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2014/07/31

ちょっと前にコラムに書こうと思って

ついつい忘れてしまっていたお話です

 

とある普通の日

 

たまにご注文をいただくお客様なのですが

年のころなら70歳~75歳ぐらいでしょうか?

習い事の先生をされているおばちゃまです

 

その方からお電話をいただきました

 

 

もしもし ○○ですけど

今日はね、注文じゃないんだけど、ちょっと聞きたいことがあって

 

実は母の日にって息子夫婦からランの花をもらったのね

ただ育て方がわからないから教えてほしいんだけど

お宅から買ったわけじゃないから悪いんだけど

 

そうなんですね!

では・・・・・・・・・(育て方説明中)・・・ですね

でもあまり気負わずに、

今のお花を楽しむぐらいで考えられたらいいと思いますよ

 

本当にね、困っちゃうのよね

お小遣いをくれればいいのに、花なんかじゃなくて

迷惑なのに・・・

 

・・・あぁ、そうですね(電話のこっちで苦笑いの私)

でもお優しい息子さんご夫妻じゃないですか?

 

とは言ったものの

 

花屋に電話をしてきて

そのセリフは言っちゃだめよ、お客さん

 

と言いたい私

でも、言えない私

 

2014/05/31

先月はまさに、『うっかり』しておりました。
その日のTODOリストにもコラム更新と書いており
書くテーマも決まっておりました。
それなのに、どうしたことでしょう。
まさに、『うっかり』しておりました。

次の日、鉢の競りでぼーっと眺めながら
『コラムのテーマはあれだから、最初の導入は・・・
・・・ん?
今日、5月1日じゃん!
しまった、昨日更新するのすっかり忘れてた』
とそこで気付いた次第でした

せめて月に1度の更新は落とさずに!
とレベルの低い目標を掲げていたのに、
そのレベルの低さがこういう結果を招いたことを反省し
これからは目標を高めに。。ということは
自分の首を絞めかねないので、やっぱり現状維持でお願いします。

さあ、気分を替えて今回のコラムです

前回書こうと思っていた“えー!”な話と
私にとって大切な思い出となった“せつないけど嬉しい話”と
どちらにしようかな~とずっと考えておりました

えー!な話を書くと今回のコラムは
しょっぱなから最後までテンション低くなりますので
今回はせつないけど嬉しい話をお送りいたします

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今月は母の日がありました
ゴールデンウィークをのんびり過ごした後、準備が始まり
それと同時にご注文も一気に増える、
というのが毎年恒例となっておりました

しかし、今年は有難いことにお声をかけていただき
ゴールデンウィーク中に4日連続、イベント出店をすることができました
テーマが“Green”ということで
店にたくさんあったグリーン達を携え
街中にあるデパートの屋上でイベントを満喫しました

イベントは集客があるため、普段あまり体験することのできない
たくさんのお客様との交流が魅力です
その中で忘れられない出会いがありました

1日目、映画を見に来たという、上品で優しそうなおばあちゃま
今まで植物を育てるということをしてこなかったんだけど。。。と
言いながら、うちの店の植物たちをいろいろ見てらっしゃいました
目玉商品として持って行ったゴーヤ(にがごり、レイシ)の苗
3つで100円を見られて、植えてみようかしら?と。

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聞けばご主人が庭いじりや野菜栽培などが好きで育てていたんだけど
昨年他界されたとのこと
“私にはまったくわからないので、主人が入院している時に
とりあえずお水だけまいてあげていたら一時退院した時に
とても大きなヘチマができていて、とても嬉しそうだったの”
とお話しながら、目には涙があふれていらっしゃいました

“未だに涙が出てきちゃうの、だめね~いつまでも”
と言いながら
“でもいつまでもこうしていられないから、やり方とか分からないけど
ちょっと植物でも育ててみようかしらね”

そう言って、ゴーヤをお買い上げ下さいました
少しでも楽しみが増えて元気になるといいなあ、って思ってお見送りしました

そして次の日
また昨日のおばあちゃまがご来店!

