事でグニャッと折れるようになってしまった。
もう少しで完全に倒れてしまいそうになった頃、「不思議な縁」が私を助けてくれました。
あるロボットアーティストと出会い、東京アパッチというチームが生まれ、昔のバンド仲間から「また演ろうよ」と声をかけてもらって、再びこの三本柱と歩めることになり、どうにか今を生きられております。
2007年は、それらが具体的な形をもって始まった年でした。
それもまた不思議な「縁」によるもの。
JUNKSTAGEでこうして文章を書かせてもらっているのが、その最も大きなひとつ。
もともとは自分のブログで、好きなバスケとチームについて、好きなよに行動して好きなように書いていただけなのに、いつの間にか一線で活躍されている素晴らしい方々と並んでトップページに自分の名前がある。
いつも、なぜ俺なんぞがココに?
と、この驚異的な巡りあわせに感謝しながら、ガッツリビビってます(^^;
力及ばず、あちこちぶつかり、つまづき、心残りも多い一年だったけど、
それでも動き出す力と場所をくれた人々に、その縁に、
Thanks!という言葉で表しきれないThanksを贈って2007年を締めくくろう。
そして一歩前でも半歩でも前に進めるように、しなやかに新しい年を迎えよう。
でもって、、2008年こそ東京アパッチに「優勝」してもらおう!!
やっぱこれだ。
北の港町・八戸にしてはうだるように暑いお盆。
今年はちゃんと里帰りして、ご先祖やら恩人やらのお墓に参りまくってきました!
ということで、いろいろ思い出したので、
今回は私の昔話を読んで頂きます。はい、チャンネルはそのままよ~。
もう20年も前の話。中2の春でした。
伝説の監督が地区ビリッケツの弱小バスケ部に赴任してきました。
デキの悪い奴は「生まれたことを後悔するほどパイプ椅子で殴打」とか、
試合中でも「ベンチ横にヒザを折らされ顔面にケンカキック炸裂」とか、
その真異の程はいまだに不明ですが、とにかく恐ろしいと噂の優勝請負人。
赴任の日から3年生最後の試合が終わるまで、練習が休みになることは一日もありませんでした。死ぬほどキツかったです。ハイ。
けど、そんな事は笑い飛ばせるぐらい毎日最高に楽しかった。
先生は噂とは50%は違っていて、とても楽しくて優しい人でした。
怒ったら・・・噂通りでした。
(さすがにパイプ椅子で殴打は無かったけど、ゲンコツはほぼ毎日。)
なにより本当に根っからのバスケ馬鹿で、
試合中などは「一喜一憂」ではすまないほどの大騒ぎ!!
良いプレーには誰より大声で喜んで、消極的なプレーには容赦ない本気ゲンコツ。
(公式戦なのに、ゲンコツするためだけに交代させられたこともあったなぁ~・・)
なんというか、監督であり、一番のファンでもあるといった感じ。
だから勝っても負けても、いつも楽しかった。
戦術は単純明快。とにかく走る。1に速攻。ダメなら1対1で勝負。
オフェンス8割、ディフェンス2割。「中学生の間に出来る事はこれぐらい」と言って、戦術的なことは練習ではあまりやらなかったから、コンビプレーなどは、練習後に自分達で遊びながら勝手に編み出してました。それもまた楽しかった。
編み出したプレーを内緒にしといて、それを試合で成功させると先生がアホみたいに喜ぶので、それが嬉しくてねぇ。
出来なかった事が出来るようになる、勝てなかった相手に勝てるようになる。
成長する自分を全身で感じる毎日。(そして筋肉痛も毎日。)
そうして迎えた3年生最後の大会。
前の大会で地区3位に甘んじた私達は、今度こそ優勝をと意気込んでいましたが、新設校のチームにポロッと負けてしまい、先生に優勝を贈ることは出来ませんでした。
その日、父兄会が開いてくれた残念会で、先生は終わった試合の事には一切触れず、ただ、こう言いました。
「お前達はバスケットに育ててもらった。
どんな事でもいいから、これからもずっとバスケットと関わって、
バスケットに恩返しをして欲しい。」
思えば、先生はバスケを通じて成長する教え子を見るのが好きだったんでしょうね。
今となっては、それを本人に確かめる事はできません。私が中学を卒業して1年もたたず、先生は亡くなられてしまいましたので。でも間違いはないと思います。
