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2011/09/24

こんにちは!

秋分の日を過ぎて,ようやく季節が変わってきた感じがしますね。

やはり気候の変化があってこそ,1年にメリハリがつくというもの。

 

メリハリと言えば

わたしの周りでも区切りになる出来事がありました。

帰国前に送ったロンドンからの引っ越し荷物

大きな段ボール箱にして3箱が 約2ヶ月の船旅を経て無事届きました。

あの暑い中 どこの炎天下の下を船で通って来たのかと思うと

ちょっと中を開けてみるのが怖かったけど

幸い 特に変化はなさそうでした。

ただ一つ焦ったのは

画材の中で唯一 船便で送ったコピックマーカーのセットが

収納ケースの蓋が開いてしまって バラバラ散乱していたこと。

その中のいくつかはキャップも開いてしまっていて 完全に乾燥。

やむなく廃棄。。

数本ですんだけど ちょっと…けっこう…悲しかった。

 

とにかく こうして引っ越し荷物が届いた事で

帰国自体もようやく完成した感じがします。

 

 

一つの大きな区切り,です。

 

 

ところで,今回の引っ越し作業の中で 特に頭を悩まされたものがあります。

それは大量のスケッチブック。

 

 

 

ファウンデーション(学部予備課程)時代とBA(学部)時代、

プロジェクトごとに一冊埋めなければならなかったこと

さらに リフレクティブダイアリーというビジュアルノートを

何か見たりきいたり調べたりしたときに 必ず記録しなければならない

という なかなかハードな決まりがあったので

(試験のときには,最終作品とともにこのスケッチブックとダイヤリーも提出する。)

5年間でとんでもない量になってしまいました。

ここに映っている分は 小さいサイズのもので

この倍以上のサイズのものが あと20冊くらいあります。

しかも一冊が分厚い。(資料を張ったりする, コラージュもする。。。)

 

紙なので重い上に ロンドンで定番のスケッチブックは みんなハードカバー。

とんでもなくかさ張って 普通の引っ越しの時でさえ悩みの種。

まして 帰国するとなると…

 

でも結局 服も何もかもかなり捨てた今回の移動の中

スケッチブックだけは ほとんど捨てませんでした

(一冊だけ どうしても嫌いなプロジェクトを捨てた。)

 

このずっしりした 乱雑な まとまりの無い記録の中に

じぶんが 5年間で感じたこと 悩んだ事

調べたもの 見たものきいたもの

使わなかったアイデア 恥ずかしい詩

 

頭の中の 思考の軌跡が, ぎっしり詰まっているから。

 

作品を作っていて 行き詰まったとき,スランプの時

いつもこの 昔のスケッチブックたちを開きます。

自分が気になったものばかりが 書きとめ描きとめられた本だから

悩んで絡まった頭の中にも すっと入ってきやすいというか

アイデアにつながりやすい。

 

困ったときに助けられるのは やっぱり過去にやってきた事…

 

過去の自分に助けられるたび, 日々の積み重ねを大事にしなければと

現在の自分も 気が引き締まります。

今日の1ページの記録が スケッチが

何年後かに 何かに つながっていくかもしれない。

 

今日も,スケッチブックを片手にあるこう。

 

重ねたページの分だけ,きっと良いものが作れると信じて。

 

*****

今週から,コラムタイトルが変わりました!

内容的には あまり変わらないとは思うのですが

『スケッチブックを片手に』も どうぞよろしくお願いいたします!

 

2011/09/13

こんにちは!

昨日 9月11日,Junk stage第三回公演に行って参りました!

ジャンクステージに参加し始めた時はロンドンにいたので,

メンバーのお二人以外

どなたにもお会いしたことが無かったのですが(汗)

今回いろいろな方に 生でお会いすることができて

とっても嬉しかったです…

 

ご来場いただいた方にお配りしていた、うちわ/プログラム。

描かせて頂いたジャン子が!!!

これを皆さんが持っていらっしゃるのを見て

何だか嬉しくなってしまいました 笑

 

公演 とても楽しかったです…

歌あり踊りありジャグリングありジャズ演奏あり

こんなたくさんのパフォーマンスが一度に見れてしまう場なんて

ほんとうに なかなか無いだろうなあと思いました。

皆さんの『これが好き!』が集まった場でした。

 

うちわのジャン子と,小道具の絵…

参加させて頂くことができて 嬉しかったです!!

