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2015/03/31

年度末、最終日の最後の配達に社長が出発いたしましたので

すっかり落ち着いた中、コラムを書き始めました。

 

今回は真面目に書いてみようと思っています。

 

先日、Junkstageの桃生さんがご結婚されました!おめでとうございます~ヽ(^o^)丿

そして、ご披露宴パーティに使われるブーケをご注文いただきました。

とても幸せなお仕事をさせていただきました。

花屋をやっていると、多くの方の人生の節目に関わることが多いのですが

Junkstageがご縁でお仕事をいただけるなんて、本当にコラムを書かせていただいていて有難く思います。。。さぼりさぼりですみません。。。

 

このブーケですが、今回はプリザーブドフラワーで作らせていただきました。

それは鹿児島からの発送という点、またご友人へ贈られるということから

こちらで提案させていただいて、生花ではなくプリザーブドフラワーということになりました。

 

今でこそプリザーブドフラワーも認知されてきまして、

いろいろなお店で見かけることが増えてきました。

割高な価格も、そういうものだと認識されてきましたことは嬉しく思います。

 

が、私は以前、プリザーブドフラワーが好きではありませんでした。

ぶっちゃけますが。

あれは、花屋で扱う必要はない!と思っていました。

 

今さらかとは思いますがプリザーブドフラワーって何なの?という方のために簡単に説明させていただきますと

・薬品を使って着色し、保存の効く状態に作ってある花のこと

・造花と違う点は元の材料は生花であるということ

 

ということです。

着色するために、普通の生花では見られない色を確実に手に入れることができますし

生花を使ってあるので触ってみたら生花そのものです。

しかし長く保存がきくメリットがあります

長く保存がきくというのは、メリットなのかデメリットなのか

そこらへんは個人的な考えになりますので、今は割愛します。

 

手間暇をかけて作られたプリザーブドフラワーの花、メインはバラですが

その花首(茎はなし)だけがケースにいくつか入って資材屋さんで販売しています。

その花首にワイヤーなどを掛けてボンドなどの接着剤で土台に付けたりしながら作品を作ります。

 

その作業は、花というより、どちらかというと手芸、工作。

花も自然の色ではないし、茎を見せられないため花は下の方に沈んだアレンジになってしまう。

今まで生花で作っていたような大きさのアレンジをプリザーブドフラワーで作ろうと思えば10倍以上の金額がかかってしまうかもしれない。

 

そんなストレスを感じてまで、プリザーブドフラワーを扱う必要はない。

同じような理由でうちの店は造花も扱ってきませんでした。

そしてそれは、うちの店のスタッフでは共通の認識でした。

 

しかし、時代はそれでヨシとしてはくれませんでした。

ある時、お得意様よりプリザーブドフラワーのブーケのご注文をいただきました。

それも中がピンクで外側が白いバラのキャスケードブーケ。

その頃のプリザーブドフラワーには中がピンクで外側が白いバラなんて

素敵なものはできておらず(今は近いものがあります)

さらにキャスケードというのは長く下に垂れ下がるタイプなので手間もかかるし

茎のないプリザーブドフラワーの花をどうやってしていいのかもよく分かっていない。

金額もどのように設定していいのかわからないし

扱わないつもりでいたので、たいして勉強もしてこなかった。

 

そんな状態でしたが、結局お客様の熱いご希望で思い切って受けることに!

それが6年前のお話。

 

 

DSCN1794そしたらですね、プリザーブドフラワーの魅力がちょっとわかったんです。

中がピンクで外が白いバラ。。。作れたんです。

生花ではありえない、はがして貼るという原始的な方法でしたが。

しかも枯れる心配もないので時間をかけてじっくり作ることもできる。

なるほどな~、プリザーブドフラワーもありかも。

 

そう思えるようになってきたころに、ご注文をぽつぽついただくようになりました。

ブーケやアレンジ、プリザーブドフラワーを使ったフレームアレンジなど

種類は多岐にわたります。

作っている時は楽しいです。

 

そして気づいたんです。

プリザーブドフラワーの魅力は、もらうことより作ることが楽しいんだということに。

いまだに手芸と同じ感じという感覚はぬぐえずにいます。

 

