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2012/01/23

新しい年になり、ようやく1回目のコラムになります

今年もこうやってがんばってみたり、さぼってみたり、
テンション高かったり、勢いだけだったり
そんな1年になると思いますが
こうやって表現できる場所をいただけていることに感謝して
更新していきたいと思います

どうぞ温かい目で見守ってやって下さい

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さて、花屋7年目がそろそろ終了
4月あたりから8年目になる私ですが
ここにきて いろいろ考えることがあります

あ、別に花屋をやめようとか思っているわけでもなく
自分探しの旅に出ようとかいうわけでもありません
(ちなみに“自分探し”という言葉はあまり好きじゃない・・・)
花屋として利益を出すことはもちろんですが、
自分たちは花屋を通じて何をお客様に提供したいのか?
もしくは自分たちにしかできないことは何なのか?

と書くとなんだかビジネス書を読んでいるような
まじめなお話になってしまいますね

もちろん、このお仕事は本当に飽きることもなく楽しいですが
もっと素敵なお花屋さんになるために
何かをしないといけないとは常々感じておりました(売上アップももちろんです)
過去にこういうことが多々ありました

お客様に『ここのお店のお花は持つのよね~』とか
『こちらで作って贈ってもらったアレンジがすごく持ちました』とか
『同じ日にもらったコチョウランがいくつもあるんだけど
 おたくから配達してもらったのがものすごく長持ちしたのよ』とか

それは本当にありがたいお言葉

しかし、そういう言葉をもらった私たちは
素直に『うれしい~♪』と言えない、なんだか
ほめられたのにちょっと後ろめたさを感じたりするぐらいなのです

センスやボリューム、接客などと言ったものは
お花屋さん次第になりますので、
そこをほめられると手放しで喜びます

確かに仕入れたばかりの新しいお花をできるだけ使うように心掛けています
でも、やっぱりお花の持ちは
そのお花の品質に左右されるところが大きいと思っています

この点は花屋さんの頑張りではなく
生産者さんや生産者さんを支える環境、市場、卸屋さんなどの
努力の結果だと思います

(※ただし、どんなにいい品質のものでも
 仕入れてから日数がたち、痛み始めたお花を平気で入れたりするお花屋さんは
 問題外ですので、このお話はある程度常識をわきまえたお店のお話です)
もちろん、いい産地やお花を見極める目を持つことが必要になってきますが
そこにまだまだ自信を持てない私たち

お花の名前、品種を覚えるのに精いっぱいで
どこの産地のどの生産者の方のお花が品質のいいものかどうか
正直 そこまで頭が回っていませんでした
そういうところに目を向けることが必要だと感じてきたこの最近ですが
実はひょんなことから、花苗や鉢を生産する方とお知り合いになりました
鹿児島からは遠い山梨の生産者の方です
本当にプライベートの出来事ですが・・・しかも仮面ライダーの変身ベルトを通じて、
というなんとも不思議なご縁になります

そこの奥様とメールでやり取りしていた次の週の鉢、苗の競り日のこと

まさか思いもよらなかったのですが
その方のお花が鹿児島の市場でも出品されていました!

それもほんの一瞬でセリ落とされて流れて行ってしまう中で
ふと出品者の名前に目が行った私

え???っとびっくりして
すかさずセリ落としてしまいました
まさか山梨の方のお花が鹿児島で手に入るとは思ってもいませんでした

ちょっと興奮気味に家族に報告したり
その生産者の方にメールしたりして
本当に嬉しい再会をした気分でした

それからというもの、その苗(ガーデンシクラメン)が
とてもかわいくてかわいくて
お店に並べながら
明らかに他のお花よりも目が行き、管理の手も伸びるんですね

その苗が売れれば嬉しいし
お客様にも自信を持ってお勧めすることができて
『これか~』
と思いました
私たちはもっともっとお花について
またお花の生産者さんについて知る機会を持ったりすることで
生産者さんの愛情も乗せて
お客さんにお届けできたらいいなあと
最近はここに行きつきました
これからの私たちのしていきたいことが見えてきたな~と思えたんです
それが昨年12月の出来事

それからほんの1カ月のうちに
他の生産者さんとお知り合いになる機会にも恵まれました

ちゃっかりもう、訪問させていただいちゃいました!!

