2016/11/15

毎年この時期に

国際馬見本市がヴェローナで行われます。

ヴェローナ、ここから遠いです。

「朝5時20分にバスがでるから、5時10分には家を出ようね」

と子供達に言い聞かせていたかあちゃん、

目覚ましを無意識に消していて5時5分に飛び起き!!

大慌ての出発です。

なのでバスから降りてもボーーーッとしていた所、

 

ヴェローナ国際馬見本市

 

あっちからもこっちから蹄の音。

普通の公道ですが、

 

ヴェローナ国際馬見本市

 

いきなり馬車の行列に出くわし、

なんだか不思議な目の覚め方です。

まあ、とりあえず会場へ入りましょう。

 

ポニーゲーム

 

ポニーゲームです。

ポニーなので大きさが解り難いですが、

騎乗しているのは子供達。

大人顔負けに障害を越えたり思いっきり走らせたり。

うちの子供達はここだけで十分な顔をしてガッツリと見入っていたのですが、

パディリオンは沢山あります。

とりあえず一つ目入ってみようと背中を押して。

 

馬国際見本市

 

「これこれ、見たかった!」と子供達。

馬の上で器械体操のような、、、

馬はもちろん速足で進んでいるのですが、

その馬に飛び乗ったかと思うと、上で立ったり逆立ちしたり、、、

一体どんな練習をしているんでしょう?

 

馬博覧会

 

次、馬、飛びます。

障害物を一つずつ高く増やし、飛ばせていきます。

この後、騎乗して障害を越えるのも見たのですが、

それは練習だけで、後から

公式国際試合として別のチケットがいるとわかりガッカリ。

これだけでもうお昼、外に出てなにか食べようと出ると、

 

ポニー

 

「わ〜、ポニーがいる〜」

とずっとポニーのお世話をしているうちの次女。

こうやって、会場内外、そこらへんに普通に馬がいるのでなで放題。

「広場でショーが始まるよ」と情報を得て走って行くと、

 

フリージアンホース

 

フリージアンホースのショーが始まったばかり。

こちらはテノール歌手の方。

騎乗しながらCon Te Partirò , 君と旅立とうを熱唱、

馬も見れて歌まで聞ける、いいじゃない〜

 

フリージアンホースショー

 

こちらはテクノ調のリズムに合わせて、

まるで馬が音楽を聴いて踊っているかのように。

ドレサージュと呼ばれる調馬ですが、高度な技術です。

高度だとわかっていても私は今まで、

馬を支配しきっている人間像がなんだかイヤだったのです。

が、この後ドレサージュの先生が出て来て、

「馬に無理矢理やらせようとしても出来ません。

馬の出来る事を人間が理解して、

人間が馬に寄り添って、理解を深めると

馬にとってはしんどい事でも難しい事でも何でもないんです」

と説明され、

腑に落ちなかった部分がストンと納得させられたかあちゃんでした。

 

ハンガリー、フリージアンホース

 

次、

個人的にはハンガリーから来たこの人が一番感動しました。

5頭ものフリージアンを操って、

しかも後ろ2頭に立ってるし、

途中から片手でものすごく長いムチを振り回し、

その間ずっと5頭とも全速力で走っています。

振り上げられたムチに当たらないように頭を下げながら、

蹴り上げられた砂で砂まみれになりながらの迫力でした。

 

ブッテロ

 

こちらはブッテロと呼ばれる、

トスカーナ州マレンマ地方の

マレンマーノと呼ばれるマレンマ種の馬や犬とともに暮らす人達。

写真がよく撮れなかったのですが、

次女より小さそうな男の子がいました。

マレンマーノは馬も犬も大型です。

この大型の馬を全力で走らせ、きっちり止まらせと出来るのは、

共に生活しているからなんだろうなと

違う世界を覗き見たようでワクワクしました。

他にもいろいろと、

たっぷりとショーを見終わったら帰りの時間が迫っていました。

それに気がついた次女が

無理にでもと私の手を引っ張って行ったのは、

 

ミニポニー

 

ミニポニーのブース。

赤ちゃん達が眠っています。

かわい〜

 

ミニポニー

 

大きくなってもこの大きさ。

うちのチビちゃんは最初から最後までポニー、

よっぽど好きなんでしょうね。

この先、ポニー友達なんかが出来るといいのにね。

それまではかあちゃん、

しっかりつき合いますよ!