ただし、手間暇がかかりますので

作っている時間は楽しいのですが、それは時間に余裕がある時限定です。

 

バラを一本給水スポンジに挿すという行為は

生花でしたらハサミでシャッと切ってグサッとさせばいいところ

プリザーブドフラワーは花首にワイヤーを通して(大きさによっては2本)

それをフローラルテープで巻き、ボンドをつけて挿す

この繰り返しになるため、やっぱり時間が必要です。

 

出来上がればやっぱり長時間向き合っていたため、愛着もわきますし

売るのがもったいなくなるぐらいです。

 

また、これを書いていいのかわからないのですが

お客様でプリザーブドフラワーを求められる方には2種類いらっしゃって

お花が好きでプリザーブドフラワーも好き

今回、人に贈るにあたってこの人はプリザーブドフラワーを贈ったほうが良さそうだ、と判断してのご注文の場合

それと、お花は枯れてもったいないからプリザーブドフラワーって枯れない花の方がいいんじゃない?というお客様の場合

 

後者の方の場合、花屋自体に来ることがあまりなく、枯れたらもったいない、が先に立っているので、まあ、ある意味、プリザーブドフラワーであれば(予算があえば)いいという感じでしょうか。

 

ここが実はとても気になるところなのです。

確かにプリザーブドフラワーの認知度が高くなり求められるお客様も増えたので

量販店さんなんかにもプリザーブドフラワーが置かれるようになりました。

手芸店にもありますし、もともと手先が器用でご自分でハンドメイドをされている方がアレンジされて販売していることもあります。

ご自分で作られている方は良しとして、

量販店などにずら~っと並んでいる商品を見た時に

・・・がくっと来るんです

 

これを買う人がいて、プリザーブドフラワーって高いな~

そしてあまり喜ばれなかったな~

プリザーブドフラワーって贈り物にだめなのかな、やっぱり花はやめた

になっちゃうのではないか、と思うほど

 

プリザーブドフラワーだよ!枯れないからいいよ!だけを押し出している作品が

とてもとても気になります。

どこぞで大量生産をされているんだろうな~

 

そういうのを見ると私もプリザーブドフラワーに対しての気持ちが下がります。

やっぱり生花だな、となってしまいます。

 

そんなことを繰り返し、ご注文をいただけばお作りしてみて

やっぱりプリザーブドフラワーもいいじゃん♪と復活したり下がったり、の毎日です。

 

そして、そんな葛藤の日々の中で、ある先生に出会いました。

その先生はこうおっしゃいました。

 

『花屋さんにしか作れないプリザーブドフラワーを作りましょう!』

 

そうだ!そこだ!

私たちは日々、お花に接しているので

いちばんお花をきれいに見せる方法を知っています(はずです)

技ももっています(はずです)

量販店にあるような作品(と言っていいのか?)とは全く違うものを作れるのです。

 

わざわざうちの店に注文を下さるお客様はそれを求めているんですよね。

そう思い立ってからは、プリザーブドフラワーに対しての気持ちが復活しました。

 

生花で作るアレンジは、多少技術がなくとも生花のパワーが補ってくれるけど

プリザーブドフラワーは技術とセンスがすべてです。

センスがすべて。

だから、常にセンスを磨いていかなければいけないな~と思っています。

 

それと、以前作っていた作品は

いろいろな技法を使って開花(きれいに花を開かせた状態)させていましたが

私は、満開より多少つぼみの状態が好きですので

今はあまり開花させずに使っています

 

バシャっと人工的に開かせたバラがどうしてもだめなのです。

きれいに開いていればいるほど、だめなのです。

これは本当に個人的な好みなので、良い悪いではありませんのであしからず。

 

そんなこんなで作らせていただいた桃生さんのブーケですが

私好みの『大人ラブリー』をテーマで作らせていただきました。

桃生さんのイメージです。

お写真もちょっと見せていただきましたが

美しい(T_T)感激でした

ぜひ、皆様もこそっと見せてもらってください(笑)

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長々と書いたコラムですが

結局のところ、プリザーブドフラワーは花屋の作る作品が素敵!