月日は流れ、2005年11月。
プロバスケットボールリーグ「bjリーグ」が開幕して、
やっと日本に「難しいこと抜きで、バスケで楽しむ場所」が出来ました。
指導者やプレーヤーにはもうなれないけれど、先生に教えてもらった「バスケの楽しさ」を、いちブースター(ファン)として伝える事なら出来るかなと。
バスケそのものを代表するのはオコガマシイっつーか無理なので、私自身が「どんだけ楽しんでいるか」を伝えられればよいかなと。
ちょっとでもバスケが盛り上がって、バスケをしている人はモチロン、バスケを知らない人とも、楽しさや喜びを分かち合うことができれば、それはとても嬉しい「バスケへの恩がえし」になるかなと。
思った次第でありまして、
去年の夏はその決意表明。今年の夏は活動経過報告を、先生のお墓にしてきました。
「ま、そーゆーことで許してよ先生。」
「え?全然足りないっすか!?」
「え゛~(*_*)。・・・じゃ、がんばりまふ。」
というフィルコの墓参り 2007夏 でした。
秋には、もう一つのプロ(セミプロ)リーグ「JBL」も開幕します。
「バスケを楽しむ場所」「バスケ“で”楽しむ場所」が、また増えます。
うれしいねぇ。先生。
上京してはや13年。高田馬場で下車するのは通算でも3回目。
坂になった繁華街を抜け神田川沿にでて、結構静かなんだねぇとか思っていたら、
天空から素敵な声が。
「なにやっとんじゃコラーッ!!」
「ま、前、前、走れ!!・・ンキャーーーーー!!!」
「リバンッ!そう!・・・うをおおおおmせぢあお@じfらヴぉふ@ーーー!!!」
見上げるとソコが目的地のスポーツバー「#23」でした。
ビルの2階の店に駆け込むと、試合は既に第2クォーターの終了間際。
観客は30人~40人ぐらい。ギュウギュウの満員。
会場のテンションはかなり早い段階でMAX値をぶっちぎったらしい。
徳島で開催中のアジアバスケ選手権をみんなで応援しよ~!!
と、パブリックビューイングで大騒ぎしてきたのであります。
私が参戦したのは今大会のヤマ場、日本 対 韓国。
えー、結論から申しますと、韓国93-85日本 で、負け。
4チームで争われる2次予選リーグ。
すでに前日のカザフスタン戦を落としている我らが日本代表は、
この瞬間に決勝トーナメントへの自力進出が無くなってしまいました。
細かい事を言い出すと際限がないので、それはまた別の機会にして。
簡単に言うと、韓国つよい。日本まだまだ。ってことでした。
技術とかメンタルとかフィジカルとかベンチワークとかチーム体制とか強化方針とか、いろいろと、い・ろ・い・ろ・と、いーろーいーろーと(しつこい?)差はあるけど、なにより「したたかさ」で負けた感じ。
「したたかさ」の差、というのはどこから来るんでしょうね。
勝ちたい気持ちは、国の代表ならどこもみんなある訳だし。
ハングリーになる環境もなけりゃ、現実的な利益もないからなぁ。
我らが代表に、勝つことの名誉以上の何も用意できない日本バスケ界です。
アマチュアリズムから見ればそれは最高のことだけど、
人の腹はそれだけでは膨れない。今はまだどうにも出来ないのが、もどかしいなス。
ちょっとしんみりしました。話を戻します。
パブリックビューイングはとにかく熱かった!!
近年サッカーの代表戦でポピュラーになったパブリックビューイングという楽しみ方。
遠いところで戦う我らの代表を、せっかくなんで皆で集まって応援しようじゃないか!という粋なイベントですね。
これを今回のアジア選手権でもやろうじゃないかと、
都内を中心に活動するバスケ馬鹿の皆さんが企画して実現した今回のPV。
まあ、内輪といえば内輪なイベントですが、
こんなバスケの見方は今まであまりお目にかかったことがないわけで。
我らがbjリーグ東京アパッチの監督、ジョー・ブライアントが
試合後の挨拶でこう言います。
「バスケの試合は、ジェットコースターに乗っているようなものです。」
ええ、観客全員で乗りましたよ。ジェットコースター。しかもガッツリ酔っ払って。
昇ったかと思えば急降下、右に左に振り回されて、挙句の果てには真っ逆さま。
そのたびにワー!ンギャー!!ドヒャーー(>▽<)!!!
