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2013/11/19

indigo-s

映画ムード・インディゴを観てのリフレクション

日々の生活でなにかすてきなものを体験して,その感動を残しておくのは大切なことです。

もしそれが具体的な対象で、なおかつ具体的な感想なら…
きっと言葉にしやすいのかとおもいます。

紅葉を見て、紅葉の赤がすてきだったことを書きたい。

文章のいろいろはありますが、自分なりの表現で書き残せそうです。

わたしは文章で思い出を表現するのがあまり得意ではありません。
そういいながら書いてみる文章は,どちらかというと絵的と言うか
抽象的な表現が多くなりがちです。形容詞の羅列になってしまいます。

特に,ものを見たり聴いたりしたときに抱く感想は
なんというか非常に「ふわっ」として つかみ所がないことが多い。
水の上にインクをたらして 色がにじんで混ざり合っていくような感覚に近いと思います。

特に音や物語に対して抱く感想は まさしくそんな様子です。
おそらく いろいろな要素が織りなす全体への感想…ということなのでしょうか。

そんな非常に抽象的な思いをなんとか残しておきたいなあと思うとき
一番最初にやってみることは 思い浮かんだ色を一色,スケッチブックにポンと置いてみることです。
形や質感のイメージがともなっていれば,雑誌の切り抜きなどを張ってみることもあります。

不思議な事ですが,スケッチブックが白いうちには何も見えてこなかった形が
一ヶ所おくと なんとなく道筋がみえてくる。
この色も感じたなとか,こんな形も印象的だったなとか
連鎖的に,雰囲気が具体的になっていきます。
思い出のマッピング,という感覚です。

出来上がったものが,はたして他の人にも分かりやすい代物なのかと言うとそうではありません。
非常に個人的な思いの塊なので,作品にはなりえない荒いもの。文章なら箇条書きでしょうか…。
ここから要素を整理して,作品になっていったりするものだと思います。
ただし 自分のための記録としては非常に濃度の高いものです。
感想のエッセンスと言うか,感じて思い出に残っているものだけがそこにあるのですから…。

この感想の残し方は,ロンドンの美大で日常的につけさせられていた
「リフレクティブダイアリー」のやりかたを そのまま続けているものです。
平たく言えば絵日記なのですが,観たり聴いたりしたものをビジュアルで記録に残していくノートのことです。
当時は作品提出時にこのダイアリーも提出だったので,強制的に大量に描かされていましたが
これをつける習慣は,いつまでも変えずにいたいなと思っています。

ミシェルゴンドリーの映画、ムードインディゴを観てのスケッチを載せてみました。
映画を観た方,わたしの受けた印象とシンクロするところはありますか…?

 

 

 

 

 


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