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2015/03/31

年度末、最終日の最後の配達に社長が出発いたしましたので

すっかり落ち着いた中、コラムを書き始めました。

 

今回は真面目に書いてみようと思っています。

 

先日、Junkstageの桃生さんがご結婚されました!おめでとうございます~ヽ(^o^)丿

そして、ご披露宴パーティに使われるブーケをご注文いただきました。

とても幸せなお仕事をさせていただきました。

花屋をやっていると、多くの方の人生の節目に関わることが多いのですが

Junkstageがご縁でお仕事をいただけるなんて、本当にコラムを書かせていただいていて有難く思います。。。さぼりさぼりですみません。。。

 

このブーケですが、今回はプリザーブドフラワーで作らせていただきました。

それは鹿児島からの発送という点、またご友人へ贈られるということから

こちらで提案させていただいて、生花ではなくプリザーブドフラワーということになりました。

 

今でこそプリザーブドフラワーも認知されてきまして、

いろいろなお店で見かけることが増えてきました。

割高な価格も、そういうものだと認識されてきましたことは嬉しく思います。

 

が、私は以前、プリザーブドフラワーが好きではありませんでした。

ぶっちゃけますが。

あれは、花屋で扱う必要はない!と思っていました。

 

今さらかとは思いますがプリザーブドフラワーって何なの?という方のために簡単に説明させていただきますと

・薬品を使って着色し、保存の効く状態に作ってある花のこと

・造花と違う点は元の材料は生花であるということ

 

ということです。

着色するために、普通の生花では見られない色を確実に手に入れることができますし

生花を使ってあるので触ってみたら生花そのものです。

しかし長く保存がきくメリットがあります

長く保存がきくというのは、メリットなのかデメリットなのか

そこらへんは個人的な考えになりますので、今は割愛します。

 

手間暇をかけて作られたプリザーブドフラワーの花、メインはバラですが

その花首(茎はなし)だけがケースにいくつか入って資材屋さんで販売しています。

その花首にワイヤーなどを掛けてボンドなどの接着剤で土台に付けたりしながら作品を作ります。

 

その作業は、花というより、どちらかというと手芸、工作。

花も自然の色ではないし、茎を見せられないため花は下の方に沈んだアレンジになってしまう。

今まで生花で作っていたような大きさのアレンジをプリザーブドフラワーで作ろうと思えば10倍以上の金額がかかってしまうかもしれない。

 

そんなストレスを感じてまで、プリザーブドフラワーを扱う必要はない。

同じような理由でうちの店は造花も扱ってきませんでした。

そしてそれは、うちの店のスタッフでは共通の認識でした。

 

しかし、時代はそれでヨシとしてはくれませんでした。

ある時、お得意様よりプリザーブドフラワーのブーケのご注文をいただきました。

それも中がピンクで外側が白いバラのキャスケードブーケ。

その頃のプリザーブドフラワーには中がピンクで外側が白いバラなんて

素敵なものはできておらず(今は近いものがあります)

さらにキャスケードというのは長く下に垂れ下がるタイプなので手間もかかるし

茎のないプリザーブドフラワーの花をどうやってしていいのかもよく分かっていない。

金額もどのように設定していいのかわからないし

扱わないつもりでいたので、たいして勉強もしてこなかった。

 

そんな状態でしたが、結局お客様の熱いご希望で思い切って受けることに!

それが6年前のお話。

 

 

DSCN1794そしたらですね、プリザーブドフラワーの魅力がちょっとわかったんです。

中がピンクで外が白いバラ。。。作れたんです。

生花ではありえない、はがして貼るという原始的な方法でしたが。

しかも枯れる心配もないので時間をかけてじっくり作ることもできる。

なるほどな~、プリザーブドフラワーもありかも。

 

そう思えるようになってきたころに、ご注文をぽつぽついただくようになりました。

ブーケやアレンジ、プリザーブドフラワーを使ったフレームアレンジなど

種類は多岐にわたります。

作っている時は楽しいです。

 

そして気づいたんです。

プリザーブドフラワーの魅力は、もらうことより作ることが楽しいんだということに。

いまだに手芸と同じ感じという感覚はぬぐえずにいます。

 

ただし、手間暇がかかりますので

作っている時間は楽しいのですが、それは時間に余裕がある時限定です。

 

バラを一本給水スポンジに挿すという行為は

生花でしたらハサミでシャッと切ってグサッとさせばいいところ

プリザーブドフラワーは花首にワイヤーを通して(大きさによっては2本)

それをフローラルテープで巻き、ボンドをつけて挿す

この繰り返しになるため、やっぱり時間が必要です。

 

出来上がればやっぱり長時間向き合っていたため、愛着もわきますし

売るのがもったいなくなるぐらいです。

 

また、これを書いていいのかわからないのですが

お客様でプリザーブドフラワーを求められる方には2種類いらっしゃって

お花が好きでプリザーブドフラワーも好き

今回、人に贈るにあたってこの人はプリザーブドフラワーを贈ったほうが良さそうだ、と判断してのご注文の場合

それと、お花は枯れてもったいないからプリザーブドフラワーって枯れない花の方がいいんじゃない?というお客様の場合

 

後者の方の場合、花屋自体に来ることがあまりなく、枯れたらもったいない、が先に立っているので、まあ、ある意味、プリザーブドフラワーであれば(予算があえば)いいという感じでしょうか。

 

ここが実はとても気になるところなのです。

確かにプリザーブドフラワーの認知度が高くなり求められるお客様も増えたので

量販店さんなんかにもプリザーブドフラワーが置かれるようになりました。

手芸店にもありますし、もともと手先が器用でご自分でハンドメイドをされている方がアレンジされて販売していることもあります。

ご自分で作られている方は良しとして、

量販店などにずら~っと並んでいる商品を見た時に

・・・がくっと来るんです

 