次々と押し寄せる歓喜と落胆の波に、ああ、もう、もう、どうにでもしてぇ~!!
・・・はぁはぁ。
いや楽しかった。
バスケは本能のまま見るに限る。(右 撮影:西鶴さん)
さて、この記事を書いている8月2日の時点で、韓国がカザフスタンに破れ日本の2次リーグ4位が決定。決勝トーナメント進出、ならびに北京オリンピックへの出場への道は完全に閉ざされてしまいました。
けれど、不思議なほど落ち込んでいません。
若い川村選手や桜井選手が、世界の壁を突き破る活躍を見せてくれましたし、会場の盛り上がりも素晴らしかった。
パブリックビューイングで感じた日本の新しいバスケは、
負けた悲しみを塗り潰してしてしまうほどの「わくわくさせるもの」が、芽吹き、育っている証。新しい歴史はすでにスタート済みなのだ。
また行こ。
アジア選手権はこれからがクライマックス。おーいぇ-。
みなさん、アジアカップ見てますか?
先日のカタール戦、試合終了間際にまさかの同点ゴールを喰らってしまい、勝ち点は1点のみ。
強豪UAE戦を前になんとしても勝ちたかった試合でしたが、
不注意から落としてしまいました。
監督もめっさお怒りで、試合後のミーティングは通訳が泣くほどの説教だったとのこと。
次の大一番は、サクッと勝ってスッキリしたいものです。
って、ここまで一言も「サッカー」とは書いてないんだけど、たいがいの人は分かりますよね。今、サッカー日本代表が戦ってるアジアカップの話だって。
近々もう一つ大きなアジアの大会、アジア選手権が開催されます。
場所はなんと徳島県徳島市です。
懸命な読者諸侯はお気付きですね。
そう
「バスケットボール男子アジア選手権2007」
が徳島市で開催されるのです。
知らなかったでしょ?
この大会は北京オリンピックのアジア地区予選も兼ねておりまして、
それはどういう事かと申しますと、
めえぇぇっっちゃくちゃ大事な大会で、
全力で、死に物狂いで、神仏鬼狐ありとあらゆるご加護を集め、
考え得る奇跡を総動員してでも勝ちに行かなければならないという、近年マレに見るガチ舞台だったりします。
これを言うのはいつも嫌なんだけど、
バスケの男子日本代表はここ8年間アジアでも5~6位が定位置で、
中国がダントツの一位。その次が韓国、カタール、レバノン、台湾or日本かな。
日本は1976年のモントリオールオリンピック以来、
・・・で、・・・で、
出てません(TへT)
しか~し、通常アジアエリアの出場枠はたったの1国なんですが、
自国開催で中国が無条件出場の北京オリンピックでは、実質2国枠になる。
しかも日本で予選開催。
つまり、今、確変モード突入中なのです。
だからね、オッチャン何度でも言う。
ニセ関西弁で言う。
今回ほんとマジで行ったらなアカンのよ。
でもみんな知らんのよこの大会。だから、ここ見てって、
そして地球のみんなの元気をオラに分けて~!!!(お前にかい!!)