 

*********

 

さて,今回のコラムは ロンドンと東京の街の色くらべ第二回。

第1回目では,タクシーやバス,ゴミ箱など

公共の物体で色比べをしました。

第二回目は,その公共物がどんな風に

「街の色彩」 という全体に働いているのかを

建物の色などにも注目しながら見てみようと思います。

 

「街の色彩」という全体

と言っても わかりにくいですね…

まず イメージで見比べてみましょう。

壁の色,建物の高さ,看板の色,看板の位置などに注目してみてください。

写真①

上がロンドン キルバーンの住宅エリア、下が東京 御徒町の住宅エリア

 

写真②

上がロンドン キルバーンのハイストリート(ショッピングエリア)、下が東京 上野の町中

建物の構造,高さ,看板の付き方など

色合いだけの違い以上の もっと根本的な,街の構造の違いがあることに気づきます。

 

ロンドンは建物,また看板の設置の高さや,外壁の色が濃い色でそろっていて

全体的に 濃く強い色の横ストライプのような色の配置になっています。

 

反対に東京の町並みでは,建物の高さがそれぞれ、おだやかなトーンですが外壁の色もバラバラです。

また,建物の構造上 立て看板がたくさんあり,派手な色が街並の上の方にも見られます。

いわば 下部から最上部まで色の飛び散った,淡く明るい色のモザイクのような色の配置です。

 

この場では 長くなってしまうのであまり触れませんが,

ロンドンでは行政区ごとに

建物の高さ,外装のリフォーム可能範囲,商店の看板の大きさ,設置場所などが

こと細かく規制されていて,

街並みを統一,保存する意識がとても強いのです。

 

色に注目して街を見よう,という試み。

でも実際には, 配色だけが全てではありません。

どんな色が,どういった配置で使われているのか

それは建物の高さ形や,看板の色 その大きさと配置など

全体の構図を大きく捉えて 考える必要もあるようです。

 

最後におまけで,東京都ロンドンの地下鉄の色比べをしてみましょう!

 

①ロンドンの地下鉄 全9線のインテリアの配色

※データは2009年のもの,調査にはパントンカラーチャートを使用

②東京の地下鉄 12路線分のインテリアの配色

③ 左/ロンドン 右/東京

地下鉄インテリアの配色をまとめ,モザイク上に配置したもの

 

大分 雰囲気の違う色を使っていることがわかります。

ここでも,暗い,深い色合いのロンドンと,

明るい 軽い色合いの東京 という特徴が見えてきます。

 

ロンドンの地下鉄は,ポールの色など,日本ではステンレスの銀色のところに

黄色や赤の原色が塗ってあったりするので それだけで大分印象が違います。

床も 黒に近い濃い色が多いです。

 

こういった,公共の場で使われる色彩の違い。

これは,そこに住む人々の「色彩嗜好」つまり 色の好みが

地理,文化,などの諸条件によって変わるのだということを示唆しています。

それに街の構造の違いが合わさって,

「街の色風景」が変わってくるんですね。

 

「色彩嗜好」、色の好みの違いに関しては いろいろな論文や研究がでていますので

それらを読んでみるとおもしろいと思います。

個人的には 佐藤邦夫さんの’風土色と嗜好色―色彩計画の条件と方法’(1986)で論じられている

’色のバイアス’についての考え方が 一番納得がいき,

自分の論文でもそれをベースに考察をしました。

 

それから 街の色彩については,ジャン−フィリップ ランクロというフランスのカラリストの方の本が

どれも写真付きでとても詳しく考察されています。

彼はご夫人といろいろな国,地域の色彩を比較していて,とてもおもしろい研究をしています。

 

他にもアジア内での色彩嗜好の違いの研究など,興味深いものがたくさんありましたが

また 次の機会にいろいろ書いていきたいと思います。

 

また長くなってしまいました ごめんなさい!

それでは,また来週。

(今回の街の色彩についてのコラムは,わたしの卒業論文からの抜粋です。

かなり無理をして二回にした関係で 大分説明の足りないところがあり,恐縮です…

ご意見 ご質問などありましたら ご連絡ください!

chihiro.s@hb.tp1.jp)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2011/07/05




(ゴミ箱…左上/ロンドン 右下/東京)

見慣れた物も 色彩も

比べてみると おもしろい。



みなさんこんにちは!

しばらくぶりの更新になってしまいました..お変わりありませんか?

 

突然ですが ひとつおしらせがあります。

じつはこの夏 日本に帰国する事になりました。

(ロンドンだよりという名前も あとすこし!