というのが認知されるように頑張ります、と言いたかったのです。

 

最後ですが、枯れない枯れないといいますが

1年ほど変色しないで楽しめますよ、その後はまた新しいものに変えても

充分元取れますよ、ということもお伝えしておきます。

2015/01/31

 

一年でいちばん緩やかに時が過ぎる月

寒さや雪などの気象条件に左右されるのか

はたまた正月前の大消費によってただ単に花の生産が少ないからなのか、

また、各家庭でもお正月ぐらいは、と奮発して花を飾ることにより

おなか一杯になって、しばらくは日本人らしく“わびさび”を楽しもうと

花屋に足を運ぶことを遠慮されるのか、、、

 

要するに、ヒマな1月終了~

 

です

 

それでも忙しい日々もちょこっとあったし

2月はさっそくバタバタの予感がするので

気持ち的にゆっくり休んだとは言えないのですが

 

でもでも、やっぱり一番ヒマな1月終了~

 

そして本日、月末ですが

 

皆さんもお仕事の締日が月末であればお忙しいことがお分かりでしょうが

花屋の月末忙しい理由はご存知でしょうか?

 

その1

法人のお客様を筆頭に、請求書発行や集金めぐり~

(これはどのような業種の方も同じでしょうね)

 

その2

経費の支払い、借金返済(ああ、切実)の期限日

(そしてこれはどのような業種の方もおなじですね)

 

その3

月末に仕事がしわ寄ってくる

最初から決まっている日にお花を納めるお客様はいいのですが

今月中にとか、月に2回とか

そういった不確定な取り決めのお花の配達などは

月をまたぐわけには行かないので

ずれにずれて、どうしても今日しないと!ということ

(ダメダメ花屋パターンと人は言う)

 

その4

これが一番多いのですが

ご退職の方へのプレゼントのご注文

まあ、これですね、これ

 

毎月あります

そしてご移動の方へ、ということも、もちろんあります

 

だから、月末忙しい~(≧▽≦)

ご注文たくさんありがとう~(≧▽≦)

これで無事、年が越せる。。。じゃなくて月がまたげる

ということになるのです

 

ただ、一つお願いがあります

 

このように忙しい月末を迎える花屋ですので

ぜひぜひ、前もってわかっているご注文は

前日までにいただけると大変助かるのでございます

 

あ、もう一個あった!

月末忙しい理由

 

その5

このコラムを書かねば!

(私だけ)

2013/11/30

先日、女性が多く集うあるサイトの閲覧をしておりました
そこの掲示板でやりとりされる内容を読んでいて
思わず苦笑いしてしまったことがあります

最初に投稿した方の言っていたのはこんな内容でした。

結婚して数年経っているご夫婦なのですが
奥様のお誕生日に、旦那様がバラの鉢を買ってきたそうです。
今まで花なんてプレゼントしたことがないのに、花なんて買ってきて。
しかも花がついていない、すぐにも枯れそうな鉢だったそうで
迷惑だーーー!

それに対して、同じ主婦の方からたくさんの反応がありました。

最初は
“そんなこと言って、旦那さんがかわいそうだ”
“私なんて花一輪でももらえたら嬉しいのに、贅沢だ”
など、どちらかというと非難めいたものが多かったのですが
そのうちに

“わかります!いらないですよね、花なんて、食べ物がいい”とか
“そのお金があったらそのままお金でちょうだい”
という同意票が増えてきました(笑

まあ、お花に対しての価値観は本当にそれぞれですので
花なんていらないわっっって言う方がいるのはある意味仕方がないかな。
と思えるんだけど

ある人は
“私は前、バラの花束を旦那が買ってきたんだけど、枯れちゃうじゃん!
どうせプレゼントしてくれるなら鉢の方がいいのに。。。”
っていうし
ある人は
“鉢をもらっても手入れが大変だから花束にしてくれればいいのにって思った”
っていうし。

これを男性が読んだら、じゃあどうしたらいいんだ!
ああ、もう花を贈るのも面倒だ!