本当は今回のコラムに載せる予定でしたが
予定外に前置きが長くなっちゃって

ということで次回、その時の様子をお伝えしますね~

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お花の生産者さんのところに訪問させていただくことは

このジャンクステージさんにコラムを書かせていただくのと同じで

これが何につながるのか今はまだ分かっていないけど

続けて行くことで何かが起こるのではないかという

わくわくした気持ちになります

さてさて、今年はどれだけの生産者さんやお花と

出会うことができるのか楽しみです♪

2011/10/10

前回のコラム『花言葉 改正案』ですが
ふと気付いたら、twitterのtweet数が100とか150とかになっていて
え?何ごと?
プログラムの問題でも起きたのか?
なんて、ちょっとびっくりしてしまいました

tweetを見てみると青いバラの花言葉について
ジャンクステージの須藤さんがtweetしてくださったものが
次から次へとリツイートをされて大変なことに!

今まで、『私とあなた』という世界でしかネットを利用してこなかったので
自分の記事が自分の未知の世界へは羽ばたいて(?)行くのは
なんとも不思議で、くすぐったい気分でした

さらに検索をかけるとこんなのもありました
(どんだけヒマ人なんだ)

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たぶん、そこから派生したのでしょう
どこかの自動ニュース作成サイトで須藤さんのtweetが取り上げられ
見ず知らずの方からのコメントです

“お花畑っぽい脳内の人だな。>素敵な花言葉に替えちゃいましょう♪”
(私の文章の言葉尻を取り上げられておりました)

“貴方の住む街に行くかも知れません…ルルルンルンルン”
(これは花の子ルンルンですね)

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花屋の頭の中がお花畑なんて素敵じゃないですか♪
花の子ルンルン・・・な、なつかしいっっ

この方たちは決してほめてはおりませんが(むしろ逆ですが)
そんな全く知らない方々が私のコラムをちゃんと読んでるのがすごいですよね
ネットの便利さ、早さ、怖さ、でも面白さを
いつもと違う視点からちょっぴり体感してみたできごとでした

さあ、前置きが長くてすみません
ここからが今回のコラムの本題ですが
“花屋とインターネット”について

これだけネットが身近になれば
花屋も近代化をせずにはいられません
お客さまも身近な花屋さんに通っていた時代から
ネットでお気に入りのお店を見つけて
車でちょっとした距離でもおしゃれなお店を選ぶ時代へ変わってきました

センスを問われる花屋なのに
お店のホームページが古かったりいい加減だったりすると幻滅され
まず間違いなく最初のページで閉じられてしまうでしょう
これは私が消費者の立場になった時も同じ行動をするからです

ただ大手の生花店のようにプロに頼んで作るようなおしゃれなサイトは難しい
だって、、、高いのですもの

商売をしていれば、営業の電話をたくさんいただきます
かつて私も7年に渡って営業職をしてきましたので
営業の方には勝手に親近感を覚えてしまいます

電話でしたら時間が許す限りお話を聞いてあげますし
費用的に無理ですと言っても、それでもいいと言えば(もちろん感じのいい方に限る)
直接アポイントを取られて営業されることも多々あります

特にホームページ作成の会社、SEO対策をメインにされる会社の方が
立て続けに営業に来られましたが
3年間、5年間契約で1カ月3万円~・・・無理です(泣

個人経営のお店は、さすがにこれだけの費用はかけられないですよね

だからと言って何もしなければ、間違いなく取り残されますし
これからは少しずつでも経費をかけなければいけない分野だと思っています

私が嫁いで来るまではうちの店もネットはノータッチでした
しかし少しずつネットを取り入れて
ブログをしたり、ネットショップをして中途半端におわったり、
無料の登録サイトに情報を載せたりしながら
今は独自のホームページを作る事もできるようになりました
月315円・・・安っっ(笑
うちの規模では丁度いいと思っています

生花店でのネットショップを成功されている企業さんは
本当に努力のお店です
何の業種でもそうだとは思いますが、生花店は特に大変だと思います

見本の写真を載せたところで
“全く同じもの”が“全く同じ値段”で手に入らないのがお花だからです
季節や天候、物日(イベントやお彼岸などの年中行事)などにより
物量や競値が倍ほど変わることも常です

ですから、かの有名なお花屋さんネットワークに加盟されているお店は
その時に本部で決められたアレンジや花束の商品カタログに載っているお花を
確実に在庫として持っておかないといけないので
それはそれは仕入れに苦労されているようです

同じようにネットに商品を載せるということは
花屋にとっては自分の首を絞めることにもなりかねないので
よほど強い仕入れルートを持っているようなお店ではない限り難しい
ですから、花屋のネットショップを成功させている企業さんは尊敬します

あと最近よくありますが
あれってどうなんですかね?