 

 

 

 

 

 

2016/10/03

チャッチーナ

 

チャッチーナです。

フォカッチャ、スキャッチャータ、チャッチャと色んな呼び方がありますが、

この辺ではチャッチーナ。

うすーく延ばしてローズマリーと塩を振り、

たっぷりのオリーブオイルをかけて焼き上げます。

パリパリで美味しいですよ〜

さて、日曜日は化石掘りに行く予定でしたが、

前夜の雨でぬかるみ過ぎの為中止。

で、朝から子供達の学校用にこれを焼いていました。

でも天気も良くなって来たし、、、

一旦ダラケてしまった子供達ですが、

「キツネ刈り観に行こうよ!」

と誘うと少々のウォーキングも喜んで!

 

エロイカ

 

ちょっと歩くとやたらと自転車が。

今日はエロイカだったのをすっかり忘れていました。

イタリア人に限らず、色んな国の人達が参加しているアンティーク自転車レース。

この時点でもう80kmほど漕いでいるんですよね。

すごい。

 

エロイカ

 

それでも「チャオ〜」と声をかけて去って行くのはイタリア人。

陽気で元気ですよね。

しばらく自転車を眺めていると、

 

キツネ刈り

 

向こうから現れました、

キツネ刈り軍団!!

 

キツネ刈り

 

物々しい雰囲気です。

 

キツネはどこだ!?

 

な〜んちゃって、

本当の狩りをするわけではないのでご安心を。

ここではただの乗馬のゲームとして開催されています。

 

キツネ刈り

 

と言う事でキツネはこの人。

背中にキツネのしっぽをつけています。

ゲームの内容は、

揃って朝から3時間ほど、

倒れた木や水路など、

自然の障害物を常に速歩から駈歩で乗り越えていきます。

常にちょっと走っているんですね。

よほど鍛えられた馬でないと、

3時間も駈歩なんて出来ないし、

乗っている方も大変です。

なので何人かは、到着時点ですでに参加不能。

馬も人も汗だくでした。

 

最終地点へ来ると、

 

キツネ刈り

 

襲歩にてシッポを狙います。

逃げまとうキツネさん、

角度を変えて追い込む他、

すごい速さに圧倒され続け、

あれよあれよと言う間にシッポは奪われてしまいました!

 

終わった後のみなさんはヘトヘトのはずですが、

清々しい笑顔で、

「来年は参加しにおいでねー」

と、食い入って観ている子供達に。

頬を赤らめて揚々としている子供達の横でかあちゃん、

『自転車でも乗馬でも、

こんなにハーハー言うまで運動したのはいつだっただろう???』

と、先輩方の美しい姿を眺め、

年をとっている場合ではないと思い返し、

それでもトボトボと歩いて帰ったのでした。

 

 

 

 

 

 

 

2016/09/08

薪火焙煎コーヒー

 

このコーヒーメーカーをご存知ですか?

シエナ県の小さな工場なのですが、

カッフェ ディ オルツォと呼ばれる麦コーヒーでは

結構有名なメーカーです。

案外うちから近くなんです。

と言う事で、コーヒー焙煎工場見学に行って来ました。

 

コーヒー焙煎工場見学

 

おじいさんの代から使っている、自慢の機械の横で、

ブラジル産、インド産、南アメリカ産のブレンドを秤で量っています。

前にとうちゃんが、

アレッツォで行った大きなコーヒー工場では、

完全防備で遠くからの見学だったそうですが、

今回はとってもイージーです。

 

緑のコーヒー

 

これがまだ緑の状態のコーヒー。

ただの豆ですね。

何故、わざわざコーヒー見学に来たかと言うと、

 

薪火焙煎コーヒー

 

こちら、薪の火で焙煎しているのです。

 

コーヒー焙煎工場

 

ガスや電気、コンピューターで温度管理じゃないんですよ。

ハンドルもレバーもすべてが手動。

朝早くから薪を入れ続け、釜全体が300度に達するまでです。

今は夏なので暑い〜

だけどこのレオナルドさん、楽しそう。

「俺、金持ちにはなれないけど、

自信もってやってるよ。

町工場と大企業の工場とは仕事は全然違う。

こうやって火でやると、温度管理はカンが頼り、

でも湿度を残して重くしたりなんかしないよ。

美味しくないもんね。」

なるほど、そんなからくりがあるのね、、、

 

焙煎具合

 

緑の豆から煎り上がる直前の色の変化と大きさの変化。

焙煎途中、小さなスコップで中から取り出して見せてくれます。

「パンみたいなもんだ。

科学的にはわからないけど、

パンの酵母が焼いている間に膨らむみたいに、

豆も薪の火だとゆっくりと膨らむんだ」

と、小麦の匂いがプーンとするかまどパンに対して、

工場生産のパンの違いと掛け合わせ、

コーヒーの違いを懇々と。

 

コーヒー焙煎

 

今だ!と一気に流れ出た豆は、

こうやってグルグルと風に当たって冷却されます。

みなさん、

香ばしいコーヒーの香り、想像出来ますか?

