2011/06/08

bjリーグは浜松・東三河フェニックスがBack to Back(2連覇)を飾ってシーズンを終了。海の向こうアメリカさんではNBAがプレーオフファイナルまっ最中~!!

なんて話を書こうと思ってたら、どエライ知らせが飛び込んできました。

我らが東京アパッチが、2011-2012シーズン、つまり来期のリーグ参戦を断念し、活動を休止すると発表したのだ。理由は、スポンサーが集まらなくてお金がないから、とのこと。

http://www.tokyoapache.com/tokyo-apache-announces-suspension-of-the-2011-2012-basketball-season-ja/#more-9107

おいおいアメリカンジョークはデーブ・スペクターのTwttierで間に合ってるぜ。まったく。
え?あれはアメリカンジョークじゃなくて、駄洒落だって?ああそうね。

ってか、、そんなんどうでもええわーーーーーーー!!!!!

んふー、、、、いかん、おちつけおちつけおちけつ、、、

・・・落ち着いた。

こういうときは、情報をまず整理することで現状を正しく把握し、一息おいて行動すべしとばっちゃんが言ってたので、そうしてみよう。えーと、、つまり、ワシら東京アパッチブースターは、波乱万丈ありながらも6シーズンを過ごしてきた我らが東京アパッチの試合を、もう見る事が出来ない、、と、、、

・・・

・・・

ちょーーーーーーwwwww!!!!!!!
どうすんのこれどうすんのこれどうすんのこれどうすんのこれ!!!!

ってだから、おちつけおちつけおちけつ、、、

・・・落ち着いた。

チーム側の発表によれば、スポンサーが集まらず来期は参戦できない、という以上の情報はない。今の運営会社は、オーナー会社として一社でもチームを運営できてしまう資金力が売りの外資ファンド会社が母体。あくまで推測に過ぎないが、それが「スポンサー不足」による運営継続の休止を発表するということは、やはり震災の影響による本業の急速な悪化があるのだろうね。

オーナーが変わるとか、運営会社が変わるとか、そういうことに関してはもはや何の驚きもない。(ほぼ毎年それを経験してきたから。)。問題は、現運営会社が東京アパッチの運営を引き続き行うのか、それとも手放すのか。もし、今回の発表が後者のいちステップならば、早いとこ全部情報公開して欲しい。そしたら次の動きが早くなる。

繰り返すけど、6月7日の段階では「来期は参戦しない」以上の情報はまだ出ていない。それ以上の判断について、いたずらに情報を拡散するのは控えたい。しかしながら、私自身は最悪の想定はしておかなければいけないと思う。ひとつは、自分自身の心の安定のため。

もう一つは、行動を起こすため。
 
焼け石に水かもしれないけど、やっぱり私は東京にプロバスケチームを残したいのだ。
行動における優先順位は下のとおり。

1.東京にチームを残すこと
2.東京に選手を残すこと
3.東京に「アパッチ」という名前のチームを残すこと

「子供達に夢を与えるチームが無くなってしまう」などと、きれい事は言わない。いろいろと批判をしてる時間はない。「俺が見たい」から動く。出来る範囲だがとにかくやってみよう。震災が発生してまもなく、被災地にいる人にこんな事を言われた。「今頑張らないで、いつ頑張る?今頑張らないで、明日がくるのか?」と。アパッチ馬鹿的には、そんな状況だよね。
 
とは言え、具体的にどう動けばいいかなんて、今のところ全然わかんねー(笑)!!ので、みなんで考えようw(他力本願)。ひとりでバタバタしてもしょうがないしね。まずは、情報だな。記者会見なり、ブースターミーティングなり、情報公開するように働きかけようかね。

ということで、「先生バスケが足りません。」、こんな話がしばらく続くと思いますが、ご理解とご指導ご鞭撻のほど、宜しくお願いいたしマッスル。足りないどころじゃなくなりそうなんで(笑)
 
さあて、こんなときこそ、まずはアレですよ。

東京一丸!
  

2011/05/18

5月は天候がよいので一年の中では比較的やる気があり、残りの11ヶ月はまるでダメな逆5月病、フィルコです。こんにちわ。
女子車椅子バスケットチーム『GRACE』の取材レポ、続きます。

が、

その前にお知らせ!!

***********************************

GRACEは 5月22日(日)に東京都リーグの初戦を迎えます。

 試合会場:国立障害者リハビリテーションセンター体育館(所沢市)
      http://www.rehab.go.jp/index.html

 開始時間:11:30

 対戦相手:東京スポーツ愛好クラブ (日本で最初にできた車椅子バスケチーム)

 
***********************************
お近くの方は、ぜシ!!
 
ではレポートです。 
  

■いきなり試合出場!?

 
≪AM 11:00≫

「ファイト~!!」と高嶋キャプテンの声が響く。

ここからの練習メニューは、より実戦を意識したものとなります。
 
 
まず「8の字」というメニュー。これは車イスバスケ独特の練習?
 
ゴール両脇に車椅子を置いて、それらの周囲を8の字を描いてダッシュ。2人組になり、前のひとはゴール下でシュート。後ろのヒトは追いかけながらリバウンドを取って、前のひとにパスします。これを決められたシュート数が決まるまで連続で頑張ります。シュートが入らなかったり、リバウンドを取りこぼしたりすると、後列のひとがダッシュで取りに行かなければいけません。

 

車椅子バスケは、味方の壁を使って相手ディフェンスをブロックし、スペースを作ったりシュートまでもっていく「スクリーンプレー」が非常に多いのが特徴。この練習の動きは実戦でもかなり使うそう。さらには『疲れたとき』=『試合終盤の勝負どころ』でもシュート、リバウンドを確実に行うための体力と精神力を養うことが出来る。キツイけど、とても効果的な練習だと思いました。すごいなあこれ、健常バスケでも応用できる。
 
 
もちろん、私は見学でしたが(笑)。

  
≪AM 11:20≫

少し休憩して、2メンでの速攻練習と、いよいよ3対3での実戦練習

 
  

代表の多智さん、田中さんを中心に、プレーの一つ一つを丁寧に確認しながら攻守のポイントを練習。健常バスケも車椅子バスケも5人対5人で試合をしますが、実際の攻撃の時は全員が全員いっぺんに動いてるわけではなく、局地的に2対2か、3対3の形にして仕掛けることがほとんどです。

だから3対3がキッチリできるチームは、5対5も強い。
 
3対3練習の様子

GRACE20110501
 
イスの幅は変えられないので、スペースを作るための動きが健常バスケよりもシビア。動き出しからの「駆け引き」の要素がすごく大きい。
 
細かい話になっちゃうけど、たとえばスクリーンプレーひとつとってもそう。「車イスの、どの面でスクリーンを作ってディフェンスをひっかけるか」は、次のプレー展開でどの方向に進むか予め想定しながら決めなきゃいけない。相手とぶつかり合いながらでは、イスが引っかかるので急にターン出来ないから。

しかしディフェンスもそこは読みながら来るので、スクリーンの直前までは、気づかれないように別の方向を向いておいて、、タイミングを見て、、死角に入って、、どっちにスクリーンをかけるか、味方とアイコンタクトで決めて、、素早くイスの角度を操作して一気に仕掛ける!などね。

しかもこのような局地ごとの駆け引きも、全体としては「チームでどう攻めるか、チームでどう守るか」の戦略を実行する一部であって、全体は全体でチーム同士の駆け引きとなる。3次元的な動きに制約がある分、きっと平面での戦略・戦術性がより大事になるんだよなぁ。これはすごく面白いぞ!

 
などと、ブツブツひとりでつぶやきながらカメラを構えていると

 
高嶋CAP 「フィルコさーん、4対4で試合をするので入って下さーい」

フィルコ 「あ、はーい。・・・って、え゛ーーー!?ワタクシがでございますか!?」

高嶋CAP 「です。もう大丈夫でしょう。楽しいですよ~!」

フィルコ 「・・・や、やらせていただきます!」
 
 
すみません。本当は試合出たくてウズウズしてました(笑)
 
 
≪AM 11:45≫

ということで、いきなり試合!!

私はGRACEレギュラー組の相手側チームに混ぜてもらいました。

皆さんのスピードには全然ついていけないし、せっかくもらったチャンスで渾身のシュートもあさっての方向に。でも負けたくないから声だけは元気に出しました(笑)。楽しかった~!!