という結末になるのかな~という
なんか複雑な想いを抱きながらすべてのコメントに目を通しておりました。

でも結局はプレゼントされる人との関係性という所に行き着くのでしょうね。
最初にこれを投稿された方も言ってました
“私がそれをもらって喜ぶと思っているのか、私が何を好きなのかわかっていない”というところ。
そこが問題なのだと。

花をプレゼントすれば女性は喜ぶと単純に思っていないか?
女性なら全員お花が好きだと思い込んでいないか?
ということですね。

以前テレビで、ある芸人さんが夫婦関係がうまくいっていなくて
バラの花束を持って来て、渡すシーンがありました。
もちろん私たちは職業病のようにそれがいくら位か予測するのですが(笑
予想をはるかに超えて“5万円した”と言っていました。
本人からしたら、5万円をかけて自分の気持ちを伝えたい一心だったのかもしれませんが
奥様は“そんなお金があるんだったら家に入れろ!”とお怒りモード。
そりゃ、そうだ。私だって同じ立場だったら同じこと言うよ、と思いました。

花はきれいで、すてきで、時に想像以上にすてきな演出をしてくれるアイテムではありますが
ぜひぜひ、相手のことを本当に考えて贈って欲しいなあ~と思います。

普段お花を贈ったことのない男性は、
いきなり奮発して大きな花束を奥様に贈るのは、いろいろな意味でちょっと危険です(笑
まずは1輪とかミニブーケとか小さな鉢とかでお試ししてみてください。
その時に、奥様はどんな反応されますか?
そしてぜひ、聞いてみてください。“君の一番好きな花は何?”
これを聞けるか聞けないか、これがあなたの結婚生活に大きな意味を与えるのですよ♪
宝石を買うより遥かに贈りやすいプレゼントのお花を
さりげなくプレゼントして、奥様に確実に喜んでもらえるような
そんな、旦那様をめざしてくださいね。

2013/09/30

東京在住の花業界の方(Fさん)と私たちの会話

私 : 先日高速道路を走っていたら、
路肩に車を停車して、脇に生えてる『パンパス』を
切っているおばちゃんがいたんですよ~びっくりでした

F : 活けこみに使うんでしょうかね~

私 : え?いや、お墓だと思いますよ

F : お墓?パンパスを???
パンパスってモダンな感じの活けこみとかに使いますよね?

私 : まあ、スタンドとか活けこみにも使いますが、
鹿児島はお盆は必ずお墓とか仏壇とかに入れますよ
お墓に関しては、ほぼ必ずです

F : えええっっ???

驚かれて、驚きました。
ちなみにパンパスはこういうのです

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さらには、近畿地方のある市場さん(Iさん)のサイトに
フォックスフェイス(つのなす)が載っていました

ハロウィン用にディスプレイされた写真で、とてもかわいく思わずコメント

私 : とてもかわいいですね~
鹿児島ではお墓に入れるのがほとんどなので、
こんな風に飾れたらいいですね

I : え?フォックスフェイスをお墓に入れるんですか?

私 : え?入れないんですか?

そんなやり取りもありました
フォックスフェイスはこういうの

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他にも、鹿児島では『ちどめ』と呼ばれてお盆に大量に出回る“ベンケイソウ”とか
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『実の花』というのが正式名称だと思っていた“アオモジ”とか
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今、まさに旬なハイビスカスローゼル
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なんかも、あたりまえにお墓に入れますね

鹿児島は、お花の消費量が全国で1位なのですが、ご存知でしたでしょうか?
その理由は『お墓を大切にする県民性から』というのは自他ともに認める事実です
お花が枯れ果てているお墓というのはあまりない位、短いスパンでお墓に通われます
お花が枯れていると親戚の方に心配されるほどです
何かあったんじゃないかしら?って
お墓を任されている方は大変です

そして、そのお墓の花瓶がこれまた大きい!
少しのお花しか入れないと風でぐるんぐるん回ってしまったり
折れてしまったりするものだから、1回に入れるお花の量も大量になるのです

もちろん、お花が枯れると困るので
必然的にボリュームがあって、長持ちするお花を求められる訳です
そんなこんなで、上記に上がったようなお花を供えることが 鹿児島では当たり前!になっているのです