これを買う人がいて、プリザーブドフラワーって高いな~

そしてあまり喜ばれなかったな~

プリザーブドフラワーって贈り物にだめなのかな、やっぱり花はやめた

になっちゃうのではないか、と思うほど

 

プリザーブドフラワーだよ!枯れないからいいよ!だけを押し出している作品が

とてもとても気になります。

どこぞで大量生産をされているんだろうな~

 

そういうのを見ると私もプリザーブドフラワーに対しての気持ちが下がります。

やっぱり生花だな、となってしまいます。

 

そんなことを繰り返し、ご注文をいただけばお作りしてみて

やっぱりプリザーブドフラワーもいいじゃん♪と復活したり下がったり、の毎日です。

 

そして、そんな葛藤の日々の中で、ある先生に出会いました。

その先生はこうおっしゃいました。

 

『花屋さんにしか作れないプリザーブドフラワーを作りましょう!』

 

そうだ!そこだ!

私たちは日々、お花に接しているので

いちばんお花をきれいに見せる方法を知っています(はずです)

技ももっています(はずです)

量販店にあるような作品(と言っていいのか?)とは全く違うものを作れるのです。

 

わざわざうちの店に注文を下さるお客様はそれを求めているんですよね。

そう思い立ってからは、プリザーブドフラワーに対しての気持ちが復活しました。

 

生花で作るアレンジは、多少技術がなくとも生花のパワーが補ってくれるけど

プリザーブドフラワーは技術とセンスがすべてです。

センスがすべて。

だから、常にセンスを磨いていかなければいけないな~と思っています。

 

それと、以前作っていた作品は

いろいろな技法を使って開花(きれいに花を開かせた状態)させていましたが

私は、満開より多少つぼみの状態が好きですので

今はあまり開花させずに使っています

 

バシャっと人工的に開かせたバラがどうしてもだめなのです。

きれいに開いていればいるほど、だめなのです。

これは本当に個人的な好みなので、良い悪いではありませんのであしからず。

 

そんなこんなで作らせていただいた桃生さんのブーケですが

私好みの『大人ラブリー』をテーマで作らせていただきました。

桃生さんのイメージです。

お写真もちょっと見せていただきましたが

美しい(T_T)感激でした

ぜひ、皆様もこそっと見せてもらってください(笑)

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長々と書いたコラムですが

結局のところ、プリザーブドフラワーは花屋の作る作品が素敵!

というのが認知されるように頑張ります、と言いたかったのです。

 

最後ですが、枯れない枯れないといいますが

1年ほど変色しないで楽しめますよ、その後はまた新しいものに変えても

充分元取れますよ、ということもお伝えしておきます。

2014/11/30

つい先日、Junkstageの桃生さんからラブレターをいただき、感激に浸っているところです。

で、ハッと気づけばもう月末。

やばい!月1回しか更新していないコラムなのに

それをさぼるなんてことは許されない。

せっかくあれだけ褒めてくださったのに、そうそう期待を裏切るわけには。。。

 

が、ネタがない

こういうときはかるーく何かかいておくかなぁ。。。うーん

前回が軽かったなあ・・・

 

そうだ!こういう時こそ、花屋の特権!

とりあえず店にある花を載せておけ!!

 

ということで、このようなコラムになりました。

 

・・・・・・・・・・・

 

クリスマスが近づくと、意識せずとも花屋にはクリスマス商材が集まります

集めよう!かわいくディスプレイしよう!!と意気込む必要もなく

いや、どちらかというと、もうちょっと待ってほしいんだけど

必要に応じて、もしくはせかされるように仕入れるうちに

いつの間にかクリスマス用のお花たちが集まっているのです

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つい先日20周年を迎えたうちの店も、その時の大掃除の結果

ものすごくすっきりさっぱりとしたはずなのに

いつの間にかごった返し、ちょっとものを持ちあげれば

あら、ここにリンゴが・・・

あら、こちらにはワタの木が・・・

な状態になってしまいました

 

そのひどい状態の中で、クリスマスにちなんだお花や資材を見つけては

ぱちりと写真を撮りましたので紹介します

 

きっと、後ろの風景を見ればその様子が一目瞭然

 

きれいなディスプレイされたクリスマスムードではないのであしからず

 

まずは

 

クリスマスといえばこれ、ポインセチア

3

 

そして、近年はピンクに改良された『プリンセチア』が人気

image2

この季節はシクラメンもクリスマスを彩ります

5

こちらは雪に覆われた木をイメージできる『コチア』

アレンジに大活躍します

6

おっと、日頃は豪華なイメージの胡蝶蘭の器もクリスマスチックでかわいい♪

4

こちらはリースやアレンジなどで活躍するサンキライ

image1

あ、棚とモノの隙間に松ぼっくり発見!

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で、先ほど言っていた、モノを持ちあげたら出てきたリンゴ(本物)

8

もう一つ、ワタの木

9

ああ、これを忘れていました

モミの木!!

実はまだ、何に使うか考えあぐねています

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そしてリース型になったツル

12

最後はまだビニールも外していない吹き付けツツジ

発泡スチロールを吹き付けてありまして

これは活け込みやアレンジになくてはならない存在です

13

 

とまあ、こんな感じでちょっと歩けばクリスマスに欠かせない商材がたくさん埋まってます

皆様もうちの店のあちこちを掘り出して宝探しはいかがですか?