 

実はほとんど香りしないんです。

冷めて、ここから72時間置いて。

「本当は72時間置いてから挽いて、香りを出すんだけど、

今焙煎したのを飲んでみるかい?」

とそのまま淹れてくれました。

 

お味は???

 

なんと言えば良いのでしょうか、

初めてビオワインを飲んだ時のような、

初めてオーガニックラーメンを食べた時のような、、、

喉から戻るエグさやしつこい酸っぱさがなく、

あっさりと香ばしい。

一瞬物足りなさを感じたかと思えば、

後から鼻の奥に香りが残っている。

今まで飲んでいたのは何だったんだ???

 

「どうだ?」とレオナルドさん。

「俺は添加物も入れないし、

保存料やガスも、真空パックもしない。

開けたら冷蔵庫にしまって、早く飲むんだよ。

真空パックはよくない、

湿度を持った豆が一気に空気に触れてしまうからね。」

と。

あと、抽出時間が長いほど、

カフェインが増えるそうで、

エスプレッソを好むイタリア人が、

一日に何回もコーヒーを楽しむのも納得ですね。

少し前まで、

イタリア中でここともう1軒、

たったの2軒しか残っていなかった薪での焙煎工場、

今では若い人が見直して少しずつ増えて来ているそうです。

 

朝の8時からの見学、

終わればすっかりお昼の時間。

 

川の冷蔵庫

 

スイカを買ってきて、木からイチジクを採って川でひんやり。

 

たき火

 

もう少し火がおさまれば、

サルシッチャとパンを焼きます。

ここも薪火!

 

ターザン遊び

 

パクパクッとパニーノをほおばった子供達、

あとはターザン遊びに夢中です。

そして、

 

ヘーゼルナッツとサンシュユ

 

おやつにと採って来てくれたのが、

野生のヘーゼルナッツと西洋サンシュユという実。

この赤い実、

「美味しそう!」とパクッと口に入れた私、

酸っぱさにギューーっと顔がゆがみ、

それを見た子供達はゲラゲラ。

子供って、なんでこんなに酸っぱいものが食べれるんでしょうね。

もう少し黒みが帯びるまでかあちゃんは待ちますよ!

 

さあ楽しい一日が終わり、

帰ろうと車を開けた途端、

フワァァァっとコーヒーの香りが〜〜〜

お土産にと頂いた1パックのコーヒーからこんなに香りが!!

 

朝だからと飲むコーヒーではなく、

色んなストーリーを含んだ1杯のコーヒーは、

味、香りだけではない幸せを与えてくれますね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2016/09/08 06:50 | トスカーナ | No Comments
2016/08/25

先週、マルケ州、アスコリピチェーノまでバカンスに出たと言う

のんきな記事を書いたのですが、

昨日、ちょうと私たちが通った道のりで

震度6の地震がありました。

私たちはトスカーナで、

揺れも感じずに無事でした。

ご心配頂いた方、どうも有り難うございます。

 

ここからマルケへは約250km。

ローマへ行くの距離はそう変わりません。

が、

イタリアは南北には高速が走っていて便利ですが、

東西の移動は、

真ん中にアペニン山脈が走っており

なかなか遠いのですね。

ペルージャ、アッシジを通り少し南下、

生ハムで有名なノルチャから山越え。

トンネルがあるので山を全部登る訳ではないですが、

結構な山道です。

ですがその道中がとても綺麗。

 

アペニン山脈

 

のどかで何も無くて自然がそのままで。

 

ノルチャ

 

あまりの日差しで写真がボケてしまいましたが、

ここは一休憩に寄ったノルチャのピアッツァ。

 

ノルチャ

 

「みんな生ハム求めて来たのかな?」

なんて言ってしまうくらい、観光客も沢山いました。

 

クレマディカッフェ

 

バールで飲んだ冷たいクレマディカッフェには

こんな可愛いモカの柄が入ったスプーンつき!

