« | Home | »

2012/04/14

娘は小学2年生です。

こちらのイタリア語(国語)、教科書だけではなく、

追加で買わされた一冊の物語があって、

難しいのですが、

表現がとても美しく、

感情表現が苦手な娘にはいいチャンスだと思い、

嫌がられても、一緒にみっちりと読んでいます。

 

物語は、主人公の1羽のスズメが、

生まれてから、自分の見るもの、聞くもの、感じるものと、

スズメの目から見た世界を表現しているのですが、

途中森で猫に騙され襲われかけた恐怖や、

仲間とエサをつつく安心感、

目の前で仲間のスズメが猟師に撃たれて死んでいく深い悲しみ、

表現方法だけでなく、言い回しも難しいので

私も一緒に辞書を引きながら時間をかけて読んでいくと

娘も目に涙を浮かべながら感動。

純粋な感動を呼ぶ、素晴らしい物語だなぁぁぁと私も感心していたのですが、

今日、

週末の宿題と、またその物語の新しい章を読んでいました。

 

猟師に襲われたとき、

もう一羽、羽を撃たれただけのメススズメがいました。

動けず絶望的なメススズメを、一目にさらさないよう茂みに隠し、

水やエサを遠くから運んだりしながら

メススズメの回復を嬉しく思う主人公。

外の世界を教えてと懇願するメススズメ、

外の世界は季節が変わり、

大きな木はもう結婚式の衣装はまとわず

太陽に可愛がられて、小さな実のために大忙しだよと教えたり。

 

メススズメの問いがとてもロマンチックで、

大きな丸い火の固まりはさぞかし美しい色をしているんでしょうね、

でも私はクネクネと流れる銀色のリボンの色が好きだわ、

あなたは?

と、太陽や川、中庭の花、大きな木になる実、、、

いろいろな美しい色の表現を織り込み仲良くなる2羽。

しかし彼女は絶望的。

 

「元気になって、いつかあなたと一緒に遊べるかしら??」

 

主人公は

 

「時々また会って遊べるよ!」

 

と一旦は答えるものの、

思い直し出した答え。

 

「って言うか、今でも遊ぶよりもっともっといいこと出来るよ!!

きみと僕、二人っきりで出来る素敵なこと!

ほら、羽と羽を合わせて、

家を作るようなもんだよ!

あーー、わかんない??」

 

メススズメは返事をする代わりに

そっとキスをしました。

 

 

娘は小学2年生、まだ7歳で

これを読んでどう感じるのでしょう???

 

いつものように、

「どうなった?どう思った?」

と恐る恐る聞いてみると

 

「amici(友達)がもっとamiciになってfelici(幸せ)になったよ!」

 

と、とても嬉しそう。

確かに、その通りだと私も思います。

 

昭和に取り残されたような感覚になったのは私だけでしょうか?

 

 

2012/04/14 03:12 | 未分類 | No Comments

Trackback URL
Comment & Trackback
Comments are closed.
No comments.