実際に中に入ってみると、意外にも自分に出来ることが結構あった。声を出すこともだけど、リバウンドをがんばることや、速攻を出されないようにディフェンスで一生懸命戻ることなど、もちろんGRACEの皆さんに気遣って頂いてのことですが、それでも初心者なりに楽しくプレーできました。

それもそのはずで、考えてみたらひとによって障がいの度合いや、現れかたは様々なわけで、それぞれにあわせて楽しくプレーできる間口の広いスポーツなんだよなぁと。しかも「持ち点制(※)」という独特のルールを採用することで、制度的にも公平にプレーできるようになってる。

(※)「持ち点」ルール。障がいの度合いによって選手は1.0~4.5点の持ち点が割り振られる。障がいの度合い軽いほど持ち点が高い。「コート上でプレーする選手5人の合計が14点を超えてはいけない。
  
これは、もっと沢山のひとにやってみて欲しい!障がいをもつ方も勿論ですが、そうでないひともゼヒ体験してみることをお奨めします。実際、女子の場合(各ブロックによりますが)健常者も選手登録可能とのこと。男子でも、公式戦には出られないものの健常者だけのチームまであるそうですよ。トレーニングとしてやっても相当いいもんなぁ。とくに腕、肩、背中、握力など上半身強化には本当にもってこい!
 
しかし、、分かってはいるけど、やっぱり試合でシュートをバンバン決められてしまったのは悔しかった~(笑)。とくにキャプテンの高嶋さんにはいったい何点決められただろう。
  

■「キャプテン 高嶋さん」

2月、ニュージーランドで発生した大地震で、倒壊した建物の中から救出された少年が、救助のために足を失った。某テレビのインタビュアーがその少年に対し「もうスポーツできませんよね。」と、本当にデリカシーのカケラも無い、酷いインタビューをして話題になったのですが、その事に対してツイッター上でサラッと突っ込んでいる人がいました。
 
 「できるっつーの。」
 
それがGRACEのキャプテン、高嶋さんでした。

実は、高嶋さんは東京アパッチブースター。実際にお会いしたことはなかったんですが、ブースター同士ということでツイッター上ではフォローしていたのです。その後、4月に行った「アパッチブースターお花見会」に参加して頂くなどでお話する機会があり、「ぜひお願いします」と申し入れて今回の取材をさせて頂いたのでした。

彼女が本格的にGRACEに参加したのは2009年から。
 
車イスバスケとの関わりは長くもう10年以上となるが、そのキャリアの前半は、実は選手ではなくボランティアや、強豪チームのマネージャー、都選抜チームのトレーナーなど、スタッフとしてのものでした。それもそのはず、高嶋さんの職業は理学療法士であり、コートを降りれば今でも「支える側のひと」なのです。

高校生まで、バリバリのバスケ少女でした。

股関節に疾患を発症したのは理学療法士になってからのこと。自身の病気についてはごまかしながら仕事と車イスバスケのサポートを続けていた。2009年、症状が進んだため、長く続けていた男子車イスバスケチームの強豪「東京ファイターズBC」のマネージャーを退任し大きな手術を敢行。退院、職場復帰後に、以前よりちょこちょこプレーしていた東京グレース(現GRACE)に本格参加しました。

障がい者手帳を持っているが、それは「とにかく選手として公式試合に出たかったから取った」のだそう。(実際はいろいろとあるのだと思うが)明るくチャキチャキと行動する彼女の姿に、いわゆる「障がい」の印象はまったく無い。


 
練習中もとにかく元気。どんな練習でも先頭を切って声を出し引っ張る。自身の選手としてのレベルは「超庶民クラス」という彼女だが、背負っているものの自覚は小さくはないようです。

「GRACEの伝統を守りたい。」

若手も、ベテランも、初心者も無理なく続けていく事ができるチームでありたい。とにかくGRACEとしてバスケを続けていきたいのだそう。

「女子」チームであることも大事に考えている。彼女のプレーは、スピード感だけでなく、ビジュアルでも目を惹きつけられる。彼女の愛機はキラキラしたラメ入りの華やかなピンク。「ピーチ姫」と名付けいつも一緒だ。練習着もとてもおしゃれ。

おしゃれや可愛らしさというのは、こと近年の女子スポーツには欠かせない要素。そういう女子ならではの楽しみ方という意味でも、背中で引っ張る存在として高い意識を感じる。

この写真を撮るためにカメラを構えたとき、正直に言うと私はすっかり見とれてしまっていました。

私の好きな言葉に「居住まい」というのがあります。居住まいが綺麗な人は、とても精神が充実しているひとです。車イスに乗ったひとを見て綺麗だと感じたのは初めてで、それはきっと、高嶋さんの居住まいから、車イスバスケ、そしてGRACEにかける思いの強さと覚悟を感じたのだろうと思う。

普段の「とても元気でラフなお姉ちゃん」な印象とのギャップも関係あるかもしれないけど、本気であることは、男女に関わらずひとを美しくするものだと改めて思った。
 

■バスケ馬鹿
 
≪12:00≫

円陣を組んで「GRACE Fight!!」と声をかけ練習終了。
 
皆でコートにモップ掛けし、急いでコートをあける。次の児童レクリエーション枠でもう子供達が待っているので、私も手をプルプルさせながら焦って片付けました。多摩スポーツセンターはとても人気が高く、ロビーは利用者でごった返していました。まあただ、人気が高いと言うよりは、障がい者を対象としたスポーツ施設が少なすぎるのでしょう。
 
皆さんの着替えを待っている間、改めて車イス(バスケ車)をまじまじと見たのですが、とても個性があってどれもカッコイイ。ほとんど全てがオーダーメイドで、デザインをいろいろアレンジできるんだそうです。

その個性を決めるのは「好み」だけでなく、「車イスを見れば、そのひとの持ち点(障害の度合い)が分かる」と代表の多智さんが教えてくれました。

例えば、腰から上の自由が利く場合は、ほとんど背もたれが無く動きの自由度も高い。自由が利くのが胸から上の場合は、体幹を固定するので背もたれと両脇のガードがしっかりしている。他にもポジションによって、座席の位置を高くしたり、イスの幅を小さくしたり、様々。

「おしりが大きい外国人選手は、半分ぐらいしか乗ってないひともいるよ」と言って多智さんは大笑いしていた。
 
片づけが終わると、練習参加メンバーで近くのファミレスに向かい、皆で昼食を食べます。多摩スポ練習の時はいつものことだそう。今回はずうずうしく私もお邪魔させて頂きました(笑)。

スポーツチームではあるが、そこは「女子」。お昼を食べながらガールズトークに花が咲きます。迫力に圧倒されそうでしたが、負けじといろいろと車イスバスケのお話も伺いました。女子だけのチームは全国に8チームしかないこと。「持ち点」は認定会のようなものがあり、それは大会ごとに東北や関東など各ブロックで行うが、一箇所でしか出来ないので大変なこと。認定員には専門の資格がいること。車イスは床への負担が大きいので、練習させもらえる体育館が少ないこと。選手を募集していること。
 
などなど話しているうちに、話はいつしかバスケのことに。


 
なんだかんだ言っても、やはりこの話題が一番熱が入る。練習の意味合いや、ディフェンスの動き、オフェンスパターンの復習、選抜チームでの意識の持ち方、他チームの分析、などなど作戦盤を持ち出して盛り上がります。その空気は私にとってあまりにも自然で、ふと気がつくとすっかり話しに入り込んでしまっていました。取材で初めてご一緒させて頂いているという事を忘れてた(笑)。

それはきっと、GRACEの皆さんが本当に気さくで、明るくて、何よりバスケが大好きなことが自然に感じられたから。「バスケ馬鹿」同士は匂いで分かる(笑)。いいチームだなぁ。

本当に楽しかった~!!
 
間違いなくひどい筋肉痛になるからって、多智さんがこれをくれた(笑)


 
お店に入ったのは13時前。時間を忘れて話し続け、気づけば16時になろうとしていました(笑)。

GRACEの皆さん、いきなり訪れた紫アフロの怪しいオッサンを受け入れて下さり、本当にありがとうございました!これに懲りず、また宜しくお願いします!!
 