はい。ニセ関西弁ココまで。
ムリに応援してとは言いませんが、選手、必死です。
その事をを心に留めてもらうだけでも、すごく彼らの、バスケ馬鹿達の励みになります。
選手もどえりゃーいいキャラが揃ってるでよ~。
□「美」という言葉は僕のため系イケメンスピードスター #12 五十嵐圭
http://www.keiigarashi.com/index.php
今、日本で一番「綺麗系萌えな腐女子」のみなさんを熱狂させるアスリート。
私がホ○ならほっときません。ええ。
某局の人気アスリート番組では世界の浜ちゃんにも同じ感想を何度も何度も。
カワイイ顔をしているが、そのスピードはハードにエゲツない。
自分のスピードについていけなくなる事もしばしば。
そんなところも萌えポイント。 ファースト写真集近日発売。
ヘアはありなのだろうか。
□オリモ星からやってきた超絶シューター #9 折茂武彦
http://www.basketball-zine.com/jbl/2006/fiba2006/japan/orimo.html
(昨年の世界選手権時のもの)
37歳のベテランシューター。
普通バスケの選手でこの年になると「精神的支柱」とか言われたりするんだけど、
この人の場合間違いなく現役のエースシューター。
ゾーンに入れば20点でも30点でも普通に取ります。
不惑を前にしても眉毛の手入れは忘れない、現役魂が素晴らしい。
マダムのご指名No.1シューターでもある。 しかし、NBAの伝説的シューター、レジーミラーといい折茂選手といい、
一線を越えたレベルのシューターはなぜか星人系が多い。
□あの悪ガキが更生して、今Mr.バスケットボールやってます。 #7 佐古賢一
http://www.sakoken.net/
日本において、Mr.バスケットボールといえばこの人。
日本代表の正ガードとして、ユニバーシアード準優勝・世界選手権出場。
国内リーグ優勝通算6回、全日本選手権優勝7回。MVP3回。
9年連続ベスト5選出。賞暦だけでもお腹いっぱい。
完全に手にボールがくっついているような独特の低いドリブルと、
そこから0⇒10加速のチェンジオブペース。
もらった選手はもうシュートを打つしかない完璧なアシストパス。
強烈なコートリーダーシップ。 素晴らしい点を上げればキリが無い佐古選手だが、
中学で本格的にバスケを始める前は手のつけられない悪ガキだったという。
地元に残る武勇伝はもはや伝説と化しているとか。その面影は額と眉に。
今では立派に更生し、ベストセラーノンフィクション「ファイブ」の主人公。
TBSの佐古アナウンサーとはイトコ同士という豆知識。
□205cmのマナカナちゃん #10 竹内公輔 #15 竹内穣次
http://www.basketball-zine.com/jbl/2006/fiba2006/japan/takeuchi_k.html
http://www.basketball-zine.com/jbl/2006/fiba2006/japan/takeuchi_j.html
(昨年の世界選手権時のもの) 大阪の双子アイドルといえば三倉マナカナちゃんなわけだが、
事情通によればその次に来ると言われるのがこの竹内兄弟。
身長は二人合わせてなんと4m10cm。一人ずつなら2m5cm
双子だけに身長も同じ。
2Mオーバーの日本人といえばジャイアント馬場!ということもあり、
ノッソリした感じをイメージする人が多いと思う。
ところがこの竹内ブラザーズ。ハッキリ行って速い。
どっちかって言うと速さは十分だからパワーをつけて欲しいぐらい。
顔がアホほど小さい。12頭身ぐらい。遠くから見るとスタイルのいい
普通の兄ちゃんだが、近づくとデカくてクビが痛くなる。
あなたが持っているであろう日本人ビッグマンのイメージを根底から覆す、
天空のマナカナ。 っつーか2Mの双子ってだけで普通に見てみたいっしょ。
□「日本人離れ」とは、そして真のハニカミとはこういうことかと。 #6 桜井リョウタ
http://number.goo.ne.jp/others/nba/20050719.html
(2年前の記事。 最近のでいいのがない。)
昨年行われたバスケ世界選手権。
各国のスカウトマンに「彼ならいける」と言わしめた男。
それが彼、日本バスケの宝 「桜井良太」 24歳うお座。 まだ線が細いのは否めないが、運動能力は This is the 日本人離れ。
滞空時間の長~いダンクシュートは、
彼が四日市生まれの日本の兄ちゃんであることを忘れさせる迫力。
194cmでポイントガード(司令塔)までこなす選手は他にいない。 すでに勝負強さと負けん気は世界レベルに達しつつある。
線は細いが、抜群のセンスと跳躍力と負けん気を持つ男。
「神」マイケル・ジョーダンの学生時代とダブって見えるのは、
贔屓目がすぎるかしら。おほほほほほ~。
あと、こいつのハニカミッぷりは、、凄いの一言。
そんな愛すべきバスケ馬鹿の代表が、
7月28日から8月5日までの9日間。全てを賭けて戦いいます。
会場に行って応援する!!!という方はこちらでチケットを!!
http://fiba-asia24.jp/category/0000010.html
テレビ中継で応援する!!という方はCS「J–SPORT」で。
http://www.jsports.co.jp/
http://www.jsports.co.jp/tv/basketball/japan/fiba/
どっちも見れない方は、大会HPでチェックです。
http://fiba-asia24.jp/category/0000112.html
(残念ながらニュースでは結果をやってくれない可能性大。)
スポーツバーなどで放送してくれるところもあるので、
心当たりのある方は、ゼヒゼヒ出かけて応援しちゃいましょう!!