でも現地のお仕事は続けられそうなので

ロンドン情報は引き続き発信したいと思っています。)

 

それに伴い仕事のことや家のことなど 整える事が重なり…悩ましいです

詰めて送るだけなのですが どうも不得意なわたし。

思い出の品を捨てられない質で

全部もって帰れるはずが無いのに

なかなか 物が減りません。

今まで描きためたスケッチや

集めたチラシやらスクラップやら

こうした記録や素材は もちろん手放せません。

紙類 かさ張るし重いのです。

仕事柄 ついて回る悩みです。

 

ちなみに ロンドンからの帰国の際は

ほとんどの方がクロネコヤマトを使って発送するようです。

そう ロンドンにはクロネコのオフィスがあります。

ピカデリーサーカスの三越デパートの一階、レジの左奥。

航空便と 船便のオプションが選べますが

航空便は一週間くらいで届くのに対し 船便は約3ヶ月。

どこでそんなにかかるのかしらと ちょっと不思議になる数字ですね…

数十ポンドの違いなので よほど箱数が多くならない限りは

航空便を選ぶ方が多いようですが

どうなることか まだ未知です。

 

***********

 

さて 私事の話題から始まってしまいましたが

今日は ロンドンと東京の‘色彩風景’についてお話ししたいと思います。

 

じつはイラストレーターといいながら色彩学が大好きで

個人的にまとめた資料がありまして…

これも「視覚伝達としてのイラストレーション」の一部という事で

ジャンクに載せる事にしました。

発想の転換に…楽しんでいただければ幸いです。

 

英語で 町並みのことは‘Cityscape’。

これをもじって 町並みの色彩風景を ’Colourscape’ といいます。

 

街の色彩 というと 皆さん何を思い浮かべますか。

 

たとえば海外旅行に行って,

「あれ、何だか街が明るい!」

「何だか雰囲気が違う!」

「なぜだかは わからないけれど」

そんな風に思った経験はありませんか。

 

もちろんいろいろな理由が考えられますが

街の中で使われている色や 配色の種類が

その場所の印象を左右している ということが

かなりあるのです。

 

 

毎日生活している場所で,毎日目にする物だから

普段 あまり気づく事の無い その街独特の配色。

そして その配色が好まれる

文化的,地理的背景とは…?

色彩。

気をつけて見始めると

なかなかおもしろい発見があります。

 

ロンドンに5年住む中 発見したこの街の色

今回は東京の色彩と比較して

2回に分けて すこしご紹介します。

 

1回目の今日は,

町の公共物に注目してみたいと思います。

 

 

街の色を考えるにあたって

色比べをする対象を決定する必要があります。

(なにしろ 街は物で溢れています!)

二つの都市に共通して存在するもの ということで

いくつか選んでいきましょう。

(今回は,建造物以外の物体についてみていくことにします。)

まずは個別の色を比較して

全体像を眺めてみる事にします。

※比べた地域は,東京台東区とロンドン北部キルバーン。

データは2009年のもの,色の調査にはPantonカラーチャートを使っています。

 

比べたもの…

 

バス

タクシー

公共電話

看板

郵便ポスト

道路フェンス

信号機

工事現場(ポール、看板、囲い板など)

ゴミ箱

 

さあ 東京にお住まいの皆さんは

それぞれの物の色,思い出せますか?

なかなか 難しいのでは…ないでしょうか。

順番に見比べてみましょう。

 

(左/ロンドン 右/東京)

おなじみの色ですが 改めて見るとこんなに違う。

 

(上/ロンドン 下/東京)

タクシーはどこも鮮やかですね。

東京の方がポップな感じがします。

左上/ロンドン 右下/東京)

緑の電話はかなり独特です。

ロンドンは赤と青が多い。

(左/ロンドン 右/東京)

通りの看板や住所表示。

東京は区によってプレートの色が違います。

ロンドンはとにかく 白黒+赤が多い。


(左/ロンドン 右/東京)

ポストの色は共通。

日本の物は 心なしか黄色っぽい赤。

(左/ロンドン 右/東京)
信号機もフェンスも真っ黒なロンドン。
町中にいくつあるかを考えると 街の印象の違いが見えてきます。
(左/ロンドン 右/東京)
都会はいつも工事中。
目立たせたいロンドンと おとなしい東京…

みなさん どんな印象を持ちましたか?

全体として

 

ステンレス/白+やわらかい色彩(黄緑,水色,オレンジなど)の多い東京

という印象があります。

こんな感じになります。

 

ロンドン=高彩度,低明度,コントラストが強い配色(ex.黒/赤)

東京=中—低彩度,高明度,なじみの配色(ex. 灰色/水色)

ざっくりまとめてみると このように見られるのではないでしょうか。

 

普段見慣れている物も,他の文化圏と比べてみれば地域性が見えてきます。

次回は 建造物の色彩も見ながら

街全体の色合いと,その違いの背景についても

少し考えてみようと思います。

 

長くなってしまいました!