“昨日ね、さっそく植えてみたんですよ~
裏のお隣さんが教えてくれて、土を分けてくれてね、楽しみだわ♪”
ちょっと嬉しそうでした

“それでうちに丸いプランターがあったから
お花でも植えてみたらどうかと思って、また寄らせてもらったの”
とても嬉しい出来事でした

昨日あったラベンダーは?と聞かれたので
もう売れちゃったんですよ~。明日はまた入るんですけどね・・・
“そう、残念だったわ、でも他のもらっていくね”
と言って、またお花苗をいくつか購入して下さいました

さらに3日目
“今日、ラベンダー入るって言ってたから、また来てみました”
そう言って、おばあちゃん3日連続のご来店!!!
もう、感激でした
“なんかとっても楽しみになってきたの”と言って
ラベンダーと他のお花と、また購入して下さいました

『3日間も来て下さって本当に嬉しかったです~』と言ったら
“私も元気をもらえました”と言って下さって
これから頑張ってお花を育ててみますね
と笑顔で帰って行かれました

ご主人との別れの寂しさがなくなることはないと思いますが
植物やお花は違う楽しみを与えてくれることでしょう
本当に素敵なおばあちゃまでした
また会えるかな~

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2013/07/31

つい昨日のお話です ある男性のお客様がご来店されました

“出産のお花を作ってほしいんですけど”

はーい!ありがとうございます お花の種類とか、

どういった雰囲気がいいとかございますか?

“それは特にないんですけど4つのお花で”

4つ・・・えっと4種類のお花ということでよろしいですか?

“はい、私と妻と子供二人ということで4つ  あとはおまかせでお願いします”

もしかして、お客様の子供さんですか?

“はい”

うわーおめでとうございます♪♪

“実は、1人目の子供が生まれた時もこちらで作ってもらったんですよ

そのときは妻に一つ、子供にちっちゃいアレンジを一つ  

ナイショで持って行ったんですけど。  

そしたら妻が泣いて喜んでくれたんです  

で、今回は妻からのリクエストで  

前回に作ってもらった花屋さんで作ってもらって』と言われたんです”

 

そのお話を聞いて、ものすごく感動してしまった私たち

退院してからの沐浴とかも大変ですよね~とかなんとかお話しながら

でもとても嬉しそうなお客様の笑顔から

幸せをおすそ分けしていただいた気分です

 

旦那さまが奥様にお花をプレゼントって ありそうでいて、

実はあんまりないんですよね~

飲み屋のお姉ちゃんにプレゼントする人はいっぱいいるのに・・・

この世の中に恥ずかしがらず、堂々と 奥様に

お花をプレゼントできる男性が増えてきたらいいなあと

花屋としての希望と女性としての希望を

ぽそっと伝えておきます

 

 

2013/03/31

お花は長持ちする方がいいのか?
その答えは もちろん YES!です
YES! YES!
そんなの当たり前ですよね~
長く楽しめる、きれいにかわいく咲かせてあげられるというのは
お花と接するにあたり最重要事項になります

最近facebook上で、お花の生産者さんが切花の日持ち実験をされているのを見て
こういう努力が品質向上につながるんだろうな~と感心しているところです

が、それはあくまで“同じお花なら長持ちする方がいい”そして
“自分で楽しむならより長持ちする方がいい”という意味であって
『じゃあ人にプレゼントする場合は?』というお話です

今回のコラムで書きたいのは
『日持ちするお花を贈ることがはたして本当に喜ばれることなのか』
という点です

私が花屋で8年働いてきた中で
お客様から相談される度に定かな答えが出せないのですが
あくまで一つの花屋の意見として聞いていただけると嬉しいです

贈る相手の方のことをよくわかっていて
その方の好み、こういうものを贈ったら喜んでもらえる
ということをわかっている場合は問題ありません

が、しかし、知り合いがお店をOPENするからと言って
大きな観葉植物を、胡蝶蘭を、プリザーブドフラワーを贈りたい
“だって長持ちするものね~”という場合は、ちょっと待って~!!!!です

特に最近お店をOPENされる方というのは
インテリアなどにとてもこだわりを持っている方が多いですね
さらに小さめの敷地に・・・ということもあります

知り合いがくれたから、となると
自分と趣味が違うものでも飾らないわけにはいかない
小さければなんとかなるけど、この大きさは・・・
と困られていないのでしょうか?