 
 
GRACEは5月22日(日)に東京都リーグの今季初戦を迎えます。

 試合会場:国立障害者リハビリテーションセンター体育館(所沢市)
      http://www.rehab.go.jp/index.html

 開始時間:11:30
 対戦相手:東京スポーツ愛好クラブ (日本で最初にできた車椅子バスケチーム)
 
 
くしくも歴史あるチーム同士の対戦となった初戦のカード。
 
素晴らしい試合になることを祈ります!
 
 

GRACE Fight!!

2011/05/10

 

「取材には施設への申請と許可が必要ですので、よろしくお願いします。」

というGRACEのキャプテン、高嶋さんのメールを思い出したのは取材前日の午後4時@会社。
施設窓口の方が超親切かつテキパキ対応して下さったおかげで、何とか申請手続き&取材許可を頂くことに成功したギリギリボーイズ、フィルコです。

えー、、その節は大変ありがとうございました。
 
ん?何の話かって?だから取材ですよ、取材。
女子車椅子バスケットボールの練習に突撃取材をしてきましたよ~!

■女子車椅子バスケットボールチーム GRACE

まず、今回取材させて頂いた「GRACE」について簡単に紹介します。

写真はチーム公式HPよりお借りしました。

GRACE 公式HP http://tokyograce.rakurakuhp.net/
 
1975年に日本初の女子車椅子バスケットボールクラブ「東京グレース」として誕生。
創設35年の歴史を誇る名門チーム。1990年より開催される日本女子車椅子バスケットボール選手権大会では、記念すべき第1回大会から第6回大会まで6連覇を果たしている。

10代~60代までメンバーの年齢層は幅広く、本年度は「楽しむ、積み重ねる、続ける」をモットーに、若手、ベテラン、そして初心者でも、無理なくバスケが続けられるような活動を目指す。

現在、東京都リーグに参戦しつつ、練習や普及活動など都内及び近郊にて鋭意活動中!
・・・って簡単すぎ?(^^;

あせらずとも、GRACE及び車椅子バスケの楽しさについては、この後のレポートでたっぷりと味わって頂きますので!

では早速。

■GRACE練習に突撃レポート!!

≪AM 9:00≫

今回の練習会場は、国立市谷保にある東京都多摩障害者スポーツセンター。通称「多摩スポ」。
 
受付で取材のパスを受け取り、施設内の体育館に入ると、皆さんちょうど練習前の円陣を組むところでした。キャプテン高嶋さんからご紹介いただき、挨拶をしつつ私も円陣に参加。選手の田中さんより本日の練習メニューが説明されると、シュッと空気が締まる。これは、、久々に味わう「部活」の緊張感だ!。

 

「1,2,3 グレース Fight!!」

全員で気合を入れる。コールはいつも「一番の若手」の役目だそう。その後5分間ランニングの後で、ストレッチを入念に行います。

フムフム、上半身で全ての動作を行う競技だからね、そりゃあちゃんとやらないとだよなぁ、などとメモをとっていると、「フィルコさーん、中に入ってくださーい。」と高嶋CAP。

メニューは手を「グー・パー」して握力を鍛えるところ。・・・よかろう、まあ、これぐらいは体験しないとね。
 
と、輪の中に入り「1,2,3,4」と声を出しつつ、グー・パー・グーパー・グー・パー・グー・パー・グー・パー・・・・・こ、これはキツイ・・・・グー・パー・グーパー・グー・パー・グー・パー・グー・パー・・・ま、まだ続くのか・・・・・・グー・パー・グーパー・グー・パー・グー・パー・グー・パー・・・・

・・・・メモをとるのは諦めました。。。この時点で既に手がフルフルフルフルフル(笑)
 
後にも思い知るのですが、握力はこの競技の要中の要になる体力で、「肉球ができますよ♪」と練習前に言われていたのを実感。
 
≪AM 9:30≫

ストレッチが終わると次は「チェアスキル」の練習。

「イスの技術」つまりは車イスでのフットワーク練習。ダッシュ、ストップ、ターンを何種類も組み合わせて、試合中に必要な基本技術を身体に覚えさせる反復練習です。これがまた激しい。ダッシュといっても全部手でイスを漕ぐわけです。ターンのたびに気合の声が響き、ストップのたびにタイヤが床をグリップする「ギュギュッ」という音が響く。

ここで代表の多智さん 「はいじゃあ、あなたもバスケ車に乗ろうか。立ってるだけじゃ何もわからないよ~!」

え゛ー!!!マジで乗るの!? と戸惑っているまもなくバスケ車登場。予備用にいくつかあるようで、係員の方がサクッと組立ててくれました。アルミフレームの車体に、ワンタッチで着脱できるようになっているタイヤ。とても軽い。サイズやゴムの種類などもポジションや個人の好き好きで色々組み合わせ可能。

うーん、これは、、かっこいいぞ!ミニ四駆魂が刺激される。イスのカスタムにはまる人も多そうだ(笑)

「ほーっ!」「すげー!!」とか言ってるうちに装着完了。

 

ご機嫌(笑)

多智さん 「じゃあ早速みんなに混ざってください。頑張って!」

が、頑張ってってww。わたくし車イス自体が初めてで、なんかさっきからクルクル回っちゃうんですが、、、え?、、しかも次はシャトルランっすか!?

シャトルラン・・・バスケ経験者には悪夢の響き。バスケ部の練習でキツかった思い出の練習メニュー第1位。スラムダンクで新入生の頃の魚住が泣きながら吐いた練習もシャトルラン。。

う、ううおおおお!負けるかぁ!!!ここで体育会魂に火がつく。やったろうじゃねーの!!アパッチブースターなめんなよ!!と張り切って挑みましたが、中学生の女の子にも大差で引き離されダントツのビリッけつでした。えへ。

いやしかしキツイ。競技用バスケ車は軽くて小回りが効くので、左右の力のバランスに気をつけさえすれば、進むだけならクセになりそうなほど軽快。問題はストップ&ターン。手でグリップを掴んできっちりブレーキ、最短時間で180度旋回し、すかさず漕ぎ出す。慣れないのでまず、この「180度旋回」がうまくいかない。直線よりターンでどんどん引き離されていく。

実は健常バスケでもこのストップ&ターン動作はとても重要で、単純なスピード以上に重視されるもの。ブレーキ、ターンのたびにグリップを強く握るので、腕も疲れるが何より握力を使う。しかし選手の皆さんの操作を見ていると、力強いだけでなく、手というか、指を使って、むしろしなやかに操作しているように見えた。力が必要なのは間違いないが、操作自体は非常に繊細。こ、これは奥が深いぞ。

皆さんは一通りのチェアスキルの練習メニューをこなして、さらにシャトルランをやってるのに軽々とこなして、「今日は久々のチーム練習だから、走りこみメニューがないので軽め」とか言ってる。失礼ながら結構なベテランの方もガンガンダッシュしてるし、日ごろの積み重ねがなければこうはいかないよね。
 
 
≪AM 10:00≫

ここからボールを使った練習。お待ちかねのランニングシュート。やっぱね、シュートだよねシュート。オフェンス馬鹿の俺の見せ場は。

やり方は健常バスケとまったく同じ。45度から走って行ってパスを受け、走りながらゴール下でシュート。で、シュートしたら次の人のリバウンドをとって、さらに次の人にパス。

「なんとかまっすぐ進めるようになってきたし、ゴールしたなら余裕でしょ♪」とか思ってたら、これが、、全然届かない(笑)。かなり近くまで寄ってシュートしてるつもりなのに、ゴールに全然届かない。全速力で進むイス、ゴール下にはリバウンドの選手。パスをもらってシュートしようと重心を上げると、途端に不安定になる。ってかちょっとコワい。

単純に腕の力で投げてもボールをコントロールできない。問われるのは、いかに重心を安定させつつ狙った場所にボールを置いてくるか、そのあとのバスケ車のコントロールも考えつつ、いかにコースを定めて全速力でゴール下に滑り込んでいくか。リバウンドに備え、いかに良いポジションにコントロールして止まるか。

でもこれが分って来るとひじょーに楽しい!!出来る出来ないは別として、自分の体とマシンの操作を一体化させるプロセスが入る分、いつもの健常バスケより、シュートが入ったときの達成感が大きい。ずっとこれやっててもいいなぁ。