花屋としては嬉しいことですが それに応じて、お墓専用のお花屋さんの数も相当多いんですよ
県外から来られた方がびっくりされてました

それぞれの地域によって“常識”っていうのは“常識ではない”ということですね

2013/04/30

“花、盗まれないんですか?”と良く聞かれる

うちのお店は、鉢苗物を外に置きっぱなしにして帰るので
みなさん、そう心配してくれるのだ

はい、大丈夫です~
とはいうものの
はたして、本当に今まで盗まれていないのか、定かでは・・・ない

そもそもうちのお店は鹿児島市内と言っても
少々のどかな場所にあるので
人通りもあまりなく
車も少ない

にぎわうのは近くに大きな共同墓地があるから
お盆、正月、お彼岸。。。ぐらいなものである

車以外で通りがかるのは
近所のおじいちゃんおばあちゃん
お墓参りに来てバスを降りてきた方
近所の中学生ぐらい

だから、誰かが店の閉まっている時間にお花を物色していたら
それこそ目につくはずだ

ちなみにうちの店は通りから奥に引っ込んでいて
手前は駐車場スペースになっていて
駐車場スペースに沿って“コの字”に苗や鉢を並べている
花を見ようとしたら、必然的に店の敷地内に足を踏み入れる形になる

ちゃんとしたお店ならば
店内にすべてしまいこんで帰るか
ネットなどで覆って帰るのでしょうが
いつもばたばたと店じまいをするので
いつの間にか出しっぱなしが習慣になってしまった

それと同時に、朝早起きの近所のおばちゃんたちが
“さっきゆっくり眺めさせてもらったよ~”と言われると
なんだか嬉しくて仕方がない
買う、買わないではなくて
うちのお花で和んでくれたんだな~と思うと
それだけでお花、出してて良かった
なんて思ってしまう

近所の花好きおばちゃんなんかは

『これ○週間前からずっと気になってたのよね~』

『○○さんがこのお花欲しいって言ってたよ』とか

私たちが知らない間に、意外とチェックされてたりもする

そして花どろぼうについて、は
私の意見としては“花がそれほど好きな人は泥棒なんてするわけない!”という
思いこみで通している
だってそうでしょ?
他の物ならまだしも、お花よ、お花
どうしても手にいれたくなるようなお花があったとしても
お花を愛でる心を持っている人は
いくらなんでも勝手に持っていかないでしょう

・・・が、それはあくまで売り物のお花・・・であって
個人の家のお花は、意外と取られることがあるらしく
うちの母も庭で育てていたお花がごっそりとなくなっていて
ショックを受けていた

でもそのお花だけが選ばれて取られているわけで
これはお花の好きな人の仕業だ!となったときには
私も何かショックな気持ちがした

お花は種が取れたり、差し木ができたり
株分けできたりするものも多いのだから
一言声をかけてくれればいいのにね~

そんなことも思いながら
それでも出しっぱなしで帰るうちのお店は
見物料はタダですからどんどん見ていってください
店が閉まっていても
欲しいのがあったらお金、ポストに入れていってください

近所のおばちゃんたちにはそれで通っておりますから

2013/03/31

お花は長持ちする方がいいのか?
その答えは もちろん YES!です
YES! YES!
そんなの当たり前ですよね~
長く楽しめる、きれいにかわいく咲かせてあげられるというのは
お花と接するにあたり最重要事項になります

最近facebook上で、お花の生産者さんが切花の日持ち実験をされているのを見て
こういう努力が品質向上につながるんだろうな~と感心しているところです

が、それはあくまで“同じお花なら長持ちする方がいい”そして
“自分で楽しむならより長持ちする方がいい”という意味であって
『じゃあ人にプレゼントする場合は?』というお話です

今回のコラムで書きたいのは
『日持ちするお花を贈ることがはたして本当に喜ばれることなのか』
という点です

私が花屋で8年働いてきた中で
お客様から相談される度に定かな答えが出せないのですが
あくまで一つの花屋の意見として聞いていただけると嬉しいです

贈る相手の方のことをよくわかっていて
その方の好み、こういうものを贈ったら喜んでもらえる
ということをわかっている場合は問題ありません

が、しかし、知り合いがお店をOPENするからと言って
大きな観葉植物を、胡蝶蘭を、プリザーブドフラワーを贈りたい
“だって長持ちするものね~”という場合は、ちょっと待って~!!!!です

特に最近お店をOPENされる方というのは
インテリアなどにとてもこだわりを持っている方が多いですね
さらに小さめの敷地に・・・ということもあります

知り合いがくれたから、となると
自分と趣味が違うものでも飾らないわけにはいかない
小さければなんとかなるけど、この大きさは・・・
と困られていないのでしょうか?