ハッキリ言います。
このアジア選手権はと~っても厳しいものになるでしょう。
しかし欧州遠征で我らが代表は頑張ってきました。
連戦連戦で追い込んできました。
結果は、・・・言わな~い。泣きそうになるから。
どうしてもって方はココで。
http://competitions.jabba-net.com/sm/2007/europe/index2.html
しかし、自分で書いててなんですが、
「先生、バスケ(の情報)が足りません。」
ハンカチ王子の100分の1でもいいからニュースで扱ってくれ~。
まあいいや。とにかく、頑張れニッポン!!
んで、代表選手の個人プロフィールページぐらい作れよ協会!!
「私は東京アパッチのブースターです。」
ハイ。いきなり意味が分からない言葉が3つほど出ましたね。
あなたの「分からなさ」の内訳を推察いたしますと、
1)私は : ・・・いや誰よ\(-_-)
2)東京アパッチの: ・・・珍走団?
3)ブースターです: ・・・飛ぶの??
ま、ざっとこんな感じでしょうか。
1)の「私は」はどーでもいいとして、分かり易い類似例を挙げますと、
こうなります。
「私はFC東京のサポーターです。」
「私は東京ヤクルトスワローズの応援団です。」
なんとなく分かってきました?
それでは解説です。
「東京アパッチ」:2005年11月から始まった日本初のプロバスケットリーグ、
「bjリーグ」の東京フランチャイズチーム。
http://apache5.com/
http://www.bj-league.com/bj/Top.do
「ブースター」: 特定のチーム、またはリーグ全体を熱心に応援する人。
サッカーで言うとこの「サポーター」に限りなく近い。
上記を踏まえた上で冒頭の文を訳しますと、
「私は(日本のプロバスケチーム)東京アパッチのブースター(サポーター)です。」
と、なります。分かりました?
さあ、これで明日のテストもバッチリです!!めでたしめでたし~!!
・・・・と、同じ説明をもう何百回したことか。。もー疲れたよ。おじさんは。
でも、コレが日本バスケの現実。なんですよね。
みんな知らないんだもんなぁ。
会場はどこもエライ盛り上がってるのに。。 もったいねぇス。
バスケね、
好き嫌いは別として、学校の体育でやった事ある人は多いと思います。
マンガ「スラムダンク」大好きっ子ちゃんも多いと思います。
マイケル・ジョーダンはなんだか凄いバスケの人。と知っている方も多いと思います。
でも、
「日本のバスケを見たことが無い。」
「何時どこでやっているか分からん。そもそも知ろうという発想が無い。」
ってのが普通ですよね。そりゃそうだ。
テレビ中継もなけりゃニュースもCMもないし。
生活の中で肌身に感じるバスケが足りません。
唐突ですが、国内でかなり極秘扱いになってる事実をリークします。
いいですか、
実は、
バスケって、
楽しいんです!!(>▽<)ウヒョー!
国民の皆さん、内緒にしててスンマセンしたッ!!m(__)m
この事実を伝えるべく、多くのバスケ馬鹿の方々が東奔西走しています。
オイラも何か出来ねぇもんか、と思っておりましたら、
ひょんな事から「JunkStage」編集部より声をかけて頂きまして、
この度、このような駄文を人様にさらす事と相成りました。
題して 「先生、バスケが足りません。」
どこかで見た名ゼリフ、パクッてイジって恥ずかしげも無くスタートです。
ライターっぽくは書けないけどいい?って聞いたらいいって言うので、
こんな感じで行きます。
皆様、宜しくお願いスマス。
筆者プロフィール:
フィルコ・ユーショー
青森県八戸市生まれ。
東京は多摩地区在住の三十路バスケ馬鹿。
小学3年でバスケを始め、中学2年で伝説の監督と出会い完全バスケ馬鹿に。
以降、大学卒業までバスケ三昧の日々。
就職後しばらくバスケと離れる。その間しっかり20Kg増量。
2005年11月、日本初のプロバスケットリーグ「bjリーグ」開幕に感銘を受け、
バスケ馬鹿界に華麗に復帰。
同リーグ東京アパッチのあまりに破天荒なバスケに惚れ、気付けばブースター。
先日、血中コレステロール過多で献血を断られ、「切なさ」の意味を知る。