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2014/12/30

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ここ2、3日でやっと、

0度前後のパリッと寒い冬になった南トスカーナです。

キリッと冷えた風が吹くと同時に、

今までの生温くジメジメしていた空気が一掃され、

久しぶりに青空が!!

あ〜、やっぱりイタリアにいるんだから、

こうじゃなくっちゃ!って思います。

 

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天気に誘われ外へ出ると、

ジメジメ生温い天気が続いたお陰で

春まで待つはずの草達が、

太陽に向かって目一杯の力でピカピカです。

採るのが申し訳ないくらい、、、

 

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と思いつつも、

学校がないと時間にも追われず、

草採りにも夢中になれる、

ああ、いいなぁと時間を噛み締めております。

 

さて、太陽が出るとどうして外へ出たくなるのでしょうか?

どれだけ冷たい風が吹いていても、

太陽の下を歩くと寒さを感じないんですね。

(まあ、そこまで寒い環境ではないですが。)

体の表面から中へ中へと暖かみが伝わると言うか、

これが赤外線の力なのでしょうか。

とても気持ちがいいです。

そして家に帰ると、

 

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この、暖炉の火。

暖房では味わえないこの温もり〜。

そしてどうしてなのか、

食べ物がすべて美味しく出来上がるのですね。

子供達は

「暖炉のお湯は喉にスルスル入っていく」なんて言います。

 

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こちら、一度父ちゃんのスープで紹介したのですがもう一度。

チチェルキアという豆。

古代エジプト人達はすでに栽培していたという、

豆の中でも、一番古い歴史を持つのではないかと言われています。

栄養価も高く、

日照りが続こうが食料飢饉に陥ろうが、

どんな条件でも育ち続ける事が出来るこの豆、

現在ではほとんど見かけない、聞かないんですね。

マルケの方が有名なので、そちらへ行けばあるのかも知れませんが、

現代、

大豆、レンズ豆、ひよこ豆、インゲン豆、エンドウ豆、、、

のように、世界中どこへ行っても、

大概あるじゃないですか?

でも、チチェルキアはあまり。。。

多食すると毒性もあるのですが、

イタリアで言われるその理由は、

「飢えで苦しんだ思い出から見たくないから」

なんだそうで。

 

よーく見ると、

形はそら豆、大きさは枝豆くらい。

乾燥したものしか手に入らないので、

水を含ませるのにかなり時間がかかります。

硬い皮もついたままです。

やっぱり豆、

茹でるのに時間がかかります。

圧力鍋だと、時間を間違え

皮だけ残って触ると豆が崩れるなんて事はしょっちゅうあるかあちゃんですが、

これを暖炉へ。

鋳物の鍋に入れて丸一日暖炉の中へ入れてしまいます。

温度管理もせず放ったらかし。

一日経って少しの塩を足すだけで後はなにもいらない。

完全に美味しいスープが出来上がります。

チチェルキアの味はそら豆に近いですね。

特徴としては、

何処から出るのか「ダシ」がきいているのです。

本当に塩だけで最高に美味しいんですよ!!

正しく「喉へスルスル通っていく」なんですね。

美味しい物はそうでなくっちゃいけません。

暖炉の火の力で皮は硬くなく邪魔になりません。

豆は崩れることなく柔らかく、

キリッと冷えた中を散歩した後には最高です。

日本で暖炉は少ないかもしれませんが、

バーベキューのときなど、

炭を使わずに枯れ木から火を熾してみるのもいいかもしれませんね。

 

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今日はまたひよこ豆。

ニンニク、ローズマリー、ドライトマトのオイル漬けを一緒に入れてみました。

後は重い蓋をして

一日待つだけ。。。

年末は何かと忙しいのですが、

こうやって手抜きをするかあちゃんです。

 

今年も一年、読んで頂きありがとうございました。

来年も、とうちゃんの料理をはじめ、

私の田舎話にもお付き合い頂ければ嬉しく思います。

良いお年を!!

 

 

 

 

 

2014/12/30 07:41 | 未分類 | No Comments

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