しかしながら、楽しさが分っても急にボールの飛距離が伸びるわけではなく(笑)。辛うじてコントロールが効くのはゴールの真下ぐらい。なにしろ健常バスケでは「シュートは足で打つもの」と教わるし、実際距離の長いシュートでも手の力は殆ど使わない。Junkで書いてた安君とか座ったまま楽々3Pシュート打ってたけど、改めて凄いことなんだと思いました。あの化け物め(笑)

次はいろんな種類の対面パス練習

「パスならイスを漕がなくていいからできるだろう。こう見えてもバスケキャリア16年ありますから。ええ。」

と、思っていた時期もありました。30秒ぐらい(笑)。

パスの瞬間は両手をボールを扱うのでイスの操作はできません。物理法則で「作用・反作用の法則」ってのがあるんですが、まさにそれをコントロールしなきゃいけない。パスした反動でイスが動いたり回ったりで全然姿勢を維持できないのよこれが。

とくに片手でロングパスしようとすると、投げる瞬間にクルっと反転しちゃってまったくボールが飛ばない。これは、、だめだ。。。邪魔しちゃいけないんで、私はチェアスキルの練習をさせてもらいました。

回りを見るとみなさん普通にパスしてる。コツを聞いてみたら、やはりイスで重心を操作するそう。片手パスの場合はボールと反対の手でタイヤを操作して、上体の力と、腕を振る遠心力がボールに伝わるようにコントロールしなければならず、試合ともなればこれを全速力で走りながらとか、ディフェンスをかわしながらとか、ターンしながら行うわけ。どんだけ奥深いんかと(笑)。

でも、考えてみれば健常バスケだって同じで、自分の体のコントロールを意識すれば同様に奥深い。自分がいかに何も考えずにバスケをしてきたかを知るよい機会になった。

 
 
お次はルーズボールのキープ。

コロコロと転がったボールに走って(漕いで)追いつき、タイヤの回転を利用してボールを押し付け巻き込むように取る。これ私的イスバスの一番カッコイイ動き。すーっとボールに近づいて、クルっと巻き取る。カッコエエわ。

これは志願してやらねば。という事でやらせてもらいました。(ので写真がない。)・・・・これはけっこう出来た(-▽-)フフフ。日頃のイメージトレーニングが効いたな。皆さんの半分の練習量にしてもらったけど(笑)。でも試合中に意識しないで出来るまでは、だいぶ練習が必要だろうな~。
 
試合でルーズボールを取れるかどうかは、自軍の攻撃回数に直結します。リバウンドと同様にバスケットマン根性の見せ所なのです。時間をかけてこれを練習する姿勢に、GRACEのチームとしてのバスケへの取り組みを見た気がしました。そういう事を大事するチームは、強弱に関わらずいいチームです。

この辺になると、私を乗せてクルクル回ったり明後日の方向に暴走しまくっていたマイ・バスケ車が、なんとな~く言う事を聞いてくれるようになってきた。
 
次回 その2、「いきなり試合!!」 「 CAP 高嶋さん」 「バスケ馬鹿」につづく。

なんと、いきなり練習ゲームに出場!?

乞うご期待!!
 
**

2011/05/06

いやぁ、すっかりゴールデンウィークですねー。
汚れた心に爽やかな新緑が突き刺さるフィルコです。こんにちわ。
 
 
・・・ほんとゴメンナサイ。もうプレーオフも始まっちゃった。
 
 
ということで、もう1ヶ月も前になりましたが、アパブーお花見会の続きです(元気)!

 
■お花見開始!!

そんなこんなで、発起人を差し置いて勝手に開始されていたアパブー花見(参照:前回の記事)。私が会場に戻った頃には皆さん普通に出来上がってらっしゃいました(笑)。

「まずい。このままでは主催者としての威厳が、、」ということで、酔っ払いどもブースターの皆さんを誘導して車座になってもらい、反時計回りで自己紹介タイム開始。一人一人、お名前と「どういう経緯でアパッチにハマったか」を順番に語っていただきました。

ここで、みなさん普段の飲み会やらのことを思い浮かべて下さい。分かると思いますが、普通、始めましての人も多い宴の席の自己紹介って、割とシンプルになりがちですよね。私もそう思ってて、どうやって話題を引き出そうかな~などと考えていたんですが、、やっぱりアパブーは一味も二味も違いました。

一人一人が語るわ語るわ。むしろ長げぇよ!(笑)

しかも突っ込む隙もありゃしないww。でもそれは、本当にそれぞれに、東京アパッチに対しての思い、選手に対しての思い、バスケに対しての思い、そして仲間に対しての思いがあるからで、それは応援している期間の長短とはまったく関係なく、本当に楽しい話ばかりでした。
 

今回は「はじめまして」の方も、実は本当に「はじめまして」というワケではなく、たまたまいつもは別の場所でアパッチを応援していて、たまたまイベントに初めて参加されたってだけで、ずっと同じ会場で同じ思いを共有していたんですよね。
 
その思いがあるからこそ、こんな寒い日に集まってくれているんだよなぁと。そういう事も含めて、皆で顔をあわせて共有できたってだけでも、なんとも幸せな気持ちになってしまい、私個人としては自己紹介だけで十分にエンターテイメント(笑)。

しかも今回のお花見会は完全持ち寄り制。手作りの料理を持ってきてくれたブースターさんも多くて、一人暮らしの侘しい食卓に慣れてしまった私としては、もう本当にいろんな意味で幸せな時間でした(笑)。

ちなみに私の持ち込みは、発泡酒を1ケースと、お徳用ローストビーフ1kg。

大雑把(笑)。

 
自己紹介の後は、本日のメインイベント募金タ~イム!

特に何をするということもなく、ただ花見で集まろうよというのが趣旨ではありましたが、せっかく集まって本当に何もしないのもなんですから、やはりここは被災地への支援ということで募金をしましょうと。

ちょうど同じ日に、東京アパッチも門前仲町商店街さんとのコラボで街頭募金を行っているということもあり、ここで集めた募金を持っていってもらおうという事になりました。

プレゼンターはこの方

昨季まで東京アパッチの現場盛り上げ隊長として我々ブースターを引っ張ってくれた、MC-UMEさん。この花見会のことを知り、お土産を持って駆けつけてくれたのですが、私の鬼フリによって、急遽、門前仲町へのプレゼンターになって頂いた次第です。

後から考えたら、色々と複雑なところもあったと思いますが、、快く引き受けて下さり本当にありがとうございました!今後とも鬼フリしますんでひとつ宜しくお願いします(笑)
 

募金にご協力いただいたブースターの皆さん、ありがとうございました。皆さんのお気持ちは、確かにアパッチスタッフに手渡された事を確認しております。

今後のイベントでも継続的にやって行きたいと思いますので、今後とも宜しくお願い致します。

用意していた募金用の箱をうっかり自宅に置き忘れ、急遽ツイッターで呼びかけて箱まで持ち寄りしてもらったのは内緒。箱を持ってきてくださったブースターさん、ありがとうございました
結構、重要なアイテムだったので本当に助かりました。優しくするとすぐ惚れるのでご注意下さい(笑)。

急造の募金箱 (書:フィルコ)

 
 
■やっぱりバスケでしょ!!

さてさていい加減に酔いがまわるとバスケしたくなるのはバスケバカのしょうが無いところ。しかも、今回の会場は日本のストリートバスケの聖地「代々木公園」。これは行くしか無いでしょ。ということで、

聖地「代々木公園バスケットコート」に降り立つ酔っ払い(笑)

なぜか皆ボール持ってきてるし。

実は私自身もこのコートでボールをつくのは初めてでした。本当に憧れのコートでもあるので、まさかこんな風にプレーすることになるとは(笑)。まあ楽しいからいいか。

不思議なもので、いくつになってもコートに上がるとちゃんとやりたくなるんだよねぇ。最後のほうはヒィヒィ言いながら、割と真面目にやってしまいました。運動不足の上に酔っ払いのオッサンでは、たかが知れてるんだけど。あまりにボールが手につかなくて悔しかったので、この日からまたボールを触り始めました。

集まって飲むのも楽しいけど、やっぱりバスケに触れるのが楽しいよなぁ。もっと沢山こういう場所と機会があればいいのに。微力ではあるんだけど、こういう事を続けて行きたいなぁと思いました。

この子が学校に通いだす頃には、バスケ好きな人が普通にアチコチで集まって楽しめるようになってるといいなぁ。ってか、しよう。ああ、かわいい。

ゼイゼイ言いながら花見会場に戻ると、まわりにも結構人が集まって、自粛ムードが懸念された代々木公園もそれなりに花見シーズンぽくなってました。この寒いのに(笑)。

遅れて参加したブースターさんも合流していて、東京アパッチの話や選手の話、これからのバスケ界や、はたまた日本の将来に至るまで、大盛り上がりでまだまだ話のネタが尽きる気配すらない。

最終的な参加者は延べ40人超。何もなければ、もしからしたら、ずっと会わないままになってしまったかもしれない仲間とこうやって集まれたっていうのは、ほんとに嬉しいことで、皆さんのおかげで、寒かったけど本当に暖かいお花見になりました。
 
うん。やってよかったな。
 
こんな感じでゆるゆるで続けて行こうと思うんで、ブースターの皆さんも、ブースターじゃない(笑)皆さんも、良かったらまた一緒に楽しく過ごしましょう。

このコラムを読んで、ちょっとでも「楽しそうだな」って思った方もゼヒ(笑)

これからも宜しくです!!
 