以前ツイッターでつぶやいた時も
ご自分が新しい病院を作ったときに胡蝶蘭が山ほど届いて
置き場とその後の管理にとても困りました
という返答をいただいたこともあります
私たちもOPEN祝いのお花を配達したときに
お花に埋もれそうになっているお店にあったことがあります

もちろん、それだけ多くの方にお祝いされるというのは
幸せなこと、うれしいことだと思いますが
そういう可能性があるということを
ちょっと念頭に置いてあげたらいいかもしれませんね

それと、もうひとつ
このコラムにこれを書こうと思ったきっかけは
うちのお客様にお中元、お歳暮で
毎年フラワーアレンジを贈られる方がいらっしゃるんです
一度は、同じご予算で鉢とかもできますよ~と提案したのですが
“いや、アレンジでお願いします”と。
理由は
“鉢だとプレッシャーを与えてしまうかもしれないので、それがいや”
だということでした

なるほど~!!
本当にすばらしい心使いですよね

お花を育てるのが好きな方、得意な方に贈るのは
鉢物が何よりも喜ばれますね
しかし、そうでもない方にとっては
“枯らしたらどうしよう”“どうやって育てたらいいんだろう”
と意外と不安にさせてしまうこともあるようです

アレンジは1週間~2週間で必ず終わりがきます
その間だけ楽しんでもらえたらそれでいいんです
ということでした
受け取る方も毎年お花が届くのを楽しみにされるようになりました
フラワーアレンジをもらう機会ってそうはないですものね

そんなこともあり
私たちはこうアドバイスします
お花鉢をプレゼントされるときには
“今を楽しんでくださればいいですからね~”と贈る相手に言ってあげること

また、お店や会社などに花をプレゼントされるときには
“もし場所がなければ、ご自宅などにでも飾ってください”と。
もしかしたら、どなたかにあげられても大丈夫なように
贈る相手にプレッシャーを与えない、飾らなくても大丈夫という
心遣いをぜひ見せてあげてほしいですね

またある程度、気心の知れた方などには
“お祝いにお花を贈りたいんだけど・・・”と一言声をかけてみてください
もしかしたら“この観葉植物が欲しい”と言われるかもしれませんが
“置くところがないので他の物を・・・”と言われるかもしれません
(これは花屋にとっては痛手かな 笑)

花屋がここまで考えるのはおせっかいかもしれませんが
せっかくお花を贈るのであれば
心から喜んでもらえるようにしたいですね

 

2013/02/28

すみません、、、すみません、、、
ほんっと すみません、、、

今月もコラム1回しか更新できず
追放されてしまいそうな勢いですが
見捨てないで~~~

・・・・・

・・・

・・・

と、取り乱しましたが
B型らしくさらっと切り替えてまいります

・・・・・・・・・・・

タイトルの言葉ですが
つい最近、実際にお客様に言われた言葉です

そのお客様にはクラブのOPEN祝いのアレンジをご注文いただきました
お客様のご希望は
“大人っぽい感じで”
さらに
“ワルな感じがいい”
  ↓
“悪ければ悪いほどいい”
  ↓
“暗黒の世界から来た感じで”

だんだんご希望のイメージが激しくなってきます

今までは“シックに”“豪華に”“派手に”などの
ご注文はありますが、暗黒の世界から来た感じとなると
これまで作ったことのないイメージでお作りしなければなりません

わかりました!