 

・・・・

 

いや、それやられるとやっぱり困るのでお断りします

2014/09/30

タイトルにこう書いたのは、葉っぱはタダみたいなものだと思っているお客さんが
意外と多いらしいと気づいたから。

葉っぱ、私たちはかっこつけて『グリーン』と横文字(のカタカナ読み)で読んでおりますが
アレンジメントなどでは欠かすことのできない存在です

 

普段、お花をプレゼントされた時などは普通、
入っているお花たちに目が行きますね
かわいく彩り豊かなお花は目立ちますし
その花束やアレンジの印象は、使われているお花で決まっていきます

しかし、本当に入っているのはお花だけでしょうか?
きっと、何かしらグリーンが入っているのではないでしょうか?
脇役に徹することが多いグリーンたちは、存在をアピールすることはあまりありませんが
あるのとないのとでは大違いなのですよ

 

・・・と思ったらグッドタイミング!
今、お電話でアレンジメントのご注文をいただきましたので
ちょっと撮影してご紹介してみましょう
(ほかのお花屋さんに見せるのは恥ずかしいんですけど・・・)

1かご

 

 

まずはいきなりですが完成品から

8アイビー

ご結婚のお祝いにとのご注文です

写真を見る限り、バラとガーベラがメインのアレンジだな♪と
わかっていただけると思います
残りはカーネーション、スプレーバラが入っておりますね

 

と、普通は思われることでしょう

しかし、今日はグリーンのお勉強コラムです
きっと意識して見られていると思いますので(笑)
グリーンが入っているのがお分かりですね

というか、、、

グリーンを入れよう!と意気込みすぎて
通常より張り切ってグリーンが入っております
ちょっとグリーングリーンうるさい!ぐらいです

が、うるさくなり過ぎないのがグリーンのいいところですね
(と自分でフォローしてみます)

 

では、今回のこの小さなアレンジの中に
どれだけグリーンが入っているのでしょう

実は

2グリーン

左からレモンリーフ、ミスカンサス、アイビー、
ゴッドセフィアナ、イタリアンルスカス

 

これだけ入っているのですよ~

すごいですよね
っていうか、入れすぎですよねっっ
今日のコラムのために大サービスでした

 

ではでは、もう一度見てみましょう

8アイビー

さあ、なんと!
ここからグリーンを外しちゃいますよ!
普段だと何とも思わないかもしれませんが
どれだけグリーンが大切か
目に焼き付けてください(大袈裟ですか)

さあ、グリーンがない状態は!

3花だけ

(ああ、なんか見られて恥ずかしい)

違いがわかります?
わかりますよね?
全然違いますよね?

ということで、コマ送りしてみますね
(画像がいまいちですみません)

 

一つ葉っぱを足しました

4レモンリーフ

もう一つ足しました

5ゴッド

そして3つ目

6ミスカンサス

4つ目

7イタリアン

5つ目

8アイビー

出来上がり~♪

 

で、ラッピングをすると

9ラッピング

じゃじゃーん
ちゃんとギフトフラワーになるのです(*^▽^*)

 

え?アンコール?

 

じゃあ、今度は上から見てみましょう
(え?いらない?
せっかく写真撮ったから見てみてください!)

まず最初、お花だけからスタート

10上花だけ

11上レモンリーフ

12上ゴッド

13上ミスカンサス

14上イタリアン

15上アイビー

16上ラッピング

さあ、いかがでしたでしょうか?
グリーンの役割、大切さがわかっていただけたでしょうか?

このグリーン使いも、お花屋さんの個性になったりします
頻繁に使ってしまうグリーンの種類は、本当にそれぞれです
お花と同じでやっぱり時代の移り変わりやトレンドなどもありますので
私が花屋に嫁いで10年近くですが、その間にうちの店で使われた
主力のグリーンもいろいろと変化しております

ちなみに、ここにご紹介しましたグリーンは
1本、1枚、お花1本分のお値段がしたりします

本当はグリーンってもっといっぱい種類がありますし
すごく大きなものもありますが
今回は小さめのアレンジでしたので
身近な5種類のご紹介でした♪

今後、どこかのお花屋さんにお出かけの時、
またはお花をもらった時には
どんなグリーンが入っているのか、要チェックですね♪

 

9ラッピング

2014/06/30

一般の方にとってお花屋さんに行くことはあっても
そこにあるお花を作っている人に会う機会は少ないですよね

お花屋さんにあるお花のほとんどが
別々の方が作っているもので
それを市場なり、注文なりをかけて
そのお花屋さんに来られる方の客層、もちろん店主の好みなどによって
日本全国、いや、世界中から集められているのです

そうやって考えるとお花屋さんって、ワールドワイド~♪♪

と、のっけからテンションが高いのには理由があります
実は、先日とある生産者さんのところにうかがわせていただきました
その名も“ブロメリア・ギフ”さん

ちなみにブロメリアとは“アナナス”と呼ばれる仲間を言いますが
“グズマニア”というお花を聞いたことがありませんか?
赤やオレンジ、ピンク、黄色などの華やかな色で
パイナップルのようなパリッとした植物です
よく贈答用に使われたりするこの子

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(写真はブロメリア・ギフ様より無断拝借してしまいました)

ブロメリア・ギフさんの“ギフ”が
岐阜県のギフだと分かったのは、実はつい最近
ふと、ああ!岐阜県にあるからなんだ~!!とひとり納得しました
ほかのお花屋さんは知っていらっしゃったと思います・・・

とにかく大きな生産者さんで、
毎週のように鹿児島の市場にもお花が届きます
グズマニアのほかにも、アンスリュームやミニバラ、ハイビスカスなど
どのお花もきれいなのです
そのきれいが“お花きれいだよね~”という“きれい”ではなく
明らかに“上等”であり、“品質に間違いない”状態をさす
レベルの高い“きれい”なのです

その理由が少しわかりました
前置きが長いのですが

さあ、6月上旬のとある日
実は、家族旅行で実家の両親と福井の恐竜博物館に行ってきました
交通事情を考えてレンタカーになったのですが
せっかくなので“ブロメリア・ギフ”さんに見学させていただけないか
頼んでみようということになりました

勇気を出して

だって、鹿児島の小さな花屋の家族旅行の帰りに寄らせてもらうなんて
気軽に言えるようなそんな規模の生産者さんではないのですもの

で、勇気を出したら
なんと!!!感じよく“ぜひ来てください”と言ってくださいました!