【お詫び】
 
今回のお花見会運営にご協力頂いた皆様、ならびにご参加頂いた皆様。
そして、ご参加が叶わず、レポートを楽しみにしていて下さった皆様。
報告が大変遅くなりましたことをお詫びいたします。申し訳ありません。

これに懲りずまたのご参加・ご協力を宜しくお願いいたします。

んね。(甘えてみた。)

 

2011/04/13

 
杉には強いがヒノキにゃ弱い。フィルコです。こんにちわ。

一事が万事、周回遅れで花粉症。へくしょい。
ということで、4月3日に開催されました「東京アパッチブースターお花見会」の模様を今さらレポートしまーす!!
 

■開始前

  
ビールとツマミで膨らんだ箱をガラガラと引いて新宿駅に降り立つと、まだ日曜の8時前だというのに山手線代々木方面のホームは激混み。自粛だなんだと言っても、やっぱりみんな桜が好きなんだねぇと思ったが、見渡すとお洒落した10台~30台前半ぐらいの女性しかおらん。花見って感じではない。
 
そう、このお嬢さん方は間違いなくアパブー花見のお隣のイベントが目的。思いっきり同時刻に開催されるジャニーズ事務所総出のチャリティーイベントのお客さんだね。連日10万人の人出だそうな。すげー。

しかし、しっかりアパブー花見にぶつけてくるなんて、さすがはジャニーさん、仕掛けが早い。
 
女性ファンでごった返すいい匂いの原宿駅を抜けて代々木公園に。場所取り先発隊のブースター兄貴達がツイッターに載せてくれた桜を目指し、間髪入れず完全に迷う。桜はボチボチな感じ。気温はたぶん6~7℃。咲いてくれてありがとう。

うーん、やはり例年に比べれば全然人が少ないんだろうなぁ。自粛ムードっていうか、普通に寒い(笑)。とかなんとか思いながらウロウロすること20分でなんとか会場に到着。
 
こ、これは!!なんという素晴らしい枝振りの桜!!
世が世なら古今和歌集で歌われちゃうレベルだろこれ。

 

なんと先発隊は前日からリサーチをしてこの木を押さえてくれていました。素晴らしきかなブースター愛。渡した缶コーヒー、迷ってる間にすっかり冷めててすみまそん。

程なく実行部隊のブースターさんが集合し、9時にはもう完全にスタンバイOK。さすがは危機と共に生きるアパブーです。仕掛けが早い(笑)。
 
しかしあまりに早く準備が整ってしまうとどうなるでしょう。そう、ヒマです。寒みーし。なので、ツイッターに「飲んでいい?」って書いたら、すかさず「どうぞ」って返事を貰ったので、すぐさまビールが開きましたとさ(笑)
 
実行部隊意外で一番最初に来てくれた高校生ブースターさんに、開口一番「名乗れ」というとても丁寧なお迎えをさせて頂きました。酔っ払っていました。その節はすみません。えへ。
 

■かんぱーい!!

 
どんどん増えて公園内に溢れ出して来たジャニーズファンの皆さんの行列を眺めつつ(桜は?)飲んでたら、時はあっという間に過ぎいよいよ10時30分。実行部隊は各自持ち場に。
 
私はいつもの戦闘服(紫アフロ+レプリカユニ)に着替え、公園の原宿門にスタンバイ。なにやら懸命にアキレス腱を伸ばし続けているばあちゃん二人をナンパしつつ、案内開始。

集合時間の11時前から続々と参加者の皆さんが登場。「とにかくずーっとマッスグ行ってアパブーっぽい人が立ってるから右」と、とても丁寧な案内でどんどんご案内させて頂きました。酔っ払っていました。その節はすみません。

花見シーズンの代々木公園だから、すぐにでも連行されそうな怪しい人が沢山いるだろうなぁとと思っていたら、意外にそうでもなかったです。紫アフロで明らかに振り切れて浮かれている人間はどう見ても私一人(笑)。ジャニーズ行列の人から相当見られてる中、怖がらずに声をかけて頂きありがとうございました(笑)

それにしても嬉しかったのは、沢山の方が「今日を楽しみにしてたよ!」って、本当にワクワクした感じで会場に向かってくれたこと。初めましての方も多くて「他の用事もあって申し訳ないんですが、居ても立ってもいられなくて参加しちゃいました!」と言ってくれたこと。

やっぱりみんな会いたかったんだなぁと、始まる前からちょっとウルっと。

開始予定時間の11時30分。公園内で迷ったブースターさんから電話が来たりしてたので、これは迷子を出さないようにもう少し頑張らねばと、案内延長を決断。
  
社会人としての常識がひととおり備わっている私は、すかさず会場係に電話でその旨を伝えました。

「こちら入り口案内です。そちらはもう集まってますか?迷子が出ないようにもう少し案内を続けます。申し訳ありませんが、時間なので先に始めてもらってかまいませんので宜しくお願いします。」

「あ、お疲れ様です。もうだいぶ集まってます。っていうか、もうとっくに始ってますので、ごゆっくり~(笑)」
 
・・・さすがアパッチブースター。仕掛けが早い(笑)。

【2】につづく~
 

2011/03/30

 
東京はここ数日やっと暖かな日が続くようになり、春を実感できるようになりましたね~!
毎年言ってますが、私の人生の春についてはその限りではございません。
フィルコです。こんにちわ。

みなさんいかがお過ごしです?

相変わらず不穏なニュースが飛び交ってますねー、、これで精神的にダメージが蓄積されている方も多いのではないですか?

東京アパッチは活動休止しちゃうし、、停電・節電で家も街も電車も暗いし、、神田祭や三社祭まで中止とか、、放射線がどうとかで不安だし、被災地の状況を考えると楽しむことが罪悪みたいな感じがして、正直無力感や閉塞感でたまんないっす。
 
と、しょぼんとしてるアパッチブースターさんも多いのではないでしょうか。
 
そんな皆さんに朗報です!!
 

この国には『桜』があります!

 
我々は長い歴史の中で、この小さな国土に何度も何度も大きな災害を受けてきました。しかし、楽しむことを決してやめてないんです。娯楽が発達した平安や室町、安土桃山あたりの時代は、実は大きな戦乱や災害、飢饉が多発した時代でもあるのです。

それら娯楽のなかでも、とくに身分を問わず愛され続け、益々盛んになっているもの。
それが近年に言うところの『THE HANAMI』。

そうそれはつまり、、「お花見」であります。

という事で、
 

■東京アパッチブースターお花見会を開催します!!

 
ご参加は別にアパッチブースターじゃなくても全然かまいません(笑)
 
 
開催日:   2011年4月3日(日)

時間:    11:00集合 11:30開始~15:00ぐらいに終了

場所:    代々木公園

アクセス: JR「原宿」・地下鉄千代田線「代々木公園」(C02)下車 徒歩3分、 
       小田急線「代々木八幡」下車 徒歩6分

集合場所: 代々木公園 「原宿門」前 (原宿駅側、代々木第1体育館向かいの入口)

会費:    無料 (募金をやりますので、お気持分はお持ち下さい。)

飲食:    各自持ち寄りでお願いします。

ゴミも各自持ち帰って頂きますので、その辺の加減も含め各自でご考慮願います。
レジャーシート等の敷物をお持ちの方、ご協力お願いします!
 