 

道中で、アペニン山脈のトレッキング、

乗馬トレッキング、野生動物観察、川下り、川湯温泉、、、

いろんなアクティビティを知ったので

「次はこの辺でも泊まって色んな事をしよう!!」

なんて言いながら。。。

 

今回のバカンス、

「8月中に行ければいい」

と、キッチリと日にちを決めていなかったんです。

ちょうど8月の頭に、

行き先の友人がFacebookに、

「自家製の杏ジャムでヴィーガンタルトを焼いた」

と美味しそうな写真をあげていたので、

「急げば食べれるか?」

なんて、ケーキに釣られて8月の頭に出発。

あのケーキがなかったら

今頃現地に居たかも、、、と考えるとゾッとします。

幸いをもたらしたのが自分の食い意地かと思うと考え深いですが、

運が良かった事に感謝します。

お世話になった友人家族の所は

被害は大きくないものの、もちろん揺れたそうです。

が、

彼らもまた、ちょうどボローニャにいて無事。

運ってすごいです。

あの大きな綺麗なピアッツァに

今は非難された人達が集まっているかと思うと心が痛みます。

ご冥福と早急の再建を祈りつつ、

出来る事から行動したいと思います。

 

 

 

 

2016/08/16

ブオンコンヴェント

 

ヴィッラに到着。

ピンポンを押してつかの間の風景を楽しみます。

 

ヴィッラ ブオンコンヴェント モンタルチーノ

 

今年も行ってきました、カスティリオンデルボスコ

 

ヴィッラ ブオンコンヴェント モンタルチーノ

 

子供達に

「TVでも見る?」と通されたリビングは、

感覚がわからなくなるほどの大きな部屋に大きなテレビ、

つけた瞬間にバーーンッとサラウンドシステムにビックリする娘達。。。

 

去年も書いたのですが、

いつも呼んで頂くこちらのお客様、

本当に楽しいんです。

11名がいつもニコニコワイワイとしていて、

お料理を出すと、一斉に立ち上がって乾杯し、

「ありがとう、ありがとう」とお互いに言い合い、

食べ終わったお皿をキッチンまで下げて来てくれて

また「ありがとう、最高だった」と言ってもらい、

次のお皿を運ぶのも手伝ってくれて、

新しいお料理にまた一斉に立ち上がって乾杯、

「ありがとう」の掛け合い、

一口食べて「美味しいねー、ありがとう!」でまた乾杯。

新しいワインを開けるとまた立ち上がり乾杯、

「ありがとう」の掛け合い、

「最高に美味しいワインを開けたから一緒に飲んで!」

とまたワインを注いでもらって乾杯!

とうちゃん、料理を作りながら行ったり来たりなんですが、

「ありがとう」の輪にいつの間にかハマってしまうと、

不思議な事に、

全員の顔が笑顔で溢れるんですねー。

最高な人達です。

今年は最後に、

「縁分」と漢字で書いて、

「意味通じるよね?」と言われました。

「これは縁だから、大切にしていきたい」と。

東洋人同士、

ジワーっと言葉では言い表せないものがこみ上げてきました。

なんだか最高な一段落をさせてもらい、

さあ、今度は私たちの番!

 

マルケ州アスコリピチェーノ

 

イタリア本土をブーツに例えると、

ちょうどふくらはぎの筋肉の下の方に当たる、

マルケ州、アスコリピチェーノという街へ、

とうちゃんと、20年弱も「縁」がある友達家族を尋ねてきました。

我が家のちょっぴりバカンスです。

観光が盛んなティレニア海側に比べると、

「イタリア人がいっぱい!!」

とイタリアに居ながら不思議な事を思ってしまうくらい、

人口は多いのに、ほとんどがイタリア人だと思いました。

 

アスコリーヴェ

 

名物はこれ、アスコリーヴェ。

 

アスコリーヴェ

 

これはヴィーガン用でジャガイモが入っていますが、

本来は大きいオリーブの種を抜いた後に肉を詰めて、

しっかりと衣をつけてあげてあります。

これがね、アツい!アツい!と言いながら、

ポイポイポイポイといくらでも入ってしまうんです。

小腹が減った、アペリティーボだ、なんて、

街へ出ればどこでも揚げてくれるので嬉しいですね〜。

 

周辺は自然が豊かで、

 

アスコリピチェーノ

 

この川、最高!