電話帳のようにお店の名前、住所、電話番号が検索できて
なんならそこに評価やコメント、写真が投稿できるサービスサイト

うちはどちらかというと積極的に取り入れて
せっかく載せてもらっているのならと詳しい情報を書きいれたりしておりましたが
あまりにもそれ系のサイトが多くて登録するのも大変になってきました

また、登録した覚えはないのに、気が付いたら同じ土俵に乗せられて
知らない間に評価されているというのはどうなんですかね?
(近所のおじちゃんおばちゃんがやってるような墓花屋さんも載ってる)

それも資本主義社会では仕方のないことなのかな?

2011/10/03

花言葉

バラ・・・情熱
アジサイ・・・移り気
カーネーション・・・母への愛
キキョウ・・・優しい愛情
ひまわり・・・あなただけを見つめます
ゆり・・・純愛

私が花屋になるころは
お花の名前と一緒に花言葉も覚えないといけないんだろうな~
なんて思っていたけど
花言葉を聞かれることはほとんどありません

私の独断と偏見で言わせてもらうと
花言葉を気にする方の80%が男性だと思います

お花の美しさ、かわいらしさ、強さ、奥深さ
そういうものに魅せられてお花を育てたり贈ったりする方は
お花そのものが好きなのであって、花言葉に興味はないようです

普段、お花を贈ったりする経験のない男性が
ここぞというときに女性にお花をプレゼントをしたりするときになって
お花を贈る意味と、せっかくならそのお花の意味を
結び付けたいと考えるからなのでしょうか
若い男性の方にはたまに花言葉を聞かれたりします
(先日は小学校2年生の男の子に聞かれました)

でも常々思っていました
この花言葉ってなんかおかしい!

お花屋さんならみなさん思っているのかもしれません
だからお花屋さんはあまり花言葉を推さないのかも

花言葉のおかしなところはいくつかありますが
・出典によって花言葉が違う
・新しくできた品種にもすでに花言葉があったりする
・同じ花でも色が違うと花言葉が違う
・1つの花に花言葉がたくさんある

ようするに、どこかの誰かが
適当につけているんじゃないのかな?
と思わずにはいられないのです

そして一番 納得できないのが
どうしてわざわざ良くない意味合いの花言葉をつけるのか!

『悲しい別れ』『軽率』『傲慢』なんてついてたら
そのお花がかわいそう!

“このお花の花言葉は何ですか?”

えっと、、、『失意』です

買いますか?このお花(笑)

だからですね
せっかくかわいいお花たちなんですから
素敵な花言葉に替えちゃいましょう♪

愛・友情・優しさ・未来・希望・癒し・感謝・・・

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ちなみに花言葉の成り立ちは
直接言葉を交わさずとも互いの意志疎通や
感情を伝える事の出来る手段として生まれた
そうですから本当はちょっとロマンティックなんですね

あとウィキイペディアを見てたら
こんなのがあったのでちょっと紹介させてください

(↓ウィキペディアより引用)
青いバラは青の色素を持たず作ることができなかったため
以前は「不可能」を指していた。
しかし遺伝子改良技術によって生産が可能になった現在は
「夢かなう」とされるようになった。

あ、ちょっとステキかもしれない
花言葉も悪くないかも知れない(笑

2011/09/26

お客様から電話がかかってきます

『知り合いの誕生日だったんだけどすっかり忘れてて。
 いつもの感じで届けておいてもらえる?
 お金はまた近く通った時でいい?』

うちの花屋にはよくあることで
こういうお客様を“お得意様”というんでしょう

お客様の好みもわかっていて
こういうお花を入れてほしいんだとか
こういう色合いが好みだとか
一回一回聞かなくてもわかっております

定期的にご注文をいただける
大変ありがたいお客様

お誕生日、結婚記念日、お悔やみ、
ちょっとしたお土産
お花を上手に贈りものとして活用されています

ですが、反対にいつも思うことがあります

“花屋ってなんて便利なんだろう~”

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私の実家は静岡ですので
両親の誕生日や父の日、母の日などというイベントは
配送するのがお決まりになっています

先日、父の誕生日のことですが
うっかりしてまして前日まで準備し忘れておりました
(そのままうっかりで終わってしまうこともしばしばですが)

こちらは鹿児島ですので
今から用意して発送するとなるととても間に合いません

そこで考えました

実家の近くにアイスクリーム屋さんがないかな?
おいしいアイスクリームを直接宅配してもらおう!