と答えた私には
すでに頭の中に『あのお花とこの枝と・・・』とだいたいのイメージがありました

その中の一つは大きく黒い(正確には濃い赤紫)のダリア“黒蝶”
これはお客様も“それいいね~”と言って下さいました

(右下のダリアの大きなタイプを想像して下さい)

が、結局いろいろあたってみましたが手に入りませんでした
そう、そんなこともあるのです
多々あるのです

意地でも手に入れる~!!となれば方法はあったのですが
そうなるとダリア1種類の仕入れ値だけでお客様のご予算に達してしまう
ということで、今回はあきらめました

その他にも社長が、“暗黒の世界”に似合いそうな
お花を色々と仕入れて来てくれました

↑アンスリューム

↑ボルデモード(「ハリーポッター」に登場する敵の魔法使いと同じ名前)のガーベラ

↑ニシキギ

得体のしれない植物

他にも

ダイギンリュウ(観葉植物で落葉した状態がとてもそれっぽい)

ブラックバカラという黒に近い赤バラ

などなど

 

が、

が、

が、しかし!
メインどころになるお花がない・・・
どうしよう、どうしよう
そうこうしている間に前日になってしまいました

そこで、私は普通ならあるまじき行為を考えたのです

そう、ペンキで塗る!
生花をペンキで・・・

しかも丁度、Junkstageさんの6周年パーティに飾らせていただいた
作品を作るために使った100円ショップのペンキが残ってたのです
もちろん“黒色”ブラックです

映えある黒色に塗られる役に抜擢されたお花は

じゃじゃーん

アナナスのグズマニアちゃん

そして

ストレリチアちゃん

です!
前日に手を真黒にしながら
これらに色をつけていきました

そして当日、実際にいけてみると

おおお!やっぱりいい!
とってもイメージに似合う!
そして存在感抜群!!
と自画自賛したくなるほどぴったりでした

そしていろいろな花材をアレンジしながら
完成した作品がこちら

なかなかいい雰囲気で
イメージにあうアレンジができたんじゃないかな?

そしてこれを配達させていただいた数時間後
そのお客様がご来店されました

“見てきたよ♪”

もう?早かったですね~

“良かったよ♪イメージばっちりだった”

はぁぁ良かったです~(安堵)

“ストレリチア入ってなかった?”

入ってました、、、えっと黒かったと思いますが
(どきどきしながら)実は塗ったんです!

“じゃあ、色取れちゃうの?”

いいえ、ペンキですから
ちなみにグズマニアというお花も黒く塗って入れました

そして冒頭の言葉
“それってあり?”

きゃーーー、やっぱりまずかった?
言っちゃいけなかった?
知らない方が良かった?

と思ったのですが

いえ、ありだと思いますよ
だってこういうのも全部色を塗ってありますから
と私が指差した先には、カール竹(銀色)

 

そう、お正月に大活躍する竹や柳なども
赤、銀、金、白、黒などに塗られてますよね

だから、いいんです!
・・・と思います

と弱腰に言い切ってみました

本当にいいのか悪いのかの正解はないのですが
当店で売れ残り、色あせ、ほぼ処分対象に近かった
グズマニアやストレリチアが黒く塗られることで主役のお花になれるのですもの

それでイメージに合って
贈られた方も贈った方も喜んでいただければ
OKなのではないでしょうか?

ちなみにバラやガーベラ、カーネーションなどの
繊細なお花にペンキは・・・さすがに駄目だと思うんですけどね

どちらかと言うと、
それを生花と言っていいのか とか
お花がかわいそうじゃないのか とか
そういう観念の問題ですので
今回は良しとしてください

そう、ありなんです!

2012/06/04

 

“はかとも”

“バカとも”じゃありません

“はかとも”です

鹿児島以外の方はなじみのない言葉かもしれません
正確には鹿児島の人も知らない
うちの店近所でしか使われていない造語です

“墓友”

別にお墓に一緒に入ろうね♪と約束している仲良しという意味ではなく
しょっちゅう、お墓参りで一緒になるので
仲良しになったお墓参り友達

略して“はかとも”です

鹿児島の花消費量が全国でトップクラスというのはご存知でしょうか?
その理由が 鹿児島の人のお墓参りの頻度だということも
鹿児島県民なら知っています

鹿児島には大きな共同墓地がたくさんありまして
その近くを通れば一目瞭然
こんなに新しい花がいっぱい入っているなんて
鹿児島ってすごいなあって県外の方は感心されています

ほぼ毎日のようにお墓参りをされるおばあちゃんが
たくさんいらっしゃいます
それが生きがいでもあるようですね
ちなみにそういう方は、おうちで育ったお花を摘んで持って行かれるので
そこまで花代をかけているというわけでもないようです

ちなみにうちの店は共同墓地のすぐ近く、
本来ならお墓参りの方で売上も上がりそうなものですが
お墓の中の道沿いに 専門のお花屋さんが3軒もあるので
少しはずれにあるうちの店にはあまり、お墓用のお花を
求めてこられるお客様はいらっしゃらないのです、残念ながら

さあ、そして墓友ですが、
うちの店によく墓友同士でご来店いただく松山さんと福山さんという方がいらっしゃいます

もともとうちの店に来られていた福山さんとお墓で毎日のように顔を合わすので
すっかり墓友として意気投合され
それから2人でよく顔を出して下さるようになりました

お花が大好きなお二人
とくに松山さんはご自宅に山ほど育てていらっしゃるので
お花に詳しく 私たちが教えてもらうこともしばしば

うちの店が休日だったり配達中でいないときは
どうしても欲しい鉢ものがあったら
外でお二人してずっと待っていてくださったりするようです
(うちは鉢モノをしまわずに帰るので、見放題 笑)

どうしても待ちきれないときは
たまにお金とメッセージをビニール袋に入れて
見えないところに置いていって下さることも・・・
(ある意味無人販売)

私たちが管理しきれずに埋もれたようなお花をどこからか掘り出してきて
値段交渉を・・・
売り物にならないような子たちの多くが
彼女たちにもらわれて行きました

また二人でラーメンを食べてきた・・・と言って
帰りに“お花見せてね~”と寄って行かれる時は
インスタントコーヒーを出してあげるのですが
店の中でコーヒーを飲みながら
“あら、これいいねえ いくら?”と
いろいろなものを物色しながら
通常の喫茶店以上のお買い上げをしていって下さるので
本当にありがたやありがたや

そして今日はその松山さんが違う墓友さんに声をかけ
うちの店で待ち合わせ
そのお客さまもお花が大好きで
うわ~珍しいものがある!!と言って
大喜びでお花を買って行かれました

墓友さんはみなさん お花が好きですね~

おばちゃん、おばあちゃん世代では病院でお友達になる方はいても
お墓でお友達ができるという地域はあまりなさそうですね
健康的で素敵です

彼女たちを中心に
これからも“はかとも”がどんどん増殖してくれることを
願ってやみません

 

2012/05/07

つい最近のできごとです

すごく久々にご来店されたお客様がおりました
小さな子供さん2人を連れた若いお母さん
以前、ご結婚されるときにご自分でブーケを作られた時からのお客様です

その男の子二人
うちの子と同じぐらいの年少さんの弟、そして年長さんぐらいのおにいちゃん
前回もさささっと入って来て
まったく物おじせず
お店を見て回って一生懸命お話してる
とてもかわいい兄弟でした

その時にキャンディを3つずつプレゼントしました
そしておばあちゃんへのお誕生日プレゼントの花束を買って行かれました

ものの2週間もしないうちに
またその親子3人組でご来店

今度はおじいちゃんの退職御祝を注文しに来てくれました

キャンディは?と
まったく遠慮せずに言うお兄ちゃん
子供らしくてよろしい!
余裕の微笑みで、また3個ずつあげました

弟とお母さんはちょっと車に戻っている間
つかつかっとお兄ちゃんは奥の作業スペースに入って来て
急いでお花を作っている私の横に並びました

そしてこの衝撃の一言

“ねえ、このお店 いつつぶれるの?”

・・・え?
あ・・・えっとね・・・
今はつぶれる予定ないかな?

その時の私にはひきつった笑いしかできませんでした
どう返すのが正解だったのか、いまだにわかりません
でも、うちの店、死相ならぬ潰相が出てるのかしら(^^;

それ以外はとっても楽しく会話をしました
弟もよくわからない夢の話を
お母さんに一生懸命してました
“このお花の中からね~、ライオンさんががおーって出てくるの”

平静を取り戻し、平和だな~とほわわーんっとした気分で作業を続けていると
さっきのお兄ちゃんがまた一言

“いつもありがとうね~”

悟ったように突然言われたので
“はあ・・・いいえ、どういたしまして”としか言えなかった私

しばらくして“おばあちゃんか!?”と心の中でつっこみました

子供ってほんとにおもしろいですね
同じ年齢の息子がいるので
とくに一挙一動が気になるのかもしれませんが・・・

・・・・・・・・・・・・・

番外編
ちょっと木市に行ってきまして
そこでのおばちゃん同士の会話

“あれないの?あの葉っぱがハート型の”

“なに?”

ウンダベーラだ、ここ数年出回ってるんだよね。観葉植物”

“何?ウンダベーラ?”

“そう、ウンダベーラ
後ろから夫と二人歩きながら笑いをこらえてました
おばちゃん、それを言うなら“ウンベラータ”だよ!

意気揚々と話すおばちゃんに教えてあげる勇気は
さすがに持ち合わせておりませんでした

 

2011/11/15

前回コラムに書きました
プロポーズ用のバラの花束をご用意された方から
見事OKをいただいたというご報告の電話をいただいた

何という律義な
何という嬉しいご報告!

こういうときは花屋をやっていて
本当に良かったと思う

・・・・・・・・・・・・・

そんな素敵なお話をもう一つ

奥様のお誕生日に『バラ風呂』をプレゼントしたい!という男性から
ご相談のメールをいただいたのが先月

奥様のお好みやそのお客様のイメージを合わせて
100輪のバラをご用意することになりました

100輪のバラといっても花束ではなく
すぐにバラ風呂にできるように花首(茎は切っておく)だけなので
それをセットするための箱を作ったり
箱を開けたときにインパクトがあるように
バラをきれいにセッティングしたり

実はこんなおしゃれなご注文も初めての経験で
バラ風呂にどんな形で浮かぶのか
私たちも妄想するしかなかったのです

そして先日
また嬉しい結果のご報告メールをいただきました

大成功!

奥様にもったいない!と怒られることもなく
喜んでもらえたそうです

さらに今後同じようなバラ風呂をされる方のために
ありがたいアドバイスをいただきました

すんごくすんごくニッチなお話ですが
これから先 バラ風呂をしたい方
バラ風呂を大切な方にプレゼントしたい方
そんな方のためにここでアドバイスを紹介します♪

・・・・・・・・・・・・・・・・・

1.大輪のバラの方が雰囲気がとてもよい!

実はこの方、奥様がミニバラがお好きだということでしたが
それだとボリュームが出ないので
中輪を中心にミニと大輪を混ぜてご準備させてもらっておりました
つぼみも倒れてしまうので咲き誇っている感じがいいみたい

2、茎はできるだけ残さず根元からカットする

初めてのことでどの程度根元から切った方がいいのか
実はあまり考えずに1センチほど茎を残してカットしておりましたが
ほぼ茎は残さないでカットすることが
きれいに上を向いて浮かぶ秘訣だということです

3、色を混ぜるときれい

1色でも素敵ですが数色混ざる方がいい雰囲気だそうです

4、花を崩して花びらを浮かべるといい感じ

これは想像がつきますが
数輪のお花を崩して花びらにしてあげるのもいいみたいです

5、きれいに洗えば2,3日は楽しめる

ほほう、、これは考えてませんでした
1日だけじゃないのが嬉しいですね

・・・・・・・・・・・・・・・・・

さあ、これであなたもバラ風呂のプロです

おうちにあるバラでバラ風呂を。。。
なければお花屋さんでバラを買って来ましょう!
(隣の家のバラを盗ってくるのはやめましょう)

ただし、今回の方のように
いきなりバラをお風呂に入れるのは
なかなか勇気のいることですね

しばらく花瓶でバラを楽しんだあと
咲き切ったバラを使ってバラ風呂にされることをお勧めします

今回のお客様は、奥様と一緒になって
いろいろ研究しながらバラ風呂を楽しまれたそうです
なんて素敵な旦那さま!

もうありきたりのプレゼントしか思いつかない方は
こんなサプライズもいいかもしれませんね

2011/11/07

つい昨日のこと

前もってご予約いただいていたお客様が花束を取りにご来店

大輪の赤とピンクのバラ30本で
用途はなんと!

プロポーズ!!

都会の真ん中のお花屋さんならよくあることなのでしょうが
うちのお店は鹿児島市内ではあるけれど
のどかーな場所にあるので
そう滅多にある類のご注文ではありません

しかも半月ほど前に ネットで調べた上にご注文のためだけに
わざわざ1時間ぐらいかかるご自宅から足を運んでくださったのです

何故だと思います?

その理由を聴いて思わず笑ってしまったのですが・・・

『まず自宅の近所だと 知り合いにあったりしたら恥ずかしいから』

ここはちょっとわかりますよね

さらに

『街中のお花屋さんだと駐車場まで花束を抱えて歩かないといけないので
 駐車場のあるお花屋さんを探しました

とのことでした

そこまで考えるか!!

そんなお客様はとても好青年で、丁寧で、優しそうな雰囲気ですので
きっとプロポーズも成功したんじゃないかな~なんて思っているのですが

このお客様はお花を贈ったりすることがないので
お花をどう注文していいのかわからない
お花っていくら位するものか、こういうときはどんなものを贈るべきか
本当にわからないんです・・・という感じでした

そういう方はもちろん多いです

とくに若い男性ですね
そしてやっぱりお花を贈るというのは
ちょっとむずがゆくなるような恥ずかしい感じがあるようですね

そして私は、そんなシャイなお客様が大好きです♪
大好きです、というとちょっと語弊があるかな(^^;

お花なんて似合わないと思っているけど
それでもプレゼントしたら喜んでくれると思うから
はずかしさを押しこらえお花を買いに来る

でもどうしていいかわからず
ほぼお花屋さんの言うがまま
『あ、はい、じゃあそれで』しか言えないようなお客様

待っている間も手持無沙汰
ちょっと所在無い感じでいらっしゃるので
こちらからたわいもない会話をしてみると
少しほっとしたような顔を見せたりして

そんなお客様の対応をすると
すごく心洗われる気持ちになるんですよね

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

以前、私はブライダル企画関連の仕事をしておりました
その時の一幕を思い出します

喧嘩をしてしまってしばらく会っていない彼女に
謝るのと同時にプロポーズすると言ったお客様
『それなら花束ぐらい持って行きなさいよ~』なんて
アドバイスをしたら

お花なんて買ったこともないからついてきて
と天文館(鹿児島の繁華街アーケード)のお花屋さんへ

『わからないから選んで』

と私が言われ

『自分で選びなさい!』と言ったものの決め切れず
お花屋さんにお任せ

かわいい花束を作ってもらったのに

『恥ずかしいから車まで持って行って』

お花を買うなんて
初めて買う男性にとっては本当に一大事なんだな~と
その時に初めて思ったものでした

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

最近ではそうやってネットで来られる若い男性もそうですし

『おばあちゃんの誕生日なので』
と思春期真っ只中の中学生ぐらいの男の子が来て

こちらが何か話しかけてもほとんど返事もない
花屋なんて恥ずかしい。一刻も早く出たい!!
というオーラがゆらゆらゆれている

・・・でも、おばあちゃんが喜ぶからと
お花を買いに来るいい子なんだよな~
と思うとやっぱりかわいい♪
そういうシャイな彼らが
花束を抱えても動じない男性になれる日が
来てほしいような欲しくないような

そんな気持ち