痺れるくらい冷たいので、

かなりの勇気がいりますが、

一度入ると全く寒くなくなる、

本当に川の水って魔力のような魅力があります。

 

アドリア海

 

アドリア海もすぐ近く、

堤防には世界中からの芸術家による彫刻が

 

アドリア海

 

ズラーーーーーーっと。

この先の砂浜は、砂のキメが細かくて

水際に経つと、時間をかけてジワーンと沈む、

まるでシルクのカーペットのよう。

 

アドリア海 魚介

 

当然、海の幸も豊富で、

 

小イカのフライ

 

とうちゃんが揚げてくれた新鮮な小イカのフライはまた止まりません〜

毎日毎晩、食べて飲んで、

話が止まらず、すっかり笑い癖がついた我が家です。

あー、楽しかった、美味しかった!

次回は山へ行こう、魚市場へ行こうとまだ盛り上がる私たち。

「縁がある」

素敵な関係だなぁと染み染み思うかあちゃんです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2016/07/05

オルチャ渓谷

 

オルチャ渓谷と言えば必ず出て来るこの景色、

現在の色です。

6月20日まで寒くて湿気た夏の始まりでしたが、

21日からガラリと夏日、10日も夏日が続くと一気に乾きます。

 

ブオンコンヴェントのヒマワリ

 

6月10日に学校が終わり夏休みに入りました。

3ヶ月、何する?

「歩く!」と決めたお姉ちゃん、

毎朝家から、日々少しずつ開いて行くヒマワリを眺め、

 

ブオンコンヴェント

 

ヤギやヒツジの間を通り、ハエを払いながら丘を登りきると、

 

トスカーナで乗馬

 

乗馬に来る観光客の為のセッティングのお手伝いをし、

水を飲んでまた歩いて帰ると言う、

合計8キロほどのウォーキングコースを

かあちゃんも付き添ってやっていました。

最初は足にきましたが、慣れると一日がスッキリするもんだ!

と喜んでいたんですが、

夏って夜のイベントが長いんですよね。

朝は眠いし9時を過ぎると暑い!!

これはムリ〜、、、

と、コースを変えました。

 

ブオンコンヴェント

 

やっぱり森はきもちイイ!

 

ブオンコンヴェント

 

飛び石を渡ってさらに1kmほど歩くと

程よく汗ばみ身体も火照る頃、グッとまた崖を下ります。

そして、

 

ブオンコンヴェント

 

気持ちイイヨ〜〜〜〜

魂抜けそう。。。

 

冷たい川の中でゴロンと寝転がり、

頭の先からチョロチョロ水が流れ、

上を向いて、下を向いて、また上を向いて、、、

太陽に当たっても全然暑くない、

最高にリラックスですよ〜!

だーれも来ないので、我が家のプライベートリゾートです。

同じ川でも少し場所を移動すると、

 

ブオンコンヴェント

 

崖からジャーーンプ!!

ここは2m以上深さがあるので余裕です。

海もいいけど、川の水の後は肌もサラサラで本当に気持ちがいいです。

道中で、

 

野花 トスカーナ

 

色々な花を摘んで、匂いを嗅いで、

 

野花 トスカーナ

 

野花ノートを作るチビちゃん。

 

ネズの実

 

とうちゃんのラグーソースの為のジュニパーや、

 

スモモで梅干し

 

かあちゃんの梅干し作りの為のスモモも摘んでくれたりします。

梅干し、

いつもはスモモやプルーンで作っていたのですが、

今年始めてアプリコットで作ってみました。

一番奥の瓶がすでに干し上がったものですが、

美味しいのなんのって!

やっぱり皮の感じや果肉が梅と似ているんですね。

これはすぐになくなりそうなので、

追加で漬けているのが手前から2番目。

手前から1番目と3番目は野生のスモモです。

もうそろそろ梅酢があがっているので、

後はお手製の網戸籠を吊るして、

このカンカンの太陽に干すだけ。

あとのスモモ梅干しも楽しみ〜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2016/06/13

羊の毛刈り

 

モンタルチーノで羊飼いをしている友人から、

「羊の毛刈りでフェスタをするから朝からおいで!」

と誘われ行ってきました。

一匹がこちらを向くと、

 

羊の毛刈り

 