以前ツイッターでつぶやいた時も
ご自分が新しい病院を作ったときに胡蝶蘭が山ほど届いて
置き場とその後の管理にとても困りました
という返答をいただいたこともあります
私たちもOPEN祝いのお花を配達したときに
お花に埋もれそうになっているお店にあったことがあります

もちろん、それだけ多くの方にお祝いされるというのは
幸せなこと、うれしいことだと思いますが
そういう可能性があるということを
ちょっと念頭に置いてあげたらいいかもしれませんね

それと、もうひとつ
このコラムにこれを書こうと思ったきっかけは
うちのお客様にお中元、お歳暮で
毎年フラワーアレンジを贈られる方がいらっしゃるんです
一度は、同じご予算で鉢とかもできますよ~と提案したのですが
“いや、アレンジでお願いします”と。
理由は
“鉢だとプレッシャーを与えてしまうかもしれないので、それがいや”
だということでした

なるほど~!!
本当にすばらしい心使いですよね

お花を育てるのが好きな方、得意な方に贈るのは
鉢物が何よりも喜ばれますね
しかし、そうでもない方にとっては
“枯らしたらどうしよう”“どうやって育てたらいいんだろう”
と意外と不安にさせてしまうこともあるようです

アレンジは1週間~2週間で必ず終わりがきます
その間だけ楽しんでもらえたらそれでいいんです
ということでした
受け取る方も毎年お花が届くのを楽しみにされるようになりました
フラワーアレンジをもらう機会ってそうはないですものね

そんなこともあり
私たちはこうアドバイスします
お花鉢をプレゼントされるときには
“今を楽しんでくださればいいですからね~”と贈る相手に言ってあげること

また、お店や会社などに花をプレゼントされるときには
“もし場所がなければ、ご自宅などにでも飾ってください”と。
もしかしたら、どなたかにあげられても大丈夫なように
贈る相手にプレッシャーを与えない、飾らなくても大丈夫という
心遣いをぜひ見せてあげてほしいですね

またある程度、気心の知れた方などには
“お祝いにお花を贈りたいんだけど・・・”と一言声をかけてみてください
もしかしたら“この観葉植物が欲しい”と言われるかもしれませんが
“置くところがないので他の物を・・・”と言われるかもしれません
(これは花屋にとっては痛手かな 笑)

花屋がここまで考えるのはおせっかいかもしれませんが
せっかくお花を贈るのであれば
心から喜んでもらえるようにしたいですね

 

2012/06/19

今年の父の日も
夫の父には焼酎をプレゼントしました
実家の父には 白クマのかき氷をプレゼントしました

いつもいつも悩んで
結局同じようなものになります

母の日と違って
意外と難しい父の日のプレゼント

そこでお願いです
全国のお父さん

ぜひ来年の父の日前には
『なんだか最近、お父さんは花に興味が出てきたんだよ』とか
『サボテンとかおしゃれで意外とかわいいんだね』とか
『家に観葉植物とかあると涼しげでいいかもね』とか

家族の前でつぶやいてみて下さい

お花とか植物とかプレゼントされる癒し系お父さんが
今の時代、意外といけてるんですよ

なに?お父さん
お花好きだったの??
じゃあさ、今度の父の日は
私と一緒にお花屋さんに行って
お父さんの好きな植物選びに行こうよ~♪♪

ってね

きっとね

なるからね

2012/05/29

ちょうど1年前ぐらいの私は
『AKBよりモー娘。の方が好き』って言っていた

それは、歌が、とか、キャラが、とか、戦略が、とかじゃなくて
AKBばかりもてはやされているのでモー娘。が気の毒に思えて仕方がなかった
決して、夫が意外と食いついて見ているという理由ばかりじゃない(笑