しかし、宅配をしてくれるようなアイスクリーム屋さんはなかなか見つかりません
mixiでも静岡の方にお伺いを立てたりもしましたが良い情報は得られず
(全く知らない方が 私が買って届けましょうか?と言って下さって
 なんていい人がいるんだ・・・とびっくりしましたが 笑)

なんで花屋は配達するのに
アイスクリーム屋さんは配達しないの~???

私は不思議でなりませんでした

ケーキ屋さんなどは配達してくれるのかもしれないけど
初めて注文のお客さんで 今日の今日
配達してくれるようなお店はなかなかないんですね

結局あきらめて、amazonで注文し
さらに、在庫切れのため10日も遅れて父のもとにアイスクリームが届きました

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こんなこともあってか
一本の電話で配達してくれる花屋って
なんて便利なのかしら?

と自分自身が花屋でありながら感じるのです

しかし、もちろん
お店とお客様の今までの信頼関係があって
できることでもありますね

全く見ず知らずの方にお電話で1万円の注文をもらって
1週間後の支払いで・・・となったら
さすがにヒトのいいお花屋さんでもこれは受けられないでしょう

ですから
いろいろなお花屋さんに行って好みのお店を見つけることも大事
そしてそのお店で店員さんとお話をして
自分を覚えてもらうことも大事
またどんなものが好きなのか 話しておくことも大事

私たちもたくさんのお花を扱い
たくさんのお客様に接しますが
意外と1つのお花を見ると
“これは、○○さんの好きなお花だ~”とか
“○○さんのご注文に入れて喜ばれたな~”
と必ず思い浮かべる顔があったりして
そのお花の時期になると
そのお客様にプレゼントしたくなっちゃうこともあるんです

そんなやり取りの中で
ふと思い出した時に電話一本でお花を届けてくれる
素敵な関係ができあがっていくんですね

是非、行きつけの素敵なお花屋さん見つけて下さいね

2011/09/12

『あなたの好きな花ベスト3を挙げて下さい』と聞かれたら 何と答えますか?

先日クイズ番組で爆笑問題の田中さんが
『好きな果物ベスト3を聴くのが好きなんだ』と言っていて
そのテーマで盛り上がっていました
なるほど 意外とこのテーマってヒトそれぞれで面白いなあと思ったわけです
ゲストの男性陣は意外と『桃』が多くてびっくり
桃ってそんなに食べる機会あるのかな?
ちなみに私は 『梨 柿 イチゴ』です

そこで、『じゃあ 好きな花ベスト3は?』となったら
みなさん、何をあげられるのかな?と思ったわけです

即答できる人ってちょっとかっこいいと思うのです
もちろん一つでもいい
好きなお花、ちょっと考えてみて下さい

ちなみに 小さな子供が好きなお花は ひまわり ガーベラ チューリップ
ほぼこの3つに集約されます
パカッとお花が咲く雰囲気が好きなんでしょうね

年齢を重ねるごとに バラだったり桜だったり
香りが好きということで金木犀だったり
いろいろなお花に興味が分かれてきますね

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ちょっと話が変わりますが
私は社会人になった年 今の夫とともに
フラワーアレンジ教室にお花の勉強に通いました
もちろんお花が初めてのど素人でした

数か月通ってちょっとお花の名前を覚えた時に
先生に意気揚々と『私 ブルースターがすきなんですぅぅ』と言った記憶があります

今思うとちょっと恥ずかしいのですが
その時の私は
『 ね 先生 私、お花の名前ちょっと知ってるんですよ~ 』と
玄人感を出して言ったんでしょうね

ブルースターは本当にかわいいメルヘンチックなお花で
(もちろん今でも大好きですが)
若い女の子はこぞってこのブルースターが好きなのに
『私はこんなにお花に詳しいのよ感を出した自分』を
若かったな~と思う今日このごろです