ということで、ずうずうずうずうしく(強調)
お忙しいところ恐竜博物館のクッキーだけを持って(笑)
花屋とは関係のない実家の父母も連れて
落ち着きのない子供も連れて寄らせていただきました

DSC02982

いや~大きいとは想像していたけど
想像をはるかに超える大規模農場でびっくり!!
大雨の中でしたが、スタッフさん(あとで市場の方に聞いたら社長さんだった!?)
がすごくご丁寧に農場内を案内してくださりました

途中で申し訳なくなっちゃって
“もう大丈夫ですよ”って言いそうになったけど
でも、結局甘えてしまって農場内をぐるっと1周見せてもらっちゃいました

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私たちが見せていただいたのは
ブロメリア・ギフさんが日本で唯一メーカーから自己増殖を認可されているという
ミニバラの農場をメインに
ハイビスカス、と最近力を入れられている多肉植物など

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そりゃあもう、大規模にシステマティックで
道路を突っ切ってハウスからハウスにわたっているレールは何だろうと思ったら
植物を乗せた大きなトレー(1面ずつが相当大きいです)が
成長度合いや必要な処理に合わせてハウスを移動するためのものらしく
そのトレーもはたしていくつあることやら・・・

DSC02986

土を入れるのも機械、そして並べた時に均等にすることと
間隔をあけるためにも機械を導入されていました

DSC02985

年間の電気料金を聞いたら・・・目が飛び出そうでした
うちの電気代と桁が3~4桁違うんですもの(いや、ホントです)

ただ、システマティックというと効率的とか生産的というイメージですが
ブロメリア・ギフさんの植物生産にはポリシーがしっかりあります
常に“お客様に長く、一番いい状態でお花を楽しんでもらえるもの”ということ

ハイビスカスの説明をしていただいているときに
“つぼみの状態も楽しんでもらえるというのが目標でテーマです”
と言われたとき、すごい!!!と感動しました
一つ一つの植物に愛情を持って育てられていることがひしひしと伝わるからです

DSC02992

そして生産した植物をそのままぽんと出荷するのではなく
その植物がお家で飾られたとき、または贈られるときに
一番喜んでもらえるようにと、これまたおしゃれな器に入って出荷されます

DSC02981

しかも一つずつに必ず育て方などの説明書がついているのです!!

ここまでされる生産者さんがほかにいらっしゃるのでしょうか?

今まで市場で目にするお花はほんの一握りでしたが
すごい数のお花が全国に旅立っているのですね
感動しました

そして皆さん、本当にいい方ばかりで、それもまた感動しました

せっかく見学させていただいたので注文させていただいたのですが
その量たるや、ブロメリア・ギフさんにしてみたら
毒にも薬にもならないような超微量なのですが
それも誠実に対応してくださり
無理を聞いてくださり
はたまた、とてもうれしいお気遣いまでいただくことに!!!

もう頭が上がりません

やっぱりそんなにしていただくと
私たち、その生産者さんが大好きになりますよね
そしてその方のお花を一生懸命自信をもってすすめられますよね

注文させていただいて届いた子たちも
やっぱりどの子もとてもきれいで、はつらつとしていました

本当にありがとうございました♪

ブロメリア・ギフさん
ホームーページ http://rose.bromelia-gifu.co.jp/
facebook https://www.facebook.com/bromeliagifu

2013/10/31

私たちが仕入に行く花市場は毎週木曜日に鉢モノ、苗モノの競りが行われます

競りについては以前、コラムに書かせていただいたことがありますが

基本的には一般の方が立ち入る場所ではありませんので

花市場の中を見られる機会はあまりないと思います

 

そこで、今日はあなたを花市場見学ツアーにお連れしようと思います♪

 

10月末の花市場には一体、どんなお花たちが来ているのかな?

楽しみにご覧くださいませ~♪

 

というわけで、実は今、競り中です~

0競り

 

一つ一つお花が競りに乗せられます

このようなレーンが6列ありまして

6レーン同時に次から次へと競られております

 

私は今、自分の席から欲しいお花を探していたところですが

一段落しましたので、競り台を降りて

花市場に来ているお花たちを

ぐるっと一周ご紹介しちゃいましょう~

 

まずまず、こちらに見えますのが

アザレア

 

アザレアですね♪

次から次へとかわいいお花が咲きますね

 

次は

アメジストセージ

 

アメジストセージです

今、いろいろお宅のお庭で見かけるお花です

 

さあ、お次は

ウィンターコスモス

 

ウィンターコスモスです

キャー!かわいいです(*^_^*)!

 

お次は

エリカ

 

エリカです

エリカ様ですね

色々な色がありますが、私は白が好きです

 

そして

オキザリス

 

オキザリス

オキザリスもいろいろな種類が出てきます

寒さにも強いです

 

さあ、次に見えますのが

 オブコニカ

 

オブコニカです

かわいいお花ですが手がかぶれたりしちゃう液が出ます

お気をつけあそばせ♪

 

そして

ガーベラ

 

出ました!ガーベラちゃん

年中出てきますが、年中変わらぬ人気を誇ります

 

そして

カランコエ

 

こちらも安定した出荷&人気の カランコエ

小さいものから大きなものまで

一重~八重まで

バリエーション豊かで、強い!

