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2015/06/04

最近急に暑くなってきたこともあり、衣替えをされたかたも多いかと思います。
昨日銀行に行ったら行員さんの制服が夏仕様になっていたり、街にはクールビスが定着しているのか半袖ワイシャツの男性も増えてきました。

が、わたしは長らく夏が嫌いでした。
暑いし、薄着になってコンプレックスの一つである体型を隠す衣類が少なく、薄くなってくるからです。

スナックは比較的ドレスコードが緩く、女の子はスカートだったらいいとか、おおらかなところだとジーンズでもいい、というお店もありますが、いわゆる水商売は基本的に薄着が制服のようなものです。
ロングドレスでも胸元は程度の差こそあれ開いていますし、多くの場合袖はない。ということで布の面積自体が少ないので、隠したいところも隠しようがない。

わたしは背が低い・くびれのすくない幼児体型で、キャバ勤めでドレスを着ることが最初は本当に嫌で嫌で仕方ありませんでした。背が低いから高いヒールの靴を履かないとドレスのバランスが崩れてますます小さく見えるし、似合わない……本当に嫌でした。

でも、着ている間にお客様からいろいろアドバイスも受けまして、自分のコンプレックスである体型でも似合うドレスの形がだんだん分かるようになってきました。

たとえばわたしはバストが小さいので、胸元にボリュームのある飾りがあるほうがバランスよく見えるとか、逆に下半身はストンとしたカッコいい感じのデザインを選んで潔く脚を出すとか。
いまだに体型に関しては全身整形を受けたいと思うほど悩んでしまうときもあり、ダイエットなどもしなければならないという強迫観念に駆られたりもするのですが、痩せるにしても限度があります。あまりにガリガリだと女性らしさも消えますし。

というわけで、わたしは服装のほうをなんとかすることで自分の嫌いな自分の身体の部位をカモフラージュする方向に走りました。そしてお客様にも、それはフリーのお客様から指名を頂く回数が増えたことでちゃんと効果が出たんだなと思うようになりました。

でも、よく考えるとナンバーの先輩方もみんな凄くスタイルがいいわけじゃなかった。
だけど、自分のコンプレックス(だろう部分)をちゃんと魅力的に見せる能力にたけていた。

当時は自慢としか思えなかった「胸が大きくて服が似合わない」発言をしていた方がバストを強調する、でもシンプルな形のドレスを選んでいたり、「お尻が大きくて嫌」と言っていた方が丸みのあるやさしいラインのドレスだけどしっかりくびれを強調するドレスを選んだり。
そういう方々はコンプレックスだから隠す、の一歩先、つまりコンプレックスを魅力に変えるための服選びをしていました。
それは、嫌だってただ言っているわたしより数段かっこよく、センスのある行為に思えます。
実際、そういう考え方は自分に自信をくれるものですし、先輩方は凄く魅力的でした。
だからこそ僻みもあって、「先輩は胸も大きいし」「くびれてるし」とか思っていたわけですが、ひがんでいても自分の体型は一向に変わりません。
だったら、そんな意味のないことをしている間に努力したほうがよっぽど賢いとようやく分かってきたんです。

ひるがえって、今年の夏。
わたしもコンプレックスをまず知って、それを魅力に変える方法をなんとか探したいと思います。自信を持って水着を着られるように、まずはそこから(と言い聞かせてます)!

 

2015/06/04 06:14 | わたしの話, 女の子の話 | No Comments

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