ダダダーーっと後を追ってみんなが移動するのですが、、、

毛刈りの機械の音や、普段いない助っ人の男達の声に

羊達はとても敏感になり、ちょっとの事で方向を変えてまた戻ってしまったり。

 

モンタルチーノ 羊

 

そうなると、無理にでも一匹を連れて来て、

後に続かせます。

なんだか毛刈りもそうですが、

 

羊の毛刈り

 

こんな連れて行き方を見ると、

「かわいそうだね」とポツリとつぶやくチビちゃん、

私も胸が詰まると言うか、圧倒される思いがありました。

「朝ご飯を用意したからこっちにおいでーー」

と呼ばれ、

 

モンタルチーノのチーズ

 

女性達がテキパキと、

自家製のチーズ各種、ハム各種、パーネカラサウと呼ばれる、

サルデニアのスナックのようなパン、自家製のワインに

山積みにされたビールをポンポンと抜いて行く。

ビールとパン以外は全部こちらで作られた、

全く贅沢な朝ご飯なんですが、

先ほどの胸に詰まった気持ちがどうも取り払われず暫く、、、

 

羊の毛刈りはトスカーナの羊飼いはやらないそうで、

これはサルデニアの伝統だそうです。

ここは、この地域で初めてサルデニアの方式でチーズを作り始めた家族です。

助っ人に来ている人達も、オリジナルがサルデニアの方達です。

毛刈りは1年に1回、みんなが順番に回って、

力を合わせて一気に行うのだそうです。

サルデニアの人達は、家族や友人の繋がりをとても大切にします。

一度信用した人は絶対に裏切らない、

なんて話をしながら、

 

モンタルチーノのチーズ

 

みんないい顔して本当に楽しそう。

 

私たち、日本人家族なんですが、

色んな縁がありここの家族に可愛がられ、

それを見た周りの人達は、初対面でも両手を広げて迎えてくれるのですね。

食事を終えると、

 

羊の毛刈り

 

バタバタと立ち上がり、またすぐに仕事に戻ります。

ジーーッと働く姿を見ていると、

 

羊の毛刈り

 

いつの間にかチビちゃん、

「触りにおいで、近くにおいで」

と手を引かれて行ってます。

 

羊の毛刈り

 

最初はただただ「荒っぽいな」と思っていたかあちゃんですが、

生き物相手です。

生半可に優しさを出しては、返って痛めつける事になるのかも、

と思い始めたのは、

羊を連れ出す、手足を縛る、刈る、

刈られた羊をすぐに紐解いて次の部屋へ送る、毛を始末する、

素晴らしい連携した仕事ぶりに、

やはり羊を知り尽くした人達の伝統なんだと

最後には感動を覚えました。

かなりの力仕事です、男の仕事です。

だれも怒ったり嫌がったり、羊を痛めつけたりはしません。

荒々しさの中にも愛情たっぷりです。

 

羊の毛刈り

 

仕事が一段落で、じゃん拳に似たゲームで盛り上がる間に、

 

モンタルチーノのチーズ

 

私はチーズ製造の見学。

こちらのチーズは表面の皮まで食べれます。

ロウなどつけず、熟成中に何度も何度も洗うので、

表面までチーズです。

地元チーズと歌って、輸入ミルクを使う所も沢山ありますが、

羊の飼料栽培からここで行う、

正真正銘の産物ですよ。

前はブオンコンヴェントの街中にお店があったのですが、

やっぱりここがいいと、

もうすぐ直接販売の施設がオープンします。

オープニングにはとうちゃんがお料理を用意しますよ。

感謝です。

 

モンタルチーノのヨーグルト

 

完全ビオのチーズはもちろん、

このトロリと口に広がる、

濃ゆ〜〜いヨーグルトを味わいに行く価値、絶対ありです。

フィオール ディ モンタルチーノ

 

 

 

 

 

 

 

 

2016/05/30

前々から計画していた、

乗馬クラブからの遠足。

ちょうど3日前くらいから夏日になった南トスカーナ、

「海に行くのにバッチリだね!」

と、みんなウキウキでブオンコンヴェントを出発した昨日の朝。

行き先はピサ。

ピサの斜塔のピサなんですが、

正確には、ピサにある自然公園。

その大きさが、

カーニバルで有名なヴィアレッジョから

ピサを通り越してリヴォルノまで

海岸沿いをすべて覆う大きさの自然公園。

その中にある乗馬クラブを訪れました。

あまりの広さに写真に納まらず、

どんな所か興味のある方はこちらをどうぞ。

http://www.parcosanrossore.org/Eindex.php (英語)