 

お次は

カルーナ

 

カルーナ

今の季節は丁度ガーデニングの衣替えシーズンですよね

これからの季節にこのカルーナさんは大活躍です

強いです!おしゃれです!!おススメです

 

そして次は

クラリンドウ

 

クラリンドウさん

おしゃれですよ~毎年花を咲かせてくれます

 

どうですか?

疲れてきました?

 

まだまだですよ~

こっちです!付いてきて下さい!!

 

お!次に見えてきたのが

クリスマスホーリー

 

クリスマスホーリー

クリスマスにピッタリのかわいい実がなります

 

そして

クリスマスローズ

 

クリスマスローズ

ガーデニング好きな人が必ずはまるお花ですね♪

私はやっぱり白が好きです

 

次は

コニファ

 

コニファです

こちらもガーデニング必須植物ですね

 

続いて

シーマニア

 

シーマニア

名前もおしゃれですが、かわいいお花を咲かせます

葉っぱは肉厚

 

さあさあ来ました!

シクラメン

 

冬の贈答用のお花と言えばやっぱりこれ

シクラメンですね

今から年末に向けてこのシクラメンが市場のメイン鉢になってきます

 

そして

シャコバサボテン

 

シャコバサボテン

こちらのものはコンペイトウという種類ですが

ちょっと珍しいですよね

もちろん大人気のお花です

 

次は何かな~

 

おっと、次は

スプレーマム

 

スプレーマムです

菊ですが、こんなにかわいいんですよ~

いや~愛おしい❤

 

次は

ゼラニューム

 

ゼラニュームです

ゼラニュームにも色々な種類がありますね

(これはキャンディゼラニューム。。だと思う)

寒さに強いお花です

 

さあさ、次に行きましょう

 

次はこれ

チェッカーベリー

 

チェッカーベリーです

可愛いですね~入荷も少ないですが人気モノです

 

次は

ニオイ桜

 

ニオイ桜です

ピンク色のかわいいお花です

 

さてさて、次は

ノボタン

 

ノボタン。。。だと思います

すみません、勉強不足で(^^;

 

お次は

ビオラ

 

ビオラです

冬のガーデニングと言えばパンジー・ビオラ

の ビオラちゃんです

すごくたくさんの種類が出荷されます

 

えっと、まだあるよ~

いっぱいあるなあ

がんばって付いてきてね♪

 

次は

ブルーデージー

 

ブルーデージー

来ました!私の大好きなお花です♪

黄色いユリオプスデージーや普通の白いデージーも好きですが

やっぱりブルーデージーに惹かれます

 

次は

ベゴニア ラブミー

 

ピンクの小花が可愛いベゴニアのラブミーちゃんです

ベゴニアの中でも珍しいお花なので御贈答用にもいいですよ~

 

お、出た!

ポインセチア

 

ポインセチアです

3週間前ぐらいから少しずつ出荷されるようになってきました

クリスマスの代表花ですね~

 

さあさあ、ぐっと目線を上げると

ミニバラ

 

ミニバラ

かわいいですね~やっぱりバラってステキ

 

お次は

リーガーベゴニア

 

リーガーベゴニア

これもご贈答用の定番ですね

色も形も華やかです♪

 

次は

花キリン

 

花キリン

独特の花付きですが、かわいく強いです

 

だんだん出口に近付いてきたよ~

もうひと踏ん張り

 

次は

初恋草

 

初恋草です

色とりどり、名前もかわいいですよね~

 

さあ、次

真珠の木

 

真珠の木

つやつやのまんまるい実が付いてます

これが本物の真珠だったらいいのに。。。。って言った人、だれ?

 

あ、最後かな?

輪菊

 

すごい渋いけどかわいい♪

輪っかが付いてる~これ何?

保護されてるってこと?

よくわかってなくてすみません

 

ふーーーーーーーーっっ

これで、終わったかな?

・・・と思いきや

ランのコーナーに行くの忘れてた!!

 

えっとランのコーナーには

1オンシジューム

 

オンシジュームですね

黄色いお花がまぶしいです

 

そして

2デンファレ

 

豪華だけどお手頃サイズや価格で

御贈答用によく使われますね、デンファレです

 

おっと

3シンビジューム

 

シンビジュームですね~

いよいよ今日から出始めましたね♪

こちらも冬のご贈答用(ちょい高級)の定番です

アーチ仕立てのものも近年人気があります

 

さあ、いよいよ最後かな?と思ったら

 

4カトレア

 

今日はカトレアも来てますね

横からしか見れなくてすみません

 

さあ、そして

6コチョウラン

 

コチョウラン!お花の王様

ちなみにコチョウランの出荷量は年間通して

他のお花の比ではないのですが、それが毎回競られているので

いかに世の中に胡蝶蘭を贈り贈られる方が多いのかわかります

 

ふーーーーー

 

はい!

これで今日の花市場見学ツアーを終了いたします

ご来場、誠にありがとうございました

また次回の見学ツアーもお楽しみに(未定)

 

注1:すべてのお花を見せたわけではありません もっといっぱいあります

注2:当店が仕入れたお花はほとんどないので欲しくてもあげられません

注3:花の名前が間違っていたらこっそり教えて下さい

 

2013/09/30

東京在住の花業界の方(Fさん)と私たちの会話

私 : 先日高速道路を走っていたら、
路肩に車を停車して、脇に生えてる『パンパス』を
切っているおばちゃんがいたんですよ~びっくりでした

F : 活けこみに使うんでしょうかね~

私 : え?いや、お墓だと思いますよ

F : お墓?パンパスを???
パンパスってモダンな感じの活けこみとかに使いますよね?

私 : まあ、スタンドとか活けこみにも使いますが、
鹿児島はお盆は必ずお墓とか仏壇とかに入れますよ
お墓に関しては、ほぼ必ずです

F : えええっっ???