参加人員: 無制限(ただし、大きな場所取りは難しいので、大人数になった場合はばらける
        可能性も多々あります。予めご了承下さい。)
 
代々木の屋外コートも近くにあるので、私はボールも持って行きますよ~。
************************
 
ご不明な点は、幹事のフィルコ(fillco32@gmail.com)までお問合せ願います。
ご参加お待ちしております!
 
【募金について】
 
今回のお花見で集まった募金は、しかるべき窓口を通じて被災地支援に当てられます。
ブースターのみんなが少しでも繋がっていけるように、今後もこのような小さなイベントをチョコチョコやろうと思います。募金もその都度実施しますので、ご協力は無理の無い範囲でお願いします。続けることが尊いと思いますので。

我々のDNAは、きっと桜が咲けば大丈夫なシステムを採用しています。

俺たちはブースターなのだから、いつもの代々木(とはちょっとだけズレてるけど)で、ぱ~!!と騒げば大丈夫なシステム(笑)。

元気出していきましょう!!
 
 
■JunkStage花見会

実はワタクシ先週末の27日に、ちょいとフライングで花見してきました。当JunkStage主宰の花見会。といっても桜が全然咲いてなくて、急遽会場変わって渋谷の「無銘食堂」って小さな店で飲んだくれたんですがね(笑)

JunkStageのスタッフの皆さんがカウンターの中でホストとして迎えてくれました。仕事帰りだったので、日曜の真昼間にも関わらず、完全に「普通にスナックで飲んでるサラリーマン」でしたが(笑)

毎年好例の行事ではあるのですが、今回はとくに震災復興支援行事として行われ、会費の一部を義援金として寄付したり「東北の産物で皆で元気に騒ごうぜ!」ってことで東北のモノを持ち寄ったりしました。

私はちょいと時間が取れなかったので、うちの田舎の日本酒と、東北6県の桜の写真を張り合わせて持って行きました。人が撮った写真を、会社のプリンターで印刷して(笑)。まぁお花見なんで許してたもれ。

 

一応だが、願いをこめた。

 青森の桜:華やかな春でありますよう

 岩手の桜:雄々しい春でありますよう

 秋田の桜:艶やかな春でありますよう

 宮城の桜:逞しい春でありますよう

 山形の桜:穏やかな春でありますよう

 福島の桜:普通の春でありますよう

 

あんまり長くいられなかったけど、バカな話をして飲んだらやっぱ元気でた。
 
 
だから桜が咲いたら大丈夫。きっと大丈夫だ。
  
いつも通りの春で賑わえ!!

2011/03/21

震災の日、あれから10日。

当初では把握できなかった被害の大きさが明らかになるにつれ、本当に大変な事が起きたのだな、と実感しております。 しかし、ここ最近の私の消費が落ち込んでいるのは、震災に対しての自粛などでは決してありません。もっと中期的な危機。つまり、、

2月のイスラエルで調子こいてカネ使いすぎました。。だって物価高いんだもんあの国。

震災前から大ピンチ。フィルコです。こんばんわ。

 

■今季の活動を休止

3月17日、bjリーグより衝撃的な発表がありました。
- 仙台89ERS、埼玉ブロンコス、東京アパッチについては今季の活動を休止する-
まるで背骨を引っこ抜かれたような感覚と、「やはりな」と冷静に受け止める理性が同時に沸き起こり、節電で肌寒い事務所にあって妙な汗をかいた。

89ERSは会場が破損、というよりホームである仙台は今回の震災の中心地のひとつで、それを言ったらあらゆる場所が破損している状況。復興には時間が必要だ。

ブロンコスと、我らがアパッチについては、会場の安全性の問題と、選手・スタッフが国内にいられないという事情があるでしょう。収まらない余震、流通の停滞、原発の問題と、諸外国にとって見れば「帰国勧告」を出すに値する条件がそろっています。普通ならば、きっと暴動が起きたりしても不思議じゃないからね。国によっては事実以上の惨状に報じられ、半ばパニックになっているとか。

外国で災害や戦争が起きたときは、日本も逆の立場で帰国勧告を出すわけですから、これはもうしょうがない。

と、自分の体制を整えるまで、結構な時間が必要でした。
自然を相手にしたとき、我々は「備える」以外の対抗策は持たないというのは、頭では分かっている。しかし、理解できたつもりでも、どうしたことか悔しさが湧き上がって収まらない。

こうなってみると、あんなに問題だ問題だとギャーギャー騒いで過ごしてきた今までの6シーズンが、全て最高に楽しく、最高に美しいものに思える。いや、きっと実際そうだったんだろう。

状況は易しくはない。が、決して負けてはやらないよ!

この6年間、チームやリーグを拠りどころにして、我々は「ブースター」という大切な、そして大きな仲間を得たんだ。みんな、ひとりではないんだ。

 

■bjリーグ再開!!

3月19日(土)、20日(日)の両日。bjリーグは「復興支援ゲーム」と称して、各地で計8試合を実施しました。
大分ヒートデビルズ VS ライジング福岡
京都ハンナリーズ  VS 宮崎シャイニングサンズ
大阪エヴェッサ   VS 滋賀レイクスターズ
島根スサノオマジック VS 琉球ゴールデンキングス

試合結果・詳細はコチラ → bjリーグ公式HP

 

各地でいつもと変わらぬ、いやそれ以上の熱い試合が繰り広げられ、試合の収益金の一部は被災地への義援金として送られました。

しかしそれ以上に嬉しいことは、各チームのブースターの皆さんが、試合前に被災地のチームである89ERSをはじめ、ブロンコスやアパッチの応援コールをしてくれたり、「頑張ろうTOHOKU」「がんばろう日本」の横断幕を掲げて、沢山のメッセージをくれたりしたことです!

リーグを通じて、バスケを通じで繋がっている実感。今まさに被災地で戦っているみんなに大きな力となって届くよ、絶対。

この場をお借りしまして、リーグ続行を決意してくれたbjリーグの皆様、各チームの皆様、そして暖かい気持ちを贈ってくださった全てのブースターの皆様に、厚く御礼を申し上げます。

本当にありがとうございます!!

■決して灯を消さないこと

我々に出来ることはなんでしょう。

チームの先行きは正直どうなるか分かりません。「今はバスケどころじゃ無いだろう」というのも事実。こと仙台においては、まずは生きることが最優先、次に復興です。

埼玉、東京においても、東北の復興を牽引する役割を担わなくてはいけませんから、これから長い戦いを強いられるでしょう。それが現実です。
しかし、そこにバスケは、スポーツは、エンターテイメントは不要なのか!?

そうじゃないだろう!!今だからこそ必要なんだ!!

苦しい日々を元気に笑顔で吹き飛ばすために。そもそもエンターテイメントっていうのは、

そのためのものなんじゃないのか?

事実、この土日で行われたbjリーグの試合に励まされた人がどれだけいることか!!

いまの状況の中で、一番苦しんでいるのは選手、休止せざるを得なかったチームの皆さんです。ブースターは、選手やチームを応援することで自分達が元気になる人種。だから我々は変わらず選手とチームをブーストし続ければいいし、それに加えて弱っている隣の人をブーストすればいいんです。
せっかく出来た大切な仲間を思い、残された灯を決して消さない。

ちいさな事でも全然OK。
自分が出来ることをやり、しっかりと生活を送り、週末には、こう叫ぶ。

いつものように。

Go!Go! ナイナーズ!!

Let’s GO BRONCOS!!

Let’s GO TOKYO!!

そして、

Let’s GO TOHOKU!!

Let’s GO JAPAN!!

ひとりじゃない。みんなで笑って生きようぜ!


 

てことで、とりあえず、ぱ~っとお花見でもしましょう!