 

馬を見に来たのですが、

あちこち自由にいるもんで、なかなかカメラもとどきません。

敷地内の林の間を歩いて歩いて、

 

マレンマ牛

 

やっとカメラに納まったのは、マレンマ牛の群れ。

トスカーナ州の海沿いをマレンマ地方といい、

そこのオリジナルの品種です。

 

マレンマ牛

 

角がなんとも美しい。

残念ながらこの遠足、

出発直後から大雨。

雨の中、人間は何をしているんだ?とでも言われているかのように

5m進んでは止まってを繰り返し、

ジッとこちらを見つめていました。

せっかくの遠足にピクニック、

こんな大雨で、、、なんですが、

ポジティブなイタリア人仲間と一緒なら、

何があっても楽しいんです。

 

馬車で海まで

 

さあ、今回の目的はこれ。

雨もあがって、ハンガリアン種に引かれる馬車に乗り込み海まで!

 

馬車で海まで

 

のんびり松林を1時間弱。

馬車の揺れとスピード、

リラックス効果抜群です。

ですが、子供達は何かを発見!

 

松林からイノシシ ピサ

 

松林からイノシシの親子が、

 

ウリボウ ピサ

 

なんだなんだと何処からともなく、沢山の小さな小さなウリボウが!

一生懸命走って来る姿が可愛くて可愛くて。。。

 

馬車で海まで ピサ

 

海〜!!

ここで一休憩。

 

ピサの海

 

ガイド無しでは絶対に入れない保護地区、

ゴロゴロ転がる岩が真っ白でウットリしている間に、

 

ピサの海

 

なんだこれ?

見覚えのあるサンダルが、、、

 

ピサの海

 

子供達、あっという間に走り去り、水着になって水遊び。

雨の後で結構寒かったんですが、

この天気に誰もいない砂浜、

興奮しない訳がないですよね?

「向こうに見えるのがピサの街で、、、」

なんて説明はどうでもいいです。

耳に入りません。

キャーキャー叫びながら波と戯れる姿、

かあちゃんもトレッキングシューズを脱ぎ捨てて、

「あ〜、きもちイイ〜〜〜」

最高でした!!

 

また馬車で戻るともう夜の7時を廻っていたので、

 

ピサ 地元食材

 

地元食材市で仕入れたもので

もう一度ピクニック。

大雨に苦笑いで始まった遠足、

最後には大笑いで、

晴れやかな楽しい一日でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2016/05/30 07:43 | トスカーナ, | No Comments
2016/05/13

畑の野菜

 

近所の友達から届いた嬉しい産物。

レタス、チコリー、そら豆にアティチョーク、

それにローズマリーやミント、セージなど大袋一杯に、

この写真の3倍くらい頂きました。

すぐに温サラダ。

アーティチョークもそら豆も、

生のままサラダで和えて頂きます。

そして、細めのそら豆は、

いつものかあちゃんの手抜き料理!!

行きますよ。

 

お鍋に、洗ってそのままタップリ入れて、

上にタマネギのうす切りを少し、

トマトを切ったものやトマトソースを少し、

潰したニンニク、バジリコやミント、

お好きなハーブをお好きなだけ、

塩とオリーブオイルをたーっぷり。

キッチリ蓋をして強火、

グツグツと水分が出て来たら弱火で水分がなくなるまで。

ウミドやストゥッファートと呼ばれる調理法ですが、

簡単で、どんな野菜でも美味しくなるんですよ。

採れたてだと、野菜に水分も多く

すぐに柔らかくなって最高です。

と、簡単に手抜き料理を楽しむかあちゃんの傍らでとうちゃんは、

 

スペッツァティーノ

 

イノシシのスペッツァティーノを。

こちらは時間をかけて手が込んでいます。

だいたいイノシシなどは狩猟の後、大きく分けた塊なので、

肉の掃除から入ります。

掃除して一口大に整えた肉を焼いて水分を飛ばします。

刻んだ野菜を入れてまた炒め、

ハーブを入れてまだ炒める。

お肉にはローズマリーやセージがよく合います。

塩こしょうをして赤ワインを入れ、

そこからトマトソースを入れて煮込み始めます。

なんだか私が書くと重みがないですね〜。

簡単そうですが時間にして3時間は軽くいるかと思います。

なので出来上がりは、お肉が柔らかい!!