最後までお読みいただきありがとうございます。

それでは,また来週。

 

2011/05/23


5月も半ばを過ぎ,ロンドンはすっかり初夏。

この時期には「霧のロンドン」でも晴れの日が多くなります。

ちょっと ぶらぶら散歩でも そんな気分になる土曜日。

渡英以来5年間お世話になっている 友人/戦友と

お気に入りの散歩ルートをぶらぶらしてきました。

先週,二号分の表紙があったので ちょっと一息つくためにも…

 

どこも人混みを離れたおすすめの場所なので,

ロンドンにお越しの際はぜひ足を運んでみてください。

 

まずはロンドンの中心 ピカデリーサーカスの近くにある,

Nordic Bakery(ノルディックベーカリー)からスタート。

北欧の家具&食器で統一された店内で,シナモンロールやライブレッドのサンドイッチ,各種ケーキ,おいしいコーヒーなどが味わえます。

 

スケッチブックに 気ままな散歩の記録

こんな雑多なメモと落書きが あとで作品につながっていきます。


いろいろな言語が飛び交うロンドンのカフェ。

その雑音をBGMに

お気に入りの本を広げて ゆったり午後を過ごしたり

勉強をしたり

スケッチブックに落書きしたり

とてもリラックスできる空間で お気に入りです。

 

ここから,北西に移動。

ピカデリーからリージェントストリートを上って,

オックスフォードサーカスを過ぎて

Maryleborn(メリルボーン)というエリアへ。

この辺りはちょっと高級なエリアで 落ち着いたたたずまい。

オープンエアのカフェや かわいい雑貨屋さんなどがたくさんあります。

 

Meryleborn High Street (ハイストリート:メインストリート)にお店が集中しているのですが

この日は一本はずれた裏道を散策。

Maryleborn High Street (メリルボーンハイストリート)の脇道。

水色のウォルクスワーゲンがかわいい。

ロンドンの,この辺りの建物の煉瓦は 赤い

 

初めての道を通ると,いつもおもしろい発見があります。

 

ある靴屋さん。

店内のディスプレイが独特。

天井から 靴がいくつも釣ってあって

その下には 食器やナプキンのセットされた

アンティークのダイニングテーブル。

白いお皿の上には いろいろな靴がペアでおかれています。

窓際には ふしぎな ちいさい ぶたの置物。

(一番上のスケッチブック画像の 右側に描いてある絵です)

 

残念ながらこの日は閉店していましたが

つい入ってみたくなる 不思議な雰囲気。

こんなコンセプチュアルな 小さなお店がたくさんある

ロンドンの裏通り。

ハイストリートブランドで溢れたメインストリートよりも

刺激的でたのしい。

とにかく シュールな

ぶたの置物。

メリルボーンからさらに北へ行くと,

シャーロックホームズのお話で有名なBaker Street(ベイカーストリート)に出ます。

ロンドナーにすらあまり知られていませんが 駅前にはホームズの銅像もあります。

この駅からすぐ近くのところに,Regent’s Park(リージェンツパーク)という大きな公園があって

この中のバラ園が とにかくこの時期美しい。

ロンドンにいる5年間 欠かさずに訪れています。

この街の 一年の癒し。

今年も香り豊かに咲いていました。

今年の写真ではないのですが…(撮り忘れました)

Regent’s Park(リーゲンツパーク)内のローズガーデン。

この時期 満開。

いろいろな種類のバラ。

わたしはこの色が一番好きです。

もう一つ

この公園のよいところは,たくさんの野生動物がいること。

カモやペリカン ロビン(お腹の赤い スズメのような鳥)

マグパイ(黒い体に黄色いくちばしの 小さい鳥)

リス  などなど

それぞれ気ままに うろうろ うろうろ。

 

特にリスはとても人になれていて,足下までやってきます。


カモのオヤコ。

大きな声で があがあがあと号令をかけて

ひなの行列を引き連れ 去っていきました。

人懐っこいリス。

なんて顔をしているの。

 

大学に行っている頃,この公園の近くに住んでいた時期があり

当時はよく動物のスケッチをしに来ていました。

生き物や自然は常に変化して いつも新しいインスピレーションを与えてくれます。

公園に来る度

迷ったりしたときこそ 部屋に閉じこもっていてはいけないな,と

思わされます。

 

週末に小旅行にいけるほどの余裕は

金銭的にも時間的にもないけれど

お気に入りの散歩道を 親しい友人とあれこれ話しながら歩く週末は

また次の週も頑張る気にさせてくれる

すてきな過ごし方だと思います。

 

さあ 来週も張り切って描きましょう。


2011/03/22

鳥を抱く少女

大切なもの。全て抱いていたいけれど。

 

忙しいというか慌ただしいというか

ここ最近 身の回りで起こる出来事は,計画倒れか 計画にない突然の事件かの二つに一つであるような気がします。

よくも悪くも極端で,刺激的でもあり疲れもし…

安定した 落ち着いた 平和な生活をしたいなどと思いつつ,

そんな当たり前の望みが,どんなに得難いものなのか 尊いものなのかを

想い知らされるような事ばかりが 続いていく。

 