ただ単にAKBは誰一人まともに知らなかったから・・・
昔から知っているモーニング娘。寄りになってしまうのは仕方がない

去年のAKB総選挙が終わってもしばらくは
前田さんと大島さんがどっちがどっちかわからなかった
流行に疎くなって、私も歳だな~と痛感するも
こうも毎日毎日テレビでAKBを見ていると
自然と顔を覚え 名前を覚え キャラを覚えてくるものだ
あれから1年、前田さん、大島さん、他数名(それでも数名だけど)は把握できた

だからファンになった、という所まではいかないけど
昨年までの、冷ややかにワイドショーを見ていた心境とは違い
最近は少し温かい目で見られるようになってきた
名前がわかるメンバーには応援したい気持ちも生まれる

そう、名前と顔が一致するというだけで
一気に距離が縮まるということを言いたかったの

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

先日『お花の名前を1つ覚えるだけで人生が楽しくなるよ』という言葉を
誰かから聞いた、もしくは見た
テレビなのかラジオなのか、それとも雑誌か、ネットか、
はたまた知人からか、さっぱり忘れてしまった
でも、その言葉はよく覚えている

この世に植物の仲間はものすごい数が存在していて
覚えるったってほんの一部でしょうが
確かにお花の名前を覚えるようになってから
自然を見る目が変わってきた

そこらへんに生えている雑草
でも名前を知っているとそれは雑草じゃなく
たまたまそこに生えてきた植物・・・と思えてしまう
可愛くなって愛着がわいてしまう

別にそのお花を好きでなくてもいい
あ、あの花○○だ!
と言える自分が嬉しい
大人になった気がする(これは私だけかもしれないけど)

名前を知っているだけだけど
やっぱりその植物と出会うと嬉しい
友人に会ったような気分になる

私たち花屋は、花の名前を覚えるのが仕事ではないけど
覚えないと仕事にならない
しかも同じ花にも品種がそれぞれあって
多く枝分かれし、新しいものも続々と出てくるので
花の名前を覚える作業は延々と続く試練でもある

私が花屋になりたてのころ買った1冊の本がある
花の名前辞典なのだけど
この店で入荷したものに丸をつける、というのをしている

今現在8年目に突入しておよそ5分の3ほどに○が付いている
まだまだお目にかかっていないお花がたくさんあるので
その子たちに会えるのを楽しみにしている

ちなみに、すぐに覚える名前となかなか覚えられない名前がある

『ストエカスラベンダー』や『ステルンクーゲル(スカビオサ)』
『エスキナンサス』など
何度言っても覚えられないものは覚えられない!

2012/03/16

今月に入り、コラムの更新をさぼりっぱなしでした。
ということで、今日はその言い訳をしたいと思います。

花器の、(“かきの”と打ちこんで変換したら
↑この字がでてきました。
花屋らしいので残しておきます)

もとい、下記のグラフをご覧ください。

これがうちの花屋の昨年度の月別売上グラフです
一本横に通っている線が
年間平均売上額です

ここから何が読み取れますか?

そうです、3月と12月で
他の月の赤字を何とか穴埋めするようになっています

そういう時期です

また12月は月末の1週間でこれを稼ぎ出しますが
3月は
卒業式、卒園式、合格祝い、退職祝いに合わせて
ホワイトデー、お彼岸があります

(あ、そうそう確定申告もあったんだ・・・)

ずっとずっと慢性的に忙しい1カ月です

実は先週からコラムを書き始めては止まって
書き始めては止まって
結局アップできずに終わりました

 

他にもやらないといけないことを

なかなかできない日々

さらさら~っっと時間だけ過ぎてしまいます

 

今回は花屋の3月というものを

少しでも知っていただけたら幸いです

というお話でした

 

 

結局、私が何を言いたいのかと言うと
“ごめんなさい”と

2012/02/28

花屋をやっていて嬉しいと感じること、多々あります
たぶん、他の業種の方よりも
その回数が多いのだとも思います

それは扱っている商品が『お花』ですので
なんとなく想像がつくところではないでしょうか?