4月3日、代々木近辺でアパッチブースター花見を計画しています。

詳細は後ほど本コラムとツイッター、mixiなどで告知させて頂きます。
他にも、ちょこちょこ集まりを企画したいなぁなどと、思っておりますので、

宜しくお願いします。

2011/03/12

3月11日 金曜日、14時46分

宮城県を中心に大きな地震が発生しました。震度は最大で7。
エネルギーの強さでは、観測史上最大のマグニチュード8.8。
阪神大震災の178倍の大きさだそうです。

被災地には、私の家族、友人、同僚、大切な人が住んでいます。

大きな被害を被った仙台には、bjリーグの仙台89ERSの本拠地であり、選手・スタッフ、沢山のブースターの皆さんが住んでいます。

発生当日はメールも電話もつながらず、交通機能がマヒした都内をさ迷いながら、大切な人々の安否も分からず、津波の映像を見たときは心臓が潰される思いでした。

夜にかけてポツポツとメールが帰ってきて、なんとか無事が確認できましたが、津波、火災、避難生活など、地震災害はこれからが大変なんです。

今すぐ飛んで行きたい気持ちでいっぱいですが、
現地の交通が麻痺した現状ではそれもままなりません。

今はとにかく、被災地以外の人間が出来ることを考え、書きます!

 
■悲観せず!元気よく!負けてやらない!!

大変なのは、間違いなく被災した人々です。悲しくなるニュースが沢山流れます。身内が被災した方は打ち砕かれるようなニュースもあります。しかし、それで私達がショボンとしてしまったのでは誰も救われない!

何をするにも、悲観せず!元気よく!災害に負けてやらないこと!!

まずはコレが一番大事!!

 
■節電!!節電!!

今回の地震では、太平洋沿岸の原発、火力発電所が被災しています。はっきり言って電力不足です。これから被災地に徐々に電力が復帰していくにつれ、確実に電力が不足します。全国の発電所は、送電路を開放してカバーしますが、送電元で電力を使いすぎるとそれもままなりません。

全国で節電をお願いします!!

1.エアコンは使用しないで下さい。
2.照明はこまめに消してください。
3.使用していない電気機器は、コンセントを抜いてください。
4.使用していない部屋や設備は、ブレーカを落としてください。
5.店舗の電光看板は最低限にして下さい。

遠いところに住んでる方も、電力網はつながっています。
もし被災地に対してお気持ちを持っていただけるなら、まずは節電を宜しくお願いします。
 

 
■自分自身の避難準備!

今回の地震は、大変広い範囲に被害が及んでいます。
使う使わないに関わらず、イザというときのための準備をしておくと、不安が和らぐことで自分が落ち着き、正しい判断が出来るようになります。

最低限でよいので、避難準備を!
 

■隣の人と声を掛け合うこと!

今回のことで、大きな災害時には携帯、メールは正常に機能しなくなることが実感できたと思います。隣近所の人と声を掛け合って、イザというときには、少しでも自分達のことは自分達でできるようにネットワークを確認しましょう。
 

■義援金寄付・支援物資の準備

じきにに各地で義援金の募集と被災地への支援物資送付事業がスタートします。少しでもかまわないので、まずは義援金の寄付をお願いします。そして、よかったら支援物資を送りましょう。それぞれの自治体やコミュニティのニュースによく注意して、喜ばれるものを送って下さい。困るものは送らないようにしましょう。

【食料】

 喜ばれるもの:飲料水、カップ麺、お湯だけで作れるレトルト食品、乳児用粉ミルク、哺乳瓶

 困るもの:野菜や魚などのなまもの、アイス、電子レンジで調理しなければならないもの、消費期限切れ食品

【衛生用品】

喜ばれるもの:おむつ、生理用品、歯磨き、石けん、タオル、トイレットペーパー、ウエットティッシュ、マスク、水を使わないシャンプー、

【その他】

喜ばれるもの:マスク、新品の肌着や衣類、使い捨てカイロ

困るもの:古着(古着は誰も貰いません、ゴミになるだけです)、家でかきあつめたようなこざこざ、趣味で作った装飾品、絵画など。
注)医薬品はダメです。医薬品は医師や薬剤師がいないと配れません。

  

■大切なひとのために出来ること

私は高層ビルの中層階で地震に遭遇しました。
大きな揺れに生きた心地がしませんでしたが、安全確認ができるまで建物の外にでることは出来ず、電話もメールもまったくつながらず、情報源をシャットアウトされた状態で待たなければいけなかったことが何より辛かった。

いつ来るか分からない余震に戦々恐々とする中、ビルの管理部からアナウンス。

「宮城県で震度7の地震発生。東北各地に甚大な被害が出ている。」

電話もメールもつながらない。部屋からは出られない。
もれ聞こえる「被災地」には、家族、友人、同僚、大切な人が住んでるんだよ!

必死でメールを打ってみるが送信できない。たまに送信出来ても反応はない。
不安がるお客様にかろうじて笑顔で応対しながら、押しつぶされるような不安に襲われました。

ビルの安全管理が解け、夜中に電車が動きだして、自宅に帰りに着いたのは朝の5時半。それからやっとニュースを見て、被害の大きさに正直打ちひしがれました。

が、ここでそんな事に自分が負けたら何も始らない!

被災地に大切な人が住んでいる方。ブースター仲間の皆さん。
出来ることは、まずは自分がしっかりとすることです。元気を出すことです。

まずはあなたのエネルギーから送りましょう!
それだけでも、現実に戦っている人の大きな生きる力になるよ!

胸の痛くなるニュースに負けるな!

みんなで戦おう!!災害になんか負けてたまるかよ!!

 

2011/03/06
 
東京は梅がきれいに咲いております。フィルコです。こんにちわ。
私の花粉症は4月からのタイプなので、それまでの期間は2~3月ピークの皆さんに対し、優越感をもって過ごしたいと思います。
 
 
さて今回の【BBE】バスケ・バカ・エッセイはのテーマは「感ずべきこころ」
エロ話ではありません。楽しいバスケの話です。
 

バスケの「楽しい」って、何ぞ?

これを書き出すと本当にキリがなくて。

バスケの楽しみ方って本当に人それぞれで、それこそ星の数ほどあると思います。まあ、それはどんなスポーツにも言えることだけんど。

「勝つからこそ楽しいんだ」なんて真顔で仰る方も多いですし、そりゃその通りと思いますが、プレ-の一つ一つ、単なるドリブル、パス一つとっても、そこには無限の楽しみ方があるわけで、殊に東京アパッチのブースターになってからは、見るバスケとして「肩の筋肉の動きのセクシーさ」とか「フリースローを打つ前の深呼吸のセクシーさ」とか、そんなセクシー中心な見方があることまでも教わりました。誰からとはいいませんが(笑)。

 
世の中は広うございます。これはもうバスケットボールの表面のツブツブを眺めているだけで身もだえするほどに楽しくなってしまうという変態感受性の強い方や、皮と皮の間のミゾにとてつもないエクスタシーを覚えてしまうど変態素晴らしい感性の持ち主も必ずやいることでしょう。いやそれはもうフェチズムの域か(笑)
 
「何事まれ、感ずべきことにあたりて、感ずべきこころを知りて、感ずる」

とは、私の座右の銘だったりする江戸時代の偉いオッサンの言葉ですが、これってまさに本質的なことだと考えています。

沢山のバスケ馬鹿の方が、どうにかしてバスケをメジャースポーツにしようと日々粉骨細心東奔西走五里霧中しておられます。私自身はてんでアマちゃんで、実はここで「バスケバカ」と名乗るのもカナリ恥ずかしかったりするのですが、見たり聞いたりしてきたことから考えて、今必要なのは「感ずべきこころ」を育てること、その機会を出来るだけ沢山作ることだと思うのです。

それは、バスケ自体のハードウェアやソフトウェアなどの「感ずべきこと」の問題というよりは、人によっては「スポーツ文化」と呼ぶものの問題です。

かの神マンガ「スラムダンク」は、まさに「感ずべきこころ」に訴えかけた作品だったんだなと、この年になって改めて思います。私は、最終巻の山王戦「セリフのないラスト数分間」がとても好きです。

本当に全力で戦った試合の記憶って、あの風景そのもの。

スライドショーみたいな断片的な記憶。音は、全く無いか、自分の息遣いだけ。淡い色彩。タイムアップした瞬間の、急にボリュームを全開にしたような歓声。作者の井上氏はその風景の殆どを、コートの中の視点で描いています。たぶん一緒にコート上で戦っていたのかと。