生き物も何もかも,動きだす 春。

冬の静寂から抜け出して動へと転ずるのは 喜ばしい事のように思われるけれど,そのなかで望まない変化が 同時に起こる。

変わらないものはないのだと 想い知らされるよう。

大切なものを全部 強く抱きしめて 離さぬようにしたい

それをするには あまりにたくさんのものが 大切すぎる。

 

 

 

この3週間ほどの間 ずいぶんいろいろなことが起こりました。

まず先月末に 突然引っ越し。

勤めている出版社の事務所が移動することになり,同じ建物の3階に越すことになったのです。

物件が見つかってから実際に移動するまで 僅か2週間。

以前住んでいた所が職場から遠かったこともあり 近場に越すことを考えてはいたのですが,まさか同じ物件の上階に住むことになるとは思ってもみませんでした。そもそも 生活全体が2週間でガラリと変わる事になるなんて,想像しがたい…。

 

毎日3時間以上を交通に費やしていたので,それがゼロになるというのは非常にありがたい事。

加えて,大量の画材を毎日持ち運ばなくてもよくなるのも歓迎すべき変化。

でも一方で 今まででさえ曖昧だった仕事と私生活の境が さらに曖昧になるのではないかという 大きな気がかりもありました。

(結局いつも何か描いているのですが,雑誌の仕事以外の個人的なものを描く時間を取らなくてはいけない)

実際動いてみれば,まさにすべてが大当たり。

浮いた三時間より長い時間を 一階のオフィスで過ごして

寝る為に部屋に戻ってくるような生活…休日も結局仕事…をしばらく続け,

仕事は好きだしはかどるが,これは流石にまずいぞと 時間管理についてまじめに考えはじめました。

うまく配分さえすれば,有意義に時間を使えるはずの環境なのです。

なんとかしなくては。

 

実はロンドンに来てからの約5年間で,これが7件目の引っ越し。

ロンドンの住宅はとても高くて,学生から社会人まで‘フラットシェア’という間借り形式が一般的になっています。

一つの物件,または大きなマンションの1部屋を個室ごとに貸し出して,キッチンやトイレはシェア,というやり方です。

いろいろな国の人が一つ屋根の下に住む事が多いので,よくも悪くも刺激的。

それでも一部屋 月8〜10万円ほどなので どれだけ住居費が高いことか。

こういった事情もあり,契約は半年からできる事が多いので,ロンドンに来て数年は半年ごと引っ越しをしていたのです。

ただ,今回越す前に住んでいた所は非常に環境が良くて,二年近く住んでいました。本当はもう 本帰国まで引っ越さない予定だったのですが…予想しない事は起こるものです。

実際 大学を卒業してからの生活は,予期せぬ事の連続で,何か大きな流れに飲まれているような感覚さえあります。

今は 身を任せてみるしかないかと思いはじめています。

突然始まった新しい生活。

もうすでにいろいろな問題も浮上していますが,それ以上の喜びもあるのが救いです。なんとかうまくやっていけるとよいのですが。

 

 

こちらで引っ越しの騒ぎが起こっているさなかに,母国で起きた大きな災害。

どんなに異国の生活が辛かろうと 不安定だろうと 寂しかろうと

自分の国と家族は いつもそこにあって,その事実が自分を支えてくれた事が幾度となくありました。

その安心が一挙に揺るいだ 今回のできごと。

近くにいない不安を こんなに大きく感じたのは 渡英してから初めての事でした。

インターネットでしか集まらない情報に歯がゆさを覚えながら

こちらに住んでいる日本人同士,募金活動の連絡をし合ったり,家族の安否を確かめ合ったり。

あまりにも痛ましい情報の数々に,無力感と不安ばかりが大きくなります。

ただ 時折日本やこちらのメディアで報道される,大災害での日本の人々の対応の冷静さ,前向きさに対する情報,賞賛は,遠くで応援する事しかできないわたしたちにとっての 救いになっています。

みんな 大変な思いをしながら頑張っている。心配ばかりしていられない。

日本の人たちが懸命に行動する姿を,こちらでもたくさんの人に伝えないと。

そんな思いで 自分の周りでの事ではありますが 対応や復旧の様子を細々と周囲に伝えています。

 

家族 国 自然

個人的生活の振幅に比べれば 安定しているように見えるこういった大きな観念も,変化がないわけではない。むしろ,変化が起こるときには それは個人的なものよりも もっともっと大きい。

 

変化は予期せず起こってしまう。

全てを抱きかかえて守るには わたしたちは小さすぎるから

代わり映えのない 当たり前の日常を愛して

手の届くものを守って 過していくしかないのかな。

イラストレーターとして わたしができる事,守れるもの,伝えられるものは何だろうと

考えている今日この頃。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2011/01/20

日本は大寒波に覆われて とても寒いと聞いています。

みなさん 体調を崩したりしていませんか。

 