お客様が喜んでくれる
感謝の言葉をいただく
リピーターになっていただく
褒めてもらえる
またお客様を紹介していただける
・・・

ありがたいことに
こういった機会に数多く恵まれます

じゃなかったら、こんなに儲からないお仕事
できません・・・あ、言っちゃった

そして他のお花屋さんは知りませんが
私にとって幸せを感じる場面がもう一つ

それはお花に褒めてもらえるときです

もとい

お花に褒めてもらっているかのように
感じるときです

それは
花器(うちではバケツと花瓶)をきれいなお水に替えて
葉っぱを整頓して
一番下の茎を斜めに1~2センチカットしてあげる(切り戻し)
そしてお花の顔を同じ向きにそろえ
改めて並べてあげた時

『ありがとう~気持ちいいよ~』

と言ってもらっている気分になります
ちなみにこの作業は本来
毎日やらなければいけない作業です
本当はね

でもうちの店では無理です
毎日されているお花屋さんもあると思いますが
それは本当に本当にすごいことです

体力的に、という意味もありますが
それよりも時間的に、難しいです

ですからあいている時間にマメに少しずつ水替えをするのが
理想ですが、これがなかなかできないものです

・・・・・・・・・・・・・・・・・

ということで、昨日ふと思い立って
実際に水替えをするのにどのぐらい時間がかかるか計ってみました
その時にどのぐらい印象が変わるのか
お花が喜んでいるのか
ぜひ注目してみて下さいませ♪

恥もさらしますが、ここは仕方ない・・・

 

実は日曜日は表向き、店休日になっているのですが
当日の夕方になって、大きな急ぎのご注文が入りました
ばったばったと作り上げ(もちろんお花を整頓する間なんてない)
遅くなったのでそのまま帰宅

ちなみに私はインフルエンザにかかった息子につきっきりでしたので
日曜日は社長である夫のみ出勤でした

さあ、月曜日の朝の状態です

キーパーの中も

残ったお花たちがてんでバラバラな方向を向いています
学級崩壊の一歩手前という感じでしょうか

今の時刻


11時

本当はもっと早く店を開けますが
27日で支払い関係をどうしても済ませないといけませんので
銀行めぐりをしておりましてこの時間になっちゃいました

そして夫は市場に仕入れに行っています

よーっし

ここから気合を入れて水替えスタート♪

まず花をすべてどかして
バケツの水をすべて新しくします

理想は入っている水を飲んでもいい位に
バケツをぴっかぴっかにすることですが
そこまでは正直できませんでした

そして前からあったお花を切り戻しし
さらに新しく仕入れたお花も並べます

すると

違いわかりますか?
お花がしゃきーーんとしてますよね

そんなこんなで全てのお花の水替え終了~

さあ、今の時間は?

6時50分!?

水替えに7時間も要するの???
とお思いでしょうが、それは違います

この間に
・少なからずお客様のご来店の応対
・市場から入ってきた花の水切り
・ご注文のいけこみや配送、電話応対
・前回のいけこみのお花の処分
・昼食
・休憩(facebookを見たり 遊んだり)
・確定申告の準備
・各種支払い等

をやりながらになるので
仕方ありません

ちなみにバケツを一斉に水替えしているときに
お客様が来られるのが一番困ります
笑ってごまかします
うちみたいな小さなお店だからできることでもありますね

でも週に何度かするこの水替え作業は
大変でもあり ゴールの見える楽しみでもあります

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さあ、それでは小さなお花屋さんの水替えの全貌をご覧いただきましょう~

 

before

after

before

after

before

after

なんということでしょう
お花から『ありがとう』の声が聞こえてくるようではありませんか!
新しく入ってきたお花の華やかさも相まって
とても花屋さんらしい状態になりました

実際に水替えの楽しさを知ってからは
この作業は苦ではなくなりました
むしろ楽しみです

ちなみに店のディスプレイなどはまだまだ発展途上な店ですが
お花は色の順番を考えて並べています
お客様は『色』で選ぶからです
が、ここら辺のお話はまた後日

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