あのシーンを読むことで、限界ギリギリのバスケを見事に追体験できるのですよ。私なんか今でも血が熱くなるのを感じます。バスケの楽しさ、「感ずべきこころ」を知る教科書の好例だと思います。ああ、これを話し出すと終わらなくなるのでヤメ。続きはまた今度。

bjリーグがスタートした2005年以降、いろいろな地殻変動が起きて、各地で子供達が直接バスケに触れる機会が増えています。沖縄と仙台では子供達の将来の夢として、ついに「プロバスケ選手」が登場したそうです。これは何よりも実現したかったことの一つで、関係者の皆さんは本当に嬉しかったんではないでしょうか。俺でさえめちゃくちゃ嬉しいもの。

なので、

「感ずべきこころ」を育てる機会を地道に増やしていくこと、さすれば、おのずと道は見えてくるのではないかと。

ただ、

ボールのツブツブを撫ぜて恍惚としている子供を見かけたら、「それはもう少し大人になってからにしましょう」と注意をしてあげた方が、その子の健全な成長のためにはいいかもしれません。

そのまま成長を見たい気もしますが(笑)

 
 
2011/02/27
往生際がもの凄く悪い男。フィルコです。こんにちわ。
卒業とか往生とかほんと苦手です。長生きすると思います。
 

「諦めたらそこで試合終了ですよ」


とは、あまりにも有名な安西先生のお言葉。バスケ馬鹿の類ではなくても、この言葉に勇気付けられた人が、たぶん世界中で22億人ぐらいいるはずです。(フィルコ総研調べ)
大体にしてプロアスリートになろうなんて考える輩は、もともと諦めが悪いに相場が決まってるわけですが、我らが東京アパッチもにひとり阿羅漢クラスで諦めない男がいます。
 
#00 バイロン・イートン
 
通称:肉団子 B-ton(ビートン)
1986年 クリスマスイブ生まれの25歳 やぎ座
 
****
 
 2月22日(火):東京アパッチホームゲーム at 代々木第二体育館
 
 東京アパッチ(東3位)VS 大阪エヴェッサ(西1位)

この組み合わせは、アパッチブースターに「伝説の試合」を思い起こさせる。
2008年11月20日。代々木第二体育館。残り1分で10点をつけられながら、驚異的な粘りで追いつき、残り0.5秒、青木康平が奇跡の大逆転シュートを決めた、あの試合を。あれはホントにね。凄かった。
 
今回の対戦も、そんな胸騒ぎの中で行われました。
 

■前半はがっぷり四つだったけど

 
伝説の試合を意識してかどうかはしらないが、出だしはやや固めの展開。しかしパスが回り始めると、両チームとも速い展開から点の奪い合いになるという、バスケ馬鹿的には美味しい展開に。
 
東京は好調のケンスケ、康平、スイフトが引っ張る。ビートンはまだいまいちピリッとしてない。大阪はリン、田村、ブラックレッジが速い展開に持ち込み前半は一進一退の見ごたえのあるゲームだった。
 
しかし第3Qに入ると徐々にリン・ワシントンにボールが集まり、アパッチディフェンス陣は彼のパワープレーに苦戦。NBAクラスの選手にも全く負けてない本当に凄い選手です。ガード陣にもターンノーバーから失点するなどで、東京アパッチは9点差のビハインドを背負って最終第4Qに望んだ。
 
第1Q 東京 20-18 大阪
第2Q 東京 39-38 大阪
第3Q 東京 53-62 大阪 
 

■諦めない男

 
で、こっからが面白い。
 
これ以上は絶対に離されたくないアパッチ、前線からプレスディフェンスを仕掛けてボールを奪いにいく。しかし敵も西の1位。簡単には流れを渡してくれない。プレスディフェンスは諸刃の剣で、どうしてもゴール下が薄くなる。前線が破られてしまうと1パス2パスで得点されてしまい、ナイト、田村、ブラックレッジにサクサク点を取られてしまう。
 
アパッチブースターにとってはフラストレーションが溜まる展開で、残り5分で【東京58VS78大阪】と、19点まで点差が開いてしまった。あの「伝説の試合」だって、ここは9点差ぐらいで折り返しましたからね。普通は諦めが入ってしまう点差です。
 
しかし、我らがアパッチとHCヒル爺は全く諦めてませんでしたね。タイムアウトをとったヒル爺はディフェンスをもう一度確認。気合を入れます。安西先生のように「君達は強い」とか言ったのかね(笑)
 
ここにきてやっと集中してきたのがビートン君。どうも試合の序盤には割と迂闊なプレーが出るビートン君ですが、シーズン中盤以降、第4Qの男として、実はここまで3試合ほどチームの窮地を土壇場で救っています。ん?「割と迂闊なプレー」「土壇場でチームの窮地を救う」。どっかで聞いたフレーズ。。ま。いいか。
 
アパッチはプレスディフェンスの陣形をさらに前線に上げ、ガンガン攻めるように守ります。それにしても、ここからの康平、ケンスケ、ビートンの気迫は凄かった。3人合わせて7つのスティールを積み上げ、たった3分半後には、ケンスケが相手のスローインをかっさらってそのまま押し込みカウントワンスロー!
 
残49秒:【東京 81 VS 81 大阪】 ついに同点!!!

なんという爆発力!!客入りの寂しい代々木第二体育館だが、そんなことお構いなしに爆発する歓声。ビートンはこの3分半で4スティール12得点。「諦めないスイッチ」が入った彼の集中力は常軌を逸しているにも程があるわ(笑)。
 
しかし敵はあくまであの大阪エヴェッサ。そのまま終わるわけが無い。速攻崩れから#10ケビン・タイナーが決めてくる。諦めないアパッチ。ビートン得意の無理やりカットインで返しファールを貰いフリースロー。
 
1本目、成功。みんな祈る。2本目、落ちた!
 
もう残るはファールゲームしか道はない。わざとファールをして時間をとめ、相手がフリースローを落として自分達がリバウンドを取ることに期待する、ギャンブルにかけるほか無い。
 
こんなとき一番怖いもの。地震?火事?いや、西の将軍様「リン・ワシントン」に決まってる。こんな展開になると、リードしている方にももの凄いプレッシャーがかかる。フリースローはプレッシャーとの戦いだ。リンは、誰よりもそのプレッシャーに強い。だから「将軍」なのだ。
 
大阪は、そのリンワシントンにボールを集める。アパッチはしかたなくリンにファール。リンのフリースローだ。
 
怒号のようなブーイングが響くなか1本目。決めた。
 
そして2本目。
 
・・・外れた!!!
 
残2秒:【東京 82 VS 84 大阪】

リバウンドはスイフト。すかさずビートンにパス。会場の誰もが、bjtvのカメラマンさえもが諦めていた中、ビートンだけは全く諦めていなかった。センターラインの手前、極限まで集中した「第4Qの男」がゴールに向けてボールを放つ。直後、試合終了のブザーが鳴る。
 
時間が、長い。
 
誰の目もボールを追う。諦め。期待。 
凝縮した感情に引き伸ばされただけ時間をかけて、ボールは空中を静かにすべる。
 
 
ザグン!!

諦めない男の諦めない魂は、ネットに深々と突き刺さった。
Photo by 東京アパッチ公式HP
 
正真正銘、奇跡の大・大・大逆転ブザービート(ブザービーター)!!!!
会場は総立ち!!優勝したかの大騒ぎ!!!
この興奮、感情の爆発。
 
これがバスケットだ!!
 
その夜はネット上でこの試合の奇跡についての感想が踊った。中でも沢山の賛同を集めていたのが、あまりの諦めの悪さに、名物アパッチブースター・ガンマ氏がビートンにつけた名前。
 

「ブザー・ビートン」

 
なんて、ぴったりすぎる(笑)
おーい!!座布団5億枚持ってきてー!!
 
今季、随分変わってしまった東京アパッチだけど、こういう時間を一緒に過ごして徐々にファミリーになっていくんだよねぇ。コレがあるから、いくつになってもバスケ馬鹿はやめられねぇ。
 
やっぱ会場で見てーーーーー!!!!!
 
さあ、東カンファレンス2位が見えてきた!!シーズンはこれから中盤から終盤に突入、プレーオフ争いが本格化してきます。
ますます熱くなるバスケに要注目だぬ!
 
4月3日(日)の東京ホームゲーム(対仙台89ERS戦)。
本コラム主催で読者さんと行く観戦企画などをやろうかなっ、なんて考えてますが、
いかがでしょ。

奇跡のブザービートンが見れるかもよ(笑)
 

2011/02/27 10:56 | 東京アパッチ | No Comments

Next »