先週末は あまりのハードスケジュールにより更新することができませんでした こんなにずれ込んでしまうとは

ともかく 一つ締め切りが明けて ほっとしています。

 

このところ ロンドンは奇妙なほど生あたたかい。

日中は10度を超えることもしばしばです。

冬のスタートが猛烈だっただけに あれれどうしたの,という感じ。

温暖化,というより,不安定になってきているな,という感覚があります。

 

季節が戻ったり 早く進んだり 洪水 地震 火山噴火

人の手では調節できない事柄が より強い力を持って 

頻繁に起こるようになっているような。  

科学も物理もできないけれど 

そんなことを不思議に思ったり 心配してみたり。

 

そういうもののうちの一つなのかどうか, Swine flu(いわゆる豚インフルエンザ)がイギリスで流行っています。

BBCの報道によると,昨年の十月以来,豚インフルを含めたインフルエンザで112人の方が亡くなっているそうです。

BBCウェブサイト http://www.bbc.co.uk/news/health-12184395

日本と違って 街でマスクをつけるという観念が無いこの国。

何度かマスクをつけて外出をしたことがあるのですが あまりに視線が痛いので,むしろ危険を感じて断念しました。

そんなわけで みなさん地下鉄でもバスでもスーパーでも くしゃみをしたり 咳をしたり やりたい放題

食べる前に手を洗わない人も多いし,果物や野菜も洗わないで食べる場合が多々(特にケバブなどのファストフード)

これは 広まるよなあ

 

日本では,電車の車内で物を食べる人 あまり見ませんが

(旅行中の駅弁はともかく。。。)

ロンドンでは かなりの頻度で食べています。

各種サンドイッチを筆頭に,パイ,ケバブ,ハンバーガー,フライドチキン,ポテト,ナッツ,など など など

最近日本食のお店が増えてきたので,お寿司の箱を広げて食べている人も。

そして ほぼ100パーセント 除菌シート/おしぼり的な物は使いません。

 

こうして車内で飲食している人々を しげしげ眺めていたら,

連続模様のようにイラストレーションにしてみたら おもしろいかもしれない

と ふと思い立って   

今までのスケッチや記憶から ラフスケッチだけおこしてみました。

こうした 日常生活に目を向けたテーマ。個人的には非常に好きです。

ちゃんとした作品にしてみたい。

eating_tube02.jpg

 ロンドンの地下鉄で 食べる人たち。

 

 

黙々とスナック菓子を口に運び続ける 乳母車の女の子。

ピクニック気分の母と息子。

周りなんて もうみえない

動くダイニング

日常化された 異常

… …

 

車内でのお化粧もそうですが,
個人的なスペースと公共のスペースの境目というものが だんだん あいまいになってきている気がします。

というよりも 精神的な個人のスペースが強固になって,物理的な距離をあまり必要としなくなってきたかのような。

これだけ人口が増えて 一人当たりのスペースが狭くなった現代都市の生活では,こういった感覚の変化は不可欠なのかもしれません。

他人の存在は,感じたくないときには,そうしてしまえる。

人混みの中で自分の世界を保つ術なのでしょうか。

ただ, それと公共マナーは別問題な気がしますが……

 

 

気象 病気 食べ物 パーソナルスペース

今回はずいぶん 思考をあちこち泳がせてしまいました。

編集無しで できるだけ生の思考回路で書いてみようと言う試みでもあったのですが,

読者さんを引きずり回す結果になっていないといいな。

 

来週までには雑誌の新刊ができる予定なので,次回ご紹介できると思います。

それでは皆さん,

手を洗って,うがいをして 風邪に気をつけてお過しくださいね。

2011/01/01

happynewyear20111.jpg

どちらにせよ,油断は大敵。

走り続けろ,2011年!

 

みなさま,明けましておめでとうございます!!

 

先週はクリスマス,今週はお正月

年末年始はごあいさつがもりだくさんですね。

 

年末年始は日本で過ごすのが一番,というのが個人的な信条だったので

できるだけ一時帰国するようにしていたのですが

去年も今年も帰れずじまい。

しょんぼり。

でも。

クリスマスからの風邪もまだ治りたてだし

(結局一週間近く寝込んでしまいました

今年の年末は一人でおとなしくしているか

と そばをすすりながら思っていた矢先。

旧友からのメール。

 

「ロンドンにいるの?花火行こう!」

 

花火というのは,ロンドンのテムズ川,ウェストミンスター周辺で毎年催される,年明けカウントダウン花火大会(?)のこと。

毎年BBC(イギリスのNHK的なもの)の中継は見ているのですが,生で見たことは無かったのでした。

いい機会だし,急だけど,行ってみるか,と いそいそ着込んで外出。

 