カリッと焼いた塩のきかないトスカーナのパンと食べてもいいし、

ポレンタと食べても美味しい。

うちの子供達はご飯と食べても最高だって喜んでいます。

 

そんなとうちゃんのサイト、

日本語バージョンを作りました。

とは言えプロではないかあちゃんの仕事ですので、

日本語バージョンは上に並ぶメニューから見て下さい。

下の英語の所をクリックすると英語に戻ります。。。

悪しからずご了承くださいませ。

で、覗いてみてくださいね。

プライベートシェフヒロ

http://privatechefmontalcino.com/ja/

トスカーナでお待ちしています〜

 

 

 

2016/04/26

日本ではまだ小学6年生になったばかりのお姉ちゃん、

こちらイタリアでは、すでに中学1年生が終わりかけています。

学校システムが少々日本と変わり、

小学校5年、

中学校3年、

高校5年。

中学校までの義務教育を終えると、

高校は普通校だけではなく、

卒業後すぐに仕事につける専門高校がいくつかあり、

一旦仕事についてから大学を30代で行きなおす人も多くいます。

 

まだ中学1年生なんですが、

2年後には自分の進路を決めていかなくてはいけません。

なので最近は、

「どんな仕事がしたい?どんな風になりたい?」

なんて話をよくします。

よくするんですが、、、

返ってくる返事は

「馬と一緒にいたいな〜、自然の中で過ごしたいな〜、

音楽もしたいし〜」

とぼんやり。

まあ、11歳に将来を決めろと言うのも酷な話なんですがね。

そんな矢先、知り合いからひょんなお話を頂きました。

うちの子供達が馬にせっせと通っている事もよくよく知っている人。

「もう任せられると思うから。

一回だけ説明をするから、あとは自分でやってくれ。

やった分の仕事料は支払うから真剣にね。」

と頼まれたのが、

 

自分の馬の筋肉を保つ為のトレーニング係。

 

普段は広々とした敷地を悠々過ごすこの馬ですが、

馬主さんからは、

「馬は野生のままでも気ままでもいけない。

確実に乗っている人の指示に従わなくてはいけないし、

顎をあげて走っては美しくない。

その為の筋肉をつけ保ちたい。」

と言われました。

 

馬のトレーニング

 

広い敷地から馬を呼び戻し、

鞍や綱をセッティング、最後に長い紐をつけると

1時間ほどずっと速めの速足で走らせ続けます。

 

馬のトレーニング

 

「私もやりたいー」とついて来るチビちゃん、何してる?

 

馬と花

 

花飾りに夢中でした。

こちらはまだ子供でいいです。

 

走れ!走れ!と合図を送るのですが、馬も賢い!

元々馬を「お友達」にしてしまうお姉ちゃん、

わざわざしんどい事したくな〜いって感じに嘗められてしまうんですね〜。

顔色を伺ったり足を緩めたり

最初は様子をみる馬に、

小さくても主従関係を必死に見せつける娘。

これはお姉ちゃんの為にもよい訓練になるなぁなんて思うかあちゃんを見向きもせずに、

1時間の真剣勝負。

お互い汗だく、終わった後は馬の筋肉は盛り上がり、

ついでにお姉ちゃんの肩もパンパンに張っていますが、

爽やかに、喜びに包まれる姿はかあちゃんも嬉しい!

このまま馬に繋がる仕事が見つかるといいのになぁと思います。

 

さて、昨日はこのお仕事中かあちゃん友達から

「カルチョーフィ食べに行こう!」と電話が入り

行ってきましたカルチョーフィ(アーティチョーク)祭り。

 

アーティチョーク祭り、キウズーレ

 

ブオンコンヴェントから10キロほどのキウズーレというシエナ県の小さな村、

普段は誰もいないくらいなんですが、

このお祭りは連日、人が溢れ返ります。

席とり、注文、友達との位置確認で慌ててしまって、

肝心のカルチョーフィフリッティの写真撮り忘れ。。。

 

カルチョーフィフリッティ

 

こちらは数年前の写真ですが、

このお祭り、次から次へと揚げられるカルチョーフィ(アーティチョーク)を熱々のまま、

コップワインと一緒に頂くのですよ!

 

キウズーレ

 

街からの眺めも最高!!

来週末はブオンコンヴェントで

エロイカという自転車レース、

5月の末にはミッレミリア、

イベント目白押しの南トスカーナですよ〜。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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