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ちょっとそれてしまいましたが

とくに年齢を重ねられた女性はお花をご自分で育てられることが多く
いろいろなお花の名前を知っています

でももっともっと若い方だったり
男性の方でも 自分の好きだなと感じるお花を見つけて
名前を調べて
『この花が好きなんですよ』と言えるようになると
かっこいいなあと思います

アンケートや自己紹介で
・好きな映画 ・好きな音楽 ・好きなスポーツ
はよく見るけど
『好きなお花』を答える機会って意外とないですね
聞かれても困る方が大半なんでしょうが
ここを答えられるかどうかは
ステキ大人になれるかどうかの境目かも♪

ちなみに花屋をしていてちょっぴりさびしく感じるのが
『自分の好きなお花』というものが
『アレンジしやすい便利なお花』や『持ちがよく使いやすいお花』
になりがちなこと

昔はもっともっとはかなげなお花が好きだったのに
1週間でもパリッとしていてそうな
強いお花を好むようになってしまいました

好きという意味がどうしても変わってしまいます
そこが職業病とも言えるちょっぴり悲しいところでしょうか

ご自分の好きなお花が思いつかない時は
『もし今 好きな一種類だけのお花を花束にしてプレゼントしてもらうとしたら
 なんのお花がいいかな?』
と考えてみましょう

何色?大きなお花?小さなお花?

ちなみに私が欲しい花束は・・・
季節はずれだけど 
やっぱり

チューリップです♪

2011/09/05

こんにちは 鹿児島の花屋 上村恵理です

前回の自己紹介文がJunkStageさんに掲載されたのを見て

セレブの集うパーティに招かれたはいいけど
たった一人だけ 普段着姿の一般庶民のようで
てへへへ と笑っているしかない私

そんな心持ち

そんな感じも楽しみながら
書いていきたいと思いますので
お付き合いいただけたら嬉しいです

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1回目のコラムにふさわしいテーマのお花は
やっぱり『バラ』ではないかしら

いろいろなお花やできごとを頭の中で廻らせてたけど
今日、仕入れたばかりのバラのトゲを取りながら
やっぱり『バラ』だ!と思いたどり着いたのです

バラほど種類が多く豊富で
愛好家も多いお花はあまりないのではないでしょうか?

そのバラの種類の多さには助けられ 時に悩まされるけど
何よりも悩まされるのは『トゲ』

これまで幾度となくトゲにはやられましたが
刺された日は とてもとてもブルーになります
何年たっても慣れません

大きなトゲは えい!っと抜いちゃえますが
小さなトゲはなかなかとれず

『もういいや、気にするな』と思っても
なにせ指先に刺さっているものだから
1日中気になって気になって仕方がない

反対の手の指でつまんだり
5円玉の穴の部分を当てて
コサージピン(花屋にはある)でほじくったり

最悪なのは毛抜きでトゲをつかむも
途中で切れてしまってつかめなくなるパターン

何度やっても取れない場合は・・・あきらめます

だからお花屋さんの体には
バラのトゲがいくつか埋め込まれているはずです

“お花屋さんの体の0.001%はバラでできているのです”

そう考えるとちょっとステキかもしれない♪♪

以前お客さんに
『お花屋さんにバラのトゲをザーって
 “素手”で取る人がいるんでしょ?』
って言われました

どこに??どこにいるの?そんな人???

いまだに信じられない私です

ちなみにバラのトゲ取りは
一つずつハサミかナイフで取ってあげます
手でポキンっと折れるトゲもあります

トゲ取り(正式名称?)という便利なものもありますが
茎を傷めるのでお勧めしません
(でも時間がない上に あまりにしつこいトゲの場合は
 使っちゃいますけどね、ごめんなさい)

ほとんどトゲのないおりこうちゃんなバラもありますし
小さな 本当に小さなバラなのに
『とげとげ とげとげ どこにも触らせないぞ~』
オーラを出している子悪魔バラもおります

お客さんが怪我をしないように そして
もちろん私たち花屋も これ以上刺されないように
これからもトゲを取り続けます

そういえば、『茨の道(いばらのみち)』などの
“いばら”から“バラ”と言われるようになったというのは有名ですが
なるほど、トゲがささってもささっても進む花屋の道は
まさに色とりどりな“茨の道”でしょうねえ

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なんだか今回は初回なのにバラの悪口になっちゃいましたが(^^;

こんな思いをしながらお花屋さんはバラを扱っているんだな~
と思いながらお花屋さんをのぞいてみてもらえたら嬉しいですね

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