久しぶりの大イベント会場,人が とにかくたくさん。

4firework02.jpg 

こんなとき,日本人の平均身長の低さを恨みます。

でも お友達はすらっと背が高くて うらやましい限り。。うーん いいなあ

 

早めについたので,待つこと約一時間。

カウントダウンが始まり,

盛り上がりは最高

そして スターマイン。

 

上って花開き かすみ 消え去る 真冬の夜の華

 

卒展 卒業式 就職活動 職場 あたらしいなかま

 

いろんな想いが上って消えて, たくさんのことが思い出されて

すべての玉が弾けたあとで

 

新しい一年また走っていこう,

 

そのおもいが ほんのり立ちこめた煙の中に浮かびました。

4firework01.jpg 

 

来年の今頃は,またどこにいるかわからないけれど

どんな場所でも しっかり絵筆を握りしめて

感じ,つくり続けていたい。

そんなことを考えた,年越しの数時間でした。

 

あたらしい年が,すべてのひとにとって 

喜びのつまったものになりますように。

今年もどうぞよろしくお願い致します!

 

 

2010/12/25

19dec01.jpg

 窓辺に小さな雪だるまをつくってみました

 

皆さんこんにちは,そしてメリークリスマス!

 

24日からクリスマスホリデーになり 

ちょっと一息つけるな と喜んでいたのも つかの間。

早速39度の熱を出して寝込むという 悲惨なイブを過ごしてしまいました。

幸い 今日25日の朝は だいぶん気分が良くなりました。

このまま治ってくれるとよいです

 

ロンドンのクリスマスは非常に静かで,25日には地下鉄もバスも走りません。

タクシーだけはありますが,特別料金。本数もすくないので前もって予約をしないといけません。

家族で過す日,という事なのですが,わたしのような一人暮らしが友人の家にいこうなんていうと,一時間かけて徒歩で,ということになります。

今でこそ そんなクリスマスにも慣れましたが,初めてロンドンで迎えたクリスマスは非常に悲惨でした。

交通事情がこんなに悪いなんて知らなかったものだから 

仕方なく地図を片手に地元を3時間くらい  孤独に散策して暇をつぶしたりしていました

 

日本の 華やかな, イベントとしてのクリスマスとは 

全く正反対なイギリスのクリスマスの現実です。。

 

           〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜***〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

さて 今週は,『イラストレーションについて考える』の後編をお届けしたいと思います。

前回,イラストレーションは挿画だけのことではなく,

もっと広い意味で 物事を伝える媒体と言えるんじゃないかな,という わたしの考えをお話ししました。

もう ひとつ例を見ながら,掘り下げてみたいと思います。

 

curiousity.jpg  fine1.jpg gallop.jpg

これは,油絵? 抽象画?

実は 写真なんです。

 

わたしたしはいつも,何かあたらしくて 特別な物を求めがち。

「普通のものは つまらない」

だから

「こんなもの 見た事無い」

そういう事柄に遭遇した時の感動というのは,確かに大きなものです。

 

でも その反面,

いつも自分の周りにある事柄には ずいぶん鈍感になっているような気がします。

 

つまらない 普通の ありきたりな日常を

少し視点を変えて見る事ができたなら

毎日がもっと 楽しく刺激的になる気がしますよね。

それは難しい事ではないはず。

ただ,視点を切り替えるスイッチを見つけ出す その作業が必要なだけ。

 

このシリーズは,そのスイッチをつくりたいという思いからできた作品です。

 

アート系の大学の構内では 毎日 あちこちで目にする絵の具の染みや汚れ。

うんざりするほど 当たり前な光景です。

でもその一部分を切り取って,写真に収めてみると

何とも言えない,抽象画のような画面が現れました。

 

本当に無作為についたマークだから 抽象画よりも抽象的

たくさんのアーティストの歴史が積み重なってできた 副産物的な模様。

明日にはまた違う染みが付くかもしれない,今日この瞬間だけこの状態にある,瞬間的な色の構図。

意図されたテーマの無い画面,見るひとが自由に想像できる,絵。

 

沢山の要素が集まった,不思議な画面。

そこには きれいに描かれた絵画とは違った「美しさ」があるのではないかと思います。

 

そして 何よりもおもしろいのは,

ちょっとした,どこにでもある汚れや染みを見る目が変わること。

 

もちろんこの作品は,一般的な「イラストレーション」とはずいぶん趣が違うけれど

日常の中にも 少し視点を変えるだけで おもしろいものが沢山見つけられる,というアイデアを,見るひとに伝えるという意味で, 

やっぱり「思いを伝える媒体」としての「イラストレーション」なのだと思うのです。

 

逆に,伝える内容を持たない絵は,たとえ絵であろうとイラストレーションではない,ということ。

 

平面に描かれた絵であろうと,立体であろうと 写真であろうと 動画であろうと

それが 何かの真実に光を当てる,イラストレートするものならば

それをイラストレーションと呼べるのだと思います。

 

もちろんこれは わたしがイラストレーターとしての自分の作品を説明するための

非常に個人的なコンセプトなので,

こんなふうにも イラストレーションについて考えられるんだ,程度に思っていただければと思います!