驚かれて、驚きました。
ちなみにパンパスはこういうのです

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さらには、近畿地方のある市場さん(Iさん)のサイトに
フォックスフェイス(つのなす)が載っていました

ハロウィン用にディスプレイされた写真で、とてもかわいく思わずコメント

私 : とてもかわいいですね~
鹿児島ではお墓に入れるのがほとんどなので、
こんな風に飾れたらいいですね

I : え?フォックスフェイスをお墓に入れるんですか?

私 : え?入れないんですか?

そんなやり取りもありました
フォックスフェイスはこういうの

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他にも、鹿児島では『ちどめ』と呼ばれてお盆に大量に出回る“ベンケイソウ”とか
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『実の花』というのが正式名称だと思っていた“アオモジ”とか
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今、まさに旬なハイビスカスローゼル
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なんかも、あたりまえにお墓に入れますね

鹿児島は、お花の消費量が全国で1位なのですが、ご存知でしたでしょうか?
その理由は『お墓を大切にする県民性から』というのは自他ともに認める事実です
お花が枯れ果てているお墓というのはあまりない位、短いスパンでお墓に通われます
お花が枯れていると親戚の方に心配されるほどです
何かあったんじゃないかしら?って
お墓を任されている方は大変です

そして、そのお墓の花瓶がこれまた大きい!
少しのお花しか入れないと風でぐるんぐるん回ってしまったり
折れてしまったりするものだから、1回に入れるお花の量も大量になるのです

もちろん、お花が枯れると困るので
必然的にボリュームがあって、長持ちするお花を求められる訳です
そんなこんなで、上記に上がったようなお花を供えることが 鹿児島では当たり前!になっているのです

花屋としては嬉しいことですが それに応じて、お墓専用のお花屋さんの数も相当多いんですよ
県外から来られた方がびっくりされてました

それぞれの地域によって“常識”っていうのは“常識ではない”ということですね

2013/08/31

季節が変わると1年ぶりに再会するお花にときめきはしますが

毎日お花と一緒に過ごしているので そのときめきはそれほど持続しません

年々、ときめく感度が下がっているのは悲しいところです

そんな私ですが いつの時期でもきゅんってするお花があります

それはグリーンのお花たち (ちょっとゾーンが広すぎな気もしますが) なのです

なぜでしょう 年がら年中、グリーンのお花を見ると嬉しくなります

ついつい欲しくなります アレンジしたくなりますし

それだけで花束にしたくなります

 

本来、お花は虫さんに見つけてもらうために

目立つように華やかに可愛らしく主張する色合いが多いですよね

葉っぱと同じグリーン色に咲いたお花は

一体どうしたことなのでしょう?

 

でもそんな控えめなグリーンなお花さんたちは

優しげでモダンな印象を与えてくれますし

どんなアレンジにも、どんな花束にも絶対に合います

だってグリーンですもの

 

正式にはお花がグリーンということではなく

萼(がく)だったり苞(ほう)だったりすることが多いのですが

どちらにしても葉っぱではなく、花の部分がグリーンなのがいいのです!!

 

実際に緑色のお花というと思い浮かぶお花がありますか?

本当に数少ないと思います

 

そこで店にあるグリーンのお花を一挙大公開~

実は数ヶ月前に記事にするつもりだったので 当時の写真が数枚あるため、

季節感がずれますがご了承くださいね

みなさんご存知の紫陽花(あじさい)

お花そのものがグリーンのモノも少し出てきますね

ピンポンマム

アナスタシア(菊です)

ブプレジューム

テマリソウ

スプレーマム(菊)

リューカデンドロン

アンスリューム

エクレール(ミニバラ)

ビバーナム・スノーボール

ちなみにこのスノーボールだけ(正確には枝も入っていますが)を いけるとこうなります

これをいけて、眺めて 私たちは萌えるわけですよ 笑

これ以外にも

トルコギキョウ、カーネーション、カラー、ラナンキュラス クリスマスローズ、

スカビオサ、シンビジュームなどでも グリーンのお花の種類があります

 

なんてかわいいんでしょう

なんてステキなんでしょう

なんてモダンなんでしょう

 

でしょ?

2013/02/28

すみません、、、すみません、、、
ほんっと すみません、、、

今月もコラム1回しか更新できず
追放されてしまいそうな勢いですが
見捨てないで~~~

・・・・・

・・・

・・・

と、取り乱しましたが
B型らしくさらっと切り替えてまいります

・・・・・・・・・・・

タイトルの言葉ですが
つい最近、実際にお客様に言われた言葉です

そのお客様にはクラブのOPEN祝いのアレンジをご注文いただきました
お客様のご希望は
“大人っぽい感じで”
さらに
“ワルな感じがいい”
  ↓
“悪ければ悪いほどいい”
  ↓
“暗黒の世界から来た感じで”

だんだんご希望のイメージが激しくなってきます

今までは“シックに”“豪華に”“派手に”などの
ご注文はありますが、暗黒の世界から来た感じとなると
これまで作ったことのないイメージでお作りしなければなりません

わかりました!

と答えた私には
すでに頭の中に『あのお花とこの枝と・・・』とだいたいのイメージがありました

その中の一つは大きく黒い(正確には濃い赤紫)のダリア“黒蝶”
これはお客様も“それいいね~”と言って下さいました

(右下のダリアの大きなタイプを想像して下さい)

が、結局いろいろあたってみましたが手に入りませんでした
そう、そんなこともあるのです
多々あるのです

意地でも手に入れる~!!となれば方法はあったのですが
そうなるとダリア1種類の仕入れ値だけでお客様のご予算に達してしまう
ということで、今回はあきらめました

その他にも社長が、“暗黒の世界”に似合いそうな
お花を色々と仕入れて来てくれました

↑アンスリューム

↑ボルデモード(「ハリーポッター」に登場する敵の魔法使いと同じ名前)のガーベラ

↑ニシキギ

得体のしれない植物

他にも

ダイギンリュウ(観葉植物で落葉した状態がとてもそれっぽい)

ブラックバカラという黒に近い赤バラ

などなど

 

が、

が、

が、しかし!
メインどころになるお花がない・・・
どうしよう、どうしよう
そうこうしている間に前日になってしまいました

そこで、私は普通ならあるまじき行為を考えたのです

そう、ペンキで塗る!
生花をペンキで・・・

しかも丁度、Junkstageさんの6周年パーティに飾らせていただいた
作品を作るために使った100円ショップのペンキが残ってたのです
もちろん“黒色”ブラックです

映えある黒色に塗られる役に抜擢されたお花は

じゃじゃーん

アナナスのグズマニアちゃん

そして

ストレリチアちゃん

です!
前日に手を真黒にしながら
これらに色をつけていきました

そして当日、実際にいけてみると

おおお!やっぱりいい!
とってもイメージに似合う!
そして存在感抜群!!
と自画自賛したくなるほどぴったりでした

そしていろいろな花材をアレンジしながら
完成した作品がこちら

なかなかいい雰囲気で
イメージにあうアレンジができたんじゃないかな?

そしてこれを配達させていただいた数時間後
そのお客様がご来店されました

“見てきたよ♪”

もう?早かったですね~

“良かったよ♪イメージばっちりだった”

はぁぁ良かったです~(安堵)

“ストレリチア入ってなかった?”

入ってました、、、えっと黒かったと思いますが
(どきどきしながら)実は塗ったんです!

“じゃあ、色取れちゃうの?”

いいえ、ペンキですから
ちなみにグズマニアというお花も黒く塗って入れました

そして冒頭の言葉
“それってあり?”

きゃーーー、やっぱりまずかった?
言っちゃいけなかった?
知らない方が良かった?

と思ったのですが

いえ、ありだと思いますよ
だってこういうのも全部色を塗ってありますから
と私が指差した先には、カール竹(銀色)

 

そう、お正月に大活躍する竹や柳なども
赤、銀、金、白、黒などに塗られてますよね

だから、いいんです!
・・・と思います

と弱腰に言い切ってみました

本当にいいのか悪いのかの正解はないのですが
当店で売れ残り、色あせ、ほぼ処分対象に近かった
グズマニアやストレリチアが黒く塗られることで主役のお花になれるのですもの

それでイメージに合って
贈られた方も贈った方も喜んでいただければ
OKなのではないでしょうか?

ちなみにバラやガーベラ、カーネーションなどの
繊細なお花にペンキは・・・さすがに駄目だと思うんですけどね

どちらかと言うと、
それを生花と言っていいのか とか
お花がかわいそうじゃないのか とか
そういう観念の問題ですので
今回は良しとしてください

そう、ありなんです!

2013/01/29

 

 

今、新しいお花の商品を開発中です

開発中とか言っちゃって
ちょっとかっこつけてみましたが
新しい品種のお花自体を作ることはできませんので
お客様に提供するアレンジの新しいタイプを作っています

・・・・・・・・・

この世にはお花屋さん、フラワーデザイナー、華道家、など
お花に携わる方はごまんといますので
新しいアレンジと言ってもどこかでだれかが
似たようなものを作ったことが
きっとあります

というよりも、私も今までにどこかで見たり、
お花の雑誌を見て勉強したり、展示会に行ってみたり、また
そうとは意識せずにインプットされているものが多いので
結局は、他の方の作品から刺激を受けて出てきたアイデア
という可能性が圧倒的に高いです

ただ、お花の種類や色などはとてつもなく多いですから
全く同じアレンジになることは
滅多にはありません
すべてオリジナルっていえばオリジナルです

私の敬愛するラーメンズ風にいえば
『パクったんじゃない!影響を受けたんだ!』
ということになるのでしょうか

世に出回っているお花の雑誌を見たことがありますでしょうか?
園芸の方ではなく、フラワーデザインのタイプで
うちの店で定期的に買っているものは3,4種類です
そこに載っている作品は、個性的、独創的、メルヘンティックで
ロマンティックで奇抜でナチュラルで・・・
そりゃあもう、みなさんすごいなぁと思いますよ

どこからこのアイデアが。。。と感心しますし
私には一生かかってもこの領域にはたどり着かないだろうなと
思わされる作品も多く載っています

では実際に、この作品をお客様に提供。。。
とはいかない感じです

あれです、あれ
あのパリコレなどの超モダンハイセンスな洋服が
ステキだけどとても着れそうもない
あの感じ

すごいけど、ステキなのはわかるけど
これはお花屋さんの商品として
お客様に提供するものではないな、と

ということで、インスピレーションはたくさんもらいますが
もっともっと優しく、かわいく
幅広く受け入れていただけるようなアレンジを考えるわけです

・・・・・・・・・・・・

うちの店でたまにご注文いただくものに
『ボックスアレンジ』があります
その名の通り、箱の中にお花が入っているものです

これはうちの店もオリジナル商品のつもりでおりますが
正確にはいろいろなお店で作られています
『ボックスアレンジ』『アレンジボックス』
『ボックスフラワー』『フラワーボックス』など
いろいろなパターンで検索していただければ見つかると思います

このボックスアレンジを作り始めたきっかけは
以前、福岡まで刺激をもらいにドライブに出かけたことがありました
高級フラワーショップを覗いてみると
超おしゃれな箱にお花がアレンジしてある!
これステキ~♪
。。。でもちょっと高いわね(^^;

そんなことがありましたが
それは相当昔の話

そんなことも忘れていた3年前の母の日のこと
大量のカーネーションを扱うため
節が折れやすいカーネーションはどんなに丁寧に扱っても
数本は頭5~10センチほどでポキっと折れてしまいます
気が付いたら折れてた・・・というパターンです

毎回そんな短くなったカーネーションは
小さな花瓶などに入れて、アレンジの隙間などに挿してあげるのですが
なかなか消費されない

しかも、同じ色がいっぱいたまってきた

そういえば、何かに使うかも♪と以前100円ショップで買っていた箱があったので
ちょっと吸水スポンジを詰めて
カーネーションを挿してみました
1本だけじゃない、何本も何本も

そこにアクセサリーを足したら・・・

わお!かわいい!

売ってみたら・・・売れた(笑

これはいいぞ!

ということで、小さいものから大きいものまでパターンを作って
お客様に認知してもらえるように宣伝して
しばらくしたら市民権を得てました♪

何よりも、サプライズにはもってこい!なんですよね~
うちのはふたが閉まるので

そんなわけで
ボックスアレンジがうちの店のメニューに加わったわけです

 

・・・・・・・・・・・

今考えている新しいアレンジは、まだナイショ♪
ですが、テーマは
『食卓にお花を・・・』です

また商品として販売できるようになったら
お話しますね

2012/10/23

すっかり秋。。。な毎日ですが
このコラムを読んで下さる皆様には
是非、数週間前の夏を思い出して読んでいただきたい!!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

さあ、夏と言えばヒマワリ!!
以前、『ひまわりの憂鬱』というコラムを書いたのですが
8月の暑さ真っ盛りの昼下がり、ひまわり生産者の押川花卉園さんにお邪魔してきました。

フェイスブックという便利なものが日本に上陸して
早、どのぐらい?
私たちもその恩恵にあずかり、FB(フェイスブック)を通じてお知り合いになった方と
お仕事で関わりあいになるという
。。。いやいや、時代ですね~

押川花卉園さんは私たちがお世話になっている花市場のすぐ近くで
ストックや小菊、アスターなどのお花を生産されていて
夏はひまわりをたくさん出荷されています
夏といっても、5月~11月までなので、ほぼ半年以上ですね。
そんな長い時期ヒマワリってあるんですね~びっくりです。

先日、ひまわりを中心としたご注文を立て続けに頂いたこともあり
ひまわりを直接仕入れさせていただくと同時に
初めて畑にお邪魔してきました

その前に、押川さんがイベントに初出店された際に
押川さん作のお花をメインにアレンジを作らせていただいたこともあり
面識はあったのですが


(写真はその時の作品)

忙しい時期に(しかも子連れで)お伺いしちゃって
申し訳ないなあと思いながら
押川さんご夫婦のふんわりとしたやさしい雰囲気に安心し
ずうずうしくいろいろなハウスを見学させていただきました

ケイトウ

 

アスター

 

トルコギキョウ

やっぱり当たり前のことですが
1つずつ大切に大切に手をかけられていて
お花がとってもいきいきしています

丁度最盛期は過ぎたということでしたが
それでも本当にきれいなお花が咲いていました

私たち花屋はどうしても、お花を見る時に
それをアレンジや花束、いけこみなどに使いやすいかどうか、
見栄えはどうか、どういう組み合わせに使えるか
など違う目線で見てしまうのですが
一般の方がこの風景を見たらきっと感激しますよね~

そして、いよいよヒマワリ畑

きたー
やっぱり他のお花と違ってのっぽさんなので
ちょっと踏み入れると見えなくなっちゃいます

いる?

いたーー

・・・ってすみません(^^;

そしてひまわりさんはやっぱり太陽の方に向かって
のびのびと成長し、ぱかっと咲いています

この風景は何とも言えずきれいで
元気いっぱいな子供たち(背は高いけど)がいっぱいいるようで
本当に嬉しくなっちゃうんですよね

ひまわりには真ん中の芯がはっきりあるタイプと
ないタイプがあります

芯があるタイプは子供が好きな感じの典型的なひまわりで
私もこちらの方が好きです
芯がないタイプはよく『ゴッホ』とか『モネ』とか
画家シリーズと言われる名前がつけられていて
夫が好きなため店にも仕入れられることが多いです

今回は芯のあるタイプの『サンリッチパイン』(黄色)
『サンリッチマンゴー』(オレンジに近い)を仕入れさせていただき
お持ち帰りさせていただきました

お忙しく、暑い中
快く見学させていただいたり、ご説明いただいたりして
本当に感謝しております♪
押川花卉園さん、本当にありがとうございました。

ふと見ると、発芽させたばかりのひまわりの赤ちゃんが・・・

この子たちは今年中に大きく育ち
いろいろなお花屋さんの店頭に並ぶのですね♪
我が店でもお待ちしております

それでは押川さんのところのヒマワリを使った作品の一部を・・・

ちなみに、花束は60本
アレンジは40本のひまわりを使ってあります

他にもいけこみ
プチアレンジなど・・・

生産者さんから直に分けていただいたお花は
本当にハリっとしていて
お花も生き生き、それを使わせていただく花屋もうきうき♪

今度は冬にストック畑を見学させていただきたいと思っております。
よろしくお願いいたします

・・・・・・・・・・・

実はもう1カ月も前に書きあげていたこのコラム
数週間前のイベントにも押川さんのひまわりを持って行く予定だったので
その作品も載せるつもりで待機中でした
しかし、残念ながら悪天候でイベントが延期になってしまい
押川さんのひまわりは
日々の販売、作成業務に次々と消費されて
あっという間に完売してしまいました

ということですっかり停滞してしまった更新を
ようやく今日再開することにしました

10月もあと1週間強
ですが、この間にあと2回コラムを更新する予定です
極端すぎてすみません
お付き合いよろしくお願いいたします

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