 

本当に,こんがらがった文章で恐縮ですが

「イラスト」のイメージが 皆さんの中で少しでも変わったなら うれしいです。

 

来週からは もっとライトなお話をします!

それでは,また。

2010/12/18

Footsteps animation

Footsteps(Chihiro Sasaki 2010)」足音のアニメーション。

これって イラストレーション?

わたしの定義では「イエス」です

こんにちは。皆さんお変わりありませんか。

真夜中のロンドン,マイナス3度。

午後に降った雪が 薄らと地面を覆い

その上を 冷たい夜風が吹き抜ける。

絵に描いたような 真冬の夜の情景です。

悲しいかな,この街の公共交通は 非常に悪天候に弱く

先週10センチくらい雪がつもった時には 地上路線の電車が殆ど動きませんでした。

東京でいえば東京駅や上野駅のような,長距離路線の電車が走るVictoria からも,一本も電車が出ないという事態。

もちろん,道路だって(車はチェーンなんて使わない)大渋滞。

これが21世紀の,イギリスの首都の現状でいいのか,と

散々 避難と嘆きの声が上がっていました。

今週末もだいぶん降ると言われていますが

先週の反省を活かして 少しはまともに 都市機能を維持して欲しいものです。

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『イラストレーションについて考える 前編』

さて 今日は,“イラストレーション”の定義について ちょっとわたしの考えを書いてみようと思います。前後編の二回に分けてお届けする予定です。

全く個人的な意見なので,ひとつの考え方として捉えていただければ幸いですが

イラストレーション?挿絵でしょ,から,ちょっと広がっていただければ,という思いを込めて お話しさせていただきます。

イラストレーションというと,あなたは何を思い浮かべますか?

本や雑誌の挿絵,新聞の風刺画,キャラクターグッズの絵,広告の絵,取扱説明書の図

何となく,平面で 軽いタッチで描かれた絵(ドローイング)を想像する方が多いのでは無いでしょうか。

特に 日本語の“イラスト”という言葉は,まんがやアニメーションなどからの一枚絵,といった意味合いで使われる事が多いように思います。

そして,油絵
や彫刻などと比べると,『芸術』として というより,もっと商業的で大衆的な絵,そんな印象

どうでしょう。

03russiandole1.jpg

例えばこんな感じのものは,きっとイラストレーションだ

確かにイラストレーションというものは,大衆的で商業的な視覚表現を主に指します。

でもわたしは,イラストレーションという括りの中に 例えば出版物の挿絵以外にも,もっとコンセプチュアルな作品や,三次元,四次元の表現が含まれてもよいと考えています。

つまり 立体作品や映像作品,パフォーマンスなど です。

ただし,「見るひとに必ず伝わるもの」という前提の上で。

Illustrationという単語ついて考えてみると,ちょっと伝わりやすいかもしれません。

英語のIllustrate‘イラストレート’という動詞は,「イラストレーションを描く」の他に,「わかり易く,例を挙げて具合的に説明する」,という意味を表します。

Illuminate(イルミネート)「光を当てる,明るく照らし出す」と同じ語源だそうです(Oxford dictionary)

「ある事柄に光を当て,それを分かり易く伝えること。」

その手段が,本来の“イラストレーション”の意味です。

そう考えると,単に挿絵だけを指す言葉ではないようですね。

わたしの “イラストレーション”の定義。

①伝えたい内容

②伝える人(自分)

③伝える相手

これらを繋ぐもの,その媒体がイラストレーション

この役割を果たす限り,あらゆる表現手段がイラストレーションに成りうると考えます。

例えば,本稿トップのアニメーション。

日常の中の音,普段は物体とともに自然に存在する音を,その元々の場所から切り離し,

純粋にその「音」の特徴から,動きや形をイメージして動画をつくる,というテーマで創った作品です。

普段と違う方法で五感を使う(視覚+聴覚から,聴覚のみにする)事で,新しい世界が見えてくる。日常の中の,同じ現象が,感じ方を変える事で 非日常になる。

その変化を促す きっかけになる作品。

それは広い意味でのイラストレーションなのだと考えます。

さて,ごめんなさい,だいぶん 複雑な話になってしまったかもしれません。。。

長くなってしまいますし,もう一つ二つ例を挙げた方がわかり易いと思うので

次回,イラストレーションについて考える,の 後編をお届けしたいと思います。

今回は,こんな見方もありなのか,と なんとなく思っていただければ それだけで嬉しく思います。

それでは また来週お